未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2012年10月05日)

かたる:何故、今頃、領土問題などが問題化されるのでしょう。
政府が買った価格は20億円、たった20億円でマツダの販売が大きく落ち込み、トヨタも販売不振で中国生産を半分にするとか…当然ですね。日本車に乗っているだけで殺されるような目に遭うのですから…常識的な考えで、中国人の行動はおかしいと文句を言っても始まりませんね。漁夫の利を得る現代自工か…。米国は、尖閣は日米同盟の範囲内だと明言したと言いますが…度々、領海侵犯をしているのですから、問題にされている海域で日米共同の軍事演習をすれば良いと過激な意見に流されます。ただ米国はこの状態は歓迎でしょうね。自国経済の影響は少なく中国の力を削げますからね。米国の画策に嵌っている日本政府のイメージですね。領土問題は元と円の直接取引の拡大を防ぐように元の国際化の力を弱め、やはり米国の策略じゃないのかな? 日米同盟など本当に実行されるのかどうか…あてになりませんね。仮に戦争に発展しても米国の利益になります。

韓国は政府予算で竹島の海外PRを大々的にはじめ、メディアへの広報活動を活発化させています。竹島へ、自衛隊のヘリコプターが領海侵犯を犯したと、韓国では騒いでいます。中国は韓国と共同戦線を張っているというし…。まぁ、僕も日本人だから強硬論に傾きますが…棚上げして30年後に再び話し合うとか…模索の道はいくらでもありそうに考えます。人間の感情は基本的に時間が解決します。故に時間を置くことですね。

90年代後半から2003年まで…公的資金投入で日本の銀行株が騒いだ時期がありましたが、スペインを始め、おそらく他の欧州金融株も同様の状態でしょう。考えてみれば分かります。イタリアだって国債は売られたわけですし、欧州のどの銀行もイタリアやスペインの国債を持っていますからね。この含み損だけでもかなりの金額でしょうし…当然、不良債権は膨らんでいる筈ですから、金融機能はドンドン劣化しています。しかし不思議ですね。何故、金融危機発祥の本家である米国は立ち直りつつあるのでしょう。GSEの処理を前倒しすると発表していますし、JPモルガンのケースを見れば問題化した処理を加速させているようにも見えますね。株価も金融危機発祥時に近い水準ですからね。問題の処理能力が違うと言うか…市場原理を守る国と言うか…。アイデンティティーの違いでしょう。問題は地価でしょうね。日本は21年連続の下げですよ。日銀は充分に緩和していると言いますが…土地の価格が21年も下落を続けるのは、どう考えても失政ですね。土地本位制で成長の原動力を得ていた日本国なのに…です。金融機能を無視した経済を模索しているようですが…どうも味のない相場はこの政策が影響しています。長期低迷社会を模索しているように感じますね。頼みの綱は世界的なインフレか…。

アップルの株価などを見れば分かりますが…米国は明らかに正常な動きですね。既にバブルの領域でしょうが…見方は二分されます。それにしてもサムソンのキャッチアップ能力はすごいですね。嘗ての日本企業ですね。昔の日本はサムソンのような立場でしたが…今じゃ、まるで話になりませんね。やはり21年も地価下落のように、長すぎる時間で縛る処理が正しかったのかどうか…。これじゃ蛇の生殺しですね。前原氏が竹中さんに続き9年半ぶりに日銀の金融政策決定会議に参加することで、昨日は買戻しが進んだようですね。昨日の値上がりは、この事に起因する買戻しが主軸のようですね。しかし日銀は動きませんね。所詮は責任をとれる人間が上に居ないから大胆な批判を恐れるような対処療法になる訳です。ただ例えば三菱UFJですが、この安値が359円だから、ここが一つのポイントになりますね。もし打診の買いを入れるとしたら、この近辺が一つの狙い目です。まぁ、どっちにしても350円台は岩盤圏でしょうが…。

ロムニー氏がテレビ討論で勝利したと伝わっていますが…劣勢は否めませんがひょっとすれば…とも考えています。僕はある先入観を持っていますね。オバマが大統領の選出されたのは難しい時期だからですね。金融危機の影響は続くのです。しかし仮に白人のロムニーが大統領に選ばれるなら、金融機能はもう直ぐ回復するのだろうと…見ているのです。歴史を見れば戦略的に情報を操るのはやはり白人の種族なのでしょう。何の根拠もありませんが漠然とそう考えています。

大勢を動かすには風が必要なんじゃないかな?
日本と言う国が大きく動く為には自民党政権の復活では駄目なのでしょう。維新の会がいったん断ったみんなの党に近寄り、再び、第三勢力を結成させ政権を担うような風が起こるとか…。民主党もいろんな経験を積み賢くなっている筈です。今のところは頂けませんね。野田政権は外交で汚点を残しています。米国のロボット化しているように見えますよ。折角のチャンスを悪手に変えていますね。

まぁ、なかなか躍動感は感じられませんが…QE3を受け期待が失望に変わり始めたのでしょうが、そんな事はありませんね。このQE3は確実に効くはずですね。だから米国の自動車販売も伸びるし、地価も回復するのでしょう。こう考えるとホンダは昨日大幅高しましたが、ターニングポイントの可能性もありますね。まぁ、年末にかけホンダを買って来年の春に売るとかとの「賭け」もある意味で成立しそうな発想ですね。直近の安値は2353円でしたね。量的金融緩和を採用した中央銀行の意図には敬意を表するべきでしょう。

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投稿者 kataru : 2012年10月05日 14:25