未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2013年03月14日)

かたる:メディアの身勝手さには、些かうんざりしています。節度のない面も多く感じられます。最近は暇な時間がありますから、映画を見たりドラマを見たりする時間が増えました。現役引退後、最初の1年は本ばかり読んでいましたね。1年で200冊程度だったかな? なかなか「優れモノ」の部類にあたるケースが少なく駄作が多くウンザリします。メディアの前評判が高かった村上春樹さんの「1Q84」などは普通の部類ですね。あんなに売れるなんて…やはりメディアの力は絶大です。

僕より10歳上の白川道(とおる)さんは、やはり魅力がありますね。最近は新作を書いているのでしょうか? まぁ、中瀬さんと仲良くやっているのでしょう。彼の人間性は付き合いがないので分かりませんが、あの本の内容から言って、外見評価以上に、きっと魅力がありますね。僕は「天国への階段」から入ったのかな? どの作品も素晴らしい出来ですよ。少なくとも村上春樹より、男としての価値観が滲み出ていて…僕は好きですね。もっとメディアに取り上げられても良いと思いますが…きっと彼の性格に癖があるのでしょうね。「病葉流れて」は自叙伝なのでしょう。

作家も大変ですね。1万冊で100万程度でしょうから、10万で1000万円ですね。しかし日本のこの制度はおかしいですね。やはり3年経てば本の価格を半額に、5年なら2割程度にすべきでしょう。レコードいやCDも同じ理屈ですね。DVDなど含め時間的な価値観の概念がありませんね。自分達の著作権と言う権利ばかり主張するのはどうも頂けません。電子ブック時代になり、著作権の権利の考え方も変えるべきでしょう。

機関投資家の決算対策がピークを迎え、DENAのようにソニーの売却も終わります。JTに1兆円の資金が吸収されるので、当然、相場の勢いが鈍るのでしょう。やはり異常な売り出し価格ですね。僕の価値観ではPER10倍以上は絶対に容認できませんね。売り出しが決定した昨年11月からの売買を詳細に調べるべきでしょう。まぁ、財務省がこの態度だから日本はいつまでも偽物国家なのです。国家批判ばかりやっていると、自分はどうだ?と非難されますからね。カタルだって結果論ですが、ずいぶん間違いを犯しています。

007も日々発表銘柄に加わったのかな? カタルは、これから夢を語ろうと考えていましたが、ある程度は自重しなくてなりませんね。ただ単純に考えて2010年の春より今回の方が、外部環境はずっと上ですね。あの時は、QBは開発途上で…SQLなどの連携も上手く行ってなかったと記憶しています。WiFiの技術評価も下り坂でしたね。しかしユビキタス時代を迎え、おそらくテレビチャンネルのようなリモコンもスマートフォンに代用され、WiFi技術の再評価を受けると思います。社名のユビキタス時代の到来なので、ここに的を絞っている同社はやはり魅力的ですね。しかも今回はこれらの技術評価が、組み込みソフトとの成長産業の認知を受けています。組み込みソフトの価値観の意味を、未だに多くの人は理解してないようです。エルピーダが作る汎用品のDRAM価格と、インテルが作るCPUの価格差を比べてください。三菱電機のパワー半導体の価格はどうですか? 組み込みソフトの意味が理解できるでしょう。

そこに世界の村田が参加しますね。カタルの夢の一環が、皆さんに見えるかな? QBの本質を知ればカーナビだけでなく、全ての家電に応用できると理解されるでしょう。しかも実用化の段階です。2010年はハッキリ言って妄想の段階で、株価は40万円までの市場評価を受けました。今回は未だに実体は見えませんが、既に製品になり販売の道筋がみえ、村田の販路活用もぼんやり見えています。J・TECが相場になったのは、富士フイルムのバックと富山化学の販路があるからでしょう。007は富山化学ではなく武田の販路を獲得したようなものです。富山化学の販路とはスケールが大きく違いますね。ただまだ、この夢の実現性(業績への寄与度)が見えないから仕手化するのです。

仮にカタルの夢のような経路を辿るなら、株価100万なんて…単なる通過点の筈です。村田の売り上げは、汎用品の6000億円規模です。付加価値が増し1兆円を大きく超え3兆、5兆と評価されるかもしれません。だからこのような弱小企業に、村田が資本を出したのかも知れませんね。通常はあり得ないのです。製品の取引さえも弱小企業が大企業と取引など出来ません。取引先を見て下さい。パナソニック、パイオニア、オリンパスなど…一流ばかりですね。村田が組み入れソフトを組み込み、汎用品から脱却するときに、ユビキタスに支払われるロイヤルティーは、一体いくらになるのでしょう。現状は、たった10億円規模の小さな町工場レベルが…、ソニーのような大企業の組立ソフト会社として変貌するかもしれませんね。今はソフト開発要員が25名の町工場の会社ですが、やがてソフト開発者が1000人規模に会社に育つかもしれません。

何しろ、赤字企業ですから…ね。ただ傷も見えます。僕には理解できない点は、内部抗争が見えるような気もします。人間と言うのは共同経営では、なかなか上手く行きません。ソニーは例外に近い存在ですね。その為に初期の出資者は降りているようですね。J・TECも007同様に赤字企業ですが、既に株価40万円に育ちました。もっと詳細に調べれば良かったですね。そこで季節感の話になるのですね。僕の仮説では武田を買って連中は、おそらく欧州筋なのでしょう。彼ら自身の景況感が、そうなのでしょうね。僕は米系のイメージで居るのに…。グローバル時代は、やはり難しいですね。

バチカンではアルゼンチンのホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿を新法王に選出され「フランチェスコ1世」となるとか…76歳だそうですね。法王は初のアメリカ大陸出身だそうです。長い歴史の中での米国の地位は未だに低いのですね。もう少し若返りを図っても良いように思いますが…、キリストの弟子であるペトロが築いたとされるローマ教皇の歴史は長く、権力の伝承が難しい世の中で、伝統が守られよく続いているものですね。やはり宗教と言うのは特別な存在なのでしょう。生活が苦しいと、どうしても神頼みになりますし病気になると…やはり同じ構造です。カトリックの歴史は古いのですが、文化水準が上がってくると、信仰心はやはり薄れて行きます。アラブ社会の混乱も生活水準の問題なのでしょう。文句を言いながらも、日本はまだ食えるのだから、社会構造に対し文句は言えないかもしれませんね。三菱UFJとJTを比べれば、大きな価値観の違いを感じますが、JT売り出しも容認しなくてはならないのでしょう。

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ケネデックスはようやく2009年10月の公募33350円をクリアしたようです。当然と言えば当然です。1兆円を超える受託資産を運用できる物件を集めるのは至難の業ですよ。実はこの株にも欠点はあるのですが…東京都の基準規制ですね。おそらく1兆円の中身は悪いものが、かなりあるのでしょう。故に耐震規制が変わると費用が膨らみます。リートの欠点は、この辺りしか見えませんね。仮に黒田さんは資産インフレを容認するような政策なら株価の上昇は、これからが本番です。確かに株価は安値から5倍近くに育ちました。僕の読者の中にも注目されていた方が居られたようですが、どうしたでしょうね。上がる株を買ったことがある人は大勢います。しかしその株をものに、できた人はなかなか居ませんね。今日もある読者からのメールを返信しましたが、儲ける事は精神力の勝負の話しなのです。自分自身の心との戦いに勝てるかどうかなのですね。

僕の知人の証券マンのお客さんの話を、何時だったかしましたね。Sさんの話を…。マイクロソフトのビルゲイツが会社を上場させた当初、日本に遊びに来ていた時の話です。何気なく彼が言った「僕の会社の株を買っておけば…」の助言に従い、マンションを買うための頭金500万円を、バブルの最中に、不動産の余りの高騰で、ローンの支払いを考え購入を止めて、その頭金でマイクロソフトを彼女は買ったのですね。10年以上投資していたそうですが…証券マンもアメリカ株の知識がなく、お客さんも同様で忘れていたのです。そうして不動産が下がってきたので…90年代の終わりか、2000年代の初めだったと思いますが…下がったマンションを買うために、その株を売りに出したら、あらビックリなんて…もんじゃありませんね。青山に高級マンションを買い、高級車を買い、女性ですからオートクチュールの服を作っても、おつりが来て老後は悠々自適だったそうです。実話ですよ。ビルゲイツも売り出し直後は学生のようなもので…丁度、僕が東京に上京した頃の話です。僕は日本株のアスキーを選択し失敗でした。あの時にマイクロソフトを買っていれば…。株なんか知らなくても儲かった実話です。ケネデックスの価値は年初に信用創造の話をした実例ですよ。007は、これから一体、どんな形に育つのでしょう。

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投稿者 kataru : 2013年03月14日 10:47