今日の市況(2013年03月28日)
かたる:昨日のマリーザ・モンチは如何でしたか? 僕と同じ感覚を共有できた人は居たのでしょうか? あのブログの「孤独のダンス」なんか素敵ですね。あのおじさんとのデュエットが絶妙のバランスで…思わず涙しそうな感情を覚えます。ラジオから流れる音楽に惹かれ興味を持ってインターネットで検索して行くと、意外な発見があり輪が広がります。株の世界は奥が深いですからね。ケース・バイ・ケースで判断を迫られ、様々な選択をしなくてはなりません。その選択をする為に、経験がものをいう場合もあります。しかし一番大切なことは、誘惑に勝てるかどうか…自分自身との戦いなのですね。まぁ、どの業界も同じでしょうしスポーツの世界でも同じです。要するに精神力が、如何に大切か…経験を積むとそう考えるわけです。
良い銘柄に出会えるかどうか?
これはある意味で「運」ですね。人生には様々なチャンスが巡ってきます。しかしそれをものにできるかどうか…実は昨年、10月には株が上がることが、大体、分かっていましたが、お金が用意できなかった。これも運命です。必要な時にお金が無いとは…折角、僅かなお金を用意したのに…タイミングを間違えて、グリーと007が一緒に下がったために、007の持ち株の半分を利食いする羽目になり、売りたくもない株を売ったのが6万円台でしたね。あの水準でも利食いだったのですが…。今から考えればトホホ…です。何度も言いますが、上がる株など…もう決まっているのですね。問題はタイミングで、その経過なのですね。
昨年、今回の相場のスタート地点で、ある読者からメールが届きました。まだ早い段階でしたね。僕がマネタリーベースの話を展開している頃の出来事です。読者からメールを調べてみたら、昨年の11月22日でした。
「毎日貴殿のコラム楽しく拝見しております。ビスタの会員でもあります。たしかにこのコラムのおかげで、損害も多額になりました。しかし、なんとなく一発逆転できそうな予感がしてきました。現在、8508Jトラスト、4321ケネディクスこの二点を思案中です。還暦前の大きなギャンブルです。…」…と相談を持ちかけられました。
その時の僕の回答は…
「メールありがとうございます。両社ともかなり上がっていますからね。それにケネデックスは内容も悪いですね。でもどちらかと言えば、ケネデックスに軍配が上がるかな?でも10倍にならなくても…2倍になれば十分ですね。それなら冒険をせずに、本文の通り、三菱UFJやみずほ、もっとリスクを取るなら野村証券でも充分でしょう。
何れも21015年までには今の水準の2倍を大きく超えていると思います。まぁ、如いて博打なら、何度か取り上げているJ・TEC7774、ユビキタス3858などが上がると思いますが…最近のホットな検証では、まだ細部まで見ていませんが、SUMCO、日軽金、NTN、太陽誘電なども可能性はあります。グリーやDENAも充分休んでおり候補の銘柄ですね。
確かにケネデックスは、明らかに誰かが買っており博打としては面白いと考えます。問題は不動産まで立ち上がるのは、かなり時間が掛かります。加えて設定が2003年前後でしょうから、その後、地価は毎年下がっていますからね。おそらく手数料などを含めれば、いくら都心でも2割から3割程度は…という事は、実際に証券株が上がった後に、株価が出て来るパターンでしょうね。ただ震災規制が掛かるとアウトですよ。地震に対応するために耐震規制が…。でも面白いかもしれませんね。少し調べてみようかな?
御健闘を祈ります。」
この読者の人は、どうされたのでしょうか? その後、ケネデックスは上がりましたが、押しを入れて下げましたからね。カタルはこのメールが頭の中にあったのか…3月の初めに相場観を修正しており、その時の参考銘柄として3月2日の株式教室で「ケネデックス」を掲げていますね。読者の相談にあったJトラストは、僕が何度も取り上げた銘柄です。最初に買ったのは300円台(株式分割前の株価)だったように記憶しています。昨年のメールを頂いた時の株価は1134円です。そうして昨日は2784円で2.45倍になっています。一方、ケネデックスはメールの相談当時の株価は14330円でしたね。昨日はストップ高しており47850円でした。此方は2.99倍です。両者とも見事に上がっています。
この時期の株価はまだ安く、三菱UFJは376円、みずほは130円、野村は342円でしたね。因みに博打として掲げているJ・TECは75000円、ユビキタスは52000円でした。まぁ、倍率を計算するのは止めますが…あの時期の選択としては、なかなかの…ものですね。その後、この方はどうされたのでしょう。
ケネデックスを、まだお持ちなのでしょうか? それともJトラストを選択されたのでしょうかね? 要するに銘柄など何でもいいのですね。問題はそのチャンスをものにできるかどうか…これが力量なのです。これはその人の運ですから、アドバイスにより変わるものではないでしょう。何が言いたいか分かるでしょうか? せっかくのチャンスを生かせる人も居れば、無駄にする人も居るのです。さておそらく押し目は終了したと思われる007の今日は安いですね。今の感覚はケネデックスの2万円台の感覚です。丁度、3月2日に株式教室を掲げた時のイメージに似ていますね。まぁ、心配な人は戻り高値の188500円を抜いてから参加しても良いのでしょうが…。もう上がることは決まっていると考えていますが…どうなるかな?
ここ2日間のDENAの下げは、あの上げが決算対策のフォローだったのでしょうか? 僕は時間的な感覚から、遅くとも夏には海外売り上げの動向が鮮明になると思っていますが…それならソロソロの筈ですね。チャートのイメージも、その形を示しています。全体相場が休んでも上がるようなイメージですね。多くの銘柄は、昨年の秋から株価は2倍以上に上がっていますから、このギャップは大きく株価上昇エネルギーが、かなり溜まっていると推測しています。だから両社ともチキンレースを演じると考えています。僕は上昇効果では、流石に株価が安いグリーに軍配が上がると思っていますが…どっちでも構いません。
ガンホーが、何故、あれほど上がったのでしょうね。本家はこの2社の筈ですが…。あるいはサイバーエージェントと言う選択肢もあるのでしょう。僕にはガンホーより遙かに上に見えますが…ゲームに疎いせいでしょうか? 僕が上だと考える理由の一つが、サードパティーの存在です。これは業績以上に大きいのですね。この厚みを市場が評価しない道理がないはずです。グリーのチャートはなかなかですね。走り出すタイミングは、秒読み段階だと思いますがね。こればかりは、神のみぞ知るか…。
投稿者 kataru : 2013年03月28日 10:23