今日の市況(2013年04月10日)
かたる:いやはや…失敗しました。東京では桜も散り、例年より気温が高い為に、花粉症は早めに終了かな?…と考えており、実験の為に、昨日はマスクもせずに外出したら…トホホ。やはりティッシュ箱と友達になりました。まぁ、一晩で一箱と言うひどい事例は、最近はなくなりましたが…それでも症状は酷く、ステロイド系のセレスタミンを連発で与える始末です。もう少しですね。花粉症の人はお互いに頑張りましょうね。ハ、ハ、ハックション~。
クロトン効果はこんなものではありませんよ。
そりゃ、乖離が開き多少の利食いで押される場面はあるでしょう。しかし量的緩和の意味をよく考えれば良いのです。GDPが500兆円の国で100兆以上もお金を増やすのですからね。貨幣乗数効果を考えれば株式相場が連日ストップ高しない方が、おかしいですね。その原因は頭のいい高学歴の機関投資家様のファンドマネージャーが株を売るからです。利食いはしやすいのですが、高値に躍り出た金融株を買いにくいですからね。例えば野村証券の四季報予想をみると…下のような数字です。
しかし野村証券の過去最高利益は2006年に付けた3043億28百万円ですね。つまり発行済み株式総数が増資で増えておりますが、一株利益は79.6円になり今の株価は未だに600円台ですから、まだPER10倍にもなっていません。つまり株価はさらに騰がるでしょう。三菱UFJは未だに純資産価格にもなっていないのです。馬鹿な機関投資家様ですね。宝物の株を売るなんて…日本国債をバンバン日銀相手に売るのが筋でしょう。この売った資金は、一体、何処に向かうのでしょう。当然、遅れている外債に向かうと考えるのが自然ですね。つまり一般的には100円と考えられている為替の目処は間違っているのでしょうね。それに目先的にJカーブ効果と言う現象が起こるとされています。イワシ民族の日本人は協調行動が大好きですからね。我も、我も…。パニックにならなければ良いのですが…。
皆さんには少し難しいかな?
最近は皆さんも株で儲かってきたためか…これから○○を買っても良いでしょうか?などと幼稚な質問を受けます。基本的に自分で判断ができない人は、株の取引を止めて投資信託でも買えばいいのでしょう。残念ながら、今の証券界には、僕のような株好きはそうお目に掛かれません。長い不況でみんな現場を去りました。呆れる政策指導の連発で、みんな疲弊したのですね。石の上には3年ぐらいなら、我慢も出来ますが…10年、20年となると人生が終わりますよ。アホらしい馬鹿な指導者が上に行く仕組みを変えないとなりませんね。学歴社会の弊害は、ある意味でメディアの責任であり、国民の責任です。今でも国に頼る主張を、正論に論じるメディアは多く…それは震災の被害者の方は可哀そうですよ。しかしナチの仕打ちに比べれば、ずっと恵まれています。ジョージ・ソロスはユダヤの迫害から逃れ、自ら道を切り拓いたのです。何でもかんでも、国の責任では役人が増えるばかりですね。早く自立して下さいね。
その為にカタルは、株の考え方の基本を、分かりやすく書いているつもりです。多少、難しい言葉もありますが、インターネットは便利で、コピー&ペーストすれば、たちどころに解説文が出てきます。毎日、僕の書いているレポートを、3年程度読み続ければ、きっとその辺の証券マンより、経済通になるでしょう。僕は様々な実験を、今でも繰り返しています。要するに最後の壁は、非常に厚いのです。だいたい上がる銘柄は決まっており、景気循環と上がる銘柄は、一致しています。それは当たり前ですね。企業業績に連動して株価が動く訳ですからね。だから企業業績が大きく膨らむ銘柄を探せばいいのです。簡単な理屈ですね。時代の流れを考え、その流れに乗れば良いのですね。007のようなピカ一銘柄は、そんなに生まれるものではありませんが…ケネデックスクラスの銘柄なら、今のような劇的な政策変更過程では、いくらでもありますよ。その一つが、昨日ベールを脱いだアーク(7873)と言う会社です。
こんなボロ株を…良く選ぶな?…と、言われるでしょう。そう批判する人は空売りをすればいいのです。確かに現状は倒産するような会社ですから…一見すれば、空売りは理に適っているかもしれません。しかしカタルは、買い続けます。実は今日も昨日と同じ終値で指値買い注文を入れました。買えたようですね。ラッキー、実はカタル君は、昨年のシャープやソニー、パナソニックが大きく下落する過程を見て…日本もとうとう、ここまで追い込まれたなぁ~と感じていました。そう考えていたところに、白川総裁の金融緩和が登場しましたね。故に10月にアベノミクスが登場する前に「マネタリーベースと株価」、いや原稿は「ベースマネーと株価」だったかな? どちらも同じですが…を書いたのですね。その後、衆議院の解散が決まり、アベノミクスが始まりました。
しかし…当初の原稿を読めば分かりますが、金融相場の3点セットは薦めていますが、製造業の円安効果を見逃していましたね。残念至極です。マツダを早くから支持していましたが…シャープは圏外でした。しかしシャープの人気は、当たり前ですね。本来なら800円程度の企業価値があるのでしょう。だから鴻海精密工業(ホンハイ)への550円の割当価格は妥当です。しかし市場は残酷ですね。減損会計や事業再構築のためのリストラの赤字を受けて、株価を100円台まで叩くのです。余裕があるなら、MBOにより全ての発行済み株式を買い取った後に、リストラを実施して再上場すべきなのですね。今の米国パソコンメーカーの「デル」のように…すべきなのです。「すかいらーく」もこの手法を用いました。馬鹿な経営者です。分かっていた筈なのです。金融機能が正常に機能していれば…ダヴィンチは救われ、ベンチャーリンクもおそらく救われていた事例でしょう。しかし現実の日本は金融庁様の指導により、日債銀のように背任容易で犯罪者扱いにされますからね。日債銀は判決で無罪でした。難しい基準ですよ。何処で線引きを実施すかは…少し難しい話ですか? 皆さんには、カタルの真意は伝わるでしょうか?
実は何故、アークが上がるかと言う株価解説に既に入っているのですが…、皆さんは理解できるでしょうかね? カタルは、昨日アークと言う銘柄を紹介したら…市場の支持を受け株価はストップ高しました。何故でしょう? (僕の影響ではないですが…)読者の中で独自にアークのサイトに飛んで、決算書を見ましたか? 四季報を見ましたか? 企業の沿革を調べてみた人が、何人いるでしょうか? 金儲けは楽ではありません。自分で調べないで、他人の言いなりのロボット生活をして楽しいでしょうか? 日本人は自分でものを考えなくなりましたね。だからイワシのように…みんなと同じ方向に走るのですね。機関投資家様、分かりますか? いくら製造業が汗を流して働いても、金融取引で何千億円も持って行かれている現実を考えると…少しは本物の人間が育っても良いでしょう。カタルは年収100万円の生活を味わっています。年収ですよ。一月10万円以下で、家賃を払い、女房と子供を食わせることなどできませんよ。政策が正しければ、年収は1億円に膨らみます。当たりまですね。考えているように株価が動くのです。
カタルは日本の基礎を築く為、皆さんに賢い投資家になって欲しいと願っています。カタルの考えは間違っているかもしれません。しかしカタルには、そう考えるプロセスがあります。それをアークと言う事例を使い、説明している訳です。アークは中小企業の寄せ集めの会社です。昨日、「ガイヤの夜明け」と言う日経が関与している番組をやっていましたね。「チーム入間」と言う話ですが…。あれより、ずっと大きな会社ですが…原点は似たようなものです。企業規模のピーク時は3833億円の売り上げですから…、一次下請けと言うか二次下請けレベルの集まりでしょう。しかし何故、2006年に株価が1万円台の評価を受けたのでしょう? その会社が僅か5年で青色吐息、一昨年はとうとう倒産扱いで債務整理を余儀なくされました。何故? 優良企業が、あっという間に倒産会社?
おかしいな。この仕組みは…、そう考えるのが当たり前ですね。この裏を考えて行くとアークは宝物に見えてきますね。一時は1万円の評価を受けた会社が、株価51円まで売られ、今日、カタルが買った株価は234円です。カタルは前にも買っていますからね。事実、数人の人には、事前に何故、株価が上がるか説明をし銘柄を薦めてもいます。でも上がると分かっていても、カタルは買いませんでした。最近買ったのですね。クロトンの行動を見て、数ある候補銘柄の中からアークを選択したのです。
ほら…もうレポートの枚数が増えましたね。読む方も大変ですから、ヒントだけ掲げ、また明日以降にしましょう。ヒントは前回の四季報数字にあります。その業績数字と今期の減額修正をした業績数字を上に掲げましたから、自分で考えてください。実は昨日掲げた業績推移でアークは1年だけ営業赤字に陥りましたが…あとはみんな黒字ですね。しかし最終損失は、何時も赤字になっています。シャープの問題と同じなのですね。シャープは資本が不足していますがアークは既に資本提供を受けています。その違いだけの話です。
あらら…アークも利食いに押され、この株の良さが理解されていないようです。007も安くなってきました。まぁ、上がれば当然利食いは入りますが、ピカ一銘柄なのに…、その良さを市場はまだまだ理解していませんね。まぁ、何時もカタルが正しい訳じゃないから仕方ありませんが…。カタルは自分の仮説は、いつも正しいと考え行動しています。チャート面で、アークは朝方に最近の高値253円を抜いたようですね。チャートもカタルの考えを支持していますね。それでは、また明日、アークが上がる理由を説明しますね。実はカタルも昨日の動きに驚いてアークを調べ直したのですね。その結果、きっと市場はカタルの考えを支持すると、今では考えています。ケネデックスのように…。安い時にピカ一企業007を拾ってくださいね。それでは、また明日。
投稿者 kataru : 2013年04月10日 11:25