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2013年10月31日
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かたる:昨日の日経平均株価は高かったのに、新興市場は大荒れで…、ガンホーと新興御三家の信用残の日経記事が、皆さんの潜在的な不安を呼び起こしたようですね。だから全体相場が確りしていた割に、ガッカリした人も多かった事でしょう。カタル君も007の下落でガッカリでした。きっと皆さんは、ガンホーなどの新興株と同じ範疇に007株を観ているのでしょう。実際は、この見方は違うのですが…素人の皆さんに違いが分かるかどうか…。所詮、株式投資は美人投票で、皆さんに「良さ」を理解しろと言っても説明するのは難しいですね。一つは時間の流れなのですが、この時間が何処に位置しているか? ガンホーの時間と007の時間は大きく違います。新興御三家の中でエナリスと言う電力事業の株の時間感覚は007と似ています。アドウェイとコロプラの時間は、ガンホーを追いかけている様な感覚ですね。先駆するガンホー、アドウェイやコロプラは、その後を追い、エナリスと007は、かなり離されている感覚ですね。これが株式の業績推移と相場時間で見たイメージです。
ただエナリスは分からないでもないのですが、ここまで評価され市場の一番人気を続けている訳で、既にその良さが充分に株価に反映されている。表面化している訳です。数年してから、その評価を再検証しても遅くはありません。007の上場は2007年で、エナリスは丁度、そこ頃の時間イメージです。その後、007は結局、任天堂から見捨てられ株価は、高値から1/10以下に転落します。今のエナリスも、その可能性はあるのでしょう。意外に伸びるかもしれませんが、良く調べてないし…分かりません。僕の感覚は電力の節電事業と言う、僅かな分野の改善のイメージしかないですからね。あまり調べる必要性も感じていません。何故なら、既に市場から評価されているからですね。007のように隠れた存在ではないからです。
先週、24日の日経産業新聞の7面に、村田製作の通信モジュールの記事が掲載されており、その記事の中で「ユビキタス」の話が報じられています。興味のある人は、24日の日経産業新聞を、ご覧になると良いでしょう。このように、ようやく専門誌的な新聞で「ユビキタス」の文字が、紙面に踊るようになってきた段階なのです。この記者は、記事を書くに辺り、当然、背景を調べます。その為に、彼の心の中に「ユビキタス」への関心が生まれますね。通常は村田の記事の中で「ユビキタス」の名前を出しませんね。名前を記事にしたという事は、関心を抱いているのでしょう。このような変化が、だんだん広がるのです。通常、日経新聞の記事は引用記事が多く、日経産業新聞などの記事が、あとで本紙に掲載されるものです。007も素晴らしさが、だんだん一般化して認知が広がる訳ですね。人気の仕掛けなどは、このようにして成り立ちます。僕らの仲間は日経本社を訪れ、記者にヒントを与えます。彼らは何時も面白いネタを探しています。だからヒントを与え、方向性を提示するだけで充分なのです。相場と仕掛けとは、そのようにして組み立てていきますが、仕掛けが空振りのケースもあります。海外動向や世界の時流までは読めませんからね。あとは「運」です。
新興御三家は、やり過ぎだし…ガンホーは既に終わっている株です。昨日はその証明ですね。もともとDeNAとグリーと、ガンホーを比較するのが大きな違いです。「格」が違いますね。この「格」とは利益の質ですね。アップルがスマフォの顧客の囲い込みをした為に、グリーとDeNAの株式価値が損なわれたから、カタルはグリーを諦めたのですね。しかし両者の差が縮まったとは言え、依然、役付き力士と平幕の違いはあるでしょう。同じ一株利益でも、利益の質が大きく違います。市場の評価は、DeNAやグリーを見限っていますが、ガンホーには未だに一定の評価を与えています。ただ最近ソフトバンクがスーパーセルを買収し、ガンホーの支持に回っており、以前より、この「格」の差が埋まっているのでしょう。こんな解説で良いでしょうかね。
007の今の評価は非常に難しいのです。一部に減額修正の可能性も残されていますね。その訳は、村田と共同事業のWiFiモジュールの評価が見えないからです。7-9月期に、この数字は反映されている筈ですが…10月1日に発表された会社説明会の資料では全く読んでいませんね。この辺りが、依然、ブラックボックスなのです。だからカタルは現物で100株を買い、黒字化が確定してから信用で買い増せばいいと述べています。株価が下がったからと言って、悲観する必要もありません。仮に企業業績が悪く減額修正になっても、問題は、全くありません。みなさんも日経産業新聞の24日の7面に掲載された村田モジュールの記事を読めばいいのですね。この記事で重要なことは、村田が単に部品の提供メーカーでないという事です。製品を共同開発しているのです。おそらく新規分野で、村田自身も将来性を感じ夢の広がりを感じているのでしょうが、現時点は開発途上で、何が生まれるか分からない段階なのでしょう。しかし確実に007の「WiFi」も「QB」も搭載されるのです。だから007の魅力は、燦然と輝いたままなのです。仮に赤字幅が広がっても問題などはありません。現時点で、小さな不安を抱く必要はないでしょう。むしろ下げたら、買い増しでしょうね。相場の季節感で言えば、秋から冬に向かっているガンホーと、冬から春に向かっている007の違いですね。
さて、今の相場は難しいですね。欧州の景気回復がどの程度進むのか? 米国は明らかに一進一退ですね。財政問題が絡み金融改革も道半ばで、JPモルガンの訴訟妥結に見られるように、日本の金融庁と違い短期決戦なのですが、それでも金融危機の影響は続いています。この金融危機で大きく落ち込んだ自動車販売の復帰も、相場に織り込まれ、世界のなかで中国だけが、依然、成長過程ですが、日中間のゴタゴタが尾を引いています。尖閣問題は僅かな数字なのでカタルは譲歩しても…と思っています。今なら棚上げでも行けるかな…と思うのですが、小沢さんと米国の関係を思うと、安倍さんも難しい立場ですね。この時期に一番不安がないのが、内需ですね。ケネディクスはピッタリだと思いますが、消費税の引き上げ後の動向が、やはり気になるのですね。ただカタルは値動きを見ていて、明らかに仕掛け筋のヘッジファンドは、参入していますがタイミングを計っているように見えますね。信用日々発表の解除が、狼煙だろうとは考えていますが、こればかりは政治力がものを言います。
後は最近の相場に現れているように、業績が絶好調なのは建設資材ですね。建設会社ではないですよ。資材の方です。まぁ建設会社もソコソコですが…。だからこの決算期では此方の関連銘柄が飛ぶのでしょう。残念ながら当初、円安の影響で輸出企業の通期増額修正と言うシナリオは、先週のヘッジファンドの一部の反乱で消えたのでしょう。何しろ為替は100円台に入らずに、98円前後の動きを続けています。一部のヘッジファンドが懸念する長期金利の動向など…。彼らの「懸念」の意味は、良く理解できます。しかし彼らは間違っていますね。理由は銀行貸し出しが伸びています。ようやく、日本企業は冬眠から、退け出しつつありますね。ニトリの米国進出は注目されます。今回の決算説明会でソニーのソフト路線の説明があるかどうか…この辺りの進展は、目に見えるのでしょうか? いずれも日本が冬眠から抜け出す現象の一部です。
皆さんも余り短絡的に、相場に流されないで欲しいのです。よく背景を考え、自分なりの意見を持ち、気持ちが流されないことです。上がる銘柄は決まっているし、後はタイミングなのです。だから安くなれば、基本は買い場なのですね。ガンホーは明らかに利益のピークを、一旦は付けました。その事は既に、前回に分かっていたのです。今回は確認作業ですね。しかしそんな目先の利益のピークより、ソフトバンクとの協業のスーパーセルなどの方向性に、これからは焦点が向かいますね。つまりこの流れが成功すれば、カタルが以前、考えていたDeNAやグリーの1万円説のイメージが復活します。だからガンホーも捨てたものではないが、グリーと同じ過ちを犯す可能性もあり、現状は暫く見送りですね。おそらくパズドラの落ち込みなどを見定める時間が必要で、2年から3年程度は掛かるのでしょう。
今日は初めてケネディクスは、前日比で安く寄りましたね。昨日の513円を確保できるかどうか…あるいは筋が介入して、後場から存在感を示すかどうか…。明日から11月だから、そろそろ仕掛けが始まっても良いようにも感じますが…、何度も言いますが、自分の力量で相場は張るものです。619円を抜いて値動きが軽くなってから参加しても、充分に天井は高い株ですからね。慌てなくても良いのですよ。カタルはこれまで安く買って高く売れといつも言っていましたが、自分の力量によるのですね。追証になったりするのは相場がぶれる時に、買うからですね。人気の入り口で仕掛けると、一気に爆発しますから買い増しになります。カタルはそれを狙っているから事前に、かなり早い段階から、中味を解説しているのです。
ケネディクスの疎開作業などを含め、今回のスペースデザインの子会社化など…の背景を解説してきたつもりです。おそらくカタルの観測は正しいと思っています。あとは政策次第なのですね。金融庁のやくざ屋さん向け融資の追加検査など本当は水面下で行うべき検査、何も日経新聞などが大々的に宣伝することはないのです。僅かに2億円でしょう。その不正融資の為にGDPの損失が0・1%以上も飛んでいるのでしょう。
これではまるでメディアは、売国奴ですね。デフレ脱却が政策の主眼になり、国民総出でこのムードを創り上げねばならない時に…わざわざ清貧思想を持ち出し、誰が得をするのでしょう。皆さんの「ペン」が、子供たちの借金を作っているのです。逆にケネディクスの株価を1000円、2000円と…担ぎ上げれば、我も、我もと…投資活動が起り、デフレから脱却できて、国民みんなが潤うのです。ブラック企業問題などなくなりますね。いつまでも…江戸・長崎で、ノーパンしゃぶしゃぶの敵討ちじゃないですよ。財務省は嘗ての優秀な大蔵官僚に、変身して欲しいのです。ムードなどは、誰にでも簡単に創れますね。年金ファンドの運用を僕に任せれば、今なら、いろんな演出が可能です。一日も早く清貧思想概念を捨て、希望溢れる日本を共に創りたいものです。
2013年10月30日
10/30
かたる:食品の偽装表示問題が続々と明らかになり、金融庁はやくざ屋さん融資に対し、一斉調査をすると言います。みのもん太さんは二男の問題から番組を降板し、世の中の流れは、まだまだ清貧思想のデフレ・モードのままですね。なにが楽しいのでしょう。村社会の「苛め」現象ですね。アメリカン・ドリームは成功者を称え、互いに切磋琢磨して成長しようとシリコンバレーからアップルやグーグルなどのIT企業が誕生しているのに…。折角の異次元金融緩和発動のアナウンスメント効果が薄れています。日本生命の日本国債の運用復帰が、その代表事例なのでしょう。春先の三井住友銀行の長期国債外しも失敗に終わるようでは、泥沼が更に続くことになりますね。麻生さんは、分かってないですね。金融庁のこのような追加金融政策が、時代の流れに逆行しているとの認識がないようです。折角、ニトリが海外進出を始めるのに…政策は民間企業を助けねばならないのです。構造改革するためには、トップを変えねばならないのでしょう。
それにしても面白いもの。日経新聞は野村などの好業績を一面トップで飾っていますが、前期比の業績比較記事ですが、何故か、ガンホーは四半期比較で2Qだけに焦点を充て、見出しも12%減益です。皆さんにこの違いが分かりますか? 一般の日本人の多くは見出しに騙されますからね。野村だって四半期で見れば、1Qに比べ減益なのでしょう。そのガンホーは大量の売り物を浴び売り気配ですが、赤字が確定していると思われるほど、悪いはずの負け組のグリーは、買い気配スタートです。勝ち組のガンホーが売り気配で、負け組のグリーが買い気配。面白いでしょう。
最近、僕のページには株式投資の経験の浅い人も多いようで、時々、メールを頂きます。カタルのページの選択している銘柄は「ハイリスク・ハイリターン」を狙っており、カタル銘柄の基準は、スタート時が対象になっています。ケネディクスだって、3月2日の株式教室の前からの注目です。株価は25310円になっていますから、現在の株価では253円です。ユビキタスこと007は、村田の提携後からの再推奨で7万円台からの推奨ですから、現在の株価では700円という事になります。カタル銘柄で失敗したのは限られるはずですね。ベンチャリは最大の失敗作ですが、推奨当初から、株価は5倍ほどまで伸びて失墜しました。だから途中で参加する人は、高値で買っても良いのですが、ハイリスク・ハイリターン投資という事を承知しておいてほしいのです。でも自信があるから、カタルは高値でケネディクスも007も買い続けています。
同時にカタルは、いくつか一般的な銘柄も推奨しています。代表事例は銀行株でしょう。三菱UFJは、年中、ここ数年、推奨しっぱなしです。だいたい800円を割れていることが可笑しいのですね。みずほなどの銀行株は、年中、推奨をしています。他にも時々、まともな銘柄を採り上げていますから、素人の人は日経225のような代表的な銘柄の売り買いをすると、良いのだろうと考えます。カタルはかなり選り好みが激しい方ですから…そのつもりでいてください。そうしてカタルは、相場を独自の見方で解説しています。例えば最近はヘッジファンドの売り仕掛けなどですが…。このような見方は報道が切っ掛けになり、その事例から発想を展開し、カタルの独自推測を述べている訳で、現実の動きと違うかもしれません。あくまでも推測です。売っている理由などは、当事者に聞いてみないと分かりませんし、当事者が嘘をいう事もありますね。所詮は、他人の気持ちなど分かりません。日本人はロボット教育を受けており、新聞やテレビなどの記事を鵜呑みにします。彼らの記事は観測記事が多く、業績の発表などは会社の正式なIRを信じるのです。日経新聞の決算前の観測記事は、取材に基づいていますが、騙されることも多いのです。ふたを開けると事実は違う事がありますから、気を付けねばなりません。こんな事は、皆、常識ですからね。何故、わざわざ一般常識を、あえて述べなくてはならないか?
日本人の報道に対する、情報に対する感覚は非常に鈍いのです。まるで小学生の子供のレベルです。大証券のアナリストが意見を述べると、信じるとか…。そんなに彼らの見解が当たるなら、彼らが会社を辞めて自分の金を運用し、今頃、南の島で美女に囲まれ優雅な生活を送っている筈です。しかし実態は違いますね。みんな野村証券を辞めると世間の注目の的から消えます。米国のバフェットのような事例は、まずないですね。みんな偽物なのです。これも当たり前の理屈ですね。カタルのページも含め、あくまで自分の意見の参考にする程度にして下さいね。さて注意喚起はこれで終了です。
バーナンキが利上げ準備宣言をし、株価が崩れたのが5月23日です。その時点の株価を未だに抜けていません。日銀の黒田さんは長期金利の抑え込みに成功しご満悦のようですが…ここまでの金利低下は、昨日の一目均衡だったかな…。日経新聞のコラムのように現状は、アベノミクスの真価は、五分五分です。消費税引き上げを決めた途端に、金融庁がはしゃぎ、法人減税の文字は何処へやら…。ケネディクスの関連記事は、日経夕刊に押しやられて、報道されています。何故、朝刊の一面扱いにならないのでしょう。非常に大切なことですね。この記事は、今年1―9月の不動産売買は3兆4242億円でリーマンショック前の2007年3兆6290億円以来だと…不動産売買が活発化していることを報じています。つまりケネディクスの株価が上がることを示していますが、何故か、扱い方は小さいのです。まぁ、何れ日経新聞は連日、不動産市場の記事を書くことになるのでしょうが…。今の日本にとって、信用創造が大切で、金融庁の方針転換を徹底させないとならないのですね。それを…麻生さんは、現状を理解しているのでしょうか? これじゃ、宮澤元総理の二の舞になりますよ。今度は執行猶予中ですから、結果は悲惨ですね。ガラガラポンの世界が、待っているだけです。
まぁ、あまり悲観はしていませんが…。日経平均株価が三角保ち合いになるのが良く分かりますね。為替動向が98円台に入ったように…、株式教室やコラムで提示した一部ヘッジファンドへの賛同は限られたもので、終わったように感じています。ただ100円を超えないと通期決算数字は増額されないでしょう。今日は日経新聞の新興企業の信用買い残増加報道が効いている様で、新興御三家株は安く、ガンホーの決算記事と合わせ技のようですね。しかし最近の相場は腰が強くなりました。人気が冷めても、あまり下がりません。昔のバカ株人気は、直ぐに急落して全体の相場が暗くなりましたが…相場に厚みが生まれているのでしょう。
昨日の007は良く、切り返しましたね。もう直ぐ全貌が見えてくるのでしょう。一旦、黒字展開すれば、参加者は増えますからね。どうしても赤字の内は腰が弱いのです。余裕のある人は安い時に買えばいいのでしょう。ケネディクスは25日と28日の動きはおそらく仕掛けですね。高値を綺麗に切れない時は、どうしてもふるうのが一般的ですが…。何故、一気に持ち上げないのか? 理由はアベノミクスの成否に影響を受けるので、新たな参加者が参加しないのでしょうか…。一番相場が大きくなるパターンが、当初の参加筋が利食いして、こんなバカなと…空売りするパターンです。状況はドンドン変化するわけですね。東京の土地は有限ですから…、既に1兆2千億も唾を付けてある事は絶対の強みですね。この銘柄、一銘柄でアベノミクスの真価が分かると言うものです。007は時代の鏡で、どうしても株価に関係なく、いつも手にしていたい株です。カタルは1万円になっても買うだろうと思うのですね。ケネディクスにしても007にしても言える事ですが、企業業績と株価が合うようになれば、売りますよ。離れます。割高だから面白いのですね。株価に、気持ちが振り回されないようにして欲しいと願っています。全ては時代の流れ次第なのです。それにしても…グリーはやはり気になる存在です。
ケネディクスや007ほど魅力はありませんが、目先、需給面からの疑問の結果が、もう直ぐ出るようにも考えています。4ケタ程度は何時でも射程圏でしょう。あの売り残の意味が、どうも理解できないのです。仮に大赤字でも買収される可能性も出てくる株価水準ですからね。ソフトバンクがフィンランドのスーパーセルと言うゲーム会社を1500億円で買収した意味は、面白い事実です。この辺りの感覚が影響しているのかどうか…。敵討ちをしてみたいですね。あの時に1400円で買って、唯一ヤラレの銘柄でした。トホホ…。
2013年10月29日
10/29
かたる:本当に奇妙な展開ですね。昨日は為替の水準が97円後半まで行き、日経平均株価は反発しました。ヘッジファンドの手法は様々ですが、この為替と日経平均を組み合わせるやり方を、多くの人が採用しているようにも思えます。円安=株高と言う古い概念ですね。日本は加工貿易のより、潤うと言う先入観があるようです。日産自動車がマーチの生産をタイに移管したのが2009年でした。あれから4年で、近年では高級車まで生産移管をし始めた時に、アベノミクスが生まれました。出遅れていたマツダがメキシコに工場を建てたのです。アークの相場を、国内生産回帰の動きと比較するのは、3Dなどの進化もあり疑問視する声もあるでしょうが、日本も構造転換しているという事なのでしょう。オリンピックと言う煙幕がありますが、昨日は大豊建設に熊谷組が人気になっていました。熊谷組はカタルが100円前後の時に、PFIの観点から注目していた銘柄ですが、やはり仕手性の観点から選択されましたね。非常に悔しい思いをしています。建設株は背景が確りしています。復興予算から社会資本整備需要まで…相場のスケールは大きいのですね。ただしスピードは遅いはず、しかし相場の原理からやはり狙われている訳です。この相場の原理とは…長い間見捨てられた銘柄と言う、調整期間が充分にありシコリがないことを指します。
この為替の意味は、おそらく国内機関投資家の資金の流れも意味しているのでしょう。本来は日本国債から、外債や日本株などに資金移動が起こるのが普通です。勿論、狙いは銀行貸し出しの増大で、設備投資を盛り上げようと政策当局は考えている訳でしょうが…みずほのような事例を、社会に示すあたりはチグハグな政策ですね。麻生さんは金融庁幹部を呼び、方針転換を図っていることを明確にしなくてはなりません。役人の世界はおそらく「江戸の仇は長崎で…」との口かな?とも考えています。大蔵省が「ノーパンしゃぶしゃぶ問題」で世間から叩かれ、財務省にイメージチェンジし、金融庁を分離して増殖しました。組織を減らすどころか、大きく増やしたのです。今でも一般会計と特別会計の二面性は残ったままですね。役人天国ですね。田中角栄は国を動かすのは役人で、官僚を可愛がり信者を増やしました。しかし僕はどうも彼らの失政を見ていると…納得できない面が多々あります。
証券不祥事の時だったかな? 小川是証券局長が就任し、おそらく彼は優秀だったのでしょう。その後、国税庁長官、事務次官、JT会長、横浜銀行頭取、全国地方銀行会長などを歴任し、退職金の搾取する渡り鳥を演じていますが…、彼が証券局長になる時に、「業界を知るには小説を読めばいい」とインタビューに答えていたことを思い出します。カタルは現場を知らないで、何が小説などで実態がわかるものか…と反発していましたが、ある意味で彼の考え方は正しいのでしょう。池井戸君が「倍返し」で有名になりましたが、真実を捉えています。テレビ番組になるのだから、実態は風化し、そろそろ政策転換を図るべきですね。デフレを増長しているのは金融庁なのですから…日経新聞などのメディアも付き合いはあるでしょうが…紙面の取り扱い方を変えるべきです。「清貧思想はさようなら」。
僕のような能力のない人間が食えるような世の中になるまで…社会構造にユトリを与えねばなりません。現状はごく僅かな勝ち組とブラック企業の蔓延です。せめて、もうワンランク位は、ハードルを下げて欲しいものです。ただ世界競争を考えれば、弱者を切り捨てるしか方策はないのかもしれません。時代の流れを考えると、やはりレバレッジを拡大させている「ケネディクス」は注目されますね。昔の秀和、桃源社などはつぶれましたが…森ビルは残りましたね。この違いに何があるのか、ほんのわずかな違いだと思うのですが…。僕らが追証で飛ぶかどうか…の僅かな株価の違いの感覚に似ているのでしょう。今回もダヴィンチはなくなり、ケネディクスは残っています。僕は金子さんが好きだったけれど…時代の見極めが出来てなかったようです。
僕自身、2006年は、あとで気付くのです。日銀があんなに資金を絞るとは…あの後にサブプライムローン問題が発覚し、それだけなら、いざ知らず…サブプライムローンを支えていたCDSの規模があんなに膨らんでいるとは、全く知りませんでした。日経新聞の報道は問題が発覚した…ずっと後の後追い報道でした。問題の本質を全く見てなかったですね。おそらく米国の駐在員はかなり手薄なのでしょう。
昔話は兎も角、果たして先週、起きたアベノミクスの失望は、横に広がるかどうか…。本日も、日経新聞の17面の「一目均衡」で、梶原さんがレポートを書いています。このようにガス抜きをすれば良いのです。12月は外国人にとって決算期の重要時期です。おそらく11月半ばまでに整理をしてないと間に合いませんね。米国は政府筋のゴタゴタがあり、僅か2週間程度ですが、この影響は横への広がりを与えます。故に期待できません。しかも来年早々に、再び共和党との議会対決を控えています。オバマ大統領の支持率は急低下していると言います。もともと難しい時期で、日本もそうですが、誰も、混乱の後処理は嫌がります。日本は消費税の引き上げを控え…来年に入ると色んなハードルが今から用意されている訳です。
国内自動車8社の上期の海外生産は800万台を突破したとか…前年比3.9%増だと言います。一方、国内生産は448万台で3.7%の減少です。この辺りにもアークの相場の見込み違いが表れています。カタルの失敗かも知れませんが、スタートが180円前後だったから、今でも株価水準は上ですから許してもらえるでしょう。ケネディクスに007は推奨から、もう直ぐ1年になりますね。しかしケネディクスは黒字化し増額していますが、カタル銘柄らしい動きからは見放されています。少し難しいのでしょうか? 減損会計などのカラクリは、比較的に誰でも理解できると思うのですが…007は村田効果の行方が未だに見えず、期待感は高まり続けていますが、有力筋の参入は見られないようです。アドウェイからエナリスなどの新興御三家より、余程、筋が良いと自負していますが株式投資は美人投票ですからね。自分だけが、いくら気に入っても…他人の評価に左右される訳です。いくらブームとはいえ、組立ソフトの分野は、分かり辛いのでしょう。もともと日本は、TSMCなどの存在を軽視した口ですからね。NECなどの失敗はあの時に始まっていたわけです。TSMCの設立が1987年ですから、やはりプラザ合意から2年ですね。
カタルはザインも一度、調べたことがありました。しかし日本は方向性を間違えたままでした。おそらく中央政権の産業政策が間違っていると、民間企業も誘導されるのでしょう。今回のルネサスエレクの革新機構からの互助会方式も、ある意味で、未だに市場経済と一線を画しているとも言えます。所詮、株式投資は政策に左右されますからね。政策当局の選択が正しければ、いくらでも伸びる要素はあるのでしょうが…こればかりは株屋の理想通りにはなりませんから…致し方ありません。DENAやグリーにも芽はあると考えています。海外部門の黒字化はほぼ見えているのでしょう。しかし新分野の成長がどうかですね。ミクシーなどの事例を見ると、進化し続けないと寿命は短いのですね。はやく政府がGSP環境の整備を完了し、準天頂衛星「みちびき」に続く整備をしなくてはなりません。オリンピックに間に合いませんね。官僚は何をしているのでしょう。位置情報を利用する
スマフォの進化は加速させる折角のチャンスですね。精度が1センチ以内になるのかどうか…現状では1メートル程度で、しかも24時間は無理なのでしょう。計画では2019年となっていますが前倒しすべき事案でしょう。産業を育成しないとならないのです。
さて早くアップさせ、MLBを観ないとなりませんね。今期の上原君の活躍は、やはりうれしいものですね。マー君はどうするのでしょう。早く世界に羽ばたいてほしいものです。ニトリにも期待しています。日本の文化が世界に広まらない筈はありません。特に食文化、年金ファンドなのファンドマネージャーは、一度、日本の冷凍技術の進化を勉強した方が良いでしょう。この分野からも成長株が誕生するでしょう。食品産業の成長率は鈍いですが、着実な歩みですから年金ファンド向けなのでしょう。
「今日の市況」は人気blogランキングに参加しています。2013年10月28日
10/28
かたる:日経新聞にソニーのものを言う株主「サード・ポイント」の記事が載り、陰に隠れた不安感が表面化され始めているのでしょう。果たして消費税の引き上げから「第3の矢」の不発まで市場が織り込み始めるか? この辺りは不透明です。確実に一部のヘッジファンドは、決算期も絡み先物で繋いだのでしょう。故に先週は、水曜日、金曜日に日経平均が大幅安しました。中国のシャドーバンキング問題は、解決には時間が掛かります。問題の根底を考えてみれば、分かりますね。自由金利が容認されないと影の銀行システムはなくなりません。しかしこの仕組みの形は少し違いますが、米国などの市場経済でもCDSなどのファンドの形で存在します。ことさら騒ぐことではありません。「建前と本音」と言う二重制度が歪みを生んでいるのでしょう。現在の共産党政権は市場経済との融合を図っていますが、汚職が蔓延り格差があるので、薄煕来の失脚に繋がる内部抗争が生まれたのでしょう。確かに日本は、中国経済の影響を最も受ける国です。しかし自動車販売などの指標を見れば、殊更、僅かな金利変動を気にするのは、おかしいと思っています。
さてアベノミクスの第3の矢に絡む本命筋の銘柄が「ケネディクス」です。信用創造機能復活は、アベノミクスの成否に繋がる銘柄になります。おそらく、この下げはヘッジファンドの仕掛けなので、目先の高値586円を587円とクリアした途端に急落を演じているのでしょう。面白い株ですね。果たして507円を割る演出まであるのかどうか…。もし仕掛け人本体の演出ならば、今回の下げは絶妙な演出になりますね。512円で買った公募の応募者は、今度は確実に、売った後に「臍を噛む」ことになるのでしょう。回りくどい演出は、かなりの大掛かりな仕掛けにも見えますが…、実態は内部紛争かも知れないし、真相は現時点では分かりません。金曜日の仕掛け筋や、今日の仕掛け筋に聞いてみないと分かりませんね。昔は手口を見て、ある程度の推測は出来ましたが…現在は手口が公表されていませんから、伝手を頼る仲間内のパイプがものを言います。しかしそんな小手先論より大勢観です。地価が上がるかどうか…デフレ脱却が成功するかどうか?ここが焦点です。
日銀のETFの買い入れは、まだ効果を生む残高まで達していません。世界の中央銀行でリートや株式などの危険資産を買う事例はなく、日本だけがデフレ脱却に意欲を持っていることが分かるのですが…、このようなアナウンスメント効果も日本では、なかなか通用しない国なのです。機関投資家の代表である日本生命の行動を見れば分かります。教育システムの違いですね。日本の教育は基本的にロボット人間生産国です。選挙に行くことは「権利ではなく義務」なのですが、このような基本的な人権の躾さえ出来ていません。これは既得権力者にとって、嬉しいシステムです。日本で米国共和党のティー・パティーのような団体があるのかどうか…。今日の日経新聞に「国民性が傷める財政」とのコラムが掲載されています。確かに大震災の被害者は可哀そうですが…限度があるでしょう。被災者には既にかなり手厚い補助がなされています。
カタルの友達に復興予算を担当する友達が居りまして…、彼と飲んだ時に復興予算規模を聞いた時にビックリしたのです。必ず現況復帰が基準になり、道路などのインフラ・システムを前の通りに復元させるのです。馬鹿らしい考え方ですね。余程の事がないと…新しい工夫が入る余地がないのですね。その予算があるなら、先ずは被災者にお金を渡し、出て行ってもらってから再開発すればいいのです。フクシマの原発などの後処理は、馬鹿が指導しているとしか思えませんね。一部の行政筋のバランスがあるのでしょう。町を消失させたら駄目なのでしょうか? 僕には理解できない事ばかりが続きます。
先週、起った一部ファンドの失望が横に広がるのかどうか…これが今週の焦点でしょう。11月はヘッジファンドの決算に絡む動きが出ます。故に、ケネディクスの下落も、何となく理解できますね。東京の土地と言う資産に対し、大きくレバレッジを掛け運用している会社ですから、デフレ脱却の成否は命取りになります。受託資産規模が膨らんでいるので僅かな地価の値下がりは、命取りなのですね。逆にデフレ脱却が成功し、資産価格が上昇する環境になると、膨大に眠る企業内部留保が次々に動き始め、最も恩恵を受ける会社になります。政策次第で、株価が1万円と言うとてつもない掛け声がかかる可能性も否定できません。全ては政策次第なのです。既に長期金利や為替水準に見られるようにアベノミクスへの不安感が台頭しています。日本生命の日本国債運用への宣言は、失われた時代を想定したものです。法人税の軽減などがなければ、電力料金などが既に上がり、設備投資意欲もなかなか生まれませんね。雇用の流動性も拒まれているから、ヘッジファンドが躍動し、それに呼応する輩が増えるのです。
ある意味で簡単に、日経平均株価は上下し、まるで仕手株様相ですね。これは機関投資家が不在の現象なのでしょう。おそらくITバブルの起った辺りから、日本には日本株の運用を軽視する動きが生まれていたのでしょう。
ようやく、売り買いが拮抗してきたようです。僕は株式相場の動向を見ながら、原稿を書いていますから、板状況が良く分かります。今のケネディクスの株価は520円です。おそらく今日は、この辺りが下値の限度なのでしょう。反発して欲しいですが、演出となると…今日の上昇はなく明日以降になるのでしょう。買ってみたい水準になってきましたね。他はどうでしょう。新興御三家のエリナスは安いですが、アドウェイは高く、コロプラは小幅高ですね。ソフトバンクはほぼ横ばいで、個人の動きはそう強くないようですが、熊谷組は強いようです。ITバブル復活組の光通信は確りしていますね。おそらく好業績なのでしょう。最近はJ・TECの値動きも強く、こちらも数字が良いのでしょう。当初、輸出企業の通期の増額修正があると思っていましたが、最近の為替動向により、このシナリオは消え始めています。マツダなどは期待通りに動きませんね。グリーなどは決算に関係なく需給バランスは改善されていると思われます。
007も一部のファンは決算動向に多少は揺れるでしょうが…もう宝物のような存在なのでしょう。板はかなり枯れています。何故なら、東電のスマートメーターの前倒しなどが決まり007には「見える化」の戦略もあります。様々な切り口があり、何処かで、このようなバカ株は人気になったら、手が付けられない可能性を秘めていますからね。故にカタルは多少の売り買いはしますが、基本はそのままです。むしろ買い増しを常に考えているほどです。何しろ先日は2500円台の高値で買い増しをしたほどです。トホホ…やはり下手ですね。さて今日はこの辺で…、問題は先週の動きが、更なるファンドを巻き込んだ横への広がりがあるかどうかですが…。年末を控えた一部のファンドの利食いとも考えられ…カタルの当たらぬ予想では、大きな広がりはないと思われます。確かに…3%の消費税の引き上げは気になり、第3の矢の不発懸念がないとは言えません。ただこの動きは依然、水面下の抗争になっているのでしょう。頑張れ!アベノミクス
2013年10月25日
10/25
かたる:本当に…清貧思想の蔓延には、些か、うんざりします。証券界に長く身を置きコンプライアンス重視の異常な感覚は、何も僕だけが感じる現象ではないと思いますが…。日本がデフレ化する原因の一つにもなっています。確かに法令遵守は当たり前で、大切な基本ルールですが、清貧思想が行き過ぎると生産効率などが落ちて食えなくなるのです。ガチガチの基準を望むのか? それとも終戦直後の闇市のような活気を望むのか? 極端な事例ですが選択の問題でしょう。日経新聞一面トップには、みずほのやくざ屋さんへの融資問題で役員トップが辞めるそうです。オリコと言う子会社の融資基準が甘かったために、親会社の役員が責任を追及されるのですね。それも貸出総額に比べれば、僅かな融資額なのです。一人あたり100万円程度のミスで、親会社の役員が首になる感覚がどうも私には理解できません。
同じよう阪急阪神ホテルズでは、メニューの不適切な表示が問題視されています。鮮魚な…との表示なのに冷凍を使っていた。九条ネギなのに…一般の白ネギなどを用いていたと言います。たしかに悪いことは悪いけれど…、何処の食堂でも誇大表示は当たり前、なんじゃないかな? 価格まで、新聞には出ていませんでしたが、通常、個人が価格とメニューを比較し、自己判断すべき問題でしょう。毒が入っていたわけじゃないし…このような些細なものまでメディアは問題にするのでしょうか? そのフジテレビが内容を改ざんしバラエティー番組を放映していたと言います。ニュース番組ではないですからね。バラエティーなので、通常は楽しい演出がありますよね。中身を知りませんから、とやかく言えませんが、どうも社会のデフレ化現象が長く続きすぎて、異常な社会感覚に流れているように感じます。きっと太平洋戦争に突入した社会環境も、似たような感覚だったのでしょう。あの当時、朝日新聞は戦争を煽っていたと言いますからね。メディアの良識が求められると思うのです。
このような社会現象と同じように、相場の中身もドンドン変化します。ツイッターの上場が間近になり、Dガレージなども高いようですが、ソフトバンクの上昇は、アリババの上場に絡む動きが背景にあるとか…。カタルはスプリントの買収により借金が増え、米国での展開で膨大な設備投資資金が必要なので、どう考えてもソフトバンクの利益が直ぐに増えるとは思えませんから、好きな会社ですが今回は大型株という事もあり、カタルの投資対象から外しています。しかし実際はサマーラリーの辺りから、本命の形に推移しています。カタルは時代のスピードアップにより、スパコンの利用などが進み、時代変化が速くなると考えており、米国のナスダックが新高値を更新するんじゃないか?…と勝手に想像しています。故に、光通信9435を参考銘柄に掲げているのですね。この流れの発想は9月の末から10月に生まれました。相場を見て連想していただけの話ですが…。おそらく光通信も、かなりの人気株になるでしょう。カタルは買っていませんよ。何しろ弱小投資家ですからね。ケネディクスや007で手一杯です。最近はグリーにも関心が生まれ、敵討ちを狙っています。
さて、そのケネディクスですが、カタルは買い乗せをし続けていますが、何故か、仕掛け人とカタルの波長が合わずに苦労しています。高値で買っては投げの繰り返しなのですね。目一杯に勝っていると株価上昇のタイミングを崩されると、直ぐに追証リスクが生まれるので損はしていませんが、下値の玉を外すリスク・ヘッジを余儀なくされますね。タイミングよく目一杯に買った時に、株価が大きく飛べば問題はありませんが、何しろ弱小投資家なので…信用取引分を現引きすることは出来ないから、どうしても弱くなれば建玉を減らすヘッジが必要になります。一度、大きく跳ねれば、問題ないのですが…このような揉み合い状態では…とてもカタル銘柄とは言えませんからね。
そのケネディクスですが、昨日は増額修正を発表しています。ガソリンスタンド等の売却で7億円のプラスなどを生み、同時に池袋261ビルの減損処理を実行しています。昨日、解説した通りの発表ですね。カタルの推測が正しいことを裏付ける内容の発表でした。更にガソリンスタンドの帳簿価格と時価評価の差は、カタルの推測通り20%ぐらいのものですね。受託資産規模が1兆2073億円もあるのです。20%として2000億円で…フィーが10%なら200億円の含み益を何時でも実現益として表面化できるのでしょう。更に毎年地価の値上がりが続くと…2003年から2006年の再来予想は、常識的な観測だと、皆さんにもお分かり頂けると思います。また期末に増額修正をするのでしょう。こんな事は、既に分かっていることなのです。公募の玉がヘッジ・ファンドに入り、それが種玉になり演出が行われるので、年末年始は軽く4ケタ相場だと…前から指摘しています。株価4000円も政策動向により可能で…、安倍政権が資産価格の上昇に沿った政策を採用するなら、更に上値は1万円もあり得ます。そんなバカな…と、皆さんは思うでしょうが現実に、介護リートや容積率と言う政策支援は、サマーラリー予測の時はなかったのですが、「第三の矢」の成長戦略で生まれてきましたね。
619円を抜いてからでの参加でも、充分に間に合うから良いのですよ。相場序盤の株価上昇は重いものです。まだまだ天井は高いのです。何しろ1989年から20年以上続いた調整の修正相場が始まるのですね。三菱グループは明治の時代から培ってきた含み利益を、宮沢さんなどが失政したために、すべて吹っ飛ばしたのですよ。100年なんてもんじゃ、ないですね。その怨念相場なので正しい政策が実施されるなら、確実に儲かるアイテムです。ただ007の魅力には負けますが…。その007は異常な「魔性の女」と言うイメージですね。株価が高くなれば本来は数字が合わなくなりますが…。何しろ非常に小さな会社が、世の中にデビューするのですね。未上場企業の投資のようなものですね。当たれば100倍や200倍は、当たり前の世界の感覚なのです。
さて…全体の動きはどうかな?
あらら135円も安いですね。昨日の相場の市況解説もおかしいですね。中国のPMIがどうのこうの…日経新聞には本当に相場を知っている人が、解説しているのでしょうか?もしそうなら、上海総合株価指数は上昇する筈でしょう。しかし実際は違いますね。下のような動きです。昨日は下値を切り下げた陰線です。日足ですからね。
しかし昨日は、日立が人気になっていました。上方修正が要因ですが新興国中心に社会資本の需要は高まっており日本の過去の経験が生きます。三菱重工も同じ背景下にあります。これはある意味で筋なので内容が良く、相場全体の信頼性に繋がりますね。相場の信頼性とは、時間推移により異常な株価も正当化されます。007は中身を知ってない人にとっては馬鹿高銘柄で…博打株に見えるでしょう。しかしQBはIVIなどに採用が、ほぼ確定しています。それだけでも、すごい事ですね。さらに世界中でWiFiは当たり前に使われています。昨日のテレビで知りましたが、スカイプを生んだエストアニアでは、WiFi環境は社会資本の一環だとか…。今のソフトバンクには望めませんが、未来は是非、日本の通信料金を世界一安くして欲しいのです。その代りにアプリサービスで利益を上げれば良いですね。世界に無料の通信環境を…。今日は「グーグル・アート・プロジェクト」の進化をご覧ください。既に世界250館の美術館や博物館を味わう事が出来るのだそうです。007の真価は何時、市場から認められるのかな?
2013年10月24日
10/24
かたる:さっぱり理由が分からない昨日の後場からの下げなのですが…、解説によれば中国の人民銀行政策委員の宋国青さんが述べたとされる「インフレ率の上昇により、金融引き締めの可能性がある」との発言です。この消費者物価の変動率を、インターネットで調べてみると、下のような展開ですね。最近は便利ですね。自分で記事の確認が出来ます。つまり日経新聞は意識的に上海銀行間の短期金利を用いて解説していましたが、どうも、あの記事の内容は、おかしいですね。この宋国青さんはタカ派なのでしょうか? しかし、一政策委員に過ぎないのでしょう。
米国でもサンフランシスコとか…、金融政策の見方は、参加委員により個別意見が割れることは良くあります。基本的に消費者物価の推移が金融政策の判断基準になりますからね。ただ中国は「シャドウバンキング問題」を抱え、預金金利が低いことが問題とされています。自由金利にすれば金利コストが上がり、固定資本形成への動きが止まるので、意識的に低く金利を抑えているから、不動産バブルなどの歪みが生じるのでしょう。ただ日本の宮澤元首相のような馬鹿な政策はとりませんね。米国に指導され竹下さんのようにプラザ合意などを、簡単に飲みませんよ。軍事力が背景にあり、米国も迂闊に手を出せません。中国による大量の米国債保有も、核爆弾を突き付けられているようなものでしょう。時価会計による金融マジックの脆弱性は、充分に認識しているのでしょう。
つまり日本と比較し、相当、共産党システムは、良く作られているようです。米国の情報網が、なかなか威力を発揮しないようなのです。その現象が先日、米国のトム・ドニロン前大統領補佐官(国家安全保障担当)米中サミットの準備に北京に飛んだ時に、習近平主席が、「こちらが劉鶴だ」と紹介したそうです。会話を知る高官らによると、習氏は「彼は私にとって極めて重要だ」と話したという。と言う報道からも分かりますね。この報道は、情報収集力に長けている米国でさえ、中国はベールに包まれたままだと言う奥の深さがあります。このような話を総合すると…昨日の下げの解説は、如何にもおかしいのです。
このような下げは、一番、警戒しなくてはなりません。理由がわからないのです。欧州のストレス・テストの話しから、劣後債のデフォルト話が実際に水面下で進んでいるのかどうか…。ドイツは選挙を終えたばかりで、タカ派の意見が支持されています。しかし、もしこのような馬鹿な事をすれば、大変ですね。英国では不動産価格の急騰の為、金利の引き上げが検討されていると言います。これは危険です。確かに不動産価格は上がっているようですが、金融機関が傷ついたままですからね。
もう一つの下げの要因とされたのは、米国の雇用問題ですが、あまり目新し意見ではありませんね。「雇用の質」などは前から分かっていることです。どうもやはり下げている理由がサッパリです。為替が大きく反応し、これまでの円安トレンドが変化するかどうか…。この辺りはアベノミクスの成否にかかわる問題です。日銀の黒田さんは長期金利の動揺を抑え、ご満悦のようですが…、単純に長期金利が下がることが、良い事ではありませんね。本来、貸し出しが伸びるなら、金利は上がるのが必然なのです。しかし銀行貸し出しは、順調に伸びていますから、今の所、問題はなさそうです。でも昨日の下げは気持ちが悪いですね。短期の準備運動と思われますがテクニカル面で、日経平均株価は調整波動に入ったことは事実です。騙しなら良いのですが…。為替の水準が97円前半で値固めしており、この波動が崩れずに98円台に戻るなら、過度の警戒感は薄れると考えられます。
相場の質が悪いだけに…本格的な上昇を迎えるはずの年末年始相場への動きが、本物の様相を醸し出せるかどうか…。政策絡みの筋銘柄が確実に上昇すれば警戒感も和らぐのです。日経新聞一面の年金運用者も所詮は素人です。やはり相場は自分の金を投じて、追証の恐怖を味合わないと…、「たがね」のような精神力はなかなか養えるものではありません。一見、プロと思われる素人集団が、バブルの育成と崩壊を過去に作ったのですね。はやく一人前の運用者がたくさん市場に生まれる事を望む次第です。正しい方向性に資金を流せば、日本の成長率は更に上がるのですね。それを大切な時期に「コンプライアンス」などを重視する現場だから、なかなか日本はデフレのトンネルから脱出できないのです。
本来は、どう考えても「信用創造」が日本に必要で、資産価格の上昇が投資を加速させるのです。日銀は最後のカードを切ったのですよ。このカード効果は、時限効果しかありません。執行猶予なのですね。この意味を黒田さんは分かっているのかな? 安倍さんは理解していると思うのですが…真意はまだ分かりません。昨日、ケネディクスは586円までで、直前で手を抜いたわけです。出来高バランスを見ると徐々に玉が吸い上げっているように見えます。日証金の信用残推移も、その動きを裏付けています。やはり日々公表を止めてからかな? 一体、どんな感覚で信用規制が存在するのか、サッパリです。一般的に証券マンは、日々公表銘柄などへのセールスは自粛されるものです。故にシャープの政治力は、野村証券などの共同幹事でしたね。ケネディクスの日興単独との力の差が分かります。やはり日興は一段、落ちますね。
さて昨日の007は驚くことに、2600円の水準をクリアしました。このラインは重かった筈ですが…意外に売り物が少なく、目先筋の動きはあまりなかったようです。玉が吸い上がっている印象なのでしょう。やはりカタルが馬鹿になるほどですから…007の素質を潜在的に認める人は、大勢いるのでしょう。必ず大きなファンドが参入してくると踏んでいますが…何時になるのかどうか。このような調整期に仕掛ければ存在感をアピールする事が出来ます。重要なタイミングなのですが…果たして、どうなのでしょう。力があるのかどうか…。
ケネディクスと共に007も注目されますが…、なかなか力強い動きに変化しませんね。今日もエナリスですか…。僕には、やはりさっぱり分かりませんね。ケネディクスの昨日の下げは演出なのかどうか…。何時も感じます。ケネディクス相場を仕掛けているファンド・マネージャーの感覚と、僕の感覚は少しずれています。故に、いつも買って投げの繰り返し。考えられるのは、相場のスケールが非常に大きな場合ですね。おそらく、まだ玉の入り方が足りないのかもしれません。全ての発行済み株式総数を買えば、いくらでも株価を煽ることは出来ますが、下値で玉を揃えるのは至難の業です。お金など…無限にあるのです。信用力だけの問題ですからね。ただ大切なのは、高値になった株価と業績との整合性ですね。馬鹿な投資家に高値で株を買わせることなのです。故にカタルは、何度も「見えない利益」の話をしているのですね。昨日の話ですが…子会社化などの動きですね。おそらく疎開させた不良物件の買戻しの筈です。
ダヴィンチは疎開させる手段がなかったので、あの時に、上場廃止に追い込まれたのでしょう。時間が経過すれば、利回り計算が合っているので、必ず上がる物件も減損会計の為に、泣く泣く手放さざる得なかったのでしょう。東京駅隣の「パシフィック・センチュリー・プレイス」などは、代表事例でしょう。しかしケネディクスは、大きく下落した資産を疎開させる力が、あの時にあったのでしょう。その疎開させた資産の買戻しをしているのが、今のケネディクスの実体だと思われます。つまり含み利益を、蓄えているのです。逆に減損処理を実施できる体力が出てきたのでしょう。その移動なのでしょうね。きっと…。膨らむ利益を隠す作業をしているとも言えます。これはあくまでもカタルの推測ですからね。実際の意味は、当事者に聞かないと分かりませんよ。ただ現状の東京の不動産価格の上昇が、年間1割や2割でないことは事実でしょう。例えば朝鮮総連ビルですが、春の入札が45億だったものが、今回は50億円になっています。こんな事からも、今の不動産事情が…何となく掴めます。
時代性、政策など、本筋を捉える事の重要性が分かると思います。この流れを外さなければ、いくらでも好材料は、あとで生まれるのですね。007にもいろんな芽があり、カタルには、やはり僕が上京した時の、20年以上前のマイクロソフトの創業時のような株式に思えるのです。だから株価が動意づくたびに、また買いたくなります。昨日は久しぶりに2500円台で、007を買った次第です。2600円の壁は重いと思っていたのに…、昨日は意外な展開でしたね。ひょっとすれば…。テクニカルのチャートは、何故か、さらなる高みを支持しているように見えるのです。
2013年10月23日
10/23
かたる:市場には様々な見方があり自分の基準が正しい訳でもないことは、経験上、明らかです。しかしカタルには「アドウェイズ」や「エリナス」、「コロプラ」などの人気株の良さがまったく分かりません。ただ値動きに魅了され売買されているのでしょうが…。TICK回数だけの人気なら、いざ知らず、売買代金でソフトバンクを上回る現実は、どう考えても納得できないのです。まぁ、それだけITバブルの再現のイメージが強いのでしょう。あの時もカタルは1万円を超え、上げ続けるソフトバンクに対し、当初は積極的に将来性を信じていたのですが、最後まで付いて行けませんでした。ましてや光通信の馬鹿相場には呆れるばかりだったのを…記憶しています。年末にソニーが連続してストップ高するのは…機関投資家不在の様相でした。本来なら翌年1万円を超えるソニーは空売りすべき対象で、機関投資家の頭の程度が、窺い知れるお粗末さです。野村証券もやり過ぎですね。エリナスは野村幹事の銘柄です。しかし東証といい、野村といい、モラルの原点は何処に消えたのでしょう。時代の流れなのでこれらの流れを容認し、自らが方針を変えるべきなのかどうか…。LINEなどの文化が発展し、ネット依存が進んでいると言います。どう、この変化を捉えるべきなのでしょう。
このような小型株では、投機資金を処理できないのは明らかで、ボリュームアップさせるのが、通常、正しい方向性でしょう。ケネディクス格なら、今の相場にピッタリの選択だと思っているのですが、なかなかカタルの構想は、理解し辛いのかどうか…。単純だと思うのですが…。デフレ脱却が達成されるなら、間違いなく株や土地などの資産価格は上がります。ましてや、両者は長いデフレ環境が続き、20年以上も基本的に調整を続けています。銀行融資が伸びて不動産融資が膨らみ、減損会計による無駄な損失は消えるのです。後ろ向きの金融庁検査から、前向きな産業を育成する本来の金融の姿が復活するわけです。簡単な理屈なのに…。もっと証券会社は、証券マンを教育しなくてはなりませんね。コンプライアンス研修ばかりの後ろ向きの教育をしているから、直接市場が機能しなくなり、博打場に姿を変えるのです。野村のトップは、いったい何を考えているのでしょう。野村のアナリストで引退した後に、売れ続けている解説者が居るのかどうか…。みんな偽物社会ですね。哀しい現実です。
今日は、相場が最近強いので留意しておくべき、いくつかの現象を掲げましょう。欧州では年末に金融機関のストレステストが行われます。いくつかの銀行の資本不足を指摘され、怖いことに劣後債などをデフォルトさせ、この資金を資本に充てる構想が持ち上がっているとか…これでは金融システムが揺れますね。慌てて自己資本比率などを守る必要もないのですが…清貧思想が社会を壊す、日本の経験が生きていないようです。イタリアやスペインは、未だに水面下なのです。ただビル・ゲイツは、スペインの建設会社フォメント・デ・コンストラクシオネス・イ・コントラタス(FCC)の6%株を取得した。…との報道があります。これと同時に欧州の景気が回復していることは事実です。
米国の債務問題は当たり前ですが、気になるのは、やはり日本の消費税の引上げです。安倍さんの消費税の引き上げ分を補う5兆円の経済対策は、昔の自民党の手法です。90年代の景気後退期に、多額の経済対策を実施し構造改革を先延ばし、延命策を講じたツケが現在の財政赤字の根幹をなしています。無駄だったとは言いませんが、効率的でなかったことは事実です。その反動が、諫早やヤンバダムなどを批判した民主党政権の誕生に繋がりました。小さな政府を目指す筈が、社会保障に押され、大きな政府になった民主党が自滅したのは仕方ないのでしょうが、この辺りの動きに疑問を覚える投資家も多いようです。早くも英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS )のウェルスマネジメント子会社、クーツは安倍政権の経済政策であるアベノミクスの「第3の矢」の行方を懸念し日本株を売却している。…との報道があります。
カタルには、消費税引き上げは微妙な問題で、3%の引上げが正しかったのかどうか…。まったく読めません。カタルは1%ずつの毎年の引上げを主張していました。どちらが正しいのか…。自然エネルギーの取り入れは、正しいのかどうか…電力コストが毎年上がる構造に変化し、産業競争力の観点から、疑問を感じます。構造改革には時間が掛かりますね。エリナスなどが馬鹿人気になる背景も、この辺りにあるのでしょうが…。様々な事象を、どう判断するか? この辺りの読みが株式投資の醍醐味なのですね。IRNETの読者の人にはカタルが感じている疑問を共有できれば、うれしいのですが…。相場が良い時は、偽物相場も持続します。しかし一旦、人気が冷めると復活はしませんね。007は2010年に取り組みましたが、その時は失敗しました。QBの開発期間などの読みが浅かったのです。時代の流れのスピードの読みが足りませんでした。しかし3年後に復活しましたね。本筋を捉えていれば、大概はこんなものでしょう。株価が下がっても復活するのですね。
おそらくグリーも、何処かで反転すると思っています。あの売り残は、どういう意味なのでしょう。通常、間もなく、期日が来ますね。現状の内容では夢を抱けないので…大きな関心はありませんが、あまり上がらない株なのですが、何故か、失敗作も、それなりに気になります。買い続ければ倒産しない限り、どんな株も儲かります。それにしても良い相場環境になりましたね。上がる銘柄の内容を批判するような、相場環境になったのです。カタルは長い間、どんな株を試しても、損をし続けた経験しか残っていませんでした。内容を精査できる環境まで、信用創造機能が復活しているのです。最初は博打でも何でも構いません。やがてモラルを問えばいいのです。先ずは買ったら儲かると言う基本的な概念を、日本に再び植え付けないと投資など起りませんからね。どの株も損をする気がしなくなっています。一面、恐い現象ですが…順調に銘柄が育っているようにも感じています。
今日のケネディクスは586円クリアまで、あと一歩なのですね。増資が決まりオリンピックで上がった高値の更新は今日か明日か…カタルが前から指摘している619円のサマラリーを期待して買った高値更新は、いったい何時、みられるのでしょう。資金力の乏しい投資家は、それを確認してから参戦しても、充分に間に合います。まだまだ本格的なケネディクスらしい上昇が、演出されるのは先の事でしょう。おそらく年末年始の相場は、4ケタの演出が行われると考えています。株を上げるのは、実は簡単なのです。しかし上がった株を誰に買わせるか? 馬鹿な投資家が、最後に買いに来ます。割安になるからです。割安株ほど怖いものはないのです。この事は原則なので、よく肝に銘じておいてください。株価が1000円になり一株利益が10円や20円なら別に恐くありませんが、一旦、相場が高値を付けて、現状の一株利益が100円を超えるのに、3000円の株が1000円に下がった割安株は一番、恐いのですね。
熊谷組やソフトバンクは根強い人気ですね。アリババなどの上場が絡み、目先分かりやすい材料が人気になるのですね。素人相場ですが…007のような高度な読みは、なかなか評価されませんね。ケネディクスもそう感じます。仕掛け筋は力がありますからね。1000万株程度は軽く買える規模なのでしょう。何しろ現状の受託資産の中身は儲けの塊です。この話を何時かしなくてはなりません。3月に渋谷イースト優先出資取得など…最近ではスペースデザインの子会社化などはおそらく疎開させていた物件の買戻しでしょう。余りに膨大な含み利益が在るので処理が可能になったのでしょう。この辺りのカタルなりの推測を発表すべきなのでしょうが…カタルがどう考えているか、皆さんも考えてみると良いですね。慌てることはありませんから、何れカタルの見方を発表します。弱小もそれなりに回復しているのです。そのことを裏付ける発表なのです。これがヒントですね。それではまた明日。
2013年10月22日
10/22
かたる:冒険的な投資に対し夢を語れる市場環境になり、時代が一気に加速する可能性が出てきました。もともとBRICsを中心とする第三勢力の誕生は、金融デリバティブの開発による影響が大きいのでしょう。ダヴィンチ、ケネディクスの誕生は、金融ファイナンスの進化によるものです。従来は融資できなかった仕組みに「メザニンローン」と言う保険的な手法が開発されリスク分散されるようになり、通常は融資できない相手でも融資を可能にしたのが、今回の「軍艦ビル」の売却の話です。浜松町にある軍艦ビルは、もとは秀和が開発し、秀和からモルガンスタンレーへ移っていましたが、2006年7月にモルガンからダヴィンチが買った価格が異常な高値で…、当時の売却代金1430億円は単独の不動産取引では、過去最高の記録を更新し話題となりました。
この物件が、この度アブダビ系投資ファンドに1170億円で売却され、しかも新生銀行とコメルツが「メザニンローン」を分担したと言います。ピークから18.1%ダウンの価格で買い手が付いたのですね。しかもこの軍艦ビルは1982年に建てられた古いビルなのですね。2006年の不動産ミニバブルからの日本の不動産市況の回復状態が分かる事例の一つです。先日、紹介した銀座ティファニービルと並んで、今の不動産事情を証明している出来事なのですね。だからケネディクスが、信用創造の本命株として選定されるのでしょう。昨日は、前日の29位の人気から、5位にまで上がってきました。アドウェイズやエナリス、コロプラと言う小さな会社では、だんだん資金が吸収できなくなるでしょう。しかし…かと言ってソフトバンクなどでは大き過ぎて、市場人気を持続するのは難しいでしょう。仮に4ケタになっても企業業績向上の背景と、時代背景が維持される銘柄は、そう存在するものではありません。
皆さんは金融の力を過小評価しているのでしょう。米国の不動産市況が、最近、停滞しつつある現象は、JPモルガンの訴訟などに代表されるように、未だに金融危機時の責任を問うているからですね。まだ金融危機時の清算が、綺麗に終わってないのです。つまり、まだICUから一般病棟に移った程度なのでしょう。退院し自宅療養かどうかは意見が割れますが、健康体でない事だけは事実です。このような環境時に、先ほどの不動産ミニバブルを警戒し、日銀は2006年に資金を急激に絞りました。何も米国発の金融危機だけの影響でデフレ時代が長引いた訳でもないのですね。折角、三菱UFJや野村が米国金融を支配下に置いても、宝の持ち腐れだったのです。野村証券の馬鹿さ加減には呆れます。OBが自分の年金を心配して、経営者に怒る訳ですね。
この金融力を失ったのは、ITバブルで彷彿した新興企業も同じなのですね。現実社会の洗礼を受けました。リスク性のある企業に対し、日本の銀行は例え、助かると思ってもお金を貸しませんでした。むしろ引き上げたのですね。そうです、「倍返し」で有名になった半沢直樹の、金融庁検査の責任ですね。本来の金融機能は、産業の育成にありますが、この観点を欠いた日本の金融政策が、長いデフレ時代を創っている主犯格の人災なのです。草葉の陰で、中山素平さんが泣いていますよ。日本を創り上げた興銀の頭取だった人ですね。きっと彼が存命なら、総理大臣を叱ったことでしょう。政策の重要性が窺えます。
実はITバブルの時に、光通信はソフトバンクと並び馬鹿高値を付けました。241000円です。たかが携帯販売会社に、この評価はないだろうと…早くから考えていましたが、新興勢力のディトレと言うのは、恐ろしいものです。今のアドウェイズやエナリスなどと同じ理屈です。ただ株価が騰がるだけで、値動きだけに魅了され、人気が維持されるのですから…驚きますね。この光通信が、カタルの新しい発想でした。米国のナスダックだけが新高値を付けておらず、SP500などは新値を追っています。しかしグーグルが1000ドルを超え、一気に時代が加速する要素があるように感じています。スーパーコンピュータが汎用化時代を迎え、遺伝子解析など、これまでは5年、10年と時間が掛かっていた検索作業が一気に進みます。老化遺伝子も解明されつつあり、今では長寿遺伝子の存在も明らかにされています。
実はこの金融庁の厳しい検査体制の中で、最後の駆け込み寺とされた会社が光通信です。光通信の重田さんは、色んなうわさが絶えず、週刊誌に書きたてられたせいでソフトバンクの孫さんのように表舞台に出る事を嫌いましたね。その為か…ITの新興企業の黒子のような役割に徹していたようです。外資が撤退し資金繰りに困った新興企業は、光通信を頼り資金援助を願いました。重田さんは厳しい人で融資の条件は非常に厳しく、支配権も要求されましたね。その中で素質のある企業に、光通信は資金提供し、そのお金が最近生きてきました。カタルはソフトバンク、ヤフーが高値をうかがう中で…、ひょっとすれば光通信にも、陽があたる目があるんじゃないかと…密かに思っていたのが、9月~10月の初めです。その光通信は、昨日、「サンエンスワークス」と言う会社を完全子会社化すると言います。重田さんの印象は溝臭い感じですが…、絶対に失敗しない守銭奴のようなイメージですね。どんな人か分かりませんが、ビジネスの評価は、厳しい人だと言う評判です。そりゃ携帯販売で、あれだけの成長を遂げるのですから…かなりのやり手なのでしょう。株価は急伸していますから、もし手掛けるなら余裕を持たないとなりませんね。しかしITバブル時の光は、凄かったのです。
さて最も美しいのは…やはりケネディクスのチャートですね。実に久しぶりに惹かれるチャートなのです。このチャートは滅多にありません。この調整期間と言い、形が物凄い別嬪さんに見えるのです。欲目かな?このようなチャートを演出しようとしても、なかなか作れるものではありません。ただ先日も感じたのですが…、僕が黒子としてのやり方とは少し違いますね。故に僕の感覚通りに動かずに、いつも手掛けては投げの繰り返しです。それは兎も角、末永く、手掛けたい銘柄の一つです。昔、僕の先輩だったセールスが、お客様共に、第一中央汽船を手掛けたのです。当初、株価は100円台です。だから最初のお金は10万株でも1千万円に満たないのですが…。最後の株価が4ケタ以上になり、持ち株数も100万株以上を保有するまでになりました。きっと、そのクラスの銘柄に育つのではないかと…密かに考えています。長期上昇波動になるのでしょう。楽しみ、楽しみ。ユビキタス3858こと、007と共に、息の長い相場を期待しています。
時代が大きく進化するのです。ルネサンス期に火薬、活版印刷、羅針盤が生まれ、産業革命時には織機が生まれ蒸気機関の発明で工業化が進み、鉄道が敷かれ人々の移動が容易になり、時代の進化が進みました。今のインターネットは、誰にでもチャンスがあるのですね。アイディア一つと努力があれば、自分が時代の参加者になれる時代なのです。その事をよく考えてくださいね。007は、きっと誰かが拾っていますね。ふるい落とされないように…気持ちを強く持って欲しいものです。まだ真価のベールは見えないけれど…ワクワク感は増しています。
2013年10月21日
10/21
かたる:株式市場は1年でもっとも儲かる時期を迎え、久しぶりに皆さんはワクワク感を感じていることでしょう。長い下準備があり、株価上昇は既定路線なのですが、実際に株価が上がってくると、既に決まっていた事とは言え、やはり心が躍るのは致し方ないでしょう。この間によく肝に銘じておいてほしいのですが…ハイリスク銘柄とオーソドックスな銘柄の調整の違いです。三菱UFJなど…基本的に上がった割に大きく押しを入れませんでしたが、逆にハイリスクの代表格の007やケネディクスの株価を見れば分かるように、ハイリスク銘柄は変動率が高いことが分かるかと思います。こんな事は常識ですからね。カタルはいつくかの年金ファンド向け銘柄も提示しています。投資家それぞれが、自分の性格にあわせ、銘柄を選別すればいいのでしょう。僕だって投資金額が数十億円になれば、ハイリスク銘柄などで運用は出来ませんから、当然、大型株を選別します。一般的には年率10%を超えるなら上出来なのでしょう。年率30%なら神様ですよ。このような上昇相場は、長く続くものではないのです。多くは調整過程なのですね。ただ政策運営が正しいなら、その政策に沿った投資をすれば、報われるのは事実でしょう。故に選挙は大切なのです。
さて講釈は兎も角、何故、このような展開になっているか?
カタルはガンホーやナノキャリアを、夏相場の反発で注目していました。覚えていますか?ガンホーなど嫌いですよ。ナノキャリアは嫌いではありませんが、現在の株価水準が高いのかどうか…調べてないし、詳しくないので007ほど分かりませんね。007は企業の業績の進捗動向が大体わかります。長年、会社を見ていますからね。しかしナノキャリアはまだ一度も決算書などを見たことがありません。でも、このような夢、所謂、未来の利益を買う相場になったという事は、非常に良い事なのです。人類が進歩をする為には、冒険心がなくては、時代が前に進みません。資本市場が、夢をテーマに銘柄が乱舞するようになれば、お金は動き始めますね。お金が動けば経済は活性化します。ITバブルが1999年から2000年にかけて発生しました。覚えていますかね?
あの相場は、夢ですよ。現実社会にもう一つの仮想世界が生まれると言う…経済規模が2倍に膨らむ夢でした。新しい時代を先取りした相場だったのですね。カタルが新しい銘柄としてこのナスダックの新高値に挑む銘柄として、参考銘柄に掲げた予測を書いたのを記憶にある方は、居られるでしょうか? そうです。雑誌社の人からインタビューを受け、銘柄を007とケネディクス、そうして、このITバブルの象徴的な銘柄を掲げました。まだ2割弱しか上昇してないようですが…、あのITバブルの時はすごかったですね。今日も急騰しています。でもカタル君は資金が乏しいので買っていませんが…そうそう、グリーも先日1000円程度は、充分に反発が可能だと書きましたが…株価の動きを見ると反転してきたようにも感じています。要するにお金さえあれば、どんな株でも買い続ければ倒産しない限り、儲かる訳です。そりゃ、出来れば買ったらすぐに上がる銘柄が望ましいのですが…政策の選択が正しければ、GDPは成長し続けるので、株価も上がり続けますね。米国がそうですね。
私が証券界に入った頃の日経平均株価6000円~8000円と、NY市場の株価は800ドル~1000ドルだったのですね。カタルが問題とするプラザ合意の辺りから、最初は一緒に株価上昇しますが、やがて逆転現象が起こる訳です。この円高を起因とする円高不況を克服する為に、日銀は超金融緩和政策を取り続け、資産バブルを起こしたのです。しかし澄田さんは、この事を見逃していた。そのバブルの清算が永遠と続き、日本の構造改革がスタートします。空洞化と言うデフレ社会の到来ですね。最低の失策です。ようやく立ち直るのが2003年です。小泉・竹中政策は批判もありますが、正しい一面もありました。しかしUFJなどの犠牲を払ったのに…ここまで長引きました。まるで明治維新の頃と同じ過程なのです。黒船来航から西南の役まで…。安倍首相が明治のベストセラー「西国立志編」を所信表明演説で取り上げ、「天は自ら助くる者を助く」という意味は、たぶん彼は日本が置かれた時代背景を良く理解している可能性があります。だから信用創造の目玉であるケネディクスの株価が、浮上し始めるのでしょう。歴史的な背景をよく考えてみて欲しいのです。日経平均株価10万円は、夢でも何でもありません。カタルはバブルの絶頂期に上京し、歩合セールスの世界に入りましたが…その時のレポートが「日経平均株価 10万円へ」だったのです。
まだ路線は確定していませんが、おそらくその路線は歩んでいるのでしょう。その証拠の一つグーグルの株価、カタルは世界で一番ワクワクする会社として、グーグルアースの話を採り上げたことがあります。インターネットがあれば世界旅行が出来る。そのグーグルの株価が、初めて1000ドルを突破しました。上場した時は106ドルだったのですね。つい最近の金融危機時の安値は、262ドルでした。そのグーグルが新しいステージに入りました。この意味を考えた方が、居られるでしょうか? 市場経済は「夢の新時代」を選択しているのですね。ユビキタス時代ですね。何故、ナノキャリアが人気になるのか? 老化の遺伝子構造も分かりはじめています。スーパーコンピュータの利用が、現実社会に恩恵を与え始めています。老化には老化を促進させる遺伝子と、それを防止する遺伝子があるそうで、飢餓状態や運動などの刺激を与えると、長寿遺伝子が活性化され動物実験では寿命が1.5倍程度まで伸びるのだそうです。還元型レスベラトロールと言うブドウから抽出される物質も、効果が確認されているとの話だとか…赤ワインのポリフェノールが良いと言うのは、既に一般的ですが…。
健康の話題に変化しましたが…、グーグルの1000ドル突破は相場のヒントなのですね。時代の流れを、象徴した現象なのですよ。世の中に溢れる様々な事象から時代の変化を感じ、その時代背景にマッチした銘柄を探し、それに賭ければ…政策さえ正しい選択を続ければ大金持ちになれるのでしょう。カタルはもう直ぐ、壁を乗り越えたことを実感できるかもしれません。なかなか越えられなかった最後の壁を…。今ほど554円の壁をケネディクスはクリアしたようです。次は586円ですね。更に619円をクリアすれば…皆さんはカタルの戯言を信じるようになるのでしょう。007も同じでしょう。人間と言うのは馬鹿な動物ですからね。カタルが、いくら事前に、公募増資がヘッジファンドの種玉になり10月8日、9日から相場がスタートしていると解説しても…誰も信じませんからね。カタルは、相場背景も解説しています。銀座ティファニービルの価格推移を掲げ、介護リートや容積率の話しを採り上げても、誰も信じませんが、株価が騰がる現実になってくると、ひょっとしたら…と、皆さんは考え始めるわけです。人間とはそんなものでしょう。
グーグルが1000ドル突破した意味は、実に興味深い現象です。この解説は又にしましょう。一つの事象から様々な想像が膨らみ続けるのですね。007もスター株への道を確実に歩んでいるようです。最近の値動きから、この株にも仕掛け人が登場したように感じています。まぁ、僕が仕掛け人ほどの資金力があれば、もっと上手く相場を創る事が出来るのですが…金曜日の529円は、ポイントだったのですね。板状況からも相場の雰囲気はある程度は読めるのです。互いに頑張ろうね。
資金力のない人は、たっぷりと魚が餌に食いつく619円をクリアしてから、参戦しても充分なのです。何しろ天井は高いのです。偽物相場の3Dや鉄建などの相場と訳が違います。政策の王道を行く銘柄ですからね。
2013年10月18日
10/18
かたる:最近感じるのは、証券界の解説者の感度の鈍さです。先日の安倍首相の所信表明演説にカタルが感じた「新鮮さ」を、安倍さんに感じなかったり、今朝は今朝で、「方向感が出にくく伸び悩みの後でマイナスになる」との解説がありましたが、みんな目先の誰にでも出来る解説の範疇です。チャート論もそうですね。くだらない解説をしている人が如何に多いのでしょう。今朝の日経新聞には、「容積率」の明記がありましたね。基本的に信用創造の政策の一環ですよ。やはり安倍さんは、良く勉強をしているんじゃないかな? 容積率が20%緩和されれば、基本的に2006年の不動産ミニバブル当時の価格に、現状の不動産価格は引き上がりますね。これまでは20階建てだったものが、24階まで増やせるのです。オフィスビルの賃貸料が増えますから、資産価値が上がります。ケネディクスにとって時代の風を感じる次第です。
更に日経新聞には、カタルが前から指摘していた「ニトリ」9843の海外戦略の話が掲載されていました。ユニクロに続き、ニトリもようやくグローバル戦略の開始ですね。おそらくニトリは成功すると考えています。これは実体験です。カタルは大塚家具で2003年から2004年にかけ、家具を1000万ほど購入しました。カーテンだけで200万ほど掛かったのです。しかしカタルは、この度貧乏をして、カーテンをニトリで買いましたが、僅か2万程じゃなかったかな? 大塚家具では20万ぐらいのものが、1/10です。使った感じは価格差程の品質の違いは感じませんでした。ニトリを見て、驚く価格ばかりだった経験があります。イケアも何度か行きましたが、マズマズなのですが、価格は中途半端な印象でした。ニトリ程の驚きはなかったですね。非常に注目しています。カタルが、年金基金のファンド・マネージャーなら間違いなく組み入れ候補銘柄です。
このニトリに続き、意外に株価の動きが鈍いと感じるのは、「LIXILグループ」5938ですね。消費税の駆け込み需要の為の一時的な特需と、市場は捉えているかもしれませんが、カタルの感覚は違いますね。ようやく、まともな政策が実行されるようになっているので、M&Aで時間を稼ぎ拡大戦略を採用しているLIXILも、年金ファンドの組み入れ銘柄の対象になります。更に先日、紹介した「ユニオンツール」6278なども設備投資絡みの銘柄として、期待が出来ます。カタルは本来、ハイリスク派で銘柄の提示は、今は2銘柄に留めていますが…いくらでも買いたい銘柄はありますね。「J・TEC」7774だって、これからですよ。またITバブルのスター株だった「光通信」9435の復活も相場の流れにあります。目先の「ガセ」銘柄に、惑わされないでくださいね。
確かに「アドウェイ」24489と「ユビキタス」3858は、50歩100歩との評価をする人が居るかもしれません。しかし全然違いますね。時代背景を考えれば分かりますし、たかが競争の激しい広告業に、この評価はあり得ませんね。ババ抜きゲームに過ぎません。どうせババ抜きをやるなら、未来に可能性のある銘柄をババ抜きした方が良いですよ。007なら僕は1万円でも買うでしょう。しかしアドウェイは1000円でも買いません。天と地の違いがあります。
しかし証券界にも、人が居なくなりましたね。偽物の人間ばかりです。だいたい東証が東電などと言う債務超過の銘柄を、いつまでも上場させておく、輩が、リーダーに君臨していることがおかしいのです。自ら襟を正す姿勢が感じられませんね。シャープは信用取引の注意喚起が取り消され、ケネディクスは依然、喚起の対象になっていることが不透明なのです。信用規制の扱い一つとっても、実態にそぐわない役人システムです。これじゃ直接金融は、なかなか育ちません。本当にいい加減に…偽物人間で作る社会を止めにして、本物趣向に変えて欲しいものです。
しかし…市場原理主義の鏡であった米国も、人口構成をみて移民政策の限界点が見えるように感じます。オバマは能力がありませんね。もともと金融システムが崩壊した後で、誰が指導者になっても運転は難しく、オバマだからここまで回復が出来たとも言えますが…ドルと言う基軸通貨の地位を失いかねない危うさを感じます。中国の新華社通信が述べた「非米国化」の動きは、当然、加速されます。日本のメディアの本質が腐っているから、国民感情の方向性が、戸惑い迷うのです。小泉元首相の原発ゼロ発言など…メディアが取り上げるから、おかしな方向性に傾くのです。貿易赤字になった時点で、既にこの話しに対し封印せねばならないのです。馬鹿ですね。メディアの存在は国賊です。国民を誘導していると言う自覚がありません。ようやく、みずほの不正融資問題が下火になりました。日経も書かなくていいのです。あんな記事を一面に取り上げるから、世の中に清貧思想が生まれ、デフレ化するのですね。よく考えて行動しないとなりません。編集長は高い給料をもらっているのだから、よくバランスを考え報道してほしいと願っています。
今の日本は、デフレ脱却の為に、最後の切り札を切った時なのです。黒田さんは非常に危険な賭けに出たのです。おそらく安倍さんは、僕以上に勉強され、良く現実の日本を知っている可能性があります。だから中村正直が訳した明治のベストセラーだった「西国立志編」の話が出たのでしょう。あの意味をよく考えると…、今日の日経新聞の容積率緩和に繋がりますね。彼は信用創造の意味を理解しているのだと思います。今の日本のキーワードは、何度も述べていますが、「信用創造」に尽きるのです。
何故、中国が急速な経済発展を遂げたのか? 何故、米国が世界一の地位を保てるのか? 共通点があります。信用創造ですね。日本の失われた時代は、土地神話など…折角、国民に植え付けた信用創造の幻を破壊したのですね。一般的には優秀とされる秀才だった宮澤喜一の選択が、日本を埋もれさせ、自殺者が溢れる「失われた時代」を創ったのです。信用創造が希望に繋がり、前向きな行動の原動力になるのですね。だからケネディクスは正しい政策が実行されると言う条件が続くなら、確実に4000円に向かいます。4ケタは単なる通過点ですよ。
007も同じですね。ユビキタス時代なのです。カタルはこの時代用語と社名がダブルから、早くからユビキタスに007と命名していたのです。ユビキタス時代の意味を皆さんは、間もなく実感できます。何しろスマフォが発売され、まだ5年ですよ。スーパーコンピュータが、仮説をどんどん裏づけ、時代の流れを加速させますね。この感覚をカタルと共感できれば、ケネディクスや007を利食いすると言う行動はとりませんね。常に「買い増し」しか頭にないはずです。必ず株価が動くのは背景があります。力で株価を上げることは誰にでも出来ますが、高値になって2倍や3倍、5倍、10倍になった高値の株をどうやって他人に売りつけるか? ここが焦点なのですね。だからカタルは、何度も「見えない利益」の話しをして、その背景を解説している訳ですね。後は皆さんの選択次第なのです。別にハイリスクではなくとも、三菱UFJだけでも良いし、ユニオンツールでもニトリでも…皆さんが選択する事なのですね。それを他人の責任に転嫁するいやらしい報道が続きます。伊豆大島の被害は可哀そうですが、あの町長の態度は嫌いですよ。しかし行政に責任などないのです。震災も原発も自然災害だと思います。
さて今日の相場は…新規上場株が人気になっているようですね。まぁ、博打心を批判する気持ちはありません。冒険者が居るから、時代は進むのです。でも行動には計画がなくてはなりませんね。勝算がない玉砕は、馬鹿な日本国陸軍がやる行動です。投資行動は失敗した時の対処も考え行動し、無理をしない事なのでしょう。ようやく儲かる相場環境になってきましたね。1年で一番、利益がでる年末年始の相場に入ります。皆さんも自分の許容量を自覚して、行動することを望む次第です。互いに頑張ろうね。
2013年10月17日
10/17
かたる:米国の財政問題は下院のベイナー議長が「われわれは良く戦った。ただ勝利には結び付かなかった」と語った。…との事で、一応、今回は鉾が収められた形ですが、ドルと言う基軸通貨の価値を大きく失墜させたことに変わりはないのでしょう。格付け会社のフィッチが警告を出しましたが…本来は格付けを引き下げるのが妥当なのでしょう。中国は「非米国化」推進のコメントを出しています。しかし中国の米国債保有残高は維持されたままで、これも戦略的な駆け引きの一環なのでしょう。しかしシリア問題から今回の財政問題と…米国の信頼性は大きく揺らいでいますね。当然、日米同盟の信頼性も失われていますが、この度、米国太平洋艦隊の司令官に日本人を母とするハリス海軍中将が海軍大将になり就任しました。太平洋艦隊の200隻の水上艦艇と潜水艦、および1100機の戦闘機を保有し、兵士、事務職員数14万以上の部隊を指揮すると言います。まぁ、基本的に米国人なのですが、横須賀生まれなので、なにやら心理的に安心は出来ます。この気持ちは不思議なもので、きっと自衛隊幹部職員も似た感覚を保持するのでしょう。
中国の自動車販売好調さが指摘されていますが、同時に人件費は上がっているので、EMSメーカー各社は、中国からインドネシア、ベトナムなどの人件費の低い地域に移転するのでしょう。固定資本形成に頼る経済成長から、消費を増やし内需型に移行するのは当然の流れですね。このEMSのフォックスコンは、アップルから減産指示を受けているとか…やはりスマフォは既に一巡している訳で、村田が車の需要に向け大きく舵を切っているのが、時代背景の流れとしてよく分かりますね。そのITSの世界会議が東京ビッグサイトで開催されており、15日の007のIR発表となったのでしょう。ようやく2010年春のワクワク感が戻っているのでしょう。昨日の値動きで感じたのは意外に玉が薄いと言う印象でした。やはり誰か、新規参入組があるのでしょう。ただ業績面の追随が後になりますからね。J・TECは医薬品ですから、どちらかと言えば収益予測はしやすいのですが…007の場合、この予測が立ちにくいのです。技術の使用料はケース・バイ・ケースで決められるからです。更に製品を自らが作っている訳ではないからですね。その分、粗利は非常に高いので、売り上げが、ほぼ全てが利益と考えても過言ではないでしょう。
J・TECはこのような業績推移の時に、ファンドは参入したのですが…007に大物が関与してくるかどうか…。まぁ、何れ参入するのでしょうが…、日本人のサラリーマン・ファンド・マネージャーは「事なかれ主義」ですからね。ただフリースケールなども関与しているとなると…、ルネサスも押さえており世界独占ですからね。デファクト・スタンダードの確立ですから、相場がこの意味を反映しない筈はないと思っています。トヨタだけで年間1000万台以上なのです。カタルなどは単純で、100円とすれば…などと直ぐに「とらぬ狸の皮算用」を始める始末です。
新聞を読んでいると…ニチレイが新工場を建設したとか…。実はカタル君、日本の冷凍食品産業は、成長分野ではないかと密かに考えているのです。ニチレイに味の素、ニッスイに極洋なども…日本の食文化がアジア支配をする日も遠くないように感じています。この冷凍技術の進化は目覚ましく、おそらく世界で一番でしょう。まだレポートに書く段階ではありませんが、建設株と同様に気になっている産業の一つです。この建設株ですが、現状は儲からないのですよ。今は駄目なのですが、中長期投資には最適だと思われます。何故、目先は相場にならないか? 理由は資材高騰や人件費が高騰し需要に対応できないのですね。ビルの骨組みに使われるH製鋼の価格を、東京製鉄は10月の販売分から2000円引き上げ76000円にするとか…、新日鉄住金も3000円引き上げるのだそうです。復興特需もあり建設労働者の需給バランスは逼迫しています。その為に地方自治体が発注した健康施設の入札が3回目も不調になったとか…この現実が建設業界の実態なのでしょう。故にカタルは大成建設や熊谷組、鉄建など…残念ながら今回は相場にならないと踏んでいるのです。
代わって…相場の芽が育っているのが、今朝の日経新聞の報道にもあったように、リートへの資金流入で、1―9月期は6701億円となっていました。何も日本だけの話ではありませんよ。世界には待機資金が眠っているのです。アベノミクスが確実にデフレ脱却を成功させるなら、世界中から日本に不動産投資資金が流入するのですね。何しろ世界の中で日本だけが金融バブルの影響を受けずに、20年以上も調整を続けてきたのです。しかも世界第3位の市場です。米国の不動産は直近の2006年に壁があります。中国は不動産バブルが、根強く指摘されています。この手の資金の受け皿に、日本が選ばれるのは自明の理ですね。だから1兆円以上を誇る受託資産残高を保持するハイリスク企業のケネディクスの株価が、騰がるのは当然なのですね。まもなく相場はスタートしますよ。
カタルは、何度も2000円割れの007を、現物で買っておいて欲しい…と言っていましたが、それと同じことが、もう直ぐ開始されます。でも資金力のない人は619円を超えてからの参戦で、充分に間に合います。最後に東京電力ですが…会計検査院が指摘したように既に「死に体」です。カタルの予測では株主責任は免れないでしょう。最初の選択を間違っていた為に混乱します。10年を超える債務超過状態は確定している訳で、東証は正当性を主張しないと訴訟になりますね。最近は個人も黙っていませんからね。少なくとも整理ポストに入れ、管理すべきなのでしょう。おそらく既得権力者が完全に逃げてからの発表になるのでしょう。東電債など…お持ちの方は気を付けた方が良いですよ。本当に世の中、腐っていますね。
明治政府は殖産興業を謳い、多額の政府予算を掛け育てた産業を、自分達の息の掛かった民間企業へ、不正に払い下げをしました。余りに露骨なやり方だったために、批判や権力闘争が発生し、対立していましたね。カタルも、なかなかこの辺りの背景を書いた小説を読んだことがない為に、実態は詳しく知りませんが、最近、花村満月の「私の庭」を読んで背景を知った次第です。彼は意外にまじめで…文献などを参考にして小説を書いているようです。様々な事例から未来を予測する。時代の流れが明確に見えれば、相場の予測など簡単なことなのです。問題はどんなタイミングで相場がスタートするか?それだけの話です。
2013年10月16日
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かたる:昨日の一番人気は、日経新聞の解説にもあったようにアドウェイ2489です。この銘柄は日曜日のコラムかな? ネットやスマフォ広告が好調な要因を掲げたように、基本的に消費が好調なので、急激に損益分岐点を大きく売り上げが超えたので、小売りメーカーに、広告枠のユトリが生まれた訳ですね。ほら…携帯ゲーム各社が、グリーやDENAのように膨大な広告予算を付けて、テレビCMを独占していたことを連想すれば理解は出来るかと思います。このような背景があり、アドウェイが、数ある広告代理店のなかで市場からスター株的な存在として選択されたわけですね。しかし現状は明らかに行き過ぎているのでしょう。ババ抜き合戦ですよ。気を付けてください。
アドウェイは9月に売買単位が変更されており、業績との比較が分かり辛くなっていますが一株利益は10円にも満たないのですよね。 四季報の2015年最終利益予想が330百万ですから、総発行株式総数が4045万株ですから、一株利益は8円16銭の計算になりますよね。僕の計算違いかな? どう考えても…、現状では4ケタを超えるのは行き過ぎでしょう。たかが広告です。競争が激しく独占的な利益を得られるとは思いません。しかし土曜日と日曜日に検索リストの分析をしようと思ったのは…このような銘柄を見逃さない為ですね。人気株が挙がるように条件を設定したリストには…、調べてみたら9月4日の相場で、アドウェイはリストアップされていました。その時の株価が39万円です。その後500分割ですから780円の時に、カタルの人気株検索リストに登場したことになります。そのタイミングは此方です。何故、僕がこのリストの検討を始めようかと思っている理由が、この事からも分かるかと思います。
別にアドウェイなど、どうでも良いのですが…。たまたま日経新聞に掲載されており、カタルが検索リストの検討を始めたのは…、相場環境が改善してきて、たぶんカタル自身の投資資金も増やせると思うので、銘柄の拡大を考える意味で検索作業の中からヒントが生まれるかな?と思ったことと、カタルの一つの手法を公開することで、全国の証券マンも自分なりに努力をして、銘柄の選別知識を高めてもらいたいとの意図があります。だが残念ながらカタル君は怠け者ですからね。続くかどうか…。今はお金が必要なので欲しいのですが、あまりお金に執着しませんからね。所詮、お金など使い切れないし…どうでも良いのです。一切れ100円の鮭も、1000円もたいして違う訳じゃないですからね。まぁ、美味しいものは美味しいのですが…。でも今はお金が必要なので、ある程度、努力をしなくてはなりません。トホホ…。
さて007のIRの発表なのですが…分かり辛いのですが、ルネサスやフリースケールに搭載が決まったのでしょうか? おそらくそうなのでしょうが…、これでIVI分野のQBは世界独占になりますね。ルネサスとフリースケールのマイコンで、ほぼ車市場を独占しているからです。この価値が分かる人には分かりますが…勉強不足の証券マンに分かるのかどうか…ITSと言う高度情報システムが世界で標準化され、車は未来カーの分野に入ります。自走式の車は標準装備され、全ての未来カーにIVIが搭載され路車間通信や車車間通信など必要とされますね。それで村田が車市場に新規参入して市場を開拓し始めたのです。007の未来価格は高く放り上げられるわけですね。アドウェイなどの比ではありません。まぁ、いずれ皆さんにもカタルの夢が分かる日が、来るのでしょう。もう直ぐ爆発するでしょうね。必ず、複数のファンドが参入してくるでしょう。まだ安い内に現物を握り、黒字化が確定してから信用で買い増しをすればいいのでしょう。
さて、最近、僕の好きな大阪チタンの株価が、何故、強いのかな?と不思議に思っていたらTPPなのですね。米国への輸出には15%の関税が掛けられており、これがなくなるとの読みがあるようです。ただ航空機は好調なのですが…チタンの使用量が減り、相場も低迷しています。でも僕は、この関税の背景を先日、新聞で読んで知りましたが、意外にTPP関連の関税問題は、相場に影響を与えるかもしれませんね。つまり調べてみる価値はあるのです。研究所などでレポートを書く仕事をしている人は、この辺りも目を配らねばなりません。
ソフトバンクがフィンランドのSupercell株を1515億円で買収するとか…。どうせならグリーを買収すればいいのに…とも思うのですが、きっと発想が違うのでしょうね。アイディアの価値が違うのでしょう。アイディアは無限に広がります。テレビを見ていたら…僅か15歳の少年が、すい臓がんの検査方法を画期的に変えたプレゼンをしていました。15歳の少年がネットを利用して、社会貢献が出来る時代なのです。アイディアや発想がネットを利用し現実的な大発見に結びつき、世界を大きく変化させるのですね。インターネット時代は、やはりすばらしいですね。そのプレゼンは此方でご覧になれます。
さて市況解説欄を読むと、昨日の日経平均株価が引け際に緩んだのは、首相の所信表明演説に目新しさはなく…失望したとの解説がありました。この解説をした証券マンの目は、節穴かな?と思いますね。カタルは、007のQBが世界の車、全てに搭載され、凄いなぁ~と連想したのですが…。今朝の相場は全く反応していませんね。同じようにカタルは首相の演説を聞いて…安倍さんはひょっとすれば、非常によく勉強しているな…と感心しながら、昨日の演説を聞いたのです。その理由は先日も少し触れましたが、彼は江戸時代から明治に移行した過渡期と同じように、現代社会を見ていることが窺えるのですね。昨日は中村正直が翻訳した明治時代のベストセラーである「西国立志編」を用い、「心 志あれば 必ず便宜あり」と所信表明演説に盛り込みました。この発想が非常に気に入っています。
ようやく政策トップが、僕ら証券マンの時代感覚とマッチし始めています。今までは僕らの悲壮感は全く共有されず、政策にも反映されませんでした。しかし今回は違うように感じます。カタルはよく、今の時代を明治維新の時代背景とダブらせて相場解説をしています。やっと時代観を共有できるようになったのかな?…と期待を込めて政策を見ているのです。正しい選択をすれば、必ず、日本はこの苦境を脱して、新しい時代へ突入できると考えています。少し小手先論に走る傾向が見られるアベノミクスですが、筋は、今までの中で一番、良いですね。おそらくデフレ脱却に必要な信用創造も確立されるのでしょう。ケネディクスが注目される所以なのです。週足は素晴らしい形を形成しています。もう直ぐ、離陸が開始されるのでしょう。皆さんは確かめてからで充分だと思いますよ。619円の高値を綺麗に抜いてから買っても良いのですね。何故なら、相場の天井が高いからです。その方が時間を節約できますね。更に安心です。ただ現在関与している筋は相場巧者とは言えないようにも感じています。きっと複数のファンドがこの銘柄にも参入すると考えています。あらら…ナスダックのITバブル銘柄は続伸し、1割以上も上がってきましたね。あまり自信はなかったのですが…何しろ10年以上ぶりの相場だから…ひょっとすれば…ひょっとして人気株に選択される可能性があるのですね。でも僕は彼はそんなに好きではないのです。
2013年10月15日
10/15
かたる:米国の財政問題が相場の話題になっており、更なる波乱がないことがコンセンサスになって相場は展開しているようです。ここに来て米国の企業業績に対する不安がチラチラ語られています。更にG20のインフレ率が発表され、非常に落ち着いた動きになっています。基本構造として量的緩和の大敵は「インフレ」なのですね。インフレにも様々な形態があります。基本構造はBIRICsなどの新興国の台頭により、資源価格の上昇が、ここ数年間はキーワードでした。基軸通貨のドルがばら撒かれ、金価格が上がり、中国の固定資本形成、つまり社会資本整備などの構造物の建設が盛んになり、鉄鉱石を代表とする資源価格が大きく上がりました。その為に石炭や鉄鉱石を運搬する商船三井や還元剤の大平洋金属が特需を謳歌した相場は記憶に新しいところです。その後、これらの需給バランスは、米国の金融危機発生で落ち着きました。
BRICsの発展に、大きく寄与したのは「CDS」などの金融商品が開発され、リスクの分散が可能になったので、本来は起りえない信用供与が進んだためです。同じ土壌に米国のサブプライムローンなどがあります。しかし…米国の金融危機が発生し、保険機能の希薄さが問題視され、米国を始め世界中で金融機関の自己資本比率規制の強化が求められています。日本の失われた時代は、何も日銀や金融庁などの政策のミスリードだけではなく、総資産経営を実践してきた我が国のシステム転換の意味も大きかったのですね。日本の銀行は非常に非効率なのです。まぁ、色んな理由がありますが、基本は「御上頼み」…おんぶに抱っこで成長してきた為に、人材が育ってないのですね。ようやく公的年金運用の民営化が始まるそうです。通常は日本株を中心に運用されるものです。金融面でも新しい時代が幕開けするのでしょう。
さて経済のお浚いを簡単にしましたが、通常はFRBがこれだけ資金供与すれば、投資が進みインフレになるのが普通なのです。ところが…今回の発表を見ても、G20のインフレ率は前年比率3.0%程度の上昇に過ぎません。7月の3.2%から低下しています。世界的に見て、企業の現預金比率は高く投資が鈍っている現象は、日本だけではなく米国も同じですね。基本理由は投資先がない為ではなく、金融システム不安の為に、企業が安全性を重視して保身に傾いているからです。日本は過度の金融庁検査が、金融マンの意識を縛っているのです。このような「縛り」は非常に大きいのです。故にみずほの反社会的勢力への融資問題を悪戯に大きく扱うと、折角のアベノミクスの気運の効果が半減されるのです。この辺りの感覚は、トップが良く実態を分かってないとなりませんね。下はどうしても権力行使に動くものですからね。軍隊でも下士官による暴行は当たり前の出来事です。
いま大切なのは、みんなを惹きつける成功体験です。人々の心に成功体験を植え付け、投資活動を盛んにすることですね。多少の「はみ出し」は、笑って諭すぐらいの力量が必要なのです。ITバブルのような夢のある話題を材料にして、その方向性へ資金投資を加速させる必要性があります。そうして初めて新しい時代が開けるのです。情報の利用がクラウドと言うインターネットの中で進展し、世界中の知恵が活用できるのですね。大学の講義も学術論文も公開し、共有財産にして世界中の人々が活用できるようにするのですね。その為には、皆に成功体験を植え付け、現在の小さな兆候を、大きな流れに転換しなくてはなりません。もう技術的にそのような未来社会は訪れているのです。あとは、この動きを一般化させるのです。スマート・コミュニティーの推進ですね。ユビキタス社会の到来です。情報をやり取りするために必要な環境を整えるのです。007に期待するカタルの願望は、お分かり頂けると思います。
投資活動が加速しないのは、減損会計を強いられる環境があるからです。資産価格の劣化により、これまでどれだけ、本業のもうけの利益を飛ばしてきましたか? 持ち合い株の解消をする過程で、実現損を計上し続けたから、三菱UFJの純資産価格割れが日常化しているのです。可笑しな現象ですね。此処に歪みがありますね。アベノミクスの期待感で確かに銀行の株価は2倍になりましたが、未だに純資産価格以下なのです。このような現実は正当な政策を続ければ必ず修正されます。地価も同じですね。だから信用創造機能の復活が絶対条件なので、ケネディクスの株価が上昇するのでしょう。みんな、経済の基本ですよ。ケネディクス同様に、ナノキャリアは公募期間中にも拘わらず、株価は高く推移しています。赤字が拡大し続ける会社ですが、未来の「見えない利益」に対する期待を買う行動です。この意味は市場に希望が生まれ始めているのです。007も現状は赤字ですが、自走式自動車の本命株はトヨタなどですが…、関連銘柄のスター株に育つ可能性を秘めていますね。希望を感じる事が出来るなら…。だんだん眠っている資金が動き出します。日本は少子高齢化故に工夫が求められ、スマート・コミュニティーの動きを加速させ、新しい時代に向かう素地があるのです。
さて話は変わりますが、グリーの動向に最近は再び興味が湧くかもしれませんね。ただ単発でしょう。1000円程度の株価なら、戻りが可能だろうと思っています。一応、アフターです。僕は持ってないので良く観てないのですが、基本構造は一緒なのですね。悪材料を出しても株価が下がらないようでは…上がるしかないのですね。DENAなども海外部門の利益は増しているのでしょう。やはりその分野で、先駆しているだけに期待感はあります。僅かな戻りで投げない方が良いのでしょう。実は最近、あるアイディアは閃き、ナスダック関連として見ていたのですが…案の定、株価は新高値に躍り出たようです。友達には話をしたし、先々週末、インタビューをされた雑誌社の人にも、銘柄を公開しましたが…その時に、銘柄を三つ掲げました。ケネディクスに007と、もう一つですね。カタルは上がるだろうと考えています。意外高をする可能性もあるんじゃないかな? 新しい銘柄のヒントは「ITバブル」です。
まぁ、銘柄がいくつあっても資金が限られるので、どうでも良いのですね。11月からの本命筋は為替効果のフル寄与で、自動車が中心になると述べましたが…こんな銘柄群は既にある程度、株価に織り込まれており、大きく上がりませんからね。カタルは興味の対象外です。昨日、検討した幾つかの銘柄は、面白そうですね。証券マンの人は日曜日と月曜日のコラムを読んで、自分なりに検証しお客様に薦めても良い銘柄がありますね。やはり007は誰かが玉を集めているのかな?どうなのでしょう。007の板は薄く非常に玉集めは苦労しますね。プロはそろそろ業績推移からみて、参戦し始めてもおかしくない時間推移なのでしょう。複数のファンドが参入すると、相場が大きくなるので良いのですが…果たして期待通りの成長株に育つのかどうか…。
カタルはどの株も、非常に早い段階でスタートを切っているので、皆さんには退屈でしょうが…相場の考え方を、銘柄の動きを通じて感じてもらいたいのです。そうして本物のバフェットのような投資家になれれば…と願っています。株価が2倍になれば、通常、投資金額は3倍から5倍程度に膨らむものです。仮に株価が10倍になれば、一財産が出来ますね。チャンスは多くありませんが…素質のある株は限られるのです。夢を語り続けられる相場環境が続くと良いのですが…あとは政策次第ですね。
2013年10月11日
10/11
かたる:最近、感じるのが米国への信頼低下の問題ですね。現在は財政問題で「ねじれ」による議会対立が続いていますが、米国の力量に違和感を覚えたのはシリア問題です。何故、大統領は議会の承認を必要としたのでしょう。これでは日米同盟が存在しても…仮に、中国が尖閣諸島に強引に上陸し、実効支配をしたら奪回は難しいのでしょう。当然、日中が小規模の交戦に発展しても、日米同盟の実効性はかなり失われているように感じます。所詮、自立するしかないのです。このような考え方があり、小沢さんは中国に接近しパイプを築き、両天秤の日本の態度が国益に有効と考えていたのでしょうが、米国と日本の官僚組織とのパイプの返り討ちにあったのが実体ではないか…カタルは推察しています。ここに来て安倍さんは「秘密保護法案」など…外堀を埋める政策を実行しています。これも時代の流れなのでしょう。
それにしても、フェアな国と思っていた米国も、良く観察すると我儘な自分勝手な国です。何故、根強くイスラム圏の人々が、「米国憎し」と考えるのか? 分からないでもありません。イラク戦争の過ちからシリアへの決断に、議会承認を求めたオバマの発想は分からないでもないですが…政治家らしくないですね。これで米国の信用は大きく失墜しました。今回はこれほどデフォルトリスクが騒がれていますが、何故か、格付け会社は声を上げていません。過去にS&Pが米国債を引下げしたために、政府筋から復讐を受けた経歴がありますからね。所詮、フェアと言う市場経済を支える根底も、いい加減な「ものさし」なのでしょう。市場原理を揺さぶる筈の「公正で公平な基準」は何処か歪んで見えます。
最近、カタル銘柄として推奨した「アーク」「JVCケンウッド」「ユニデン」など…いくつかありますが、信用の期日が来ており、対処の説明を求められるケースがあります。それぞれ銘柄を薦めた背景がある訳ですが…その背景が崩れているから、カタルは、以後、取り上げていませんね。グリーもその範疇です。カタルは泣く泣く損切りをしたのは1000円の時でした。あの時期に1400円で買って失敗した銘柄ですね。アップルの課金システムに敗れた背景があったのです。アークにしても円安により国内の生産回帰現象が強まると言う予測がありましたが、実態はこの程度の円安では回帰という現象は生まれていませんね。生産基地移転の動きが止まった程度の話です。時代背景が狙い通りの流れになっていなければ、当然、業績への寄与も薄れ、株価も上がりません。せいぜい一般株の連動率と同じ範疇です。
グリーは最近、新たな動きがあるようですが、実態がどうかですね。カタルは前期の決算発表でリストラ損を含めた赤字計上まで読んでいましたが、実際はそこまで踏み込みませんでした。その後、リストラが発生しています。この辺の経営者の感覚が甘いのですね。田中君は若く、失敗は当然ですが、良い参謀が付いていれば乗り切れるはずなのに…。何処に傷があるのか外部からの観察では分かりません。しかし携帯ゲームと言う新しい市場を築いた人物ですから、きっと立ち直ると信じています。今はタダ、そっと見守るだけですね。一般的にDENAなどは、海外売り上げが黒字化して期待した爆発現象は生まれていませんが、確実に好転している筈です。ただ「コロプラ」などの株価に見られるように、明らかに、現状は競争に負けていますね。ゲームと言う市場は単発の打ち上げ花火ですよ。
ここで利益の質が問題になります。ガンホーのような一時的な利益の質では、いくら急カーブに業績が向上しても、人気はあっという間に冷めますから、利益の質が悪いのです。他人が容易に参入できる儲けも同じですね。独創的な利益、他人が真似できない積み重ねの利益は、利益の質が高く高評価を受けます。こんな事は常識ですからね。カタルが何故人気株の「コロプラ」など…株価が上がっているに話題にしないか? その背景を考えればカタルの主張を、御理解いただけると思います。コラプラはガンホーより質が悪いのでしょう。理由は相場全体の運です。所詮、二番煎じなのですね。気を付けてください。
さて今日の日経新聞の大機小機『平成の大相場』の考え方は面白かったですね。カタルは少子高齢化社会においての経済成長は「情報革命」だと信じています。新しい通信手段が発展し、この活用が生産効率を飛躍的に高めます。故に、前からキャッシュレス社会の構築を述べています。警察も税務署も必要ありません。振り込め詐欺のような犯罪はなくなりますね。さらに腕時計式のスマフォ健康システムが生まれ、病気なども初期段階で検知でき、医療費の削減にも貢献できます。兎に角、IOTと言う情報を取り入れた新しい生活スタイルが、ドンドン進展し、日本はこの分野で最先進国に成りえるのです。問題は政策担当者に、その心があるかどうか…。グリーと同じ問題ですね。
先ずはデフレを脱却しなくては…何も始まりません。その為には信用創造が全てなのですね。人間は馬鹿な動物なのです。みんな同じなのですね。カタルが事前に、こういう理由でこの株が上がる筈だと解説していても、株価が上がらないとなかなか行動を起こさない人が大勢います。それが当たり前なのです。昨日は少しがっくりしました。下手糞ですね。ケネディクスの話をしているのですが、昨日も大幅高させれば良かったのです。此処は重いのです。みんなが利食い圏に入り、信用の高値期日も迎えています。だからこそ、一気に「かちあげる」のが筋ですね。存在感をアピールせねば、ならないのですね。僅か1千万株程度、買えば良いだけの話しでしょう。ヘッジファンドの力量が問われますよ。
株は難しいですね。素質があって、業績とのバランスがあり、時代背景がマッチして、そうして仕掛人が存在しないと…、なかなか良い相場は成り立ちません。その仕掛人の力量がものを言うのです。複数のファンドが乗り入れる時があります。自分だけで買っている内は不安を覚えるものですが、賛同者が現れると嬉しいものです。僕の友達のよっちゃんは、最初は仕手筋に提灯を付けるつもりが…、いつの間にか自分が本尊になってしまい、余りに買い過ぎた為に、会社側から買い注文のストップ命令を受けます。顧客を裏切られず、彼は結局、会社側が用意した支店長の椅子を蹴って、歩合の世界に入りました。株が上がる背景は、色んなパターンがあります。ファンド仲間の成績を上げる為に、彼がしこっている銘柄の株価を上げて、成績をカムフラージュして、そのファンドマネージャーの契約を助けるとか…。実に様々ですね。全ては運ですよ。成功するかどうかは…。世の中の流れは微妙に時代の影響を受けますからね。
ここに来て設備投資関連の株価も上がっています。昨日、新高値を付けたダイフクなどはマテハン(マテリアルハンドリング)の大手ですね。先日、米国のウィンライト社を買収しその資金手当ての為にCBを発行していました。転換価格は1406円だとか…。通常は潜在株式総数が9.64%増えるそうですから、株価は下がります。しかしシェア拡大と言う前向きな資金調達だったので、株価は上がっているのでしょう。ようやく公募などの資金調達がマイナス面ばかりではないとの認識が広がり始めているようです。この物流システムの豊田自動織機や椿本チェーンなどの株価も何れ注目されるのでしょう。何しろ、インターネット通販の発展も背景にあり、物流システムの業績動向は好調なのでしょう。カタルは設備投資と言えば、ファナックを連想するのですが…。信用創造が復活しないと設備投資意欲は落ちますからね。先ずはデフレ脱却を、軌道の乗せることが出来るかどうかが…相場の焦点なのでしょう。物価連動国債の動向も当然、注目されます。だからカタルはケネディクスの株価動向に関心を持っているのですね。この株が上がらないようではスムーズな日本経済の復活路線は消えることになります。
007も同じ考え方の流れにありますね。日本にはIOTの発展が必要なのですね。ソフトバンクは新高値圏ですが…様々な形態が生まれる新ビジネス市場なのです。先日、任天堂の山内さんが他界されましたが、ゲームと言う産業を世に送り出した貢献者です。娯楽が日本人の資質を駄目にしたとの指摘はありますが、時間をどう使うか? 価値観は人それぞれですからね。ただ人間社会の、人の気持ちの流れを理解してない若者が多いですね。だから三鷹の女子高校生殺害と言う短絡的な行動に繋がるのでしょう。フェイスブックが仲立ちしたそうですが…もっと人間心理の動きを、実践を通じて経験した方が良いですね。ゲームのような気持ちがないキャラクターと、同じ次元で現実社会を見ているから可笑しな行動に走るのでしょう。一番気持ちが揺れ動く中学生の時代の道徳教育の大切さを痛感している次第です。相手が嫌だと言えば、諦めるしかないのですね。この転換がなかなか上手く行きません。
だからベンチャリの失敗のように…いつまでも幻想に拘り、僕のような失敗を積み重ねるのでしょう。株式投資も同じですね。塩漬けなどが、何故、生まれるか? その背景を知ることが大切なのでしょう。
2013年10月10日
10/10
かたる:米国ではFRB議長の後任に、副議長だったバーナンキ議長の信頼が厚いイエレン氏を、オバマは指名すると報じられています。ざっと調べてみると…彼女の夫はノーベル経済学賞を獲得したジョージ・アカロフ氏だとか…。彼女自信も優秀なのですね。こんな記述を発見しました。「有効賃金理論を提唱し、賃金上昇によって労働者の生産性が向上し会社の利益が増すことを示した」のだそうです。故に「これらのことは私にとっては単なる統計ではない。われわれは長期の失業が労働者とその家族に打撃を与えていることを知っている」との講演会での発言があるのでしょう。更に「私は危機の経験を経て、今回のような事態が起きた際に自動的に発動される、一段と厳しい基準と組み込まれた規則を強く信奉するようになった」との発言もあります。金融界にとって、厳しいのかもしれませんね。政策は非常に重要です。
カタルが金融庁の監査態度を批判しているのは、此処までお金が動かない環境にした現実があるからです。日銀の資金循環統計によれば、民間非金融法人の現預金残は220兆円(2013.6月末)だそうです。実に総資産が845兆円となっていますから26%もあるのです。恐くて投資が出来ない環境まで、社会を追い詰めている訳ですね。何も金融庁だけの責任ではありませんが、デフレ政策の主犯格には違いありません。社会から希望を奪い、自殺者を世界的に見ても、高い水準まで生むような環境に、誰が日本を追い込んだのか? 昨日、述べた「土下座」現象など…明らかに社会は行き過ぎています。日本中、至る所でブラック企業が蔓延っているのです。何故、三菱UFJの株価が、正当な評価に回復しないのか?その背景をよく考えた方が良いのでしょう。
さてこのような社会批判をしても何も生まれませんから、この辺にして…、現在行われている「アベノミクス」が、ラストチャンスです。既に日銀は異次元緩和に踏み切りました。これはルビコン川を渡ったのです。行先は二つしかありません。一つは日本経済が正常な活動に戻る復活パターンと、もう一つはカタルが懸念する「ガラガラポン」と呼んでいるスタグフレーションから狂乱インフレによる問題解決ですね。復興予算も限度があると、カタルは述べています。もう直ぐ震災から3年です。既に2年半が過ぎたのです。いい加減に政府に甘えるのは止めて、自立への道を歩まねばなりません。未だに被災者は家賃の補助などが出ています。確かに可哀そうですが、これも運命です。世の中、色んなことがありますからね。
株式投資をやっていると、痛いほど現実を思い知らされます。追証になれば、上がると分かっている株でも、安値で投げるしかありません。泣く泣く、安値で叩きつけるわけです。特にカタルのようなハイリスク派は、痛いほど、この苦しみを味わっています。社会の不合理を、その度に噛みしめるわけですね。証券マンは、長いこのデフレ環境で、嘘をつき続けて来たことになります。明日の日本を信じ、いつも前向きに、資金を市場に投入していたのに…。市場に貯金するばかりで、回収する時間の短い事。まるでゼロサムの競馬の世界です。市場原理はゼロサムとは違いますね。社会の成長に合わせ、自らの生活も豊かにする筈なのです。だから証券マンは夢を語るのです。明日の日本を語り、資金を成長企業に投じるのです。シャープの事を悪く言うのは憚れますが、他人の失敗を補うために資金調達している訳じゃないのです。銀行の借金を返すために、市場が存在するわけじゃないのです。ケネディクスやナノキャリアのように…未来の夢に資金を集めるのですね。その為には、市場は夢を語れる環境にしなくてはなりません。これが「アベノミクス」の成功です。デフレ脱却は、投資効果を上げるのですね。
シャープが、何故、失敗したか?
毎年、毎年、値下がりが続く土地を買い、賞味期間が短い産業に、多額の投資を行ったためですね。設備投資の償却期間は産業によって違いますね。しかし…日本の償却の仕組みは、現状に合っていません。更に少しの経済変動により稼働率が下がると、直ぐに銀行は不良債権に分類するような…厳格すぎる金融庁の指導が背景にあります。やくざ屋さんが、サラ金から100万円を借りるのを、どうやって防ぐのでしょう。私はやくざと言う看板を背負っているのでしょうか? 常識的に考えると、あの程度の実態は、みずほだけでなく何処にでもあるのでしょう。確かにみずほの対応は悪いので批判は免れませんが、頭取が批判されるような事案なのかどうか…。殊更、過大にメディアが連日報道する内容かどうか…。このような報道の積み重ねが「失われた時代」を長引かせるのです。あっさり幕を引くべきですね。ネチネチと…まるで小学生の苛めの世界ですよ。だから土下座のような無様な光景が広がるのです。
さて与太は、この程度にして…。8日の火曜日から素質のある株は反発して来たようです。例えばケネディクスですが、500円割れからの下げは、演出の可能性が高いと感じています。僕が仕掛けているなら、ここから一気に立ち上がり罫線を演出し、スター株の存在を市場にアピールします。ただ米国の財政問題も絡み難しいですね。此処から600円までは重く、そこを抜けると、投資心理が一変します。今はまだ戻り売りの領域で、信用で買っている人は僅かな儲けでも利食いを入れ、空売りも増えるでしょう。ここで一気に持って行くなら、カタルのイメージ通りの展開ですが、僕が黒子ではありませんからね。単なるコバンザメでは…株屋の当たらぬ予想に過ぎません。だから、どうせ株式投資が下手なのだから、619円だったかな? あの壁を抜けてから参戦すればいいのでしょう。ただしアベノミクスの成功が前提ですね。ようやく不動産融資も伸び始めているのでしょう。消費税の引き上げは、流石に気になりますが、4ケタになっても買いたくなる株がスター株に育つのですね。未来は4000円の株価でも、数字は合うのでしょう。
さて日経新聞に、初めて「M2M」の話が報じられています。IOT(Internet of Things)の世界の事です。情報を活用する時代になったのですね。これは単なる兆候です。日経新聞が一面に掲げましたが、インターネットが情報の活用を通じて、人々の生活を豊かにするのですね。だから通信の村田が、007と資本提携をしたのでしょう。通常は任天堂との関係のように業務提携止まりです。昨日は今日の市況で「ただ流石に、QBがものになるのが2年も掛かるとは…。しかし諦めかけていたのに…製品化が完了し、今ではカーナビ各社に採用と現実化しています。更にここに来て村田とルネサスの新事業のIVIへの採用も決まったようです。」に書きましたが、その後、会社側のIRニュースによれば、富士通テンのカーナビにも採用になったと発表されていましたね。カタルは事前に、この発表を知っていたわけじゃないですよ。全ては時代背景なのです。
実はルネサスエレクトロニクスの再建にあたり、産業革新機構と共にトヨタなどが出資をしており、トヨタの生産方式をルネサスが応用しています。ルネサスはトヨタから指導を仰いでいるのです。IVI(In-Vehicle Infotainment)車載情報機器は、既に一般化していますが、通信を絡めるのは、最近、発展している現象です。トヨタが密接にルネサスエレと関わりがあるという事は…007の技術も、何れトヨタに採用される可能性が高いのでしょう。こんな連想ゲームは、誰にでも直ぐに思い浮かびます。カタルが高値を承知で、何度も買い続ける理由は、何れベールを脱ぐ時期が来ます。日経新聞一面のM2Mの報道は、このような背景を示しているのです。皆さんは2000円割れを買いましたか? カタルは再び買い増しをしたのですが…。何しろ弱小投資家で、何時も追証の不安と隣り合わせなので…、なかなかタイミングが合いません。トホホ…。貧乏人は、なかなか儲けの路線に乗れませんね。生活費も稼がなくてはならないし…トホホの連続です。
まだ17日の期限まで間があり、一波乱はあるかもしれません。しかし当初、予定した最初の転換点に来ました。通常は、間もなく11月ですから「仕込み」が開始されます。1年を通じて、一番、投資環境が良い、年末年始を迎えますね。果たして「ケネディクス」がスター株としての地位を獲得できるのかどうか…。仕掛人の力量に注目しておきましょう。どうせ僕らは、相場が下手なのです。だから下手は下手なので、思惑で行動はせずに、高値で株を買えば良いのでしょう。スターの地位を獲得さえすれば、アベノミクスが追い風になり、秋空のように天高く、株価を運んでくれます。
2013年10月09日
10/09
かたる:新聞や雑誌、テレビなどのメディア媒体を通じて、市場動向を考えるわけですが…皆さんの関心があるのは、今は米国財政問題なのでしょうね。しかしカタルは、昨日の日経夕刊と本日の日経新聞のトップ記事が、みずほの反社会的勢力向け融資問題を大きく扱っている現実に、不快感を覚えました。このような流れを作り出すメディアの報道姿勢が、社会をデフレに導きだし、「失われた時代」を創っているのです。日経新聞の編集長を変えなくてはなりません。何故か?
「半沢直樹」の高視聴率が話題になり、昨日はNHKのクロ―ズアップ現代では「土下座」をテーマに扱っていました。何故、このようなドラマが人気になるのか? 何故、「ブラック企業」などと言う従業員を苛める言葉が氾濫するのでしょう。全て背景にあるのは、行きつくところまで、来ている変化の兆候ですね。オリコが審査した融資は230件で2億円ほどだと報道されています。1件あたり100万円で、あの規模ですからあり得る話です。何も「みずほ」だけに拘わらず、どの銀行にもあるでしょう。一度貸せば、このお金は余程、経済が好転しない限り、返済を望むのは無理でしょう。故に対策としては貸し倒れとして損金処理をして、以後の貸し出しをストップする程度ですね。問題は何故、こんな些細な事が、大きく報道されるのか? この裏の意図を考えねばなりません。カタルは金融庁の反逆で、大蔵省と官邸の法人減税を争う仕掛けかな…と感じています。おそらく日経新聞の記者が、大蔵に頼まれ記事を大きく扱った官僚と記者の癒着構造があるのでしょう。記者は情報を貰うために、ある程度、彼らの意に沿う報道をしなくてはなりません。貸し借りの世界ですからね。こうやって世論は作られ、報道が利用される構図があると思うのですね。兆円単位の融資額がある大銀行で、わずか2億程度のそれも1件ではなく230件です。審査を潜るのは仕方がないとも言えますね。
皆、失われた世界へ引き戻そうとする権力闘争に、報道が利用されていると考えるべきでしょう。NHKを始め皆、この構造下にあります。昔はもっと大らかでした。小さな失敗を社会が許すユトリが、どの世界にもありました。失敗は誰にでもあり、些細な失敗は笑って見守ったものです。昨日はバスの運賃が払えない若者が、後部のバンパーに乗っていた事件をNHKが取り上げていましたね。そんな小さな子供の戯れを…天下のNHKが取り上げるのです。確かに反社会的勢力への融資は悪い事でしょうが、たかが兆円単位を誇る融資残高の中で、2億程度の話しですよ。確かに対応に問題があるのかもしれませんが頭取が批判されるようなニュースなのでしょうか? 最近は多いですね。犯罪に対してもそうですし、不可抗力の交通事故に対しても、被害者の気持ちを過剰に反映する判決を求める風潮が気になります。人生、生きていれば色んなことがあります。小さな間違いを正さねばなりませんが…かと言って、それを厳格に求める風潮がデフレ脱却を拒んでいるのでしょう。
昨日、物価連動国債の入札があり、入札結果に驚きの声が上がっていました。市場関係者の認識が分かりますね。銀座ティファニービルの入札、今回の物価連動国債の入札、全てアベノミクスが成功することを物語っている事象です。分かりますかね? ロイターの記事で、日銀総裁発言が波紋を広げていると報道されています。発言は9月20日の都内で開かれた講演会だったようですが、総裁は「安定的に2%の物価上昇率を実現するためには、景気が普通の状態の時に2%になるような経済・物価の関係を作る必要がある」と指摘したと報道されています。意識的に日銀総裁はインフレを作ると述べている訳です。日銀は何でも出来ますよ。カタルは以前、100兆円の未来都市建設を提案しました。日銀がメザニンローンを引き受けろと述べていました。この趣旨は地価が下がらないと…日銀が宣言するわけですね。簡単ですよ。株でも土地でも下がらなければ、誰でも買いに動きますね。お金の需要が生まれ、投資活動が活発化します。
だからケネディクスの株価が、この年末年始に4ケタになり、いずれ4000円を目指すのですね。問題が此処なのですね。政策担当者の度量が、問われているのですね。不退転の決意があるかどうかなのです。日銀は何でもできるのです。冒頭、掲げた官僚組織と官邸の争いがあることを、カタルはみずほの不正融資から感じた訳ですが、同時に半沢直樹のようなドラマが、この時期にこれほどの視聴率を獲得した事実が、時代背景を表していますね。株もそうなのですね。みんなが話題にするときは、既に末端の買い手が動いているので相場は終わるのですね。問題はみんなが気付いていないうちに、自分が気づき仕掛けを作るのですね。ただ時代の流れがあります。かたるは007にQBのデモを見て007と言う銘柄を調べて行ったら、これからはユビキタス社会を迎えるから、行けそうだと言う勘ですね。此処から相場への参加がスタートしました。ただ流石に、QBがものになるのが2年も掛かるとは…。しかし諦めかけていたのに…製品化が完了し、今ではカーナビ各社に採用と現実化しています。更にここに来て村田とルネサスの新事業のIVIへの採用も決まったようです。時代背景を感じますね。
何故、かたるは3Dや東電、オリンピック銘柄に批判的なのか? それは目先的には人気になるでしょうが、株価が2倍になった後、誰がその高値を買うのでしょう。此処が問題なのです。2倍になっても、3倍になっても魅力が消えずに、さらに増している銘柄は何か?を考えるわけですね。昨日の銀座ティファニービルの売却は、ケネディクスに380億円に対し250億円になり、320億円に変化している現実を教えてくれているのです。だからケネディクスが持っている受託資産残高1兆1609億円は簿価ですから、およそ2割上昇しているのでしょう。つまり2300億円の含みがある可能性があります。この値上がりはファンドのものです。しかしその扱いはケネディクスに委ねられており、軍艦ビルの売買でメザニンローンが使われたという事は…投資筋が参入しているので、売買が可能なのですね。その成功報酬は10%程度が発生すると推測されます。つまり現状の利益は15億円程度ですが、2300億円の10%、230億円程度の利益はいつでも出せる環境になっている訳ですね。
2003年の8億7千万円の利益が2007年に146億円と17倍に膨らんだ同じ社会環境が訪れているのです。あの当時より受託資産残高規模が大きいので、利益はさらに膨らみます。株価が4ケタになっても、充分に安いと思い、未来の投資家がケネディクスを買いに来ますね。だから今、仕掛けるのです。その種玉の為の公募だった可能性がありますね。会社側も資金を得る必要性があったのでしょう。シャープと五十歩百歩ですが、潜在手的な有力投資家は、この現実を良く知っているから、公募期間中にケネディクスは上がりシャープは下げたのです。確かに市場環境は、少し違います。ケネディクスは恵まれ、シャープは「運がない」とも言えます。楽天のマー君が素晴らしい記録を残せましたが、2点や3点程度は取られています。しかしヤンキースの黒田は、1点の失点でも敗戦投手になっていますね。この運、これは天性のものでしょうが、このような神の采配に授かる素質があるのでしょう。同じことですね。昨日の切り返しは、やはり仕掛け人が存在することが分かりますね。あとは彼らの力量に注目していれば、良いだけの話です。
公募が発表された「ナノキャリア」も注目されますね。赤字の銘柄で公募が出来るのですね。これが市場経済です。明らかに関係者は、玉を手当てしていましたね。あまり下がらずに済みました。注目されますね。カタルも少し背景を調べる必要性が出てきました。赤字の銘柄は、基本的に怖くありません。しかし既に好業績になっている銘柄は、注意が必要なのです。こんな事は常識なのですよ。ニュースの見方も、裏を読む癖がついて…窺ったカタルの独自見解なので間違っているかもしれません。しかしそんな事は、当たり前なのですね。もっと日本人、皆が大人になって欲しいのです。今の日本の社会構造はまるでガキの世界です。小さなものを、わざわざ大きく取り扱って、誰が得をするのでしょう。官僚組織だって、こんな小さな争いをしているから、パイがドンドン小さくなり、土下座などと言う下品なランクが話題になるのです。馬鹿らしい。もっと大人になって欲しいのです。
さて昨日の日経平均株価は、予想ラインに到達しました。安値が13748円でしたね。カタルはコラムで日経平均株価の目途として13744円と、今回の下値を予想していました。果たしてここで切り返すかどうか…。それとも8月下旬の安値をさらに割るのかどうか…オリコの報道なども微妙に関わります。米国の財政問題ですが、ベイナー下院議長(共和党)は「腰を落ち着け、相違を解消すべき時期だ」と述べた。と報道されています。報道によれば軍事産業の自宅待機が始まったとされています。共和党の地盤である軍事産業からの圧力が、背景にあることは容易に想像が付きます。スポンサーから、いい加減にしろと圧力がかかる訳です。この報道はWSJですが、だいたい山場なのでしょう。これは株屋としての認識です。
この動きを感じ、ケネディクスがスター株としてのスタートを切るのかどうか…注目されますね。良いですか…弱小投資家は、どうせ下手なのですから、上手に下値を買おうとせずに、高値を買っても良いのです。カタルなんか、007を3405円の高値で買っているのです。ケネディクスだって600円台は流石にありませんが590円台を何度も買いましたね。結局、投げていますが…。上がる銘柄でも仕掛けは難しいですね。007だって、先日の2390円処をいくつか買ったのです。だから現状はヤラレですが…、別に心配はしていませんね。黒字化の時間は、ドンドン近づき夢が大きいので、あっという間に人気株に、いずれ成るでしょう。
色々解説すると長くなりますね。読む方も大変でしょう。今日は此処までです。
2013年10月08日
10/08
かたる:株と言うのは、やはり分からないものですね。何処に真実があるのか…。ハッキリと姿が見えるのは企業業績の発表の時だけですが、企業経営者も作為的に表面利益を操作できますからね。しかし一般的なレベルの投資家は、その実態を知りません。だからと言って、その会社の正しい評価が出来たとしても、自分だけの独りよがりでは駄目で、世間、つまり市場参加者が、その潜在的な評価を認めないと株価は上がりません。だから、一般的な評価とのギャップを埋める為に、それぞれの投資グループが存在し、その歪みを正すのですが…日本は市場原理以外の見えない構造が、潜在的に存在するので、なかなか正しい株価評価に繋がらないようです。
カタル推奨の三菱UFJ株を見れば分かります。株式持ち合いが行われていた1980年代の一株純資産は、1991年の会社四季報の新春号では605円で一株利益予想は38円です。1989年のピーク時の一株利益は65円で、1987年には高値4350円を付け、バブル期の1989年末の株価は、3300円台の株価を維持していたのです。カタルが問題視している、バブル前の…間違った方向性が打ち出されたプラザ合意(1985年)の日本の政策時期ですら、1500円前後の株価を維持していたのです。現在の一株純資産は809円で、一株利益は57円ですよ。配当だって当時の8円50銭より多く、現在は14円も実施しています。それなのに…株価は607円ですからね。驚きます。株式持ち合い制度が崩壊し、グローバル環境になった評価なのでしょうが、この実態が正しいのかどうか…。
昨年11月、それまで5万から6万の株価評価だった「ナノキャリア」などの急伸により、市場には「希望」を感じられるようになってきました。本来なら山中教授がノーベル賞を受賞した時に、IPSの創薬ビジネス関連株は、一斉に株価が騰がる筈だったのです。この受賞報道は2012年10月8日だったのです。株価が実際に動意づいたのは、11月に入ってからで11月7日に、初めて10万円台の株価に乗せています。その後、あれよ、あれよと、人気になったのは記憶に新しいですね。まだ利益が生まれない銘柄を、よくここまで買うな…と不思議に感じていましたが、カタルは当時、前から注目していたJ・TECをカタル銘柄として推奨しました。理由は膝関節の薬の認可が、10月に降りていたためですね。まぁ、J・TECはバイオ人気があったために、業績に先行し株価が上昇しましたが、「希望」に、株価が反応してきたことは良い事です。
ここでカタルがここで述べたいことは、人間は「希望」と言う夢を抱きながら、成長する事実です。デフレ時代は全てが逆風で、あのトヨタまでも生産基地を海外に移転するのです。この現実は、どういう事なのでしょう。海外向けに日本から輸出する分は必要かもしれませんが、日産はマーチをタイで生産し、日本に逆輸入しているのは、いくら量産車と言えど、首を傾げたくなる現象でした。ようやく安倍政権に変わり、デフレ脱却マインドが生まれ、この動きが軌道に乗るかどうか…。カタルは消費税の引き上げに、多少の不安を覚えていますが…これは実に難しい判断です。何れは乗り越えなくてはならない壁ですが、市場の仕組みが、果たしてグローバル化に対応しているのかどうか…難しいですね。
噂によれば、KKRは安倍首相に対し昼食会の席で、ルネサスエレクの件で釘を刺したとか…。共和党の小さな政府の感覚では、市場原理に任せるべき事案なのですね。それを産業革新機構なる政府系ファンドが登場する奉加帳形式の形が、果たして正しいのかどうか…。シャープの奉加帳は失敗し、公募と言う形で決着しましたが、経営陣の認識が疑われます。本来は経営権も含めた第三者割当増資を考えるべき事案なのでしょう。そうすれば…株価は500円台でも決着したのだと思います。ところが…内紛を抱えたままの経営陣の形で、増資をする有様。カタルはシャープが好きな会社なので、頑張って欲しいけれど…これでは筋が通りませんね。東電と同じです。
さてデフレ脱却が、成功するかどうかは…未だに定かではありませんが、しかし順調に来ていますね。ソフトバンクが320億円で、銀座ティファニービルを買収した事例からも明らかです。それなのに…ケネディクスの株価は、公募価格512円を割れてきましたね。おそらく筋の演出だろうと考えられますが、この辺りは内部に身を置いている訳じゃなく推察に過ぎません。しかしこのティファニービルの単価推移を見れば、現状の東京の不動産価格の実態が分かります。380億円が250億円に落ち込み、このような環境下で金融庁の厳格な検査により、ダヴィンチは減損会計の資金が手当てできずに上場廃止。残ったケネディクスは倒産価格まで追い込まれましたが、辛うじて踏みとどまりました。中身は褒められたものではないでしょう。しかし上場維持…と、踏みとどまったことが非常に大きいのですね。流石、米国資本です。抜かりはありません。
良いですか、現状のケネディクスの帳簿の簿価は、ティファニービルの250億円の評価のままなのです。おそらく、ここに来て70億円の含み利益になっているのでしょう。しかしケネディクスも相当、無理して財務マジックを使っているので、直ぐに70億は実現できませんが…急速に財務内容は改善し「プラス転回」していますね。なにしろ軍艦ビルに、メザニンローンが復活しているのです。メザニンローンが復活しているという事は、金融システムが動き、投機筋も参入しているのでしょう。東京の不動産は上がりますよ。介護リートの話は、夢がありますね。不動産以外に、もう一つの成長市場が生まれます。間違いなくケネディクスは、4ケタを目指しますね。ただしデフレ脱却が条件になります。
一方、米国財政問題で投資マインドが急速に悪化すると、株価を崩した007は再び2000円を割れてきました。此処は買い場でしょう。カタルは何度も2000円以下は買い場だと述べています。ユビキタス時代が急速に訪れ、その評価が出来ていないのでしょう。村田が資本提携した段階で、此方も1万円が確定でしょう。何しろ世界一の電子部品会社です。ここに来てIVI(車載情報機器)などの材料も表面化しています。ルネサスエレと村田との共同事業です。CEATECのレポートが紹介されています。此方です。
カタルはナノキャリアやJ・TEC以上に「見えない利益」の成長性を007に感じています。故に、先日付けた高値2390円も買っている次第です。あちゃ…。なかなか利食いをする気持ちになりませんね。むしろ株価が騰がると、ようやく市場が正しい評価に動くのかな?…と、いつも思うのです。おそらく利益が、実際に出るまで買い続けるのでしょう。組み込みソフトの一般的な成長予測は、20%程度と経産省から発表されていましたが、ユビキタス時代を迎え、この車のIVI以外にも、シャープがクラウド家電に力を入れ始め、急速に日本はクラウド環境が進化します。東電はスマートメーターの設置を終えつつあります。故に成長率は、今までの20%予測から30%~50%程度に上がるのでしょう。何故か、ワクワクします。だから高値になったら買うのではなく、2000円以下になったら、現物で買っておいてください。此処から下値は恐くありません。
市場はソフトバンクなどの目に付きやすい銘柄に人気は向かっていますが…悪くはないですが大型株ですからね。孫氏が中国関連のネット産業の未上場株に投資し、含みを宣伝していた時期がありますが…、ようやく、アリババのNY上場が決まり実現利益に変化します。カタルは3Dなどの群栄やMUTOHの相場批判をしましたが…、市場は本物志向の動きを強めて欲しいものです。そりゃ、ケネディクスや007だって眉唾の要素がないとは言いません。しかし正しいな政策が確実に実行されれば、確実に利益は、もう直ぐ見えるのです。007に村田が参入したという事は、研究開発要員が増えるので、一気に次々に新製品が誕生しますね。QBの時は2年でしたが、今度は半年体制です。WiFiモジュールからIVI、更には村田以外の有力企業との連携もあり、来年は目に見えるように利益が伸びてきます。だから小さなグループなのでしょうが、今回のように株価が、時々急騰するわけです。だんだんカタルのような馬鹿な行動をするファンが、ドンドン市場に増えてきますね。だからユビキタス社会が、一気に加速して時代の進歩を早めるのですね。
儲ける為だけに、株を買うのではないのです。日本経済の為に、先見性のある有望な株価を上げることにより、ケネディクスのように資金調達を助け、会社と共に日本経済に貢献するのですね。投資と言う行動が、産業を育てているのです。たんに自分の利益だけの為に、株を買うのではないのですね。市場に参加するという事は、僕らの投じた資金が回りまわって、日本経済に役立っているのです。ここをよく理解して欲しいと考えています。明日の日本を共に創ろう!
2013年10月07日
10/07
かたる:米国の財政問題による混乱は2週間とされていますが…、このような一般的な予想は、あまり信じない方が良いのでしょう。このような一般的な認識により、これまでのカタルは痛い程ヤラレ、「このような予想は信じるな!」との経験則が生まれています。お金持ちならいざ知らず、「自分勝手な事前予想で、行動してはならない」という事を、嫌と言う程、これまで経験しているからですね。基本的には、報道通りのような財政問題だけなら、そんなに株価が下がるとは思われません。だって人為的な妥協で、どうにでも事態は転換できます。しかし…この対立は意外に根深いかもしれません。オバマケアは基本概念の話ですね。小さな政府か大きな政府か…突き詰めると、市場原理主義か社会主義か? ただ世界的には、この範囲の社会保障は一般化しています。だから様子見…。通常、皆さんの懐具合も、僕と大差がないでしょう。上手に立ち回らなくても良いのです。「どうせ、自分は下手なんだ。」と、認識した方が気持ちは楽ですね。
むしろ、この期間に高くなる株は、必ず筋の手が入っている銘柄です。一般的な投資家の利食いは必ず入ります。あるいは追証などの投げも…ですね。それにも拘らず、株価が何故、高いのでしょう。つまり次の上げ相場の時は、必ずその株が人気株になります。ある意味でこのような下げ相場は、自己主張をするチャンスなのです。だから必ず大きな相場は、このような下げ相場の中で生まれます。ほら「強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち…」と言う諺があります。あの表現は、下げ相場の気持ちの中で、新しい芽が育つのですね。残念ながら007も一般株の範疇ですね。きっとバックボーンが育つ時期は、まだ訪れないのでしょう。ケネディクスも似たようなものなのでしょう。折角、日経新聞が「見えないの利益」の素を報じているのに…。その可能性を認知している人は、少ないのでしょう。
そんな中で…人気株のソフトバンクは相変わらず強いですね。カタルが新しく注目している銘柄も強いようです。この時期の考え方として、どの株に筋が介入しているかを見るわけです。例えば金曜日に高かったJ・TECは、おそらく業績推移が好調なのでしょう。流石、フィデリティーです。まぁ、誰だって時間をかけ調査すれば分かるのですが…調査にはお金や時間が掛かります。常に小型株の場合は「一人旅」になるリスクがあります。儲けは大きくなりますが、失敗した時は手厳しい損失を受けますからね。参加者は多い方が相場も大きくなります。僅かな売り物を消化できないようでは…これから訪れる相場のスケールも限られると言うものです。あらら…ケネディクスも下げの演出が始まっている様子ですね。金曜日の下値を切り下げています。彼らの買いコストはいくらだったかな?あと10円ほどかな? 非常に有望な筈の銘柄が下げ続けるとは思えないのですが…。それともアベノミクスの失敗を感じている? まさかこの時点で、そのような評価が生まれるとは…現時点では考え辛いですね。まぁ、それほど心配することもないでしょうが、次に買うのは、もう少し時間を置いてから買いましょう。株を買う場合、株価より時間概念が大切ですね。カタルの心情は、007もケネディクスも買ってみたいのですが…。独りよがりでは仕方ありません。株式投資は、美人投票で自分の好みとは違いますからね。
ただ個人投資家の銘柄は、利食いか…投げと思われますが、未だに続いているようです。一般的な225銘柄は、そう下げている様子もないようです。まぁ、既に10月ですから、慌てる事もないですね。どうせ年末年始は、どの株も上がるのです。一年で一番、株が儲かる時期は、この年末年始ですから…。この下げはお金のある人にとって、ある意味でチャンスなのでしょう。あと2週間か…待つ身にとっては、長いですね。立場を変えて買う方は短いのでしょうが…。
さて今日は御寝坊したのですが…相場を見ると、個人の投げは加速しているようですね。きっと多くの人は、対処が出来ていないのでしょう。僕も含め、折角の儲けを余り飛ばさないようにした方が良いですね。常に動けるように伸びきった戦線を縮小することです。補給路は、常に確保して置かなければ、戦いには勝てません。多くの場合、予期せぬ事態が起こるとパニックが始まります。このパニックが小さいケースもありますが、何が起るか相場の世界は分かりませんからね。故に確実に上げ始めてから、参戦しても遅くはありません。「いつも心に太陽を…」と言う余裕を抱きながら、相場に参戦をしましょう。この時期の相場の観察は、大変、重要です。参加しないまでも…値動きなどをよく観察しておきましょう。相場は下げていても、筋は下値を拾っているケースもあるのです。だからよく観察していれば、良いのでしょう。互いに頑張ろうね。
「今日の市況」は人気blogランキングに参加しています。2013年10月04日
10/04
かたる:前から、まだ9月だから本格的な上昇を迎えるまで、一波乱あると予想していましたが、下げの要因が米国の財政問題で尾を引くのか、消費税の引上げ決定なのか…定かではありません。まぁ、誰も消費税の事が要因とは言っていませんから、潜在的な懸念は残るものの、おそらく米国の財政問題を、ネタにしての調整なのでしょう。もともとFRBの金融緩和縮小実施から、米国は調整入りの予定だったのでしょうが…、その縮小のあてが外れての財政問題の利用なのでしょう。相場と言うのは高いばかりでは商売が成り立ちませんからね。丁度、やくざ稼業の賭場の成り立ちを連想すれば、分かりやすいのでしょうね。似たようなものでしょう。所詮は上がれば下がり、下がれば上がるように出来ている仕組みですからね。それを利用する側に、早く回りたいものです。資金量がものを言う世界です。
気になっていた窓埋めを、本日、ようやく完了したようです。誰が指摘したのか分かりませんが、多くの場合、チャート上の窓を埋めるようになっています。不思議ですね。一時的な人気は、必ず冷めるという事なのでしょうか。カタルは「ケネディクス」の話をしています。9月6日の高値が504円で、オリンピックが決まり9日の相場は、買い気配スタートでした。545円からのスタートでしたから、何れは、この窓を埋めてから、スタートかな?と漠然と考えていましたが…。故にあの時、カタルは500円割れも予想していましたが、昨日、辛抱が仕切れずに打診買いを入れた次第です。まぁ、大差はありませんが…。この下げはある意味でチャンスです。今回の調整の底は、どのあたりでしょう。
昨日、日経平均株価は8月28日の13188円を割れないと…述べました。まぁ、たぶんなのですが…所詮、予想ですからね。今回の調整は軽く、5月からの調整とは比較になりません。調整と呼べるかどうか…言葉の選び方も難しいですね。米国の債務上限の引き上げを巡る攻防もあり、中旬から下旬にかけて財務省証券の償還日を迎えるそうです。報道によれば17日が、期限とされています。デフォルトは避けたいでしょうから…この辺りが時間的なタイム・リミットなのでしょう。ここに来て米国経済も、ふらつき気味の報道もあります。通常、株価は最初の沈みが底になるものです。そうして底練をし、状況を確認して再上昇に向かうのでしょが…、銘柄により底値は、ばらつくのでしょう。しかし半ば過ぎになれば…時間的には大丈夫なのでしょうね。きっと…。カタルは現時点では、その様に考えています。
調整は関心を持っている銘柄の値動きを良く観ていることです。意外に下がらなければ、次のスターとして、直ぐに株価が回復してきます。自分の想像を超える下げになるようでは…玉を拾っている人が居ないという事なので、どんなに素質があっても、直ぐに相場が始まる訳ではありません。いくら素質があっても仕掛け人が居なければ、相場は全体相場の戻り度合より、多少、良い程度の上昇なのでしょう。逆にあまり下がらなければ、次に全体が上がる時は、真っ先に買われ、相場のスター株として選ばれますね。例えばカタルはソフトバンクを、夏相場に期待したことがありましたね。7月下旬から8月の話です。しかしあの時は、直ぐに相場になりませんでした。確実に玉を拾っている集団が存在すれば、株価は意外に下がらないものです。まぁ、上げる前に、故意に下げる演出もあるのでケース・バイ・ケースですが…。今回はそんなに心配していません。容易に操作できる人為的な調整に過ぎませんからね。
さて11月から予想されるメイン銘柄は、マツダのような輸出企業の銘柄でしょう。11月は中間期の発表です。4―9月期の集計は出来ており、10月も終わっていますから、3Qの数字が読める為に、通常は、通期の業績見通しも引き上げます。1Qの数字を元に発表した通期予想は、8月の段階でどうしても下期から、来年は見えませんから控えめな数字を出します。しかし11月になれば、3月までのおよその数字は読めます。だから増額になるのでしょう。本日の日経には、マツダの中国販売が回復しているとの報道があります。実は以前、カタルがマツダにご執心だったのは、この中国販売が伸びると考えていたのです。しかし…尖閣問題などもあり、見込みが、ずれましたね。
だからマツダにとってベストシナリオの相場は、この春の円安効果を享受した相場ではなく、条件が揃えばもっと違う展開があったのでしょう。確かにマツダの相場は、市場の人気株になりました。しかし本物の相場と言うより、条件が整わず消化不良のようなものでしたね。円安と中国販売などの条件が整えば、一気に4ケタの大相場もあったのでしょう。なかなか難しいですね。折角の宝の山も、条件次第なのです。微妙なすれ違いが、相場の成り立ちにも影響を与えます。すべての条件がそろって、大相場になると言うのは、ある意味で「運」なのでしょう。折角、仕掛け人が存在しても、条件が揃わねば、なかなか綺麗に相場が立ち上がることが出来ませんからね。
オリンピックの大成建設が伸び悩み…と解説した辺りで、調整は仕方なかったのでしょうね。最近、物色されている銘柄は、首を傾げたくなる銘柄が多いですからね。今回は調整が長引くとは考えていませんから、押し目は買い場ですし、大きく下がる銘柄も、素質があるなら拾っておけば、確実に儲かります。ただ安値は、この週末から来週でしょうが…これは米国議会動向にもよるのでしょう。カタルの推測する17日が正しいと言えませんからね。最長で…その辺りと見ている訳ですが、絶対的ではないですからね。故に打診買いを入れる程度が、好ましいのでしょう。カタルの昨日のケネディクスの買いも、単なる打診です。折角、相場が来るのに…持ってなくては関心が薄れますからね。あまり戦績に影響を及ぼさない程度の株数にしましょう。高値を買ってもいいわけですね。問題は相場のタイミングです。
あらら…007もずいぶん下げていますね。この株は玉を集めるのに苦労しますからね。ひょっとしたら、誰かが新しく参戦したかとも考えましたが、仮に誰かが買っていたとしても小さな連中ですね。007は製品を販売している訳ではないから、実態が見え難いのですが、ワクワク感は株価が高くなっても、何故か消えませんね。むしろ増しているから不思議な株です。どんな変化を遂げるのか楽しみです。買いたい気持ちは募りますが、売りたい気持ちが起きない不思議な株です。たぶん、今回の形は今年1月か、3月の形だと想定しています。株価が大きく下がることはないでしょう。何故なら、黒字化の時間が刻々と近づいているからですね。来年になれば、いずれにしても黒字化が見えてきます。株の場合、赤字の段階で、相場が前倒しになることは良くありますが、利益が出始めても株が上がらないという事はありません。だから今年1月か、3月のケースだろうと述べています。意外に来週から、一気に始まるケースもあります。もし筋が介入していればの話ですが…、全体相場が弱い時に始めれば、目立つからですね。仕手株と言うのは、通常は一本立ちするのです。そうやって世間の関心を集めるのですね。
カタルはいつも前向きですからね。一般的に予想されるのは、米国の財政問題を基準にして17日ですから、この週には既に下値は固まっているのでしょう。やはり来週かな?買い場は…。どの時点から参戦するかは皆さんの力量次第、つまり資金力の問題です。株なんか素質のある株を、下がったら買い続ければ、必ず儲かります。問題は自分の資金量との兼ね合いが出来るかどうかなのです。自分の精神力がものを言う訳です。いつも下値になると、株を投げる人は自分の力量(資金力と精神力)の見極めが出来てないのですね。これが難しいのです。欲と絡み自分自身との戦いなのでしょう。カタルもいつも高値買いの安値投げなので、偉そうに言えませんが…兎も角、互いに頑張りましょうね。
2013年10月03日
10/03
かたる:昨日は指数から来る売りに場味が崩され、腰の弱さを露呈したイメージでした。しかし所詮、指数なのです。実弾ではないのですが、市場は目先筋に揺れるわけです。一般的な市況解説は、「米国の財政問題」との事ですが、消費税の引き上げが効いている可能性もありますね。だっておかしいですよね。本家の米国は、そんなに下げていませんよ。いくら消費税の引き上げが、相場に織り込まれているとは言え、12月かな? …に予定されている経済対策の中身が思わしくないと…。折角の上昇ムードが、オシャカにならなければ…とも考えます。カタルにもどちらに転ぶか、分かりませんね。こればかりはやってみないと、結果は分かりません。ただ最近のニュースを見ると、大丈夫と言う気もしています。例えば、本日の介護・医療REIT上場は、急速に広がる介護ビジネスを資金面から助けますからね。本来は銀行借り入れの間接金融ではなく、このような形で、直接、信用補完をしてあげ資金面を支援する政策が必要ですね。介護産業は適正利潤が得られるように介護価格が設定された公共産業とも言えます。しかし設備などの初期投資負担が重く、資金面がネックになっていましたからね。当然、カタルが好きな「ツクイ」なども恩恵を受けられます。債務の切り離しが出来ますからね。このような直接市場を利用したファイナンスを盛んにすれば、経済はだんだん活性化して行きます。PFIの概念にもREIT市場は応用が効きます。
オリンピック開催決定からの切り返し相場は、ほぼ一巡したようですね。大成建設は高値揉み合い、鉄建も熊谷もみんな、一服し出しました。しかし建設株はバックボーンは確りしており、オリンピックがなくても株価は上昇組です。何しろ社会資本の更新需要は非常に大きな市場です。加えてアセアンも投資が加速していますね。例えばミャンマーに政府が多額の投資を実施していますが、これはタイト貿易の部類です。今は「タイト」と言う言葉を使わないのかな? 所謂、ひも付き貿易で、政府の円借款などを利用させる代わりに、我が国の産業を利用する取り決めでしょう。ミャンマーの産業都市建設の港湾や鉄道整備など、みんなブーメランで帰ってきます。日立や新日鉄などの基幹産業が伸びる背景があります。日本も貧乏したせいで、経済援助は減りましたが、このような政府支援で我が国の貿易は伸びてきました。
指数で抑えられるのほどですから、現状の相場は実弾投資が少ない訳です。通常は金利が下がれば投資が加速しますが、長いデフレ環境が、企業を慎重にさせています。だから企業の内部留保は、どの会社も歴史的な厚さですね。この内部留保が、国内への投資に向くかどうか…為替水準がものを言いますが、TPPが完結すれば、国の壁がなくなりますからね。例えばトヨタは、米国と韓国がFTAを結んでいるので、米国からわざわざ韓国に車を輸出していましたが、今度は日本から輸出できます。こんな事例が増えてきます。安倍政権は、デフレを乗り越えられる可能性があります。長州藩を引き合いに出したという事は、歴史的な感覚を意識し政権に臨んでいる訳ですね。
一番大きいのでは、減損会計だという事を、認識しなくてはなりません。イオンなどは借金が多く、資金繰りが大変なのでしょうが、何故、自社物件をリートにするかと言えば、もし資産劣化が続けば、その劣化部分を補わねばなりません。こんなデフレ環境では、誰も投資をしませんね。売上高営業利益率が10%以下なのに、資産価格が毎年3%も下げてみなさい。利益をどうやって確保するのでしょう。アベノミクスの成否は、此処に掛かっていますね。だから「ケネディクス」なのですね。信用創造は必ず進みます。だから孫さんが、銀座のティファニービルを高値と思われる水準でも買う訳です。みんなが驚くからニュースになるのです。しかしこの事象は、黒船来航と同じで、歴史的な転換点なのでしょう。
チャートを見ると、ここ1か月間が買い場でしょう。11月から5月の上昇相場の調整がどの株にも進み、ようやく新しいステップに移行できる体制が整いつつあります。此処からの下値は、積極的に拾わねばなりません。既に5月からの調整は完全に終了しましたね。今回の消費税引き上げ決定は、ある意味で新しいスタートでもあります。資産価格を3%引き上げればいいのです。簡単ですね。金融庁の融資姿勢を変化させればいいのですよ。だからオリコへの業績指導の行方などが、気になる訳です。今日は試しに、僅かですがケネディクスの寄り付きで、打診買いを入れました。覚えておいてね。今日の始まりは514円ですね。
さて小野薬品の話しでもしましょうか。実はサラリーマン時代の話ですが、株式部長のSさんが小野薬品に惚れちゃって…全店で取り組んだのですね。小さな証券会社ですから、資金など限られますが、「プロスタグランジン」と言う魔法の物質が、色んな病気に効くらしいという事を発見したと言う、眉唾のような話から、相場はスタートします。よくあるのです。過去に科研製薬がイチジクから、がんに効く特効薬を開発したとされ、株価が暴騰したこともあります。結局、この話しは、偽物です。偽物でも大手証券が動くと相場になるのですね。科研は日興証券が主体だったのですが…。この小野薬は本物ですよ。1984年の話ですが今でも小野薬品は、この発見で高収益を堅持していますね。
問題は此処なのです。まだ本物かどうか分からないうちから、相場はスタートします。小野薬品の株価は、あれよあれよ…と上がり、市場で独占人気になります。カタルが初めて手数料が月間1000万円の水準を超えたのは、この小野薬品の相場から離れなかったからですね。通常は2000円の株が、4000円になれば2倍ですから、売りますね。そうしてその株を再び買うことはありません。しかしカタルは強気を堅持し、1万円相場を掲げ、お客様に何故、プロスタグランジンが素晴らしい発見なのか…説いて回りました。勿論、3年生の若年社員なので、知識は全て株式部長の押し売りです。問題は1万円を超えた株式を、既にどう考えても割高で、製品化されても業績は見合わないのですが、この株式の購入に、お客様の退職資金を充てたのですね。ここが問題です。最初は良かったのです。1万円が12000円に、更に買い増しすると15000円に上がって行きました。信用で買った株をクロスするだけで、数百万円の利益が生まれます。お客様もカタルも酔っていましたね。しかし株価は、持田製薬などが出てきて、やがて人気が分散され暴落してきます。追証の嵐でした。
いやはや、いくら、お客様が納得しているとは言え、長年働いた退職金を株式投資に充てたカタル君の営業姿勢は、やはり問題ですね。客観的に見て、言い訳が出来ません。ずいぶん苦労した経験があります。いくら若年セールスとは言え、この若年セールス時代は、数々の失敗をしています。相場を当てたとか、外した…と言う以前の営業姿勢の問題です。通常は上司が止めるべきなのですが、ノルマに追われる証券マンですからね。苦い経験です。この小野薬品ですが、最初は理想買いから始まります。株式投資の一番面白い時期は、この理想買いです。
昨日はナスダックのIT相場の話に少し触れました。2000年の時期ですね。ITバブルと呼ばれましたが、ヤフーだけが、その後、あの高値を超えましたが、ソフトバンクも光通信もソニーも、未だに抜けていません。この理想買いが、一番、株式投資でワクワクする瞬間です。相場の循環から言えば金融相場の時期ですね。日本は今、異次元緩和を実施していますから、通常は利益が生まれない理想買いの段階ですね。日本は今、江戸時代から明治への移行期と、同じ環境下にあります。時代がITにより大きく変わりますね。昨日のニュースで感じたことは、東大の医科学研究所の宮野悟教授が、スパコンを使い、がんの転移にかかわる遺伝子を24個、特定したことですね。素晴らしい時間短縮です。これまでは数年かかっていた作業が、3か月とされています。時代が飛躍的に移動する瞬間に、我々は生きているのですね。
007の今日は安いようですね。昨日は2490円を抜き、一気に走るのかな?とも考えました。板状況が薄く、ひょっとすれば、玉が吸い上がっている可能性もあります。確認がされていませんが、今度、飛ぶときは、意外高する可能性もあります。もし玉が吸い上がっていればの話ですが…。どうもチャートの形は下値が切り上がり、玉が吸い上げているようにも感じます。悩みますね。資金さえあれば、安くなれば買い、高くなれば一部を売りの作業を繰り返し、持ち株を増やし続ければ、儲けは格段に膨らみますが…。果たしてファンドの介入が始まったのかどうか…。J・TECのように明らかに介入しているのを確認している訳ではありませんからね。ただ今の所は、順調に育っている印象を抱いています。希望的な見方も含めていますが…。
今日の全体相場は、若干安いですね。8月28日の13188円がポイントになりますが、おそらく、それよりは上の位置で止まりますね。せいぜい25日線割れ辺りの相場(13970円)が、下値になる確率が高いのでしょう。前回はこの水準を4%ほど下回りましたね。基本的に6月13日の安値12415円を割ることはありません。昨日の下げは、あまり気にしなくても良いはずです。株式投資は、利益が生まれない「理想買い」の段階の相場が、一番ワクワク感があるのですね。なんでも世の中そうです。知ったらお終いなのです。分からないから面白いのですね。
2013年10月02日
10/02
かたる:今日のニュースの一番は、消費税の引上げですが…。案の定、3%の引上げで決着しました。財務省と政府の駆け引きが背景にあったのでしょう。政府側は経済対策の法人減税等の条件を、財務省から引き出したのでしょう。昨日の首相の会見で、共産党などが主張する大企業やお金持ちに課税して、弱者に資金を回すと言う一般認識を覆した、法人も個人も、違いはないと言う首相の記者からの質問への回答は的を得ており、二代目首相と、あまり評価してなかったカタルの見方を変えました。彼は意外に経済を知っている可能性があります。カタルは大きな政府には反対です。故に公共事業投資などが中心の経済対策は反対ですが、会見の内容はデフレからの脱却を盛り込んでおり、それなりに配慮されています。3%の引上げに耐えられるかどうか…微妙な感覚ではありますが、信用創造が、機能すれば問題はありません。
問題はオリコの反社会的勢力への、見せしめ的な金融庁の従来通りの対応姿勢が気にかかります。未だにデフレ意識を連想させる、金融庁の制裁が気になるのですね。カタルは反社会的勢力、所謂、ヤクザ屋さんですが、この人達への融資に前向きに対処しろと述べている訳ではありません。しかし、なかなか実態を見抜けぬ場合もありますからね。更に一度、関係を持つとなかなか抜けられません。故に僕らは、極力、彼らの匂いがする所には近づきませんでした。何故、この報道が気にかかるかと言えば、不動産と言えば…どうしても大きなお金が絡むので、やくざ屋さん絡みの接点が多いのです。カタルが懸念するのは、このような反社会的勢力への対応ばかり気にすると、全体の融資が鈍るのですね。多少、社会のダニが太るのは仕方ないと…諦めるしかないのです。実態がベールに包まれている以上、見えない敵に精力を注ぐより、どちらがより効率的か…。その為には、厳格なルールも多少、緩める必要があります。本日の日経新聞の「大機小機」に和悦さんが書かれている様に、中小企業への融資は、現状のルールでは、なかなか伸びませんからね。社会が「ゆとり」ある対応を示さないとならないのです。
米国株は財政問題で揺れていますが…あまり長引くと懸念されます。しかしナスダックは新高値なのですね。どうもITバブルの高値を目指している様な気がしますね。この意味は非常に大きいのです。どう大きいかと言えば、あのITバブルは未来社会への理想買いだと判断されます。日本でもソフトバンクを始め、あの時は光通信がターゲットとなっていましたが、ヤフーなどを含めITのユビキタス社会の理想買いをしたのですね。インターネットと言う新しい仮想社会が、実態社会の他にもう一つ生まれ、市場が急拡大すると思ったものです。その理想買いだったのです。技術革新などが進み、あの夢がだんだん実現化しています。今度はあの時の理想が現実的に利益を生むので、理想買いから現実買いに移行する場面とも考えられます。故に日本でも最近はソフトバンクやヤフーが新高値に躍り出ています。この発想は非常に大切ですよ。
例えば007を参考に考えて貰えばわかりますね。カタルはQBのデモ・ビデオに魅せられ2010年2月から思いを抱き続けています。あの当時は、まさか任天堂から外されるとも考えていませんでしたし…QBの開発にこれほど時間が掛かるとも思っていませんでした。今では業態が大きく変わり始めています。村田との資本提携効果は大きく、磨きにピカリと光る大きな要素が加わりました。あの発表の時の株価は6万円~7万円台だったのですね。カタルが参戦したのは、みずほを年初に利食いした後で、7万円台からの再スタートでしたが…時代はクラウド家電や車の通信化でドンドン、社名のユビキタス社会が浸透し始めています。大企業と組んだ製品が、来年は続々と…社会に送り出され現実利益を生むのでしょう。ナスダックの上昇は、そのような現象を示唆しているようにも感じますね。
さて昨日、報道されていた銀座ティファニービル、カタルは場所を間違って認識していました。旧東芝のビルかな…と誤解をしていました。銀座1丁目から2丁目のブランドが立ち並ぶ、銀座中央通りのビルでしたね。シャネルやヴィトンが並ぶ、アップルが店を出す近くでした。その買収額が320億円との報道がありました。つまり2007年のミニバブルの時に380億だったビルの価格が、今は320億円なのです。最近のピーク時より15.7%ダウンの価格です。ケネディクスの株価は2005年末に4090円を付けています。つまり単純計算で3450円程度の計算になりますね。もしケネディクスの持っている不動産が銀座のティファニーなら…。カタルの発想は非常に単純です。金融庁の検査方針が変更されており、必ず信用創造の機能は復活します。そうすれば不動産向け融資は伸びますから、ケネディクスの活躍機会は増え、2003年から2007年にかけて利益が17倍に増えたように、今回も大きく増えるでしょう。故にこの年末年始のスター株に選択される可能性が高いと踏んでいます。ナスダックのユビキタス時代が象徴的な007と、信用創造のケネディクスはスター株の素質を充分に秘めている銘柄ですね。
糞株の3Dやオリンピックの熊谷組、倒産企業の東電などを餌に売買を続けるより、時代性を感じ、未来に賭ける方がどれほど有益か…加藤あきらは銘柄を持ち上げる力がありましたが、誰も彼の見方を認めませんでした。だから高値になった株を買う人が出てこなかったから失敗したわけです。多くの銘柄は景気循環の中で揺れ動く糞株です。確かにその方が安全性はあります。安全を求めるなら銀行の定期預金をすればいいのです。日本国債を買い0.7%割れの金利で我慢すればいいのです。しかし僕らはどうせ、貧乏人、だから夢に賭け、利益を享受したいと考えています。時代の先読みは難しいし、必ず選択されるとは限りません。しかし時代性を背景にしておれば、何れ順番は回ってくるでしょう。2Qは赤字が継続確定の007は、意外にも2450円の壁をすんなり消化しましたね。どういう意味があるのでしょう。何か…ワクワク感は拡大するばかりで…。どうしても、高値でもまた買いたくなるなんて…不思議な株ですね。
ケネディクスも今日は高くなっていますね。出来高を見ると、ここ2日間は1000万株を割れて人気の圏外でしたが、今日は既に700万ですから復帰するようです。まだ確実と言う訳ではありませんが、天井が高いだけに619円の高値を抜いてから、参戦しても良いですね。でもティファニーのようなケースは、これからも続々と生まれます。何しろあの軍艦ビルの買収は、メザニンローンなどの金融マジックを使ったという事は、金融環境が整備され、投機筋も参入し始めたという事ですよ。株が上がるためには、仕掛け人の存在が必要と述べましたが、仕掛けが大掛かりになるほど、時間と資金が掛かります。突然、短期急騰するようなケースは、長続きはしないものですね。必ず種玉は必要になります。ケネディクスの公募は、おそらく、この種玉になったのでしょう。何れ読者の皆さんにも分かるようになります。11月になれば、確実にベールは外されるのでしょう。
さてお約束の小野薬品ですが…、スペースがなくなったので、後日という事にさせてください。実話ですから、なかなか過去の話しでも面白いですよ。カタルの失敗談ですが…失敗談には、事欠かないカタルのエピソードの一つです。カタルはあの首相談話を聞いて、銀行株も確実にデフレ価格を脱出するだろうと感じたのです。足踏みが長いと…人間と言うのは我儘な動物で、自己中心的なので、何故、自分の持ち株だけが…と思うものですが、カタルからすれば、リスクのない投資なのに、かなりの利回りだと思っています。だって昨年の11月からまだ1年も経過してないのに、株価は2倍になりましたね。なかなかの成績だとカタルは思っています。次のステップ・アップは、やはり年末年始なのでしょう。今日は重要なヒントを含んだ原稿でしたが…隠された謎を、読者の中で、気付いた人は居たでしょうか…? 何れ、この解答を掲げます。
2013年10月01日
10/01
かたる:最近のニュースは分かりませんが米国では政府機関がいよいよ閉鎖されると言います。昨日触れましたが、日本と米国の違いが、この辺りにも見られます。ただ基本的にこのように政治の意見対立から起る現象が生まれるという事は、国が上手く機能していないのです。だから、まだまだ米国は完全に金融危機から立ち直ったとは言えないのでしょう。まだまだ危機モードは継続している訳です。ドイツの選挙はメルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟が勝利しましたが、過半数に5議席足りず連立を組むそうですね。最近、欧州の景況感は戻っています。イギリスでは不動産バブルを懸念する記事も散見されます。米国でもそうですが、一旦、金融危機により弾けたバブルが、戻ることはありません。このような現象は、もう僕らが生きている間には起らないものです。いくらアクセルを加速しても良いのですね。
その不動産ですが…、流石、孫さん、銀座のティファ二―ビルを買収したと言われています。2007年のミニ不動産バブルの時に、GSがノンリコースと思われますが380億円でティファニーから買収したものです。坪単価は1億8000万だそうです。2010年に中国系のアジア・パシフィックランドと言う投資会社が保有していたようです。ローンの残高が250億円残っていたそうで、新聞報道によれば成立した売買価格は300億円強と言われています。この記事で注目されるのは、先日カタルが推測した80%水準まで日本の地価は戻っているという事ですね。まぁ、銀座の一等地ですから、この水準を一般取引に当て嵌めるのは無理がありますが、基本概念がこの記事から分かります。更に先見性のある孫氏が、高値とも思える価格で不動産を手にしたという事は、来年は、間違いなく不動産価格が更に高騰を続けるのでしょう。分かりますね。何故、ケネディクスの株価は4000円を目指すとカタルが豪語している理由は、この辺りに起因しています。現在は500円絡みなので、およそ8倍程度を最終的には見ているのです。
さて株が上がるためには、仕掛け人の存在が必要不可欠で、仕掛け人は、時代に見合った将来性を感じた投資をしなくてはなりません。加藤あきら氏のような独りよがりの価値観では、駄目なのですね。みんなが認めて、初めて「なんぼ」なのです。昨日は、奈良美智と言う価値観が確立していない事例を話しました。でも人により、彼が製作したあの漫画チックな彫刻が、2億円で買い手が付くと言うのですから驚きです。藤田嗣治氏は、既に美術の教科書などに載るほど、彼の芸術性は確立されていますが、村上さんも奈良さんも一部では高い評価を受けていますが、一般化しているとは言い難いのでしょう。
株式の選別は、画家を世に出す行為に、似たようなところがあります。昔、カタルのお客様で画廊経営をしている方がおられました。画廊は画家と共に栄え、画家を育てるのですね。しかし選択眼を間違うと、大変です。一人の人間を生涯、養う訳で…画家が時代を認識できる人ならいいのですが…芸術家は我儘ですからね。自分が描けば自分の絵が直ぐに何千万もの評価を受けると錯覚するわけですね。あの世界は狭い世界ですから…大変です。大概、価格を維持できません。ましてやデフレ時代なので今の美術界も大変でしょう。話は与太話になりがちですが株も同じなのですね。スポンサーが必要ですね。仕掛け人の力が、ものを言いますね。誰も未来は分かりませんからね。
カタルはここ最近、007の事を話しているのですよ。奈良さんの話も、藤田さんのように007の評価が確立されるかどうかの瀬戸際に位置しています。嘗てのソニーも町工場だったのです。市場が高値の評価を与えると、従業員が挙って自社株を売りに来ていました。自分が勤めている工場が、世界から評価されるなんて思わなかったのでしょう。最初は一部の熱心な信者が相場を作るのですね。そうして時代性が追い付いてくると…夢が現実に少しずつ変化してきます。昨日の007は寄り付きが安く、カタルはそろそろ株価が飛ぶと考えていたのに…予想に反した動きだったのです。だから寄り付きで、少しだけ売りました。ところが…あのIRの発表で後場から高く、仕方なしに再び、売った以上に買い増しして2390円まで買った次第です。その後も買い増しをしたのに…トホホ。安値で売り、高値買いの繰り返し…。相変わらず下手ですね。大勢観は間違ってないと思っていますが、なかなかタイミングが合いません。
そろそろボックスを抜けても良いのですね。本物の評価なら、そろそろ新高値を付けて休むか、あるいはその手前で揉み合うか…の筈なのです。ケネディクスも同じ感覚です。何れもスター株の素質を秘めているのです。このような素質のある株を、市場が見逃すはずがない…。必ず、何処かのファンドが複数、参戦する筈です。その時には玉は更に枯れ、株価は、予てからのお約束通り100万円、いや1万円以上に駆け上がっている筈です。最初は株価と業績の違和感に驚き、こんな株が…と馬鹿にするわけですよ。こんな業績でこんな株価なんて、おかしいと…空売りが入るものです。しかし…だんだん時代が、株価に追いついてきます。
さて、今日の相場はNY市場が安かったのに…意外に高いですね、どうしたのでしょう。暫定予算が付いたのでしょうか? 和解が成立したのかな…まぁ、面白い国ですね。米国も…日本ではありえないのでしょう。美術館が閉館されるとか…。
昨日、007は何故、下がったのでしょうかね。目先筋の動きばかりなのでしょうか…。最近の板状況を見ると、売り物が掠れているようにも見えるのです。誰かが玉を拾っているのでしょうか? 今日は昨日の引け後にIRが出たのかな? IoTと言う分野ですね。何やら、略称ばかりで、どういう技術なのか…カタルもただの株屋でしたから、技術系の事はサッパリです。だからインターネット上の情報によれば、Internet of Things の頭文字を取ったものです。カタルが最も注目しているクラウドの世界の話です。モノとモノをインターネット上で結びつけるために利用する通信技術の話しようです。詳しくは此方のページを…。
ほらね、世界のインテルですよ。予想によれば3000億円の市場と言う話だと、カタルは前に書いています。007のホームページからの引用を用いていますね。SFの世界を理解しないと、なかなかこの世界が見えてきません。現実のお金とSFは、今までは結びつきませんでしたが、スマフォが生まれたのは2008年で、まだ5年しか経ってないのです。CEATECと言う最新の展示会で、町工場の007が、大手の村田やインテルと組んで関連商品を展示している事実を感じて欲しいのです。まだ市場規模も確立されていませんが、シャープがようやくクラウド家電に力を入れるのですね。今までの007は開発要員が20人足らずでしたから、QBの開発に2年も掛かったのですね。同様の技術の応用が効きますから、今度はIVIの開発は独自開発でも半分以下で済むでしょう。ところが、今度は村田などの大手との共同開発なので…大手は通常、半年なのですね。人員を100人体制にしようと思えば、いくらでも登用できるのです。一気に製品化に弾みが付きます。
そうして肝心なことは、007のブランドでは誰も使用しませんが、村田やインテル、ルネサスとなれば…、誰もが疑いを抱かずに、採用に踏み切りますね。だから相場はスタートラインなのですね。僕らは、長く…長くこの時を待ちました。いよいよ世の中にデビューする段階なのでしょう。だから何度も、今日か明日か…とスター化を望んでいる訳です。果たして…カタルの抱いている相場観に、市場は共有の夢を感じることが出来るのか…。カタルにも未来は分かりませんが、カタルは任天堂や小野薬と同様のスケールの夢を感じているのです。クラウドの世界は奥が深く、SFの世界なのでしょう。間もなく、腕時計が体の異常を検知して、病院を予約する時代になるのでしょう。自走式の自動車が話題になっていますね。IVIの将来性を感じて欲しいのです。未来はもう訪れています。明日は小野薬品の実話を話しましょうか…。あの相場も凄かったですね。