未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年02月13日)

かたる:いやはや…まいりましたね。泣きっ面に蜂とは、こんな事を指すのでしょう。期待していた007は、村田との量産効果が発揮されないばかりか…既存のQBも期ズレするというもので…、IR発表文の「 第3四半期は、ほぼ見込み通りに進捗したものの、通期業績予想については、第4四半期において予定していた取引のうち、当社が当期から特に注力している車載分野、エネルギー分野等で3月売上予定分を中心に、獲得済み新規案件の顧客都合による開発スケジュールの変更等を理由とする期ずれ、新規案件獲得活動の長期化及び案件消滅等により、見込んでいた営業成果が達成できなかったこと、並びに見込んでいた既存顧客からのロイヤルティ収益が下振れる結果となったこと等から、売上高は当初の予想を大きく下回る見込みとなりました。また、固定資産減損損失を計上するため、上記の通り修正いたします。」との文章からだけでは、明確な判断はつかず、推測の域を出ないからですね。まぁ、未来の夢を買っている銘柄だから、目先の赤字はどうでも良いと…鷹揚に構えて居ようと考えていますが、資金が続くかどうか…。でも本日ストップ安をすれば、会社が自社株買いを実施した価格水準に近づき、だいたい下値圏に届くのでしょう。2000円で買った人は4割も下がってごめんなさいね。でもまた復活のチャンスもあるでしょう。

2010年の007の相場は、QBの可能性で生まれた相場でした。あらゆる家電製品に、あの時は応用できると思ったのです。テレビからコピー機に、銀行のCD機など…。その中で007は、カーナビを選択し眉唾と思われていた技術が世に出ました。この時間のズレは弱小企業故の人員不足による製品開発の遅延と判断され、小さい会社だから仕方がない…と思い、更に村田との資本提携をみて、一昨年に700円台だったかな?再度、買い参加したのでしたね。村田は大手企業で世界一の電子部品メーカーなので、通常の開発時間の半年が目処になると考えていました。そこで昨年5月に予想通り「WiFiモジュール」が売り出され、量産効果を期待していたのですが…実際は空振りでした。

おまけに4Qは、QBの期ズレと推測されます。これはおそらくケンウッドの生産調整によるものかな?…と推測しています。急激な円安対応にJVCケンウッドも対応してない為に、生産ラインが変更されるのかな?とも考えました。もう一つの固定資産損失は、HEMS関連の製品の減損会計じゃないか…と推測します。実は前にも話しましたが、この事業は補助金還付が適用されており、この予算の元が、震災復興予算からの拡大流用だとの指摘を受け、経産省から補助金の打ち切りが、早々に発表されていたために、思うように製品が売れずに、この損失処理をしたのではないかと推測しています。

しかし問題は、発表文の「新規案件の獲得活動や案件消滅」が何を指すのか…ですね。この影響が、来期に、どの程度及ぶのか? 明確な説明がなく分かりません。今期の赤字は、既に株価に織り込まれているから、赤字の評価は一時的でしょうが、来期分の見通しが、どうなるのか?という事ですね。当初予定していた村田との量産効果は、未だに見えておらず、この絡みもありサッパリ見えないのですね。ただ同時にユビキタス社会に期待する新規案件も発表されており、富士通に期待する「クラウドサービス」にも乗り出したところは、「夢」の広がりを感じさせるもので、IVIと共に、時代性を反映しワクワク感が更に広がっています。

この新規案件の「ダルキュミア」は、成長が期待される「IoT」のクラウドサービスの事を、指摘しているのでしょう。たぶんSQLの応用じゃないか…とも考えています。どっちにしても夢は膨らんでいますが、現実の裏付けが付いてこないと…カタルがいくら馬鹿でも、高値で株を買う条件が整わず、依然、現物のままでの投資が続く観察銘柄のようなものですね。今日はストップ安でしょうが…新規の買い手が現れるかどうか…。この辺りが注目点ですね。ケネディックスと同じで…新たな参加者を募っている段階です。

年初からの相場環境の変化により、個人の参加は限られ個人は懐が浅い訳です。故にムードで株価が保たれていた分が、はげ落ちているのですね。日経225の大型株でも、52週線をキープ出来ないのですから、追加の政策発動が求められますが、日銀の木内さんの様な答弁では…とても株価は持たずに、政策を催促する相場に発展する可能性も、依然、否定できない環境下です。問題は此処でしょう。ただ今日の日経にあるように…ダボスでのドリル発言効果から、再生医療の特許期間延長は、バイオ株などの赤字企業を応援する材料でもあります。成長戦略の一環です。

当面は2番底を模索する動きなのでしょう。再減額修正した007は兎も角、ケネディクスの再度の400円割れの株価位置が何処で止まるか…。予想では、5月にかけて増額修正に動く可能性が高く注目されますが、2月4日の動きは後場の出来高が伸びず、個人が中心のような印象を抱いています。新規ファンドの買いではないのでしょう。あっ、今、007が1151円で寄りましたね。追証が心配の人は、売った方が良いですよ。どっち道、夢を買っている株ですから、上がる時は天井が非常に高くなります。既に現物で多くの人は保持していると思いますから、数字が明らかになってから、買い増しすれば良いのです。「下手なナンピン休むに似たり」とか「下手なナンピン、スッカンピン」なんて言いますからね。でも余裕のある人は、ドル平均法で買い続ければいいのです。会社が倒産せず、投資を諦めない限り必ず儲かりますからね。村田製作も馬鹿じゃないですからね。何も倒産企業と思われる企業に、資本参加はしませんね。あとは投資家それぞれの資金的な力量でしょう。

ストップ安は覚悟しておりましたが、その前に寄っており、誰か事情通が買っている可能性もあります。まぁ、何れ株価を見ていれば、何れ判明するでしょうが…通常はカタルと、皆さんの資金状況は同じようなものでしょうから…、無理をせずに、のんびり構えていればいいのでしょう。慌てても仕方ありませんから…早めに諦めれば、気持ちが落ち着きます。「悟りの境地」ですね。追証懸念のある人は、投げねばなりませんよ。無理してお金を作るような状況ではありませんね。

焦点の一つである春闘ですが、トヨタ4000円のアップが満額妥結できるかどうか…。この辺りの成果が、外人投資家の投資心理にも影響を与えます。外人投資家には、横並びのベースアップなどの日本村論理が理解できないのでしょう。この満額妥結は、日本の成長戦略にも大きな影響を与えます。儲かっているトヨタが出来ないようでは、他社に出来る筈がありません。ここが豊田さんの度量が試される場面です。あと1歩の印象なのです。此処で追加の日銀の金融緩和から、信用創造機能が改善すれば…日経平均株価の高値である38915円の奪回も、夢ではなくなりますね。既に建設業は明らかに成長期待の流れに乗っていると思われます。介護もそうですね。最近は飲食業のアルバイト料金が引き上がっていると言います。このような好環境が生まれ始め、ブラック企業がなくなる条件が整い始めています。マネタリーベースの増大からマネーストックが増え、下がり続けている貨幣乗数効果が上がるとすれば…デフレからの脱却が可能になります。

現状の消費者物価の上昇は、木内委員が指摘するように円安効果の弊害が多く、デフレボトムの修正が、便乗値上げで生まれているようにも感じています。僕の好きな「ゴマ」の価格はきっと同じなのでしょうが、容量が減ったようですね。見えない便乗値上げ…。このような現象は、長年苦しんできたデフレ状況を解消するもので、やがて遅行指数の雇用にも影響を与えます。アークは狙いを外し空振りに終わってしまいましたが、円安効果はそれなりにあるのでしょう。あとは最大市場の中国との関係改善です。そうすれば車の産業にも安心感が生まれ、先ずは期間工の正社員化が進む筈ですね。既に内外価格差はなくなり、後はコメだけなのです。

カタルが狙っている土地資産の高騰に繋がる可能性は高く、ケネディクスの4桁から4000円、場合によれば1万円も…とのユトリ社会が生まれる可能性が出てきますね。木内さん、現状ではなく未来を見て下さいね。

まぁ、カタルは007のように、良い面だけしか見ない傾向がありますが、清貧思想のデフレ社会が解消されるなら、あっという間に億万長者です。今年後半は晴耕雨読の「のんびり生活」が歩めるかどうか…。ケネディクスと007の仕上がり度合いに掛かっています。何度もカタルは述べています。何れ三菱UFJも、4桁から2000円、3000円になるでしょう。その投資の方がリスクは格段に減ります。カタルはハイリスク派なので、ケネディクスや007のように、赤字段階から参加し、完全に立ち上がるまでやり続けます。でも途中で消えた会社もたくさんありますよ。ベンチャリも武富士も…後はダヴィンチもそうですね。でも同時にJトラストや日揮もそうだし…沢井だって、ピジョンだって…ちゃんと成長した企業もたくさんありますね。時代の流れと企業の努力が株価になって現れます。

正しい政策を前提に、夢見て…カタル銘柄を、資金が続く限り、何時までも応援しています。頑張れよ。やんちゃな暴れん坊は、益々愛おしくなりますね。困った性格ですね。ほぉ、ほう~。007の出来高が50万を超えましたね。ひょっとすれば…なんて、期待をしちゃうね。本当に困った性格ですよ。でも下手なナンピンは止めましょうね。のんびり、のんびり…。

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投稿者 kataru : 2014年02月13日 10:29