未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年02月20日)

かたる:皆さんは、神様を信じるでしょうか? 古来、日本は蒙古襲来から神風を信じ太平洋戦争に突入しました。それでも日本人は、天皇を日本国民の象徴とし敬い、天照大神の神話を信じている所があります。証券マンは何処か…信心深いですね。発会や納会など…必ず参拝に行きます。そんなカタル君も、意外に信心深いのです。思考パターンは論理的な解説を求め、アドウェイズなどの新興御三家の活躍を嫌います。しかしケネディクスや007に様に可能性があれば…その未来像を信じトコトンやりますね。その結果、40億も飛ばしたわけですが…。あまり自分の価値観をお客様に押し付けてはいけないと思い証券マンから足を洗った次第です。まぁ、辞めた時は、たしか10月で、その年の年収が930万だったので別に食えなくなり、歩合としての成績が不振で会社を辞めさせられたわけではありません。色んな理由があるのですね。

渥美清の「寅さん」は映画の大人気シリーズです。ここ3日間程、テレビで高倉健の「網走番外地」シリーズの映画を放送していました。両者には共通点がありますね。馬鹿な行動だと分かっていても突っ走る「男の生き方」が底流に流れています。日本人はあのようなドンキホーテ的な部分に惹かれるのかも知れません。カタルも似たところがあります。日本国債の金利が0.6%の時代において、株価が10倍になると夢を抱き、論点を整理して主張し続けている訳です。一見すると…どう考えてもあり得ない現象を、カタルは本当にそう考えているのですね。この辺りがドンキホーテのような部分ですね。論理的に0.6%の時代なのに…10倍を目指す株しか興味を示さないのです。

昨年末だったか? 年初だったか…忘れましたが、今年はGPIFの動向が注目されると述べました。そうです。年金積立管理運用独立行政法人の動きですね。その関連株としてカタルは商社株の配当取りを掲げています。株は上がってはいませんが下がりもしないですね。横ばいのままです。昨日の日経夕刊で、読んだ記事の中で気になった点があります。テールリスク(可能性は低いが、起きた場合の影響が甚大なリスク)は何か?との問いに対し、多くのファンドマネージャーは「中国経済のハードランディングと商品相場の崩壊」を掲げたそうです。商品相場の崩落か…とカタルは考えました。商社株が低PERの評価で甘んじている理由です。相場物で成り立っている利益なので不確定な利益なのですね。

昨日はグリーやDeNAが上がっていました。両者ともカタル銘柄だったのです。しかしアップルの影響から外したのですが…。おそらく海外部門の利益が安定してきたのでしょう。でもカタルの狙いである株価10倍の根拠は消えたので、カタルは諦めたのです。株価は上がる可能性が高いのですが…魅力が薄れたのですね。普通株の範疇なのです。ナスダックの新高値更新を見て…昨年9月かな? 光通信を6000円ぐらいで推奨しました。今は8000円台ですね。でもあまり強く述べていません。昨日話した介護のツクイも、この間に株価は上がりましたが、あまり強く述べていません。カタルの信条はあくまでもハイリスク・ハイリターンなのです。だから株価は下げましたが、半値になってもケネディクスや007の推奨を継続しています。それは依然、両者に株価が10倍になる夢が存在するからですね。

007の今日の株価は高いですね。何故か…さっぱりカタルも分かりません。でもカタルは一昨日、昨日と追加で株を買いました。理由は自社株買いを実施した株価位置まで下げたからです。ただそれだけの理由です。懸念が消えた訳ではなく高値を買い上がる勇気があるかどうか…。何故、3Qの決算発表の時に4Qの悪い数字を打ち出すのでしょう。出来高といい、思惑は募るばかりです。通常、良いですか…一般論ですよ。本格的な立ち上がりの時は、ヤレヤレの戻り売りが出てきて…その売り物を買う勢力が出てきて、初めて勢力図が変化し、新しい相場に突入しますね。日揮のケースはそうですね。最近ではマツダもそうです。現在はアイフルにも…その動きが見られます。ケネディクス、007にアイフルか…。

ケネディクスの株価解説をすれば…今日は下げない方が良いですね。大きく上がるのが、一番には違いないですが…380円以上の強含みの揉み合いが、最低条件に見えます。そうして、長くても1週間以内に405円を抜ける事です。更に2月10日に付けた418円を奪回して、更に17日から2週間が経過しておれば…おそらく目先の底値は確認できますね。つい最近まで619円に拘っていましたが、その拘りは消えつつあります。今度、10日に付けた418円を抜くことができ、カタルが空売りして、ドテン買いをした455円ラインをクリアできるなら、本格的な2段上げ相場に突入するでしょう。2004年の時は7~8か月で反転しましたが、今回は11か月程度の調整だったことになります。

今日の日経新聞に書いてありますね。FTの記事として「日本はハト派、中国はタカ派」の記事分の中で…ハードマン氏の談話が紹介されています。僅かな金融緩和なのですが…日銀の考え方を確認できた安心感が描かれています。カタルは日銀の政策と春闘をメインにTPPや成長戦略の動向が、相場にとって重要だと述べています。現状は、まだ5分5分なのですね。8月にならないと見えないのです。しかし日銀の追加政策と春闘でトヨタの満額回答があれば…、5月相場のリバウンドは充分にあるのでしょう。全てのテクニカルな動向は、その事を示唆している可能性が高いですね。

もし駄目なら、富士通やアルプスのような銘柄は、崩れていますからね。新興御三家は、もともと素質がなく相場が崩れても仕方ないのですよ。やはりケネディクスにスター性があると思っているのです。昨日のどうして、信用創造機能の復活が必要なのか? 国民経済計算確報(内閣府)に、そのヒントの資料があります。昨日、カタルは1200兆円を超える土地資産の下落が「失われた時代」の元凶だったと述べました。基準が途中で変わっていますから、新基準は1994年からですが…、1990年に2477兆円の我が国には土地資産がありました。それが2012年には、1143兆円に減っています。1334兆円の損失を、期間利益や明治から蓄えた含み利益で補ってきたのです。24年ですから毎年55兆円余りの金額になりますね。GDPの実に10%を超える金額を、よく償却したものです。

1992年だったかな? パイオニアの指名解雇から始まった雇用問題は、未だに村論理の国会質疑が続いていますね。馬鹿ですね。20年以上も前に、日本の矛盾点が表面化したのですよ。そうして…フルキャストの相場が現在行われています。でも相場になりませんね。何故なら、スタバは800人も契約社員を正社員化したのですね。カタルは介護や建設は、既に正常な成長過程になったと述べ、間もなく、トヨタなどの期間工も正社員化すると述べています。これらの現象は2010年に内外価格差が消えた事の裏付けなのですね。あれから3年から4年ですが、日本は既に成長過程に歩み出しているのでしょう。アベノミクスは、異次元緩和で成功すると考えています。多くのデータがその事を示しているのです。その際に位置しているのが、土地の価格動向ですね。そのグラフを作ったので、今日はそれを見てケネディクスの4000円を夢見て過ごしましょう。今度は毎年55兆円の損失ではなく、毎年55兆円のプラスがGDPに寄与するのですね。リストラもなくなるし、ブラック企業も、過去の言葉になりますよ。異次元緩和は冷酒のようにジワジワ効くのでしょう。今日も後場から出来高が膨らむことを望む次第です。

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投稿者 kataru : 2014年02月20日 10:35