未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年02月28日)

かたる:ソフトバンクの株価推移をみる限り2月4日を起点に調整波動は峠を越えたと思われますが…個人中心の物色銘柄動向を見ると内容が悪く、気を引く銘柄が見当たりません。カタル銘柄の中では「JVCケンウッド」は堅調ですが、あまり食指は動きません。どの銘柄も天井が見えるから面白くないのですね。でも007などは、天井が見えない面白さがありますね。株価が上がることは分かっていても買わない銘柄もたくさんあります。光通信もそうだし…。年末にいくつか掲げた銘柄もそうです。カタルは、必ずニトリHDもファーストリテイリングのように、何れグローバルでも成功すると考えています。大塚家具で、カタルは以前、家具を買ったことがありますが、ニトリのサプライズ感の驚きは新鮮さがありましたからね。

日本食を見ると、どう考えても日本企業が世界競争に負けると思わないのです。「京懐石は素晴らしい」の一言ですね。カタルの経験では、食は、やはり京都じゃないかと思います。同じ店でも味は東京店と比べ格段に違います。このような食文化を持つ国が世界競争に負けるわけがないと思います。信用取引をしていると評価損を抱える心理は、複雑なものがあります。どうしても自分の資金力に売買が左右されるからですね。リスクヘッジのランプが点滅すると、売りたくもない株を売ることになります。しかし大概は、後で後悔をするのです。的確に株価の動きが分かるなら良いのですが…更に無限でなくても、ある程度ドル平均法で買い続ける事が出来るなら、これほど株は簡単なことはありません。しかし…このバランスが難しいのですね。常に建玉を現引きできるかどうか…。問題は此処です。

カタルのようにハイリスク・ハイリターンを狙うと、全体市況に揺れる場面に、よく遭遇します。的確にターニングポイントを発見できないか? いつも考えるわけです。仮にこの折り返し地点が分かるなら、もうお金持ちですね。例えば失敗したグリーですが、一昨年末にカタルは1400円前後で株を買いましたが、予想に反し下げ相場が続きました。カタルの判断ミスが判明したので、儲かっていることもあり、仕方なく1000円の所で損切りをしました。そこから、なんと676円まで下げますが…ここが分岐点なのです。もしこの分岐点が分かるなら、ここで同じ株数、ドル平均法なら同じ金額で再び投資すれば…今の水準では、かなりの利益をあげる事が出来ます。だからカタルは、最初に買った株はいつも打診の範囲からスタートします。買わないと分からない投資心理を感じるためです。

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投資心理は不思議なもので…実際に身銭を切って買わないと駄目なのですね。だから証券マン時代は、お金がある限り、顧客と共に同じ方法で売買していました。ベンチャリの500円台を1万株買って損をしましたね。わざわざ100円台から上がった株を、高値でも追い続けた訳です。今も同じです。企業業績の変化が、カタルのイメージ通りになるまで投資を続けます。株価では判断はしません。あくまでも企業業績が基準になります。いずれ会社が大きくなれば、利益率は鈍りますから…その時は成功記念の株は残し、後は売りました。まぁ、過去の投資体験を話しても意味はありませからね。この辺にしましょう。

さて、今日は再び打診を入れました。どうしてもカタルには分からないのですね。時代背景は確実に改善し企業業績の良くなっているのに…株価だけが下げる続ける事はあり得ない筈です。一つは、自分のイメージが間違っている場合です。時々、あるのです。この間違いが、後でタダされるのですが…自分の感覚がずれていることが、時々あるから、株は奥が深いのでしょう。当たり前ですね。すべては未来予測なのです。未来が見える道理がありませんからね。

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公示価格も上昇し、昨日の日経夕刊を見れば東京の空室率は下げ続け、とうとう賃料も上昇し始めました。円安とアジアの裕福さの為に、観光客の来日は増え続け、都心のホテルの稼働率は上がり続けています。その為に新築のホテルの建設ラッシュになっていますね。カタルは2003年からの立ち上がり期より、今回はずっと正常な形だと認識しています。ただあの時は外資系金融が元気でしたが…今度は邦銀だけですね。故に上昇スピードが鈍るのかも知れません。でも…、バブル期に開発を始め眠っていた資産が稼働を始めているのです。鉄砲洲の開発などは、カタルが上京した頃に地上げにあっていた場所です。何人か、あの近辺にお客様が居りました。SやAグレードの投資物件が市場にないのがお分かり頂けるでしょう。ソフトバンクの孫さんは、個人でも蓄財の才能は抜群ですね。確かにティファニービルの単価は高かったのです。しかし半年も経過した今なら、多くの人が買いたいと思っているのでしょう。お金と言うのは不思議なものですね。必要ない時にはいくらでもあるのですが…必要なときには、なかなか創ろうとしても作れません。ある意味でこれも運命なのでしょう。

幸い、カタルは買った株が半値になっても追証に追い込まれず、僅かですが今回は買う事が出来ます。先日、目先下げそうなので下値で買った玉を、一旦外しました。若干の利益だったようです。でも本当は売らなくてもよかったと反省しています。もう少し資金力があるなら…。今日は再び買ってみたのですが…どうかな? ケネディクスで、昨日は解説しましたからね。目先は今日が分岐点にも見えますね。今の所351円で寄り、346円あって359円まで買われ、今は349円の動きですね。この3点底のイメージからの反発は一つ考えられますね。しかし昨年は、55日だったかな? 高値から安値にかけて時間を要しています。現在は目先の高値から39日ラインに位置しており、早いとも言えますね。問題は仮需の量なのです。注意喚起のまま相場になるのかどうか…。通常、セールスは規制があり二の足を踏みます。規制ですね。

更にやはり4月の消費税引上げは、日本株にとって関門になっています。4月後半から5月半ば辺りになれば、消費税引き上げ後の動向が分かり、不安が消えますね。見えない不安が現実になり恐くなくなります。消費税引き上げは大きなマイナス要因にはなりませんね。生活するためには、どうしても必要最低限の購入は避けられません。大型の耐久消費財の需要の落ち込みも一時的でしょう。これだけ株式市場は警戒していますから、むしろ結果が見える4月後半から5月半ばには…反動懸念は大きく後退する筈です。やはり、この下げは買いなのでしょうね。少し気になるのは米国の動向ですね。JPモルガンの住宅金融部門の縮小が…やはり気になります。ただ同時にGSEの資金回収が投資額を上回ったそうで…何故、米国政府は民間に売らないのでしょう。このニュースはまだ聞いていませんね。カタルは日本のりそなと米国のファニーメイやフレディーマックの売却が一つのシンボルとして見ています。

まぁ、気持ちはこのように揺れ動くのですが…。本当は気持ちが揺れ動かない投資額にすれば良いのでしょう。株など上がっても下がってもどっちでも良いと、のんびり構えられる投資額が、自分の力量なのでしょうね。奇妙な空間に現在の株価は位置していますね。3Dマトリ(7777)は朝方投げものがあったようで…通常は分岐点に見えますね。J・TECも良い感じで整理が進んでいるようです。医療もある意味で注目産業の一つです。夢を買う相場ですね。007と同じように…。カタルは思うのです。経済にはある程度「あそび」がなくては駄目なのですね。清貧思想ばかりでは、生活に潤いはなく息苦しくなります。窒息死してからでは何もなりませんね。

必ず、新規のファンド参加者が集まり、仮需は整理されるはずですね。まぁ、資金量の問題ですから、418円を抜いてから参加しても充分ですね。418円を超えた水準でも、僕の買値より大幅に安いのです。何しろ今から思えば…高値で、買っていますからね。何処で再び仕掛けるか…。以前、書いたと思いますが…日本通信(9424)も、確りしていますね。この形は…人気株が確定するのかもしれません。

最後に大阪でIRフォーラムがあるので紹介して欲しいとの依頼を受けたので、興味のある人はこちらからどうぞ…。「IRフォーラム2014大坂」

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投稿者 kataru : 2014年02月28日 11:22