未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年03月07日)

かたる:年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF )への期待感が市場に高まっているようですが…国債依存のスタンスが大きく変わる筈はありませんね。物価連動債やリートへの投資は若干増えるかも知れませんが、株式投資はどの程度増えるかどうか…。当然、彼らが運用するとすれば、配当利回りの概念が優先され、商社株などが対象になるでしょう。物産は自社株買いを実施し、この時間間隔は重要で、他社が追随するかどうか…。基本的に商社は、非常に豊かな財務状況です。保守的な運用を強いられる年金生活者の人は、当然、利回りが低下したリートより、商社株の方が、妙味はあると考えていますが、詳しく調べたこともありませんね。何しろ、ハイリスク派のカタル君ですからね。時代の流れを分析する事に主眼を置き、銘柄選別や研究は、あまりしたことがありませんね。でも時々、興味をそそられると…四季報を開きます。

例えば、昨日は日経新聞の記事から「ウェルネット」(2428)の内容を観ました。この手の会社は、好きですね。カタル銘柄の候補になります。このような記事は、一時的に株価を押し上げますが…多くは、長く動きが続きません。何故なら、仕掛け人が存在してないケースが多いからです。新薬の認可などもそうですね。カタル銘柄に採用した「J・TEC」の切っ掛けは、膝関節治療軟骨(ジャック)の認可です。2012年7月27日に取得しました。これを受け株価は、一時、急騰して10万円台になりましたが、その後、相場が軟調なこともあり、上がった株価を維持できませんでした。カタルはこれを待ち、秋に7万円台で推奨を開始しましたね。その後、相場が良くなり期待感もあり、株価が10倍以上になりました。887千円ですから…推奨したカタル自信も驚きます。しかし、やはり現在、株価は下がってきましたね。しかし先月、富士フィルムへのワラント発行決議もあり、更に決め手は、日経産業新聞のものづくり大賞を紹介した新聞記事の中で、本当かどうか…非常に怪しいのですが、市場規模が数百億円と…なっていましたね。どうも信じられない数字ですが…。現在、カタルは調べている最中ですが、非常に興味がある為に、先月、この記事を根拠に再推奨を開始しました。でもこの記事は怪しく…カタルが新聞記事に騙された過去の逸話を交え、レポートに書きました。でも、もしこの予測が正しいなら…間違いなく値嵩株です。まぁ、007の村田の量産効果期待と、同じ意味を持ちますね。両社とも赤字の会社ですよ。

日本通信もかなり上がってきましたが、回線使用料を半額にすると報道した日経新聞を見てカタルは興味を持ちました。そうして推奨と言う訳ではありませんが、時々、レポートで紹介しています。たくさんありますよ。過小資本故、安い時にあまり書かずにいたジャコムなど…も、だからカタルのレポートで、新しい銘柄を紹介した時は…何故、カタルがその銘柄をレポートに取り上げたか? その背景を考えてみると良いと思います。興味を持ったからと言って、証券マン時代のように、すべて買っている訳ではありません。何しろ弱小資本の投資家ですからね。カタルの信念は、基本的に銘柄など1つで良いと思っています。確実に株価の動きが分かるなら…そういう事ですね。

ケネディクスの動きを実況解説をしたのは、3月3日のひな祭りの時でした。予想としては3点底の分岐点になるかもしれないと思ったからです。しかしまだ確認が取れていませんね。チャート上は418円を抜けないと駄目なのです。でもあの日の333円だったと思いますが…その攻防の様子、更には3月5日の369円の動きなども、追加でレポートしました。所詮、推測に過ぎません。昨日は、なんと「7308」と言う数字でしたね。この数字は初めての現象です。昨日のレポートにヒントがあります。まぁケネディクスは、毎度、登場させているから、詳しい背景や推測は、またの機会にしましょう。

実は、昨日の007は奇妙でしたね。それでIRを覗いたら…QBの追加のアナウンスが提示されていました。この材料は非常に重要ですね。既に会社側は1―3月期には計上できずに「期ズレ」すると発表していますから…、4―6月期、つまり1Qに数字が計上されるのでしょう。そんな事は当たり前だ、今更なんだ…と言われるでしょうが、カタルは最近の007の発表の信憑性に、疑問も感じていたので…改めての新製品への発表は、業績の更なる悪化を防ぐ、重要な要素ですね。これでV字回復の可能性が高まってきました。もともと、あの日(2月13日)の出来高は、異常な水準で…ストップ安は当然と思われていましたが…誰かが玉を拾っていたようにも感じていたわけです。しかし…その後、継続的な買いは感じられず、違っていたかな?…とも思いましたが、今期は表面化してない村田の…あの量産効果、あるいは、昨秋の9つもの共同ブース展示の思惑は、依然、残っている訳です。

時代性から見て、市場でスター株の評価を得るのは間違いないと思っていますが…肝心な裏付けが取れなくては…なかなか冒険をして上値を買い進むわけに行きません。でも3月5日の発表は、最悪も念頭に入れていただけに…ホッとしており、本日は再び少しですが買ってみました。果たして、今度こそ、このボックスが本当の下値形成となるかどうか…。5日の発表は、カタルの背中を押すのに…十分な発表だったわけです。IVIへの期待は、基本的に進行形ですね。自走式などの技術開発には時間が掛かりますが…、カーナビとの一体化は進みますからね。株価が半値になったことにより、かなりリスクは軽減されました。この銘柄もケネディクス同様に、チャートは下降波動を形成しており、未だに下値の確認は、できていません。でも僕のような信者と言うか、馬鹿が、相場の切っ掛けを作り、新しい時代を形成していくわけです。全体のリスク許容度が増す事も、この株にとっては重要です。全体の株価が上がると、冒険をする人は増えますからね。完全に付和雷同組は消え去り…骨っぽい人が連中だけが残る訳です。条件としては最低1290円をクリアし、1619円を抜くと…裏付けの条件が整ったとみるべきでしょう。期待感だけの相場が本当は一番、面白いのですが…所詮、参加者は限られます。

昨日の全体相場は、やはり強かったですね。日銀は及第点と言うか…赤点の再試験のような評価でしょう。TPPは落第です。しかし春闘のトヨタはハズレとは言え…日産は合格しており、インパクトは弱いですが、外人の目が変わりますね。彼らにしてみれば…日本人の横並び意識は、きっと信じられない光景なのでしょう。株が上がるためには、個別株要因と市場全体の外部要因の二つの条件をクリアしなくてはなりません。どんなボロ株も外部要因の改善だけで、株価はどんどん上がるものなのです。この事は1985年からのバブルで経験済みです。個別株要因も非常に大切ですが…やはり日本株は、数々の政治の選択の失敗を繰り返しており、いい加減に呆れていますからね。

千葉の事件のように「社会に復讐」などと…いう輩も出ている訳です。世相は政治の選択により決まり、株価水準も同じなのです。希望溢れる社会を、どうやったら形成できるか…実は簡単なんです。その一歩は信用創造の復活であり、スマートコミュニティーの進展が、新しい時代を築いていくのです。東京駅の空中権の売却など…沢山のアイディアは眠っています。お昼からのケネディクスの動きに期待します。まぁ、今日は陰線でも良いですが…ここ数日は、非常に重要な場面です。今日はヒントを一つ掲げておきましょう。場の板状況で、オーバーの株数変化を見ておくのも、一つのヒントになりますね。ずっとケネディクスは、このような場面になると…多い時は600万株程度、少ない時でも450万株程度の売り板がありました。現在は売り板が345万で、買い板は207万です。需給関係を見る一つのバロメーターでもあります。まぁ、こんなテクニカルは、ディーラーでもないし関係ないけれど…。基本は難しい場面を避け、確実に、流れが決定してからの参戦でも良いのでしょう。

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投稿者 kataru : 2014年03月07日 11:15