今日の市況(2014年03月13日)
かたる:イワシ民族の日本国民はなかなか自立が出来ませんね。憲法論議を見ても押し付けの法案で独自色が乏しく、画一化教育の弊害が、失われた時代での対応で目立ち始めています。現政策主導世代は日米安保で揺れた学生運動の世代の筈なので、カタルは今回こそ、転換が可能だと思っているのです。悪循環を断ち切れると思っているのですが…ピンクのクラウンは、常識的な妥協点に押されましたね。トヨタが三井銀行からの融資要請を断った経過があり、トヨタは恩義の感覚が乏しい社風なのでしょう。でも故に世界一に輝いたとも言えますが…。下請け叩きを得意にするトヨタだから、系列部品メーカーも日産のような形ではないのでしょう。どちらの形が良いのかどうか。やはりトヨタは好きになれないかな?
昨日の大幅下落の意味は良く分からなかったのですが…。つまり中国の固定資本投資の割合が減ると鉄鉱石を始め、銅などの主要素材価格が下落するという事で、何も銅だけに限らずおそらくバルティック海運指数なども同じことでしょう。BRICsと持て囃された新興国の台頭は、基本的にFRBの量的緩和縮小の動き、つまり米国金融の金融デリバティブの咎めから端を発している現象ですね。日経新聞は盛んに煽りますね。NHKを始め主要メディア改革が出来ておらず、困った体質です。僕は基本的に日経新聞の体質が嫌いですね。既得権力を行使する代表的な企業で、メディアの本質を忘れていると思っています。傲慢ですね。料金体系を見れば、ある意味でよく分かります。ネットの時代になり、何れメディアも国際競争にさらされるのでしょうが…何しろ文化の問題ですからね。時間が掛かります。
何故、日本人のイワシ民族意識を、度々、話題に出すかと言えば、自分で調べないからですね。別に銅の価格が急落している訳で日経平均が大幅安したわけではなく、基本的に下値の堅さを試しているだけの話ですね。アベノミクスか、アベマゲドンか、市場は問うている訳です。カタルは駄目でもハッキリ売りだと言わずに、金融庁のみずほのやくざ融資問題などから、新興御三家の批判と相場の質を問題にしますね。だから分かり辛いかもしれません。でも三菱UFJもケネディクスもおそらく大丈夫でしょう。だから日銀の政策、春闘がメインテーマで、TPPも関連すると早くから論点を指摘してきました。その評価を安全圏の合格とは言えないが、ギリギリ及第点と現在は評価しています。つまり日経平均株価、ケネディクスでも良いのですよ。既に相場の方向性の転機を迎えているのでしょう。出来高をTICK回数で割った数字は、大口買いの参入を示しており、すでに分岐点を迎えていますが…しかし、どの程度の参加は分かりません。グリーやJCVケンウッドのケースに当て嵌めると、2か月程度で、明確な方向転換が確認できています。
日経新聞などの大手メディアを利用して下値の打診に動き、ヘッジファンドは、現実と市場価格のギャップの修正に動く訳ですね。昨日は結構、広範囲に叩かれていましたね。だいたいカタルが古河電工や富士通などを参考銘柄に掲げるという事は、かなり相場の質が悪いのでしょう。理由は金融庁と日銀の喧嘩ですね。いくらマネタリベースを増やしてもなかなかマネーストックまで増えず、貨幣乗数効果は低下しています。この原因の根底にあるのが、信用基盤を支える地価動向なのです。だから相場の突破口は「ケネディクス」の相場の出来に掛かっているとカタルは考えていますね。あとは政策支援を実行するかどうかの問題です。いくらカンフル剤を投入しても、素地の条件が整わなければ、設備投資などは起りませんね。間もなく原発も再稼働するでしょう。電力料金も重要なカギを占めます。スマートグリッドの活用で、このような重要な社会基盤コストが下がりますね。
007はメインとは言いませんが、周辺環境を変える重要な役割を担うのです。電力見える化のHEMSの意味は、バックボーンがかなり大きいのですね。だから魔性の女に魅せられるのでしょう。この技術の応用範囲は広く、スマートアグリにも大きな影響を及ぼします。オランダ型のハイテク農業が主軸になるには…企業の農業化が避けられませんが、なかなか規制改革が進まない。JAの萬歳さんを批判するのは、彼のような人が、日本の構造改革を妨げているのです。もし、彼がしっかり仕事をしているなら、就業年齢が高齢化しませんね。どうかしています。日本医師会もそうですね。クスリの世界も大変な壁があります。教授の力は絶対ですからね。「白い巨塔」から何年が経過するのか…。むかし、僕のお客様で優秀な心臓外科医が日本では手術の経験が積めず、オーストラリアに、何年か現場経験を積むために行きましたね。彼は話していました。教授の絶対的な権力の弊害を…薬の現場も同じでしょう。
昔は日経新聞だけが、情報力を握っていましたが、今は「アラブの春」の時代です。米国の動向も分かるし、国際比較が誰にでも出来るようになっています。ソフトバンクの孫さんは、米国の通信改革を訴えロビー活移動をしていますが…僕のようにソフトバンクから他社に移らない固定ユーザーの不満も解消して欲しいものです。日本の携帯料金は高過ぎますよ。カタルの変わらず解説を読むのも大変なのでしょう。読者の数が減ってきました。相場が悪くなると…みんな関心がなくなります。本当はここからが面白いのですね。カタルはワクワク感を持って、相場を眺めています。
どのような形で転換点を迎えるのか?
多くは期待感があるから、V字型の上昇戻り相場を期待するのですが…本当の底入れは期待感が失われ、付和雷同組が投げることから、新たな出発の起点が生まれます。グリーのような形が底入れの形なのでしょうね。明確な転換点が見えないのですね。JVCケンウッドも昨年11月11日の159円が底でしたが…ハッキリと転換したイメージが生まれませんでした。何となく、信用の整理が促進され、株価が上昇波動に転換しましたね。2月4日の177円を起点に考えるべきか、その前の兆候である1月17日の1500万を超える出来高を兆候として捉えるべきか…難しいのですが…。この会社をカタル銘柄に選定したのは…割安感からでしたね。ビクターなどの優良資産を人員と共に引き継ぎ、その人員をリストラし海外生産を加速させました。
ようやく構造改革を終えて黒字化が見えたのに…アベノミクスの異次元緩和で諸条件が変化し、もう一度、駄目押しを入れた訳です。このような見込み違いは、良くありますね。基本的な構造は、既に黒字体質になっていましたが…条件の変化で駄目押しを強要され、株価の上昇波動のズレが生じることは、カタル銘柄に、よくある現象です。理由は赤字の最中に仕掛けるので…時間的なズレが生まれるのです。007も似たようなイメージを抱いています。
まぁ、この環境下だから、個別株要因が万全でも全体市況の低迷でケネディクスのように仮需の影響を受け、株価が下押しを強要されることは良くあります。今は下値固めをしている段階で、既に分岐点を超えていると思っていますが…果たしてどうでしょう。まぁ、2か月後には、どちらか判明しているでしょう。条件が変わらないのだから、株価が下がった時は、買い場になりますね。カタルが政策評価を及第点とした意味は、何れ分かります。しかしピンクのクラウンには…呆れましたね。豊田さんも番頭たちの意見に従うしかなかったのでしょう。ファーストリテイリングやニトリが海外展開を加速させることは…どういう意味を持っているか? 日本と国際価格の内外価格差が是正されたことを意味していますね。カタルは昔からコメの価格が、最後の関門と述べていました。完全に関税をゼロにすればいいのです。どっちにしても時間の問題なので、早く構造改革を促進させないとなりません。何故、段階的に関税ゼロを受け入れないのでしょう。5年から10年で撤廃を受け入れればいいのです。農業支援は色んな形がありますよ。商社の活躍場面ですが…最近は鉱物資源関連部門の力が強いですからね。三菱商事などより丸紅などの食品部門が強い会社の方が株価的には面白いと思います。
歪んだ認識の下で作られた未来予測に基づいて、多くの投資家は行動しています。その前提条件はコロコロと変化していますが…大切なことは分岐点を的確に捉えることですね。全体は2月4日に底入れし反転していますが、ケネディクスのように仮需の重い株は2月17日だったようです。そうして3月3日に329円、今日の13日が346円ですね。今回は此処が底かどうか…確認されていませんが、大差はないでしょう。やがて下がらないとなると…上がるしかなくなります。問題は600円の壁を超えられなかったような、あの状態が生まれるかどうか。企業業績は右肩上がりで支援材料は増えます。やがて利益調整をする材料の含み損失も消えます。そうすると直接的に利益が大きく増えますね。その時に買っちゃ駄目ですよ。今度は業績相場になるので投資妙味は薄れますね。所詮、相場の見所は赤字の最中なのですね。007は魔性の女なのです。
投稿者 kataru : 2014年03月13日 10:53