今日の市況(2014年03月14日)
かたる:あらら…米国株は何故、今頃、大幅安するのでしょう。きっとロシア経済は苦しいのかも知れません。調べてみないので分かりませんが…。もし景気が良かったら、軍事行動まで発展するのかどうか…。何れ、中国も尖閣問題などを材料に使う可能性もありますね。韓国の竹島から従軍慰安婦問題も、ある意味で上手く経済が回ってないから国民の眼を外にそらす必要があるのでしょう。ダミーは政治家の常套手段ですからね。
それに住民投票を行えば、米国が主張する民意を問う形になりますからね。ただカタルにはクリミアの歴史的な知識がなく、安易な主張は出来ないので、この問題は課題という事にして別の機会に調べてみましょう。カタルは米国経済に若干の懸念を抱いています。理由は2006年に犯した日銀の失敗と、同じ轍を踏む可能性が存在するからですね。ただ米国人は日本人と違い、イワシ民族ではなく、ティーパーティーのような存在がある国で、アメリカンドリームと言う希望が存在します。日本も戦後の復興から立ち上がったはずですが…角福戦争の辺りから55年体制の歪みが生まれたのでしょうか?
カタルは個人情報保護法の設立辺りから、歪んできた日本村社会を感じています。あの法案の成立は2003年なので小泉・竹中改革の弊害ですかね。あの時にレポートでカタルはUFJに対し、好意的な意見を述べていました。しかし現実の選択は違いましたね。強引な竹中氏の指導下で、金融庁の強権政策が実行されました。日本村の良さが完全に消えた時代です。「阿吽の呼吸」で成り立っていた、目に見えない日本村社会の良さが消えたのですね。「大岡裁き」は…義理・人情と言う日本村のひとつの現象です。貸し手責任を問うなら、貸し手の選択肢を捻じ曲げる方策は、ある意味、奇異に感じられます。鐘紡は消えてなくなり分離され、やはり最初から手を挙げていた花王に買収されました。一体、あの強権発動は、なにか意味があったのでしょうか? それとも利権争いなのでしょうか?
最近では菅直人の原発処理の仕方も、大きな間違いだったと思っています。政治家に明確な国家理念があるのかどうか…。政治の責任は、国民の財産と命を守ることが大命題なのに…。国民財産である土地資産を1300兆円、株式も200兆円も失っていますね。自殺者は増えていますし…ここで転換しないと、あとはガラガラポンがあるばかりです。政策担当者は、証券マンのような危機感を共有して欲しいものです。でも今の証券マンは、株の事を考える人は少ないですからね。日経平均株価は、明らかに政策支援を求めていますね。52週線を維持できるかどうかの瀬戸際で、今週の大陰線は嫌な形です。昨年、6月の形より、歪んで見えます。理由は儲かってない為に投資家離れが起きていますね。再び三菱UFJは関門の株価位置に来ています。
ケネディクスの前回は329円で、その前は318円かな? 今日は332円ですね。この株価水準は、前回、彼らが最初の買いを入れた株価位置ですね。ここ数日、株価は下げていますが、良い形で推移しているように感じているのは、カタルだけの感覚でしょうか? 最近は売りの見せ玉が消えています。昨日は高値の354円指値が売れたのです。朝からの指値でしたが…。記憶によれば一瞬しかなかった株価の筈なのに…。カタルもそれなりにリスクヘッジをしなくてはなりません。この行為は相場観とは違いますからね。カタル自身の余力の問題です。まさかの用心もしなくては、なりませんからね。若干の儲けの玉を外しただけです。本当は買いなのでしょうが…、余力が乏しければ仕方がありません。
今日は、SQなのですね。先物の仕切り直しが行われたのですが、裁定買い残の残高も2兆8886億円で多くなく、問題はない水準ですね。そろそろ始まっても良いように感じますが…仕掛け筋は、どうするのでしょう。外部環境の好転を待つのでしょうか?…ミクシィの話をしています。カタルは先々週でしたかね。3月1日に、ミクシィと日本通信を選び、人気株の素地があるとしました。ミクシィは公募があり動けませんでしたが、払い込みは終わったはずですね。日本通信は強含みの横這いでしょうか…。多くの銘柄が下落を続ける中で、マズマズの選択なのでしょう。こういう場面からの人気株は、大きくなる可能性を秘めています。ケネディクスも出来高面から、下値の株価位置では候補株になっていますが…やはり秋以降にならないと、駄目なのでしょうかね? しかしカタルは、依然、5月高も期待していますが…。
先日、キリンだったかな? 自社株買いのTOBを実施していましたね。時価より安い株価位置で発表しており、大株主の買い取り要請に動いたようです。このように、この時期は決算対策のピークを迎えます。その決算対策の売りも、今日まででしょう。最終は月内最終日まである訳ですが、現実の対応は既に終了します。NTTも政府の持ち株の買い取りに動いていましたね。特殊要因は別にして、物産と味の素…など食品株が多かったように感じています。そう言えば、日本ハムのケースは面白かったですね。普通は社債にする筈ですが…時価を35%上回るCBの選択でした。この行為でROEを高めると言います。なにやらテクニカル・ファールのようなイメージですね。確かに35%の鞘はあるけれど…経営理念は全く感じられません。
ほぉ~。今日は年初に欧州関連で注目した「スミダ」(6817)が高いですね。ミクシィは10円高か…。急落していた3Dマトリックスが高いですね。材料発表の後は、待てばいいのですね。この株も素質があると思っていますが…人気株リストの中に、日本電産やNECが登場しています。トップは先日人気化した星光PMCなのですが…。僕の好きな酉島製作所も、リストに顔を出していますね。地元企業の北越工業も出ています。GMOペイメントも顔を出しています。先日、日経新聞が書いたウェルネットは、通常は株価が下がる筈ですね。3Dマトリックのように…。買うのは株価が落ち着いてからです。先日再推奨したJ・TECのように、ケネディクスもそうですが…期待感が消えた時から新しい相場がスタートするのでしょう。問題は見極めた銘柄が、本物かどうか…の選択眼ですね。狙いを付けたら、後は値動きを追うだけの話です。
カタルは便宜上、ケネディクスを題材に語っていますが…銘柄などは何でも良いのです。どの株も同じような共通点があり、株価波動がどこかで反転します。JVCケンウッドのように…。本当は52週線の攻防を続けていた昨年秋に、日銀は追加緩和を実施し、安倍政権も成長戦略を加速し、発表させねばなりません。しかし…支援が得られないからワンランク株価が落ちた訳ですね。合格点を連発しないと、なかなかデフレ脱却は難しい筈ですね。ギリギリの及第点などでは…慣性の法則に押される可能性は否定できません。待てば待つほど、傷は広がります。アベマゲドンと言う比喩の言葉を誕生させては、本当は駄目なのですね。やはり、みずほのやくざ問題は大きいですね。通常の人間は、この間違いに気付きませんよ。日銀が緩和政策を実施し、貸し出しを伸ばそうとしているのに…まったく正反対の貸し出しを制限する方向性ですからね。麻生さんも、どうかしています。まったく経済を知りませんね。あのような現象を見て…外人投資家は離れるわけですね。
まぁ、終わった事はしょうがないが…呆れる展開で、消費税引き上げは、単なる延命効果と厳しく見る外人もいるでしょう。でも僕はやはり時間効果を信じたいですね。何しろ江戸時代から明治の近代国家への体制転換の時間を、超えはじめています。小手先ではなく、土地資産価格の重要性に気付き、政策転換は既に始まっているのでしょう。問題はスピードなのですね。中華なべ底のようなイメージです。呆れる時間経過のスピードですね。
今日の大成建設の株価は、453円ですね。覚えていますか?オリンピックが決まった時の株価を…あの日は478円で寄り付き、引けは463円でした。ケネディクスは545円で始まり、553円の終わりでしたね。カタルは建設株の狙いは正しいと思っています。ただ、あの時は、人件費や建材費の上昇で利益が生まれないとしましたが、時間経過で改善されている筈です。次の相場は、本格的な上昇に繋がるのでしょう。ただまだ建設は数が多すぎますが…。新興御三家のような相場は、間違っていますね。年末は指数と絡め仕掛けましたが…。
カタルの今の希望は、5月相場への出発です。ケネディクスは株価も下げ、仕掛け筋から一般筋の参加が得やすい筈です。建設もスマートコミュニティー関連の重要な柱でしょう。ライフラインは寿命を迎え、更新需要期にあります。此処に情報を取り入れる効率化投資を加速させるのですね。電線の地中化で水道管もガス管も、全て横軸を形成し一括管理して、効率化投資が生産性をさらに加速させますね。少子高齢化だから…効率化が求められます。やはり重要なテーマは、信用創造とスマートコミュニティーなのですね。本筋の王道相場を期待する次第です。
投稿者 kataru : 2014年03月14日 11:23