今日の市況(2014年04月07日)
かたる:米国株の下落を受け日本市場も安いようですが…基本的に経済状況は改善しており、イエレンFRB議長が労働市場の質に言及していますから、過大な懸念は今の所は必要なく、大丈夫なのでしょう。理由は、労働指標は経済活動の最終ランナーだからです。しかもその質にまで言及すると言う事は、金融危機で受けた経済の弱体化を考慮していますね。日銀は2006年に退院した患者に、強制労働を強要した政策を実行しました。だから新興不動産のダヴィンチなどが消えたのです。折角、立ち上がった経済の灯をバブルの反省により消したのです。まぁ、不幸にも米国の金融危機と言う逆風が加わり、壊滅的な被害に拡大したのですが…。しかしFRBは労働市場に力点を置いており、この指標は経済の最終ランナーですからね。過剰な懸念は消えるのでしょう。流石、市場経済の国です。本物志向の人間が、上に多く存在しますね。実力がない二世が多い日本と違います。
日本株は転換を迎えていますが、政策支援を享受する事ができるかどうか…。財務省は法人減税の財源をどうやって作るか苦心している様で、個人事業主の給料まで拡大解釈をして税収にしようと企んでいるようです。この辺りの感覚の発想が乏しく、如何にも官僚らしいですね。スマートコミュニティーを側面支援し、新しい財源を創ればいいのです。ゲーム企業の税収は大幅に増えましたね。ものの課税は減りますが、ソフトの課税は増えます。先進国共通の課題ですが、グローバル企業のタックスヘーブン活用の節税と言うか…脱税が問題化しています。G7などで協議して共通基準を作るべきでしょう。
更に土地を活発に動かせば、財源も増えますね。1200兆円ぐらいまで減った土地資産価値ですが、毎年10%を上昇させれば120兆円になり、この課税だけでも…将来の見込める税収は、継続的に数兆円は増えます。株の売買を活発にさせても同じです。ものを活発に動かせば消費税が増えます。どうやって景気状態を加熱させるか? 財源を増やすことに力を注げば良いのでしょう。アプローチを、間違わないで欲しいものです。あるところから取るのではなく、新たな財源を創るのです。スマートコミュニティーは、新しい世界ですね。
予定数を買えなかったカタル君、今日は安く始まりラッキーでした。丁度、発車間際の列車に滑り込みセーフで乗車できるイメージです。4月の初めに転換すると読んでいましたが…やはり資金力の問題で、安全を優先させたのです。だから予定株数を買う事が出来なかったのです。間もなく滑走路を離陸するイメージですね。果たして豪州のEPAから米国のTPPと繋がり、法人減税を始め、噂されている日銀の追加政策はETFの追加購入だそうですが…カタルは当座預金の付利金利撤廃も検討すべきと考えています。金融庁は亀井静香が提案した悪法と言うか…延命装置と言うか…中小企業金融円滑法の失効から1年が経過し、中小企業の再生は思うように進んでない様子です。そりゃ、そうですね。あのトヨタが4000円でなく2700円なのです。この為に金融庁はこれら中小企業の経営改善や事業拡大を促すために、新規融資をノルマにしたと報道されています。果たして預貸率が改善するかどうか…。地方銀行は投資先がないのです。だから日本国債の運用に留まり全体のGDPの成長が鈍いのですね。
リートの購入により利回り採算が1%下がると…相当な実需が生まれます。何処かの経済研究所が計算すれば面白いと思いますが…基本的に最近の地価上昇は、リートの利回り低下により追加販売が活発になり、この受け皿が地銀なのですね。地銀は国債投資からリートの運用へ幅を広げました。この資金が信用乗数効果を生み、物流リートなどが生まれ、ダイフクの設備投資に結びついています。経済の好循環が生まれ始めている訳です。金融はレバレッジの掛け方により、様々な事業に大きな波及効果を与えます。何故、カタルが質の悪いケネディクスに拘り続けるのか? 日本で一番、Bグレードのオフィスビルを持っているのです。持っていると言うと…誤解を受けますが、管理すると言う事は方向性の決定権がケネディクスにありますから、その鞘抜きも容易ですね。おそらくこの時期に、一番恩恵を受ける日本企業でしょう。何故、PER10倍から100倍と評価の幅が広いのか?ここが焦点なのです。
今の時期だから、見えない潜在成長率が非常に高いのですね。本来は追加の金融政策を日銀は昨年実施すべきなのです。何故なら金融政策が浸透する時間は、実態経済に波及するまで半年から1年はかかります。しかし日銀は自己満足に溺れました。消費者物価など…の指標はFRBが掲げる労働指標と違い、先行的な指数ですね。同じ指標でも景気循環の影響度が大きく違います。厚生労働省が発表する実質的な賃金は減り続けているのです。何故、軽自動車の販売だけが伸びるのでしょう。1000万円以上する車の方が乗り心地は良いですね。格段の差があります。静かだし…快適ですよ。よく考えねばなりません。カタルは夏までに600円の壁、年末までに4桁…来年は4000円と述べています。場合によれば政策支援次第で、ケネディクスに1万円の掛け声が、掛かるかもしれません。ただ経営者と環境などの条件が整わないと、なかなかスター株は誕生しませんが…。500円を割れたのを見て、再推奨したのですが…なかなか政策支援が得られず300円台に押し戻されましたが、今回は東京の特区構想に容積率の緩和が盛り込まれ、ようやく300円割れからの脱出波動に入りましたね。しかしまだカタルが述べている分岐点の405円を上回ることが出来ません。
確認されてからの参加で充分でしょう。でも先週の動きは、明らかに新規の応援団が参加していますね。この人達の力が、どの程度か知りませんが…。株と言うのは時代的な背景があり、経営者がその方向性に邁進しているなら、いずれ成果が生まれるものです。日本のデフレの原点は資産価格の劣化なのです。1300兆円の下落に拘っているカタルの考え方は間違っているとは思いません。必ず、キーポイントは改善されるのです。その核になる銘柄は、SやAクラスではなく、Bグレードのオフィスビルを日本で一番保持しているケネディクスなのですね。日本国債の利回り変化は余りありませんが、欧州危機の時のイタリア債などの変化率は大きいですね。同じことです。
東京の土地は限られるのです。でもお金は無尽蔵にありますね。日本だけではなく世界にお金は溢れています。株を買うと思わないで、東京の不動産を買うつもりで、5年程度、持っていれば良いのです。やがて馬鹿な機関投資家が、一株利益100円になったケネディクスの株を、リートはPFIで…夢が広がると言ってPER100倍まで買う連中が、大挙してやって来るでしょう。その時は売ればいいのですね。割安に見えたら株を売るのです。割高なうちは、基本的に買いなのです。
まだ赤字の007(3858)も、J・TEC(7774)も同じです。割高だから買うのです。ケネディクスの現状は、PER30倍でしょう。だから正当な評価ですね。日本通信とは違い、貸借銘柄で5000万株を超える仮需の売り物が控えています。その人達が利食いした後に、こんなバカな…。こんなスピードで株が値上がりをするわけがないと…と半分の人達が空売りをする。それが相場なのでしょう。売り物があるから相場になるのですね。そんな時間が近づいているように感じています。このクラスの株を仕掛けるのが、現在の正しいボリュームなのでしょう。でも贔屓目線、過ぎるかな?
日本再生を考えると、信用創造機能を円滑に動かし、夢に邁進するスマートコミュニティーの確立が、テーマになりますね。産業革命がおこり鉄道が生まれ、ゴールドラッシュが引き金になり大陸横断鉄道が開通して、人類は進化してきました。情報と言う埋もれた価値を再活用するビックデータの活用は、効率社会を生みます。クラウドの富士通は、何れ必ず4ケタを超え2000円、3000円と向かうのでしょう。経営者が方向性を持って経営資源を投入すれば…なのですが、保守的な人は、色んな選択肢はありますね。何もハイリスクばかり狙わなくても良いのです。自分の力量に合った選択をすればいいのですね。
互いに頑張りましょうね。
投稿者 kataru : 2014年04月07日 11:01