今日の市況(2014年04月17日)
かたる:今日は少し早く原稿を書き始めています。昨日のマー君は素晴らしい内容だったようです。カタル君は2回の裏まで見ていました。何しろ午前2時過ぎからゲームがスタートするので…、いくら年を取ったから睡眠時間が短くても良いと言っても…やはり寝なくてはなりませんからね。今朝のニュースによれば、8回無失点の10奪三振との事です。内野安打が二本で、ファーボールは一つだったそうです。完璧な高額プレイヤーの内容ですね。これこそ市場経済論理の成り立つ米国の買い物です。彼ら一流の領域の年収は10億円~20億円程度なのでしょう。賞味期限が5年から10年もあるかどうか…。つまり200億円止まりなのでしょうね。ところがバフェットやジョージソロスなどの金融界の一流プレイヤーは、兆円クラスで桁が違います。競争が激しい筈ですね。カタルのような三流大卒の馬鹿が、いくら逆立ちしても勝てる道理がありません。せいぜい歩合セールスで1億を稼ぐのが関の山だったのでしょう。
でも馬鹿は馬鹿なりに限界を知っています。でもチャレンジ精神は消えてはいませんよ。人間は死ぬまで挑戦でしょう。その点、力を与えてくれたのは三浦雄一郎さんです。80歳を超えても、努力すればエベレストに登れるのですね。すごい…の一言です。自分で山に登ってみれば分かります。でも最近は装備も万全ですからね。良いスタッフに支えられれば、素人でもある程度の体力があれば、8000メートル級の山を目指せるかもしれませんね。ただやはり天候と言う幸運が味方しないと…株と同じですね。市場環境が悪ければ、いくら素質があると言っても参加者は少なく、希望の灯を燃やし続けることは出来ません。昨日は批判している財務大臣の麻生さんが失言をしたらしく…市場も馬鹿な解釈をして、株価の上昇が加速したとされています。カタルは、年初にGPIF(年金積立金管理運用 独立行政法人)が株式運用比率を高める話をしています。この話は既定路線で新鮮味は余りないのですが…何故か、相場に効きましたね。
この現象を良く考えてみてくださいね。
日本通信が市場の人気株になる前に、カタルはIRNETで何度か取り上げ、3月上旬には潮目が変わる時に、強い株はスター株になると述べており、株式教室でミクシィと日本通信を採り上げました。この時はミクシィを中心に研究しましたが…、日本通信にカタルは軍配を上げていました。案の定、イオンやセコムなど…低料金の携帯電話が急増しています。この背景は、総務省の意向ですね。日経に報道されたのは1月でした。準備が整い、素地がある所に、切っ掛けが与えられたので、相場が育つのですね。ただ仕掛け人の存在が重要です。
カタルは今回、事前に1990年の相場と比較し、4月には…実際は5月に上昇するのでしょうが…潮目が変わるとの予測を立てて事前に、この考え方を公開しています。先週の下げをみて、実際に買い始めています。今日も担保率が大きく改善しているので、買い乗せをするでしょう。まだ発注はしていませんが…何しろ、まだ8時です。今日はダルビッシュが投げるので、テレビ観戦をする為に早めに原稿をアップしようとしています。だから、いちいち解説するのは大変ですね。カタルが言いたいのは…成果が出ないと言っても安倍総理と日銀総裁が会談した意義が大きいし…麻生さんがGPIF出動発言をして相場が反応しても、そんな事は下準備が整っており、単なる「きっかけ」に過ぎないのですね。
大切なことはその素地を見抜く力です。2012年11月だったかな? 異次元緩和発言で株価の上昇が加速しましたが…、あの時も、カタルは事前にマネタリーベースの話を提示し、間もなく潮目が変わると述べています。今回も同じですね。1990年の相場を引き合いに出し、どんなに駄目な相場でも、一度は戻る可能性が高いと…事前に述べています。つまり条件が整っているのですね。
昨日、J・TECの話を少し書きました。そうしたら相場は少し反応しましたが…、条件が整っているのです。ただそれだけの話なのです。サマーラリーを期待し、昨年の500円割れからケネディクスを仕掛けてきましたが、その度に失敗し、いつも買っては投げさせられ…呆れているので、カタルはテクニカル分析に力を注ぎ始めています。そうしたらBT指数やAB指数などが改善し始めており、条件が整っているのですね。需給面でもそう感じていました。この現象は既に確認されましたね。4月11日のNY市場の267ドルを受けて始まった日本の相場に於いて、今までのケネディクスなら、間違いなく陰線で安くなっていますが、あの日は安寄りをして陽線の変わらずで引けましたね。明らかに需給バランスが改善しています。後は内容です。
昨日の日経新聞に、三菱地所が326億円の減損処理をすると報道されていましたね。しかし連結利益は当初の予定通り580億円を計上すると報道されています。この減損処理は、カタルが何度も述べているダヴィンチを上場廃止に追いやった負の遺産です。マネタリーベースの増大から、折角、マネーストックの増大に火が付き始めたのに…。2006年の事ですよ。日銀はバブル期の反省が強すぎて、折角、十数年ぶりに起った希望の火を自ら消してしまったのです。「羹に懲りてなますを吹く」を実践したのですね。その為に失われた時代は、折角、浮上したのに…再び水面下に沈んだのです。白川さんも間違いに気づき、2010年10月に包括的金融政策に踏み切ります。リートやETFと言う危険資産を日銀が買うと言う歴史にない行動を取ったのですね。しかしその前年に、日産がマーチを日本からタイに生産移転を決めるのです。これを観て慌てて日銀は政策を修正したのですね。
カタルは、この時に内外価格差が解消されたと述べています。1985年のプラザ合意から始まった構造改革の終了です。実に25年の歳月を費やしました。基本的に2010年に、日本は変化し始めました。しかし…多くの人は実感がありません。1985年の時もそうでした。実際の経済は「慣性の法則」で、惰性がある為に変化が生まれても、その後4年程度は進むわけです。実際の破たんは1989年末、まぁ、あの時、実際は1988年に相場は終了し、あとの1年は指数のお祭りでした。先物指数を買い上げ、意味のない相場が進みましたね。同じことの逆が、今、始まっています。本当は実物資産のマンションや土地を買った方が良いのですよ。孫さんが個人で、銀座中央通のティファニービルを買ったように…。我々、個人もマンションや土地を買うべきなのです。でもカタル君は貧乏人に、借金だらけで、とても買えません。だからケネディクスを買うのですね。間違いなく値嵩株に育ちます。
昨日、友達の現役証券マンから質問を受けました。彼が話したのはケネディクスが豊洲グランスクエアを346億円で買ったと言うのです。昨日の日経新聞に不動産情報誌の広告記事が載っていました。流石、証券マンです。カタル君は見逃していました。この事は先月、ケネディクスは私募ファンドを売り出しており、資産を補わなくてはなりません。その為に未来の利益に投資したのですね。この物件はオリンピックに絡み儲かるでしょう。
ここに京橋トラストタワーの4フロアを韓国のLGが取得したとなっています。調べると森ビルの物件ですね。明治屋の通りに面した角のビルでした。銀座中央通りに延長した一等地のビルで、このクラスならAグレードですね。この事の意義は非常に大きいですね。世界の一流企業が続々と、日本の構造変化に備え、上陸しています。ちょっと待ってね。今、株の買い注文を発注しますから…。ハイ、終わりました。何しろ弱小投資家ですから直ぐに済みます。また投げさせられなければ…良いのですが。果たしてどうでしょう。
地所の特損の意味を解説していませんね。ケネディクス同じですよ。ケネディクスの収益も調整されたもので損失を加えていますが、もう損をする物がなくなります。そうすると儲けだけが膨らむのですね。だから2004年の36円の一株利益が、2007年には248円になるのですね。馬鹿は、こうなると割安だと言って株を買い始めるのです。「割高は恐くありませんが、割安は非常に怖い」のですね。肝に銘じておいてくださいね。
此処で割高の赤字企業の007のテクニカル分析を載せましょう。007は久しぶりですからね。この開発されたAB指数は、まだ検証されていません。カタル君は怠け者なのです。お金に対してもあまり執着しません。あれば使うし…なければ使いません。でも早く借金を返済しないと…。だから、この新しい試みが成功して欲しいですね。過去にも様々な標準偏差などを利用した実験をしていましたが、あまり効果はなかったように感じています。余りに、買って投げを繰り返したので…同時に時間をかけて検証しているのですね。このグラフを見るとプラス圏で推移し始めており、何れ変化日を迎えそうです。また、買っておくかな…。
アイディアが浮かぶと…実験を繰り返し、理論を確立させ検証作業をします。何やら、STAP細胞の小保方さんみたいですね。あの世界は、何か医学界の「白い巨塔」を連想させますね。いやらしい…。実は山中教授が有名になりましたが…、IPS細胞は高橋さんが発見したのでしたよね。記憶によれば…。そんな事を山中さんは、珍しく正直に話していましたね。山中さんと比較し、笹井さんは組織に染まっている印象ですね。どんどん、話しは飛ぶから…読者の人は混乱しますね。あっ、もう時間切れです。
おそらく日曜日のコラムの話は、当たりだと思います。やはり今週は買い場なのでしょう。それでは、また明日。
投稿者 kataru : 2014年04月17日 09:42