今日の市況(2014年04月18日)
かたる:市場は日経報道の路線に乗って、動いていますね。たぶん日経系列のグループが存在するのでしょう。現役時代もよく利用している連中が居ました。記者がグループの一員なのかどうか分かりませんが…お金が絡むだけに、やり方は巧妙です。記者が知らないうちの利用されているケースもあるし…。この曖昧さは、米国でも同様です。メディアと政治の駆け引きは、何処の世界でもあります。金融は情報が命なのです。何処にスポットを当て、どう反応させるか…。故に時代性の流れが大切になりますね。相場で難しいのがこの読みです。安倍さんの意向だけで政策は動きません。政府税調に自民税調と…。昔は二つの組織があるなんて、知らなかったし…。やはり金融もキャリアですね。
この日経報道の路線と言うのは、日本通信(9424)にIIJ(3774)ですね。日経と東京テレビのタッグは、日本では絶対勢力です。ただこの路線だけでは日本株の本格反騰に移行できないのですね。総務省が応援しており背景があるので良いのですが…。何故、駄目なのか? 昨年の新興御三家相場と、同じ過ちを繰り返すだけなのです。現物銘柄は直ぐに株価が飛び、相場に厚みが生まれません。未来の買い手が居ないからですね。その点、ケネディクスは、素晴らしい素質を秘めているのです。まぁ、その解説は何れ…。今日は別の話題です。
今、中国の小米科技(Xiaomi)を、東京テレビは取材したそうですから、何れ、TVで放送され、日経なども追随するのでしょう。アップルを抜く存在になるかどうか…。今、最も注目されている企業の一つですね。日本人は韓国や中国企業を馬鹿にする傾向がありますが…今は非常に優れています。ハイアールも馬鹿に出来ませんよ。三洋電機を利用しアフターケアも良くなるでしょう。実は、パナソニックの白物家電、たしか洗濯機か冷蔵庫だったかな…の海外工場をハイアールが買収し、立て直しました。パナソニックが出来なかったのです。サムソンを引き合いに出すまでもないですが…日本は劣等国の範疇に入り始めています。終身雇用、年功序列が崩れ、技術者の流出から様々な問題を抱えています。
アップルの存在を脅かす小米科技は、シャープのIGZOを利用しています。カタルが村田のWiFiモジュール、つまり007を継続的に追っているのは、時代の流れが背景にあるからですね。ある日、突然、WiFiモジュールの採用が決まるかもしれません。そんな時に、小さな会社なので、収益構造が一変します。多くの皆さんは、株価が低迷すると関心がなくなりますが、カタルは、会社の置かれた背景が崩れずに、経営者が努力していれば評価を続けます。覚えていますか? 介護のツクイ(2398)を…。ケネディクスに熱を上げていましたが、同時に保守的な投資家向けに、カタルは800円の時にツクイを推奨しています。昨日はボックスを抜けてきましたね。1108円になっていました。
カタルは述べています。建設、介護、サービスと好循環波動に入ってきた業種を掲げています。トヨタの4000円から2700円のベースアップの値切りを批判し、一方で大林、大成の動向を、何度も引き合いにだし、ユニクロの1万6000人の正社員化を評価し、家具のイケアも同じ傾向にありますね。サービス業では、続々と正常化の道に入り始めています。内需振興は、昔から日本の課題でした。日本は輸出企業を保護する政策を実行してきました。TPP交渉もある意味でそうですね。スバルは米国でも現地生産をしていますが…およそ半分は、日本からの輸出で米国内の需要を賄っています。つまりTPP交渉が成立すると短期的には恩恵を受けます。
でも時代は違いますね。2010年に日本は基本的に内外価格差がなくなりました。安倍政権は、悪戯に成田闘争を繰り返さず、JAなどに配慮せずに真のグローバル化を目指さねばなりません。豪州のEPAもカタルにとっては不満ですね。建設から介護、ツクイの株価は、ようやく人気化路線に入りましたが、こんな事は、前から決まっているのです。カタルは沢井製薬やピジョンを、早くから評価し継続的に取り上げていますね。先日は横河ブリッジ(5911)を参考に掲げてあります。1100円前後での紹介ですね。でもカタルは機関投資家でもないし…ハイリスク派の個人投資家なので、カタルの投資方針に沿って銘柄の話を進めています。読者の選択次第なのです。何度も述べていますよ。富士通だって、何れ値嵩株になるでしょう。コマツのような存在に必ず筈です。理由はクラウドの総合サービスを実施しているからですね。NECの株価が強いのも、その時代背景があります。NTTコムはクラウドの契約が大幅に増えていますね。
良いですか…、大切なことは時代の流れなのです。これを感じることです。だから今日は中国の「小米科技」と言う携帯電話会社を掲げ、介護のツクイを採り上げていますね。この介護の背景を知らなくてはなりません。日本は間違いなく立ち上がります。理由は団塊の世代が続々と退職し、企業の人件費構造が大幅に変わりますね。ピークアウトします。要するに人手不足が日常化します。故にユニクロの柳内さんが正社員化を進めたのです。一時は、劣悪なブラック企業扱いだったのです。マクドナルドも訴訟がありましたね。外食産業も構造が一変しています。この流れを感じてください。日本人の寿命が延び…高齢化が当たり前で、ためしてガッテンなどのNHKの番組が人気になっています。
皆さんは知らないでしょう。2010年のデータだと思いますが、80歳から84歳の要介護、要支援の患者は、実に28.4%なのですね。つまり3人に一人が何らかの支援を受けないと生活が出来ないのです。更に85歳以上になると、この比率はアップし57.7%の人が、介護を必要とします。しかし日本には充分な設備がありません。しかしケネディクスが検討している介護リートを使えば、一気に構造転換が進みます。ツクイの成長もネックは財政問題なのですね。しかし設備をリースに切り替えればいいのです。介護は安定した収益が期待でき、リートが成り立ちます。不動産リート、物流リート…などは現実化しています。間もなく介護リート、そうして劣化する社会基盤を支える水道リートなども生まれますね。
社会を…時代を一気に進化させるためには(GDPの高成長)、信用創造が必要なことは明らかなのですね。そのスター株が「ケネディクス」(4321)なのですね。株価はやがて値嵩株になります。何故なら、社会が必要とするからですね。日本は財政事情がひっ迫しています。故に民間に頼るしかないのです。だから安定した収益が見込まれると…金融デリバティブが活きるのです。野村証券の役員も馬鹿ですね。僕なら野村の株価を10倍に出来ます。金融デリバティブの組み合わせは様々で、リスクを高めると配当を高めることが出来ます。メザニンローンですね。
カタルは嘘を書いていませんよ。一応、調べてあります。でも間違いも良くありますから、鵜呑みにせずに自分で確認してくださいね。馬鹿はよく責任を他人に転嫁します。銀二貫ではありませんが、自分の身は自分で守らねばなりません。大切なお金でしょう。失敗した場合を想定して行動しましょうね。今日は介護の数字を掲げました。80歳になると誰でも他人の世話にならざる得ないのですね。
介護の様子は、此方のブログから…。彼女は、姑とおばさんの二人を介護しており、その様子がマンガで紹介されています。今、人気のサイトだとか…。今日はスマートコミュニティー創設に向かい、引け高になるかどうか…。ケネディクスの後場からの動きが注目されますね。
投稿者 kataru : 2014年04月18日 10:09