今日の市況(2014年04月23日)
かたる:時代の読みが早すぎても支持は得られず、大衆の気持ちを読むには難しいですね。実はカタル君、AKB48のネット版を…。同じようなアイディアを実現させようと、原宿でアンケート調査をしたことがあります。あれは…転職を考えた時期で、このホームページを始める前ですから1997年から1998年の頃です。視聴者参加型のタレント発掘のネットアイディアです。今でも様々なビジネス・アイディアはありますが…、一番は医療分野の改善でしょう。コンピュタシステムを用いれば…問診と検査で、診断は誰にでも出来るようになりますね。基本的に医者など必要ありません。むずかしい診察はデータを揃え、専門医のスペシャリストの診断を仰ぎ、試行錯誤を繰り返せば良い訳です。TVドラマの「ドクターハウス」のようなものですね。
時代が大きく変化すると、革新的なアイディアの実現が可能になりますが…既得権勢力の妨害や規制の壁により、新規参入が阻まれ組織が硬直化しています。TPP交渉のJAの存在のようなものです。日本医師会なども代表的に既得利益の保護団体です。この背景は組織と政治が癒着し、方策が決められます。みずほの社外取締役に太田さんが選ばれましたが、本間正明さんや竹中平蔵さんと並び、安倍政権を陰で支える知的グループの存在があるのかも知れません。その為に、やくざ問題が利用されたのかどうかは分かりませんが…あの問題が、みずほの改革を強要したことは事実でしょう。実際の政策の選択は、このような関係で成り立ち選択が決定されていきます。
最近、グッドワイフと言うTV番組が気に入り、最初からDVDをツタヤから借りて見直しています。面白いですね。米国の司法取引の仕組みや懲罰的な賠償制度は…。カタルなどは単純な構造ですから、正義が一番と思いますが、現実社会の選択は、難しいものが沢山あります。例えば、追証寸前になり建玉を切るか、追証を入れるか…。どれが正解の回答か…、悩み判断に迷う事が良くあります。この微妙な感覚は、難しい判断が要求されます。世の中の現象は、白と黒ばかりでは、ないと言う訳です。時には、道徳的に悪とされる行動も、容認される場合もあるのでしょう。
大概、相場の世界ではカタルの狙いは、必ず実現します。問題はそのタイミングを的確に読めれば良いのです。その為に最近はテクニカル分析に時間を割いています。あまり大物を狙わないのなら、比較的ハードルは低く簡単です。介護のツクイは1100円台に入って来ており、もう直ぐ人気場面を迎えるのでしょう。カタルが900円割れの時点から、注目していた銘柄ですね。最近では横河ブリッジを参考に掲げていますね。100円程度安値から上がったかな…。ただ残念ながら、このような銘柄にカタルの心は動きません。ピジョンも、沢井も、今から見れば…結果的に良く上がったものです。保守的な投資家には商社を推奨していますね。国債に似ている感覚です。
最近の日本株の評価は低く、「アベマゲドン」の評価が続いています。なかなか、この中だるみ現象を打破できませんね。中国はシャドーバンキング問題から市場金利の導入と、PM2.5に絡む周永康氏の汚職問題などで、成長率は落ちています。米国はJPモルガンが不動産融資部門を縮小したことでもわかりますが、FRBの動向の影響か…力強さが欠けています。EUは改善していますが、他国に影響を与えるほど、ラッセルできる状態にありません。だから世界経済は、力強く改善している訳ではありません。先日、ドコモのセット販売問題で、回線の貸し出し問題が焦点になっていました。ソフトバンクの主張のように1回線だけの貸し出し推進なら、リスクの分散が図られますね。この結果、通信量の経費節減から、スマートシティー構築を間接的に促進させます。
一般の人はなかなか分からないのでしょう。僅かな政策の選択が、産業構造を大きく変えると言う現実を…。昨日はサラ金規制の話題と日本通信の総務省の判定を採り上げました。政策の決定が企業利益に影響を与え、実際の社会が構築されていきます。カタルは述べています。スマートグリッドの発展は急務で、電力の効率利用を促しますから…、貿易収支へも影響を与えます。007は良い銘柄ですね。今回の展示商品も、この分野が並んでいます。自然エネルギーの活用は、長期的に資源のない日本にとって必要不可欠の戦略です。エコカー減税でトヨタに利益を享受したので、結果的に技術革新が促され、発展した技術を中国は喉から手が出るほど欲しい訳です。その為にトヨタは、中国での資材調達から現地生産を模索していますね。PM2.5の問題は深刻です。公害対策に費用が掛かり、成長力が奪われるからです。もともと周永康氏の利益温存の為に、中国では石油の精製が不十分で、ガソリンの質が悪いと言われています。
地方政府の利益の温床は、土地資産の活用ですね。固定資本形成の活用に於いて市場金利の原理が導入されれば、自ずと均等化されます。何もシャドーバンキングで成長が鈍るのではないのです。正常化の過程で…中国の成長率が鈍るのですね。それをバブルだ、バブルだと、日本の再現のように解説する日経新聞は、良く勉強しているのでしょうか? だから失われた時代が長引いているのです。メディアの間違った誘導が、時代を悪戯に停滞させているのですね。日本は宮澤喜一ですよ。原点は地価を下げて、年収の5倍で家が買えるように…と、間違った縮小均衡政策を採用した政策にありますね。その為に不良債権が山のように膨らみ、清貧思想信者が増えたのです。
日経新聞の記者も、株の売買の保有期間が1年なら、インサイダーも糞もないでしょう。短期売買を禁止にして、長期投資を前提に株式投資を推奨すれば、世の中が変わります。官僚も同じですね。身銭を切って勉強すれば…日本の間違いは見えるでしょう。もともと僕より数段、頭の回転が良いのだから…。市場を観ていれば分かります。PER200倍のような評価が生まれる時代革新期に、僕らは生きているのです。そこにお金を流すためには、市場を活性化させる必要がありますね。バブル期のような論理が、今、必要なのです。バブル期に大手生命保険会社は何をしましたか? 一時養老払い保険を…薦めていましたね。葛西地区の僕の顧客に、大手生保は億単位の投資を、土地を担保にして将来の値上がりを前提で、一時養老払い保険を薦めていました。銀行マンは、未来の土地値上がりを見込み、貸し出しをしていましたね。頭金がないのに…。みんな借金で賄っていたのです。それを日銀も大蔵も容認し、推奨まがいの政策を実行していたのに…。手のひらを返すように…、今度は土地を下げる政策を採用します。180度の転換です。銀行も生保もみんな沈没ですね。日経の記者は、それを煽っていたのです。太平洋戦争突入時の朝日新聞のように…。犯罪人ですね。戦犯ですよ。
ところが今、みずほの僅かな不正融資を書きたて…騒ぐのですね。時代の新しい入口に僕らは位置しているのです。何を血迷っているのか…、本当に正義があるのでしょうか…。情けない限りです。これでは韓国だけではなく、中国にも抜かれ、やがてタイにもベトナムにも抜かれるでしょう。清貧思想を徹底的に叩くのが、自然の摂理です。行き過ぎた政策は、必ず是正されます。過去の歴史は、全てそうですね。だからカタルは1300兆円の失った土地資産の活用から「信用創造」を訴えているのです。これが正しい道でしょう。昨日は大手町の神田川のほとりかな? 遊歩道が生まれたそうですね。付加価値の創設は人間が関与して生まれます。集客が必要ですね。街づくりの必要性は、地方でも始まっています。文化の継続的なイベントを企画し、集客を常態化させ行動を促すのですね。社会が活性化します。お金もそうやって動かせばいいのです。
何故か…日経は報じていませんが、日経新聞編集長は眼が曇っているのでしょう。WSJによれば、GPIFの運用委員7人が指名され、その中にインフラやプライベートエクイティーを含む、様々な投資をする事を検討するように提言した政府の有識識者のメンバーが指名されたと言います。米沢康博早稲田大学教授に、堀江貞之野村総合研究所上席研究員などが…。彼らは、僕の主張のメンバーですね。そうです。「リートはPFIだ」と言う主張を汲み取るメンバーです。日本の機関投資家は、何を観ているのでしょう。日経新聞3面には、「オフィス攻めの移転」が載り、リートの利回りが下がると、投資が加速する事が述べられています。つまり信用乗数効果が上がるのですね。経済が活性化し流動性の罠から抜け出し寸前に、日本は位置しています。だからケネディクスなのですよ。
本当に生保を始め、日本の機関投資家に、まともな教育を受けた人間が現場にいるのかどうか…疑わしいですね。日経新聞もそうです。WSJの報道が事実かどうかわかりませんが、米沢さんや堀江さんが、GPIFの運用資産にリートを採用し、運用比率を上げさせると、リートの利回りが低下するので、投資範囲が広がり社会が活性化し、地価が上がりますね。1300兆円の逆襲が見込まれる訳です。カタルは壮大な相場を想定しています。時間軸が早ければ仕手化し、相場は大相場になります。4ケタになった段階で大量の空売りが入るからですね。相場が弱い時にスタートさせないと、折角の素材も腐るのです。料理と相場も同じです。
しかしマグロや肉のように…熟成も必要なので相場は難しいのですね。新鮮さが一番ではないのです。マグロも熟成期間をもった方がおいしいとされています。数寄屋橋の次郎さんが、オバマに選ばれたそうですが、あのおやじさんは、まだ生きているのですね。手は命とばかりに、手袋を欠かさないとか…。でもあの店は焼酎がないのです。「うちは酒とビールだけだ」と言われた思い出があります。先日、紹介したステーキの「あらがわ」が、あれだけの高い料金を取っても、長く繁盛するのですから…。きっと海外にも、和牛の需要は相当あるのでしょう。NYで「あらがわ」のようなレストランを、たくさん作れば良いね。TPPなど恐くありません。食は文化で、付加価値が非常に高いのですね。カタルは最近、魚沼産のコシヒカリをやめて、ユメピリカを食べています。どうせ家族二人ですからね。食にお金をかけても、たかが知れています。先日、八百屋さんがアスパラガス1本150円だと言うのです。でも流石に、これは止めました。僕が買おうとしたら、かみさんが異を唱えたのです。
ケネディクスが4ケタの育ち、また数寄屋橋の次郎に行ってみたいな。トホホ…。だけど僕は二人で1万円の清ちゃんで充分なのです。何も…一人3万円の高級すしでなくてもね。最近は、郊外に引っ越したので、清ちゃんもご無沙汰しています。赤字の段階の株が賑わうようにならないと、信用創造はなかなか働きませんね。信用創造が進まないと、僕はいつまでも北側の窓辺で、空想を膨らますオヤジです。昨日のダルビッシュは悪かったね。今日はマー君です。それじゃ、また明日。
投稿者 kataru : 2014年04月23日 10:27