未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年05月08日)

かたる:ソフトバンクが1兆円台の営業利益を確保したと宣伝していますが…、孫さんファンの僕にとって、あまり嬉しくはありません。ユーザーとして不満だからです。世界一安い料金で世界シェアを獲得するなら兎も角、日本は保護された市場で、その恩恵を受けているように見えるからですね。日本の仕組み利益に甘んじているように見えます。NTTと五十歩百歩ですね。ダイエーの中内さんは日本村論理に挑む形で、価格破壊に挑み、安売りを敢行して、一介の薬局から日本でのスーパーの地位を築きました。ただ、あの強烈なカラーが過剰投資の間違いを生み、晩年は可哀そうな日々でした。米国での橋頭保を確保する時間だけなら我慢もします。3年は我慢しますが…いくらカタルが、孫さんファンでも、それ以上は…と考えます。何か…彼のイメージが変化しているように、最近は感じるのです。カタルの思い違いかどうか…。

最近は時間があるせいか…映画を良く見ます。「グッドワイフ」はお気に入りの海外ドラマ番組の一つです。今晩、PM11:15~、NHKのBSプレミアムで放送されます。気に入ったので、ビデオ屋さんに出向き第一話から見直したほどです。ツタヤの料金システムは面白く、旧作は7本借りると安いのですね。最初は2日おき程度に3本ずつ借りていたのですが、ある時、4本を借りようとしたら店員が7本借りると、安くなると言うのです。最初から気付いていれば…もっと安く観ることが出来たのです。情報は大切ですね。

あのドラマを見て、米国では懲罰的な賠償金と言うシステムがあるのを知ったのです。そうして司法取引ですね。裁判が全てで、負けそうになったら司法取引をするのです。面白い仕組みですね。真実より賢く生きる方が大切な社会構成か…。ある意味、人生は正直に生きるより、策略を持って賢く生きた方が成功しているケースも多いですね。でもカタルの信条ではありませんが…面白いですね。この辺りは命題です。カタルのような考え方は、ある意味で実社会では生きるには、壁ばかりが増えますね。だって株は下げ続けるデフレ社会なのに…流れに逆らって空売りもせずに、買いばかりで証券マンの人生を終えた訳です。自分で自分を縛る論理が果たして正しいのかどうか…。まぁ、この年になっても謎は多く存在しますね。

黒田日銀総裁の、最近のヘッジファンドの評判は悪く、フォワードルッキングな期待を裏切った「含み笑い」を批判していますね。昨日のイエレンFRB議長の発言と比較すると背景が良く分かります。市場原理主義の真髄を理解する政策担当者は、なかなか現れません。確かにカタルも黒田さんの主張は良く分かります。しかし市場は、会見でのアナウンスを期待している訳です。実際に行動しろとは言っていませんね。市場との対話とよく言われますが、この辺りのやり取りは、非常に難しいものがあります。市場は気まぐれで身勝手なのですね。よく事実と逆の反応を示す事があります。好材料なのに…知ったらお終いと反落したり、悪材料なのに…現実化すると株価は反騰したりしますね。一般の人には分かり辛い現象です。

さて今日も枕が長いですね。少し皆さんには比喩的な表眼が多く難しいかな?でもカタル君の読者は、僕よりずっと優秀な人が多いですね。大学教授なんかもずいぶん居るようです。さて昨日の日経夕刊にクラウドの話が載っていました。気付きましたか? 一面トップですからね。車のネット登録を始めるようですね。スマートコミュニティーの実例ですね。昨日の相場ですが、富士通は終日、強かったのですね。結果は10円安ですが…。サイバー攻撃の対処時間を大幅に短縮するソフトを提供するとアナウンスされています。カタルは、何度か述べています。コマツのような経過を歩む可能性が高い銘柄だと述べていますね。だから年金ファンド向けの研究銘柄です。保守的な投資家も良いですよ。

実はこの車のネット登録ですが、現状は日本は非常に面倒だと「名車再生」と言う番組で主役のマイクが言っていました。ディスカバリーチャンネルの番組で、最近、見始めたのですが、お気に入りになりました。ワールドツワーで、インドから出発して中古車を買っては売る行動を繰り返し、最後は高級なスポーツカーを手に入れる番組ですね。それを見ていたら、マイクが右ハンドルのボルボの中古車をスウェーデンから輸出して、日本で売ろうと試みるのですが…、仲間が日本は手続きが面倒な国だから、止めた方が良いと言う場面があるのです。日本が真のグローバル国になるなら、世界で一番簡素化されたスマートコミュニティーの創設が不可欠ですね。

だから5月7日の日経夕刊の「車のネット登録」は、当たり前の時代の流れですね。NTTデータの受注残が急増しているのも分かります。時代は「クラウド」なのですね。何も情報を自前で保管し、メンテナンスをする必要はありません。全部、ネット上のクラウド環境で保護され、保管されます。その情報は、みんなが利用できるのです。医療分野でクラウド化が進めば、素晴らしい効率化になりますね。厚生労働省さん、頑張ってね。あなたの仕事です。自らが、やろうとせず、公募すれば良いですね。若者が参加しやすいように参入障壁を下げて、競わせればいいのですね。昔の日立のように、自前主義に拘ることはありません。

さて…ゴタクはこの辺りまでにして、昨日は日本通信が、とうとう500円台に乗りましたね。カタルは1万円台でしたから…200円以下から注目していました。しかしこれも現物銘柄です。基本的に小型の現物銘柄を手掛けても、昨年末の二の舞です。アイフルは注目されますが…自民党の規制緩和次第です。更に1617億円のリファイナンス問題が7月にぶら下がっています。ミクシィの再現かも知れませんね。やはり一番強いのはケネディクスですね。4月11日に大幅なNY安を受けても、前日比で変わらずまで、押し戻した辺りを見れば…確実に新規の仕掛け筋が参入しています。日本通信の2月の感覚です。

多くの人は、カタルが事前に話していても株価が上がらないと買いません。007だってそうですね。現状は、ほぼ「行って来い」の形ですが、今の株価でも、まだ最初に推奨した株価を上回っています。J・TECもそうですね。J・TECの最初の推奨は7万円台ですから、350円前後の株価だった筈ですね。ジャックの認可が下り株価が、急騰した時でさえ、10万円台ですから500円の株価だったのですね。でも確かに下がりました。2012年の秋の買いなら、まだ4倍近い株価水準ですね。

カタルは366000円の水準で再推奨しています。だから1800円台ですね。トホホ…。また早かった。フィルムへのワラント発行を見ての推奨です。4000円台の新高値は再び確実に付けると…今は考えています。時期は来年でしょう。今期の増額修正次第でしょうね。富士フィルムが研究委託費を渡すのでしょうが…、さじ加減で、利益など、どうにでも収益を変化させることが出来ます。再生医療の夢は大きく、日本に欠かせない企業の一つでしょう。だから底値を固めれば、また再出発します。007もそうですが、目先筋の投げを待つ調整ですね。人間と言う動物は、辛抱が効きません。特に、分からない物に対しては、不安感が増すものです。007の悪材料が心配されますが、どんな悪材料も、既に株価面で消化しているイメージですね。かなり下げましたから…。あとは結果発表を待つだけです。仮に悪くても…大きく株価は下がらないと思っています。むしろ改善度次第ですが、株価上昇の期待の方が増すかもしれません。

週足のケネディクスを見ていたら…綺麗に下値が切り上がっていますね。徐々に玉が吸い上げられているイメージです。まだ早いですね。390円を取ってから参入しても良いですね。405円や418円でも構いません。天井は高いのです。だからゆっくりやればいいのです。ようやく窓埋めが完了しましたね。J・TECの話ですね。昨日の高値が1372円で、今日は1430円の高値スタートでした。でもまだ4月17日の1445円を抜いていません。3月31日の1590円や、その前でも良いですが…確認を取ってからの参加でも良いのです。どうせ天井は高いのです。何も安値を上手に買おうとしないことですね。大概、カタルはいつも寄り付きで売り買いをしますね。僅かな価格の違いより、確実に買ったり売ったりできるタイミングを狙います。

上がる銘柄は既に決まっているのです。問題はタイミング、政策次第で時間軸も動くし、上昇角度も変化します。この辺りは日々変化しており…難しいのですね。なかなか最後の難関がクリアできないカタル君ですが…残された時間も少なくなってきました。皆さんは良いですね。カタルの失敗からいくつかの教訓を学べるわけです。一応、カタル君、日本で10本の指に入った証券セールスを体験しましたからね。それなりのレベルだったのです。でもなかなか最後の壁が越えられずに…シドロモドロしています。毎日、カタルの原稿を読めば…何れ、何人かはカタルの上を行き、日本の市場経済に貢献する事でしょう。皆さんの踏み台に、成れれば幸いですね。互いに頑張ろうね。それでは、また明日。

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投稿者 kataru : 2014年05月08日 11:02