今日の市況(2014年05月16日)
かたる:あれほど…懸念していたウクライナ情勢は、一体、どうなったのでしょう。住民投票を実施し、ロシアに編入されると期待しているのでしょうか? プーチン大統領はきっと困惑していると思います。財政負担が当面は増えるだけであり、西側支援に任せた方が良いと腹の中では思っている筈です。クルミア半島は、歴史をみると別個の問題なのでしょう。欧州は量的緩和をチラつかせ回復基調なのでしょう。中国は、市場原理化作業の進行中ですね。ようするに進化のスピードを、どの程度にコントロールするかの…問題でしょう。
粛清を発端にした問題は大きく、あまり叩けば、反発は大きく難しい判断です。環境問題もあり、まるで日本の成長期をみているようですね。南シナ海のベトナムやフィリピンの動きをみると…ブラッド・ピットが演じる、映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を想い出します。中国はアフリカ援助においても、大量の人を送り込み…昔の植民地政策をみているようです。時代はグローバルで法人税のあり方を問われているのに…。愛国心を煽る主張が正しいのでしょうか? 先日のサンデル教授の日中韓のディベートは、ある意味で面白かったですね。
米国は市場経済の国ですから…、ここ2日間の下げは指標の悪化によるものなのでしょう。ただカタルは心配していません。確かにウェルマートの動向、住宅指標の悪化や消費者信頼感指数など…悪いものが並んでいますが、GSEの復活から住宅投資の巻き返し、さらに昨日は、日経夕刊に30兆円規模の社会基盤整備の再構築が掲げられていました。問題は日本ですね。GDP統計をみると、実質の伸びは1.5%なのに、名目は1.2%となっていました。カタルは何度も述べています。デフレ環境下の脱出は、「流動性の罠」に陥っており容易ではありませんね。消費者物価の動向だけではなく、この逆転が臨まれます。名目が実質成長率を上回って、初めて…人々に希望が生まれ、本格的な投資が起るのです。含み笑いの黒田さんは、白川さんとは違うのでしょうが、このチャンスを生かせるかどうか…。
ケネディクスの相場の出来は、この名目値に左右されますからね。1万円相場になるのかどうか…。すべては政策次第なのです。1300兆円の逆襲はスケールが大きく、証券マンのロマンですね。証券マンの人はカタルのページを参考にしてセールスして下さいね。でも当たり前ですが、株は元本保証ではなく、政策次第ではケネディクスも倒産しますからね。でも最近はノンリコースローンが増え、昔と違い簡単におかしくなりませんよ。この意味をよく勉強して、セールスに臨んでください。かなり安全度が増しています。チャンと説明すれば、いくらでも注文は取れます。問題は相手の資産規模を考えてセールスをする事です。昔、野村のトップセールスは、数十億円の割引債の購入希望を断ったそうです。相手の商売などをみて、この規模はおかしいと感じたのでしょう。証券界には料亭女将の尾上縫という痛ましい事件もありました。やはり常識を大切にしなくてはなりません。
でもロマンは必要です。1500円で007を買った投資家は、どうしたのでしょう。その株価よりだいぶ安くなりました。昨日も出来高が100万株を超えていますね。いくらディーリングだけの出来高とは言え、これだけの市場人気を獲得できる器はそうないのです。此処から数日は、最も注目されますね。カタルは3兄弟の相場は、既に底入れしたと述べています。株価波動が変わったのですね。伊達に、この株価波動は変わりません。高くなってから買うのではなく…安くなったら、一度に買わずに、何度かに分けて買えばいいのです。そうすれば、いくらでも対処は出来ますね。
J・TECも同じですね。此方は業績動向がよく、数字が付いてくるのでしょう。先日の経産省のお墨付きもあり、目先の需給調整が済めば株価上昇に移るのでしょう。飛び出してから買うのではなく、確りと…動かない時に玉を拾っておくべきです。007だって今日は下げており1101円まで来ていますが、1000円の水準は、会社側が自社株買いをした水準なのですね。その水準から僅か1割、上がったに過ぎません。決算発表したので、あく抜けしている可能性も高いのです。この辺りは確認が取れていませんが…これほどの出来高が、何かを証明しているようにも感じています。だから今日は少し買いました。投資家、それぞれの力量なので自分で判断し行動して下さい。カタルの決算をみての感想は週末にします。
ミクシィでは、市場全体をいくら上がっても引っ張れないのですね。やはり貸借銘柄でないと駄目なのです。ケネディクスは良く上がっていますが…。この程度では、並みの水準で、スターの座は程遠いのですね。驚きがありません。例えば…、今日も高いとNY市場が続落をしており、スター性が光りますね。一度、走らせてから、振るのが筋ですが…。僕が仕掛けている訳じゃないし、全ては、仕掛け人の心次第なのです。僕なら確実に大衆の心を掴んでから、一度、振ります。だから仮に大幅高したら…振られるのを覚悟で、相場に臨まねばなりませんよ。前もってお客様にその事を伝え、そのチャンスを逆に生かすのです。また買い増しをさせるのですね。今は打診で良いのです。次からが本格的な上昇相場ですね。でも此処は、一度、全体市況を引っ張らねばなりません。それがスターの役目なのです。
J・TECの、この揉み合いは買い場なのでしょう。玉を吸い上げるべきですね。数字が良かったので、会社側の自信も感じられます。今年は一気にジャックを利用できる施設が倍増します。良いですか、売り上げが倍々で増えている会社は、必ず、利益がでるまで追うのです。アマゾンをみて御覧なさい。米国で論争が起きていましたね。潜在成長率の高さは、非常に高いものがあります。かたるも余裕があるなら、もっと買いますが…あまり持ち高を増やし続けるわけにも行きません。ある日突然、地震が起こるかもしれないし…北朝鮮がミサイルをぶち込むかもしれませんからね。世の中、まさか、魔坂の対処も必要です。ようやく評価損が消え始め…儲けを出せるようになってきましたが、まだ確定はしていませんからね。
007もJ・TECも株価が落ち着いてきたね。この落着き後が…勝負ですね。果たしてケネディクスは、スターの座を獲得できるのかどうか…。後場からの動向が、今日も注目されます。カタルなら今日は、どうしても高値を目指したいですね。本当はストップ高が望ましいのですが…そんな幻想を抱いているから、この「ていたらく」なのでしょう。昨日は、鶴田浩二と高倉健の任侠映画をみました。「人生劇場」だったかな? 男の器に拘る生き方も、しんどいね。任侠ものが好きな人は、花村満月の「ワルツ」がお奨めの本です。それでは、また明日。
投稿者 kataru : 2014年05月16日 10:38