今日の市況(2014年05月15日)
かたる:いやはや…昨日の相場も凄かったですね。特にピカ一銘柄の007は、今の市場参加者の心情を、株価がよく表していますね。一昨日は値上がり率第一位、昨日は回転率(発行株式総数に占める売買高)第一位で、TICK回数は13437回で、堂々の4位です。因みに1位は、不動の王座を確保しているソフトバンクで19490回ですね。きっとソフトバンクは、ネットトレイダー達にとって…欠かす事が出来ないディーリング銘柄なのでしょう。要するに…今の市場参加者は、株価が動けば銘柄など何でもいいのです。イワシ民族の日本人らしく…市場にも戦略が見られませんね。太平洋戦争に敗れるわけです。ようやくJAの解体勧告ですから…。高齢化が進む農業経営しか実現できない人間たちに、権力を与える構図ではデフレ環境の失われた時代は、続くばかりです。
その事例を象徴しているのが、前日銀総裁の白川さん米国での講演です。「日本経済の主な問題はデフレではなく人口動態だ」と金融政策の限界論を述べたとか…報道されています。学者肌らしい意見ですね。昔、興銀は二つのタイプの人間を採用しました。一つは福田赳夫さんのような人間と、もう一つは田中角栄のようなタイプですね。平時は官僚肌の優秀な人間である宮澤さんや福田さんで良いのでしょう。しかし乱世は間違いなく、動物的な勘で動く角栄のような人間でないと乗り切れませんね。だから昔の興銀マンは、大らかな人が多かったです。僕がビックリしたのは…昼間からビールなどの酒を飲み、職場に挑む姿です。興和不動産の部長さんに、バブル期に一度面談したことがありますが…あの当時の株価はいくらかな…忘れましたが、味の素を200万株買っておいて…てな具合ですからね。今の市場で、三菱UFJを1000万株単位で買う人が何人いるのでしょう。野武士が居なくなりました。まぁ、みんな僕のように失敗して、消えたのでしょうが…。
昨日は遠藤が鶴竜を破り、場を沸かせました。人間の本質なのです。今日はマー君が登板かな? 負けない神話を作るのかどうか…。昨日の岩隈君は良かったですね。日本人のピッチャーが活躍して嬉しいです。相撲の世界もモンゴルに独占されず、せめて一人ぐらい日本人横綱の誕生が見たいですね。実力では稀勢の里は充分なのでしょうが…精神力が問われますね。鶴竜はワンチャンスをものにしました。この精神力が相場の世界にも必要なのです。カタルはブレていませんね。ほぼ一貫していると思います。今日は3月の低迷相場の時に掲げた好きではないミクシィの好業績で株価が高いようです。ストップ高の可能性があるのでしょう。でもカタル君は継続的な利益の日本通信を、あの時に掲げました。
市場が盛り上がるためには、意外な展開が必要なのですね。まげも結えない力士が勝ち続けるから遠藤が永谷園のCMに採用になります。意外性と期待感が交錯するのです。こうしてスター株は生まれます。ミクシィは現物株です。007とJ・TECと同じ理由で今の相場のスターの座を射止めることは出来ません。可能性のあるのはアイフルとケネディクスです。アイフルは自民党の政策次第で規制緩和の行方に影響を受けます。もう一つ気になるのが1617億円のリファイナンスの件ですね。単に資金調達の為の仕掛けかも知れません。この辺りは買っている当事者の心理ですからね。外部には分かりません。だからケネディクスに軍配が上がりますね。
昨日、カタルが指摘した関門、全てを突破しました。405円と418円ですね。昨日の高値は422円です。お約束なので…有言実行のカタル君、今日は寄り付きで買っています。何しろ評価損が消え、入れたお金が余り始めた為に、買い余力が生まれています。ただあまりいい気になって、買いばかりで建玉を増やすわけにも行きません。でもまぁ、良いでしょう。約束だからね。そう言えば、こんな事を言って有言実行に縛られたばかりに…昨年は売りたいと思っていた007を3000円台の高値で買う羽目になり、大損をしましたね。トホホ…。あの時は、村田との協業製品発表で、更に買い増しと述べていました。まぁ、これもカタル君の生き方だから、仕方ないね。これでカタルは40億を飛ばし、お客様に迷惑をかけました。弁明をすれば3億を40億円に増やし…そうして失ったのです。言い訳をしても、失敗は失敗です。トホホ…。
さてスターの座の話ですね。カタルは1990年の相場イメージを想定しています。あの時は1―3月下げて4月に揉み合い後反転し5月、6月と高く、再び下げ波動に入りました。いくらなんでも異次元緩和は続き、問題の消費税の影響も軽微と言う事ですから…ソロソロ本物のスター株が誕生しても良いですよね。昨年末の新興御三家のような現物小型株と指数の上げではなく…本格的に上昇に向かっても良い筈です。最近の人気株は全て、26週線乖離はマイナスで…25日線乖離はプラスのリバイバル銘柄が中心ですね。ヒントを掲げたのですよ。カタルの文章の中にはいくつかのヒントが隠されていますが…かなり勉強してないと理解できないことも多いですからね。一応、カタル君は組織の力ではなく歩合セールスとして1億円以上の年収を得ていたのです。何もフロックだけではこの数字は叩き出せません。野村のセールスなら組織のバックがありいくらでも作れますね。
野村の役員はアラブの王様へのセールスや日本国債を減らす仕事をすべきですね。アラブの王様にケネディクスを丸ごと買い取らせればいいのです。だってBグレードの不動産を1兆円以上も支配下に置く企業などないですね。時価総額はいくらですか? リートを売り込み、地方自治体向けにリートを発行させ…地方財政を助けましょうね。本当に仕事が出来る人が役員になっているのか…偽物社会の日本らしい。野村もJAも似た者同士です。だから野村の株価が、いつまでも1000円以下なのです。OBを頼り王様の伝手を使えばいいのです。自分で投信を100万円ずつ、個人顧客に売ったことがないのでしょう。毎日名刺を配り、溝板外交をしたことがあるのでしょうか? 相手にお金があり、話を聞いてくれるなら…いくらでも捌けるでしょう。
さてカタル君、今日はニュースをみていて、また新たなアイディアが浮かんできましたね。果たしてモノになるかどうか…すこし背景を調べ研究してみましょう。今、テレビをみたら…流石、マー君。好投しています。こりゃ、こんな無料奉仕を続けている場合ではありません。そういう訳で…今日は此処までです。最後にKT指数のグラフを提示しておきますね。昨日、ケネディクスは関門を抜けています。これでカタル3兄弟の銘柄は全て上昇波動入りしました。それではまた明日。
投稿者 kataru : 2014年05月15日 10:21