未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年05月20日)

かたる:本当に…環境に恵まれませんね。黒田君は、ようやくリリーフ陣に助けられ、勝ち投手になったけれど…。カタル君は、どうも運と言うものに見放されているようです。昨日の全体市況の下げは想定外でした。新興株の値崩れですね。特に年末に賑わったカタルが散々批判した「新興御三家」(エナリス、アドウェイ、コロプラ)は、見るべき影もありません。一方、ケネディクスの振い落しは、セオリー通りで想定していたのです。でも出来高推移が理解できません。本来はあれほど、出来高は膨らまずに下げるのですね。強引に下げると言う事は、いくつかケースは考えられますが、最も強気の解釈なら演出ですね。それならば早晩、422円を抜き一気に走るかもしれません。

しかし出来高…がね。やはり不自然ですね。故に手替わりの可能性が高いのかもしれません。事実、昨日、提出された大量保有報告書によれば、「キリン・マネジメント・エルエルシー」と言う(NYのヘッジファンドかな?)ファンドが、ケネディクスを4月3日から4月30日にかけて、発行済み株式総数の5.02%にあたる1333万株を取得したとなっていました。カタルは、前から述べているように、この手の株をヘッジファンドが見逃す筈はないのですね。他に、これほど有望な銘柄が在ったら、教えてくださいね。

上げるための振い落しか…「セル・イン・メイ」と言われるようにヘッジファンド筋の手替わりか…分かりませんが、ケネディクスは何れ、確実に4ケタ以上の株になり、政策次第では、一気に上場来高値の4090円から1万円の可能性もあるのですね。だからカタルは「1300兆円の逆襲」と述べているのです。力強い成長展開を実現させるためには、金融力の回復が必要なのです。これは当たり前の話ですね。何をするにもお金はかかります。だから金融基盤の強固が必要で、三菱UFJが妥当株価の2000円になる現実なら日本の成長は確定されます。既に何度も述べていますから、皆さんも耳にタコが出来ているでしょう。

しかし株は個別材料だけでは駄目なのですね。どうも怪しい空気も漂います。昨日の下げは日銀への政策催促かな?…と最初は考えていました。しかし非常に危うい想定も、頭に浮かびました。本日の一面に掲げられた米中間のサイバー戦争ですね。南沙諸島を巡る領有権争い、習近平氏は軍部の不満を抑えられるのか? 粛清による勢力争いが背景にあり、彼自身も難しい舵取りが要求されます。

一方、米国はシリアを巡る問題から弱腰が指摘され、クルミア半島のロシア進攻も米国の力が劣っているから、付け込まれたわけです。そこにベトナム、フィリピンです。これだけならまだしも…ここにサイバー問題と暗雲が垂れ込めます。担保力があるなら、持ち高を保持し様子を見れば良いのですが、力量の無いカタル君。渋々、リスクを減らし買い増しした分を売らされました。トホホ…これじゃ、昨年と同じです。買って投げの繰り返し…。どう考えても日銀の支援など、あり得ないでしょう。ただでさえ人材不足から企業収益が圧迫されると言う、バカな論理を言い出す輩が増えてきました。株は、個別株要因と市場全体に左右され、市場リスクにさらされます。

まぁ、分からないことをアレコレと考えるのはよしにして…成長戦略は6月末とされているようです。カタルは1990年型の展開を想定していましたが…あの時は6月から再び下げましたが、今度は上がるのでしょう。確実に成長イメージが見えてきましたね。ケネディクスの応援になりますが、地所もケネディクスと同様に、2.5倍規模の5兆円と計画を発表していますね。分かりますか? カタルが何故、ジャンク債のBクラスの残高1兆4000億のケネディクスを狙っているか…。本日の日経新聞に、地所の運用を倍増すると報道されていますが…「1300兆円の逆襲」が始まるのですね。でもこの時期は2020年と…遙か先の話です。

ここ2週間程度の動向は、外部環境に注意が必要です。所詮、日本人はイワシ民族です。場味が変われば、コロコロと心も変わるのです。カタルは3月上旬に、ミクシィと日本通信を掲げました。しかし利益の質から見てミクシィに疑問を呈し、日本通信に軍配を上げ、ソフトバンクの空売りと日本通信の買いをセットにする投資を提案しましたが、覚えていますかね? やはり先日の会見をみて、ソフトバンクの孫さん自信も、大企業病に犯されてきているように感じています。でも頑張って欲しいね。ただカタルはソロソロ、無理してソフトバンクに義理立てする必要もないな…とも感じています。1998年頃のヤフーの宮坂さんの印象は、良いものではありませんでした。一度、面談したことがあります。

先日、日経記事の解説から「三菱化工機」を提案したことがあります。日本の石油化学の設備投資は、とっくに更新時期を過ぎており、修理を繰り返している為に事故が多発しています。今回の決算では明確な黒字予想を打ちたてていましたね。通常はこの辺りから買い出動し取り組むのですね。イワシ民族の投資家さん、良く時代を把握して考えてくださいね。時間はかかりますが、リスクは大きく軽減されます。日本通信も1万円台ならまだしも…みんなが認める500円台になってから、買うから、人気が冷めると、えらい目に遭うのです。しかし日本通信は業績支援がありますから、時間はかかりますが大丈夫でしょうが…。人気化した時は、何れ、引っ掛かります。昨年末のアドウェイを想い出せばいいのです。

カタルはどんなに007に惚れていても…、更にJ・TECが上がると思っていても…、今の市場は、現物株では駄目だと述べています。貸借銘柄の人気株が必要だと述べていますね。候補として「ケネディクス」と「アイフル」を掲げています。2月から3月は「ミクシィ」と「日本通信」でした。おそらく…「ナノキャリア」も反転すると考えています。26週線は大幅なマイナス乖離ですが…、25日線がプラスになる戻り相場が、6月に演出されると思っていますね。その先導株が「ケネディクス」と考えています。しかし現状は非常に、危ういのです。たぶんカタルが連想するぐらいなので、大丈夫なのでしょうが…。基本的に、ニュースになる時は、既に新しい芽が胎動しています。ウクライナもそうです。イランの核交渉も大詰めを迎えますね。

最後に想定される不安に、少し触れましょう。安倍さんは秘密保護法から集団的自衛権の拡大解釈に動いています。一部ですが…ヘッジファンドの人達は、この動きを示す安倍さんに対し、警戒感を持っていますね。ただカタルは集団的自衛権も容認派です。ハッキリ言って日米安保に頼らずに、徴兵制度を復活させ、若者に軍隊生活を強要した方が、日本にとって良いと考えているくらいですね。でも憲法を改正し国民に問うべきだとも考えています。その方が筋は通ります。東電も倒産させ上場廃止にして、株主も銀行も責任を負うべきでしょう。今の日本は、どうかしています。確かに…財政が豊かなら、お金をばら撒けばいいが…。莫大な赤字なのに…福島以外でも原発補償拡大だそうですね。国に頼り過ぎる他人依存型の日本人は、考えを改めねばなりません。これはカタル自身にも言えることです。はやくカタルも自立がしたいなぁ~。黒田君の辛抱も限度があるからね。

最後は強気のカタルらしく、明るい話題で…締めくくりましょう。安倍さんは空港などにPFIを利用しろと、時間のスピード化を促していました。リートが利用できますね。基本的に金融の仕組みから言って、利回り採算が合うなら、何でもリートの活用が出来ます。だから「リートはPFI」だと述べ、ケネディクスの1万円説を述べているのですね。国の資産が、どんどん民営化されていくのです。そうして国の借金が消えていきますね。それではまた明日。

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投稿者 kataru : 2014年05月20日 11:44