今日の市況(2014年05月21日)
かたる:2010年の2月、カタルはベンチャリの失敗から立ち上がろうと…銘柄を探していましたが、良いものが、なかなか見つからなかったのです。そんな時に流星のように現れたのが「ユビキタス」(3858)こと007でした。当初、何故、こんな株が上がるのだろう? と不思議だったのです。ところがQBに魅了されましたね。最初はパソコンの立ち上がりが遅いので、電源を入れたらすぐに使えれば…と思っていました。最初は「勘」ですね。これは行ける、世界中の家電製品はコンピュータのプログラムを立ち上げねばなりません。だからQBは瞬く間に、世界を席巻すると考えました。しかし、この技術はなかなか実用化されず、眉唾か…と考えていたら、カーナビに採用され、世に出ました。駐車場でエンジンをかけて、カーナビが立ち上がる時間に不満を覚えたものです。
007の魅力は様々な分野に及びます。調べれば調べるほど…まるで麻薬患者のように007に溺れて行きます。世の中はユビキタス時代です。ウェアラブル端末は当たり前の時代になってきました。クラウド環境は富士通の株価が示すように、これから大きく伸びますね。今の日本で成長している産業は、この分野ですね。ビッグデータの活用は、これからで、商品の売り方も変わって行きます。007の魅力は、小さな会社だと言う事です。赤ちゃん故、直ぐに死ぬかもしれませんが…偉大な巨人に成長するかもしれません。大相撲の遠藤が、何故、あんなに人気になるのか? 潜在力ですね。
売り上げ規模が10億円に満たない会社に、これほどの魅力が在ろうとは…。誰も考えませんね。カタルはソフト技術の判定は出来ません。でもこんな町工場レベルの会社が大企業相手に取引をしているのです。通常、あり得ない壁です。周りを御覧なさい。こんな町工場を上場企業は、誰も相手にしませんね。ところが日本を代表する会社に、自社開発ソフトや導入ソフトを送り込んでいます。ついにカタル君、完全に007の虜になりました。
株と言うのは夢を買うのですね。SFの世界を実現させる為に株価を上げて、資金繰りを助け、世界に羽ばたくのを、共に見たいと考えるようになりました。株屋の夢ですよ。カタルが上京した時に、アスキーに取り組んだ覚えがあります。西さんとビルゲイツは友達だったのです。何が明暗を分けたのかどうか…。その頃、ビルゲイツも良く日本に遊びに来ていました。そこで…あの神話が生まれます。バブル当時、マンションを買おうと思い頭金500万円を用意したOLが、余りに高くなったマンションローンの支払いを考え、購入を諦めたのです。その時におばさんにお金をどうしようか…と尋ねたら、たまたま遊びに来ていたビルゲイツに、「僕の所の株を買っておけばいいよ。」とアドバイスをされ、株なども知らず、何も知らないOLは、証券会社を訪れマイクロソフトを500万円分買ったのです。
それから10年ほどして、だいぶマンション価格も下がったので自分も買えるかな?と思い株を売ったら、あら大変…。最初は三鷹の方の小さなマンションをローンで買うつもりが…六本木の高級住宅に化け、車は最高級車で、服はオートクチュール、それでもお金は残り優雅な生活を送ったと言う話です。残念ながら、僕の担当の話ではなく、先輩の担当のお客様の実話です。この話はお客さんも株価など知らずに、そのまま置いておいて、証券マンも米国株など全く知らなかったのですね。何しろ、おじいちゃんの歩合セールスです。この偶然が重なり、成長株の恩恵を受けました。
007は未来のマイクロソフトになりえるかもしれない…。そんな夢を抱き取り組んだのです。2010年の話ですね。あれから4年が経過し、任天堂に捨てられ構造改革を迫られています。しかし村田が取引だけでなく資本参加をするくらいですから…おそらく潜在能力はかなり高いのでしょう。今度はカスタムLSIのロームですね。どう考えても高くなれば、高くなるほど買いたくなる会社と言うのは、珍しい存在です。いつも期待感があります。赤字でも…です。だからカタルは早くから、「100株で良いから現物で保有していなさい」と述べています。10万円が1000万円になる可能性は、充分にあります。潜在成長率がこれほど高い株は、他にない筈です。ただモノになるかどうか…分かりません。しかし魅力がありますね。いちいち説明していてはキリがありません。自分で調べることです。ただし一度拘わると、間違いなく007の虜になり中毒になります。
仮に実際の業績変化が訪れなくても、株と言うのは、仕掛け筋が参加すると株が仕手化し、意外高するのですね。最近は常識的な範囲です。それでもJトラストのように100倍以上になりました。でも安値が捨て値ですからね。今日の株価は1200円前後と高いようですが…この株の適性値は1000円前後でしょう。だからまだ2割しか高くありませんね。昨年、カタルがクロスを振った株価が1800円台です。損出しのクロスをしました。でも下がりましたがあの当時、1800円でもカタルは買いの判断だったのです。僕の見方が正しいとも限りませんが、潜在能力だけは、ピカ一です。もし1500円を抜いたら、カタルは、また買うかもしれません。その理由は筋の参加が、確認されるからですね。通常は、これほど下げると高値を抜けないものですが…、仕手戦の序盤は、このような振い落しは良くある事だからです。
何故、この原稿を書く気になったかと言えば…007の出来高推移です。そうして全体市況は6月の中旬までお預けの可能性が高く、貸借銘柄のケネディクスやアイフルの復活が臨まれますが、今は資金が少なくて済む、現物株が活躍する地合いのようです。だからひょっとすれば…、ひょっとするかもしれません。果たして先日付けた1500円を抜く事が出来るかどうか…。そうしたら、また買いたくなりますね。困ったな。J・TECも同じ感覚です。どうも「セル・イン・メイ」と言うようにヘッジファンドの決算対策の為に全体市況の好転を、直ぐに仕掛けるのは難しいのかも知れません。この辺りはケネディクスの出来高が証明しています。でも此処は、丹念に拾っておくといいですね。丁度、2月から3月にかけての日本通信の感覚ですね。高値を取るための準備作業です。株価は大きく下がらない筈です。380円前後の揉み合い相場がしばらく続くのでしょう。カタルは2000年5月の日揮型を想定していますね。
でも007はワクワク感が出てきましたね。何故か知らないけれど…血が騒ぎます。あの大陰線を覆すような相場に持ち込めれば、仕掛け筋の成功ですね。おそらく決算はあく抜けしている可能性が高いし…。仮に失敗して高値を買ったとしても、時間経過に助けられるのでしょう。今度こそ、上場来高値更新を果たして欲しいものです。たぶん僕のお客様の平均買値は2000円前後の筈ですね。いくら安値で薦めても…人間と言う動物は、初動は認識しないのですね。そうして株価が1800円になると…、先日まで800円だった株が1800円、こんなバカな株価で買えるか…とお客様は反応しますが、それが2000円、2500円になると本当かいな…。じゃ、少し買うか…となり、3000円になると「恋は盲目」と化すのです。株って面白いものですね。この押しが演出だとしたら…相当な手練れかもしれません。カタルが惚れるほどなので…、きっと多くの人を魅了するのでしょう。恋は魔物…です。
投稿者 kataru : 2014年05月21日 10:47