今日の市況(2014年05月28日)
かたる:ここ数日、多くの銘柄が戻り始め個人客は評価損が減り、少し気分が良くなっているのでしょう。しかし指数をみると、依然、弱いですね。日経平均株価は下値ボックス圏を抜けておらず、4月の高値も、当然3月もクリア出来ていません。ケネディクスを始め、カタル3兄弟の銘柄は大きく下がったこともあり、このような壁をクリアし、株価波動が変化しましたが、全体はまだですね。昨日のTICK回数、第一位のマイクロニクスを始め、多くの人気株は依然、現物の小型株です。つまり値動きに魅せられた個人だけの動きでしかありません。少し株価が下がると、途端に腰が弱くなる007と同じグループですね。007も目先筋の参加が多いようです。経験則では初動波動が強い株は、大きく育つのですが…。
今の時期、カタルは基本的に利食いせずに、買い増しに専念しています。株価が飛ばないうちは、何時も買い場なのです。日本通信の1万円台の動きをみると良いでしょう。この株は昨年の11月は、5000円台ですね。最初に日経新聞に登場したのが1月だったと記憶しています。途中で分割されているので分かり辛いですが…、50円台の株が600円台に上がったのです。チャートをみると…まだ相場が残っているようにも見えますが…やり過ぎは良くないですね。いくら有望でも…必ず調整を入れます。新興御三家の中ではカタルは「エナリス」と言う株に関心があります。今、買うと言う訳ではないですよ。どの株も必ず調整を入れると…言っているのです。
だから投資と言う観点で見れば…日本通信は売り上がりの局面で、何処かでピークを打ち下がりますから、それから最低半年、場合によれば1年以上も休む場面があります。日本通信の今は、業績の伸びや総務省の態度をみたい場面ですね。だからこの確認作業に時間が必要なのですね。でも多くの人は、今日、株を買って、今日、その株を売るようなディーリングを目指していますね。基本的に投資には2種類の人種が存在するのでしょう。一番面白いのが、この投資から投機に変化する場面ですね。カタルが何度か述べているように、そろそろ小型現物株からボリュームを上げて、貸借銘柄に移行させるべきなのです。少し人気になると、株価がストップ高したりするようでは…商売になりません。市場全体のスケールも広がりませんね。かと言って…富士通や三菱UFJでは大きすぎるでしょう。だから仕手性がある筋が参加している銘柄で、好業績の時代背景が合う銘柄が主役になります。
アイフルやケネディクスです。しかしアイフルはリファイナンスの動きでしょうし…実際の内容は悪いのに、表面上の数字は見せかけの利益に踊っています。前期の一株利益予想が四季報数字では39.5円でしたが、実際の一株利益は63.3円になっています。でもこの数字は正常な財務状況での数字ではなく、偽りの数字です。おそらくリファイナンスが絡んでいるので、作り事をしたのでしょう。肝心な営業収益は減り続けています。減収増益と言う形ですね。ケネディクスの一株利益は低いですが…増収増益の正常なパターンで、しかも評価損失を改善しての数字です。地価の値上がりにより、部分的な評価損失は急速に減っており、総体的に見れば含み利益が溢れているのです。沸き上がる水をイメージして下さいね。今年末か…来年か分かりませんが、驚くような株価に変貌します。
こんな事は、既に確定しています。三菱地所の5兆円投資、更には今日の三井不動の3000億円公募は、業界の未来図を示していますね。この公募は買いですよ。機関投資家さん、分かりますね。ここで重要なことはケネディクスが、この増資の側面支援も担う事になります。カタルが「1300兆円の逆襲」と述べている相場のスケールを感じ取ってほしいのです。ハッキリ言って、毎日が買い場です。慎重になるのは、上場来高値を抜いてからで充分でしょう。1300兆円の逆襲とは…そういう意味です。
おそらく、この条件が生まれる確率は…数百年に1度、誕生するかどうかです。歴史的な量的緩和、中央銀行自らがリスクを取り、株や不動産を買っているのですね。歴史上振り返っても、ない筈です。その中核に位置しているケネディクスの相場が、異次元に育つのは既に決まっている事実です。だからカタルは、いくら高値になっても、しばらくは…持ち株数を増やす事が、カタルの基本路線です。状況証拠は全て、ケネディクスに味方しています。まだありますよ。今日の日経に優遇税制の話しも載っていましたね。国を挙げて資産価格の上昇に取り組んでいるのです。2005年12月に付けた4090円と言う格好の目標もあります。
アイフルでは表面上の利益が良すぎて…空売りを呼び込めません。しかし現状のケネディクスは、一株利益10円台ですから…株価が4桁になった時に、高いと感じる馬鹿も居るでしょう。その利益が…100円、200円と変貌した時に、空売り筋は慌てますね。だから僕らは利益が膨らむまで…やり続けるのです。よく目標株価は?などと…素人は聞きますが、相場にそんなものは、ありませんね。政策次第では1万円も可能だし…倒産もあります。上限などは分かりませんよ。ただ「1300兆円の逆襲」というスケールの大きな潜在成長率は保証されています。
一方…007、カタルは信用創造とスマートコミュニティーと述べています。米国の高官が長期金利の低下を、もっともらしい解説をしていました。有望な投資先がない…と言うような意味でしたね。確かに現状は端境期で実験のレベルです。しかしスマートコミュニティーは確実に成長を続けています。クラウド環境の市場拡大をみれば分かりますね。ほほぉ~。ようやく700円に乗りましたね。富士通が…。カタルは以前からコマツ型になると推測しています。金融デリバティブの活躍から、リスクオンが可能になり、新興国に開発資金が流れました。その為にBRICsを始め高成長が続きました。此処で生まれたのがコマツですね。量的緩和縮小から資金の流れに変化が生まれ先進国回帰が言われていますが、従来型の投資はなかなか進みませんね。
今日の日経新聞の川重の記事は、謎だったJカーブ効果の話を述べています。昨年だったかな? カタルはアークを生産回帰で、取り上げたことがあります。しかしなかなか進展しない生産回帰を示す材料ですね。同時に、このような旧来型の成長から先進国ではSNSを初めとするスマートコミュニティーの構築に動いています。007の話をしているのですよ。黒田総裁はある意味で、間違っているとも言えます。彼は潜在成長率が低いと労働生産性の観点から述べていますが…スマートコミュニティーが進展すると効率的な労働生産体制に移行できる可能性が高いのです。だから007なのですね。ソラテナから遠隔操作により農薬散布からハウスの育成条件の変更など…机上処理で全てが完結します。007の潜在成長率は異次元ですね。だからカタルは魅了されるのです。株価的に次のポイントは5月14日の1391円の奪回です。一番望ましい形は1500円前後での揉み合いですね。
J・TECも、明らかに玉の取得が始まっていますね。下値圏の上髭はその事を物語っています。いちいち個別株の解説をしているとキリがありませんね。肝心な点に戻らねばなりません。昨日の黒田総裁のインタビューは重要ですよ。その中で彼は3点の項目を掲げています。
『1つ目は民間セクターが資本ストックを増やす必要がある。民間セクターは過去数年、あまり投資をしてこなかった。彼らは人的資本と物的資本の双方に投資する必要がある。2つ目は、高齢者や女性の労働参加率を高めることで労働力を増やす必要もある。また、有能な外国人労働者の受け入れも促進すべきだ。3つ目は、規制緩和や生産性向上のための各種構造改革が必要だ。この3つが実現しなくてはならない。』…となっていますね。此処にも相場のヒントが隠されています。
間もなく、大きく株価は飛び始めると…考えています。ケネディクスの此処の揉み合いは理想的な展開ですね。追証で苦労した人は、安全を取らねばなりませんが…基本的にここは追撃買いの急所です。今度は苦労した、これまでの壁である418円、405円などが下値の支持ポイントに変化しますね。今は高値に見えるかもしれませんが、今度は此処が下値になるのですね。だから現状はいくら高値を買っても良いのですね。株価に拘らずに、持ち株数を増やす事が重要で、この行動が未来のリスクオンを可能にします。未来の行動を大胆に取れるかどうか…今の選択に掛かっていますね。
投稿者 kataru : 2014年05月28日 10:37