今日の市況(2014年06月05日)
かたる:今日はたくさん書きたいことはありますが…。昨日のNHK「クローズアップ現代」で「日本人技術者たちアジアへ」と言う番組で、シャープの亀山工場を立ち上げた矢野耕三さんが、日立の後藤順さん達を引き連れて、台湾の鴻海精密工業(ホンハイ)で有機ELの開発をされていることが報じられていました。日本の経営者は、横並び意識は強く自前主義の総資産経営だったために、共倒れしたのですね。ソニーの凋落の原点は出井さんの時期です。あの時期に、彼は有機ELかSEDに、ディスプレー市場は一気に移行すると考えていたのです。故に、その技術中間にある薄型ディスプレーの開発が遅れ、後手に回りました。もともと有機ELは、カタルが上京する前の技術です。当時はELと言うもので…、カタルが新潟の長岡に居る時に、日本精機の技術を見学する時に、長岡技術大学の役員が、解説してくれました。その影響か…長岡には、この有機ELの製造装置を開発していた「トッキ」と言うキャノンに買収された会社があったのです。実に25年以上も前からの話ですね。
カタルがここで述べたいのは、利益の質について…です。昨日はアドウェイズやエイチームなどが、LINEが上場すると報道されたので、株価が大幅高したと言います。どんな関係があるのか…カタルは知りませんが、仮にLINEの株式を持っていたとしても、一過性の利益に過ぎません。ソフトバンクが保有するアリババもそうですね。連結納税で持ち株比率が高ければ反映されますが…。基本的に一過性の利益です。そんな材料を崇める方がおかしいのです。ソフトバンクとITモバイルの話が報じられていますが、米国の公取が認可するかどうか…。仮に認可しないとなると、10億ドルの違約金を払うとか報道されていますね。僕には、やはり現状のソフトバンクは買えませんね。
さて利益を生むのは、大変です。昨日の産学連携推進機構の妹尾堅一郎さんは素晴らしいね。センスが良いなぁ~と感じましたね。それに引き換え、国谷キャスターの発想は貧困です。「日本は、何故、競争に勝てないか?」この趣旨の発言に、カタルは違和感を抱き、嫌悪感を持ちましたね。確かに僕も日本人が海外で活躍すると嬉しいし…日本企業が頑張って欲しいのですが、すでに時代はグローバルなのでしょう。人類の未来の為に、日本人はどんな貢献が出来るかどうか…。器は関係ありません。だから矢野さんは奔走し、日本人の技術を集めホンハイへ向かったのでしょうね。日本人はマネージメントを真剣に考えず、日本村論理に縛られたために、失敗しました。エルピーダの坂本さんもその口でしょう。ルネサスが、折角、車の世界でのマイコンのシェアが世界一なのに、その優位性を生かせない。全ての日本人が、村論理に縛られているが故、起こる失敗のような気がします。
有機ELは、実験段階では既に成功し…どうやって量産化するか?そのコスト問題の段階です。かたるは技術力のある会社の株価は、たとえ赤字でも、高くて良いと思っています。ナノキャリアは、良い会社ですね。嫌いじゃありません。でも007も、J・TECもそうですが、一旦、人気が冷めると誰も評価しませんね。ここがおかしいのですね。幸いJ・TECは富士フィルムの資本力に支えられています。親会社の意向もあり、ようやく自立できる手前まで来ましたね。臓器製造は欠かせない未来構図です。だから、もっと評価しなくてはなりませんね。人類の未来をリードするような技術に、取り組んでいる会社の株価を、もっと高く、僕らは評価したいと願っています。市場を通じて僕らは参加し、未来づくりに貢献するのですね。僕らが正しい株価評価をすれば、日本に世界をリードする会社が育ちます。市場経済は、そんな仕組みなのです。今の所、J・TECは3連続安ですね。こんな時から、下値をポツポツと…株を買えばいいのでしょう。下がればカタルも、もっと買いたいですね。先日、売った分を買い戻した次第です。基本的にカタルは売ったと言っても、評価益を現実利益に変えただけの話です。そうしないと貧乏人は、株を更に買う余力が生まれません。
多くの証券マンが、手数料が上がらずに悩むのは…売買手法が間違っています。今日はラッキーですね。カタルの経験を述べています。カタルが上京した頃、日興証券勤務だった歩合セールスから、この手法を学びました。彼は株を利食いさせたのに…。同じ会社の株を、売った株価より高くなっても、またお客様に買わせるのです。通常、この行為はおかしいですね。だって売った株価より、高い価格で、また買うのですからね。なら売らなければいいのです。でも考えてみると、この行為は、理に適っています。だって株価が上がる様な有望な株が、市場にそんなに多く存在しませんね。
だから…今ならアイフルを売ったらケネディクス買わせ、ケネディクスを売ったらアイフルを買わせ、手数料を抜きながら、お客様に儲けて貰いましょう。その内、お客さんもおかしいと気づきます。その時は堂々と、「だって僕だって…食わなくてはなりません。手数料が欲しいのです。嫌なら他の証券会社に行けばいい…と、手数料はアドバイス料です。」と自己主張すればいいのです。カタルの経験から言えばお客様が儲かるなら、お客様は一見、不理屈なこの行為を、理解してくれます。だから儲けさせるときは、異次元に10倍、20倍と…儲けさせればいいのですね。所詮、株価が上がり続けるような良い会社は、そんな存在しませんね。だから日興証券の先輩が、上がった株をまた買うなんて…と、最初は思ったのですが、結論は、お客様の利益になっているのです。離れることが、もっともいけない行為なのです。
事実、カタルは、ケネディクスを先日、380円、390円で売りましたが、平気で465円も買っていますね。まだ上の株価でも買いますよ。確りと未来像を見据えて、買い増しを続ければいいのですね。何れ4桁から2000円は確実で、カタルは上場来高値4090円を抜くとも考えています。政策次第で…やはり1万円です。その株が400円台なんて…どう考えてもおかしいですね。現実の一株利益が10円台だからです。しかし今期の最終は…おそらく30円台でしょう。更に来期は60円から100円になる可能性は高いですね。だって地所は2兆5千億円もの投資を、これから増やすのですね。更に三井不動も公募をして、兆円単位で投資をするでしょう。日本中挙げて、大手に続け!…とばかり不動産開発に熱が入りますが、東京のオフィスビルは、限られた存在なのですね。日本人はイワシ民族で、同じ方向に群がる集団意識の強い国民です。まもなく一斉に走り出します。
地価は2倍、3倍と上がるでしょう。信用創造機能の復活です。1300兆円の逆襲ですね。つまり受託資産残高(AUM)1兆2710億円は、2兆~3兆と増え、その不動産を、色んな私募ファンドに移行させるだけで、ケネディクスに成功報酬が転がり込みます。あっという間に、高収益会社に変貌しますね。だから実際に、2007年の一株利益が248円も生まれたのですね。こうなると…株価が4000円でも、納得しますね。政策次第ですが、既にこんな事は確定していますね。問題は途中経過だけの話です。間もなく、株価も走り出すでしょう。だから打診をしておき、走り始めたら、更に買い増しをするのです。売りではないですよ。日本通信を想い出してね。1万円台、つまり今の株価なら100円台で僕が推奨していた時は、誰も見向きもしませんね。株価の動きが鈍かったからです。投資が投機に変わる瞬間に、株価は暴騰を始めます。
その僅かな瞬間の見極めが出来れば…、こんな天文学的な投資はありませんね。1年に1度で良いのです。今年のケネディクスには、そのチャンスがありますね。今、株価を4ケタにすると…大量の空売りが入ります。だって一株利益10円台で、株価が高騰すれば、やはり株価は高いと…誰もが思いますからね。
007も然りです。しかし、もし007の背景に既に決まっている事実が存在すれば…。もし、と言う過程の話です。だからカタルは3000円台でも株を買うのですね。そうして現実は、泣いています。今回、このまま上昇し1万円台の株価になっても、何も驚きません。ただ3000円台を、また買うには、流石の僕でも、やはり勇気が要ります。下値で玉を持ってないと…買えませんね。だから、いつも一定の株数は保持していようと思っています。あらら…また上がってきましたね。だんだん玉が枯れているようにも見えますね。一体、どんな背景があるのでしょう。知らないことがあるのかな…。
そろそろ、新しいスター株が、欲しいですね。市場人気を背負って活躍できる器の会社はいくつかあるのですが…あとは仕掛け人の存在ですね。此処が重要です。さて一昨日までのメールは、昨日、返信しました。届いてない方は携帯からのメールの場合、返信できない可能性があります。パソコンメールで、新たにメールをくださいね。昨日分は、これから返信メールを送ります。しかし、銘柄など何でもいいのですよ。要するに自分の選択次第なのです。何れ今回の銘柄も、本文で解説する事があるでしょう。だからメールでの返信は、推奨理由などの内容を述べていませんから、悪しからず、ご了承ください。それでは、また明日。
投稿者 kataru : 2014年06月05日 10:57