未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年06月06日)

かたる:最近、興味を持っているのは「スター性」と言う価値です。人間と言うのは不思議な動物ですね。例えば、お金持ちになったとすると…物への興味は薄れ、自分の人生に変化を与えてくれるものに、興味を覚えます。それが人への投資になったりします。でもある程度までは、良い家に住みたい、良い車に…さらに装飾品などへと、物欲は存在します。カタルは一時、有名なレストランばかり、回ったことがあります。だから「すきやばし次郎」にも「久兵衛」にも、行ったことがあります。だいたい一人3万円が相場ですかね。もう少しかかりますが…、そんなものです。でも梅ヶ丘の「美登利寿司」なんかも好きですね。しかし一番は、八丁堀の「清助」かな…。清ちゃんの料金は安くて、会話が面白いのです。何しろ、一人5000円から8000円程度です。有名なレストランは予約が取れません。予約も2か月先になると…呆れますからね。しかし東京は、やはり京都には敵いませんね。同じブランドでも…本店と支店では格段に違います。

話しが逸れていますね。このスター性は、何処に違いがあるのでしょう。例えば黒田君の先日の投球は素晴らしく、絶対に勝ち投手の内容でしたが…リリーフ陣の援護がなく勝ち投手になれませんでした。同じ2-1ですが、今日の田中君は、勝ち投手になりましたね。「運」ですね。実力があっても運に見放されれば勝てません。遼君は前人気が高くメディア受けは良いですが、最近の成績はサッパリで…ブランクを抱えているようです。松山君の人気度は低いのですが、先日、優勝しましたね。人々が魅了される人気とは、何か? 007の財務内容は底入れをしているかどうか…確認が取れていません。でも何故か…、人々を興奮させるものを持っています。カタルは、すっかり虜ですからね。まさに「魔性の女」です。騙されても良いのです。溺れてみたいのです。

そう言えば、007は日々発表の注意喚起銘柄に指定されたのですね。カタルには、この基準がサッパリで…、一度、大証に文句を言ったことがあります。でも数字を述べて基準があるからと…撥ねられました。2年も3年も、株価が1/10になっても注意喚起なんて…基準自体がおかしいのです。ケネディクスもそうですね。信用買い残が減らないから、基準から外れないのでしょうが、明らかにおかしな基準です。証券マンは注意喚起に指定されると、原則的に、お客様への勧誘が出来ません。例外はありますが…。馬鹿らしい規制は、何処にも存在します。日本村らしい…。現場に権限がないのですね。だから三洋からハイアールになると…職責の格付けが、大きく減るんですね。三洋をパナソニックは活かせず、ハイアールに売却しました。この事実はモノづくりの劣化ですね。何れハイアールが日本市場を凌駕できるかもしれません。でも日本人の心には、根強い欧米信仰がありますからね。アジアを格下に観ています。ダイソンは受け入れても、ハイアールはどうも…と言う心の壁は存在します。

うまく市場をリードする相場心の分かる人が、証券マンに少なくなったのでしょう。昔は野村の株式部が、投信や営業隊と巻き込んで相場を作って行きました。相場操縦と言う違法行為です。加藤あきらが主体の誠備と言う投資グループも存在しましたね。今は、村上さん達が、暗躍しているようです。オリックスの宮内さんは嘆いていましたね。村上さんの行動が、面白くなかったのでしょう。人それぞれ考え方は違いますからね。ソフトバンクの孫さんは、ペッパーとか言うロボットを販売すると発表していました。同時にITモバイル買収の下準備を完了させたようで、ドイツテレコムにソフトバンク株を渡す手段を用いるのかな? だから株価が下がると、きっと困るのでしょう。このロボット事業は赤字でしょうが…情報を集める手段で、その情報の活用に興味がありますね。おそらく通信機能を付加してあり、プログラムが「クラウド」で変わるのでしょう。

カタルは自動車会社がロボット分野に進出すると思っていましたが、通信会社は情報を活用できますからね。時代は「クラウド」なのですね。富士通の株価は割高ですが、年末からみると…確り上がっていますね。その理由はクラウドの総合管理を出来る会社だからです。しかも大手なので信頼性がありますね。ベンチャーのような怪しい会社と違います。新規かたる銘柄の位置になるか、どうか分かりませんが、新しい銘柄の「N」も、クラウド絡みです。この銘柄も実に切り口が豊富です。橋梁のクラウド管理など…。そう言えば、覚えていますか? カタルは、この3月の株価が下がった時に「横河ブリッジ」5911を紹介していますね。地味な銘柄ですが、確実な受注残高を抱え、成長できる銘柄として紹介しています。また新高値を付ける時もあるでしょう。クラウド分野は日本の将来の成長分野で、この技術を磨くことが日本に必要で、やがて人類の進化に貢献できますね。

だから赤字を承知で、彼はロボット分野に進出したいのでしょう。でも現実は…日本通信の誕生です。此方はボディーブローのように、ジワジワと影響を与えます。ITモバイル買収合意の報道を受け、市場の評価は沈んでいます。規制当局の合意は得られないと考えているのでしょう。果たして、孫マジックが市場原理主義、本場の米国で発揮できるかどうか見ものです。最近のカタル君、高い携帯料金の為に、少々、孫氏応援の熱が冷めています。でも頑張って欲しいですね。彼の努力が、実って欲しいものです。

さて次の段階に向け、着々と準備を形成しているケネディクスは良い感じですね。目先筋の売りを吸収し、次のステップアップの準備をしています。でもやはりチャートの形は007の方が強いですね。今のところは…の話です。カタル3兄弟で、一番は007で、2番がケネディクス、3番がJ・TECのようです。チャートをそれぞれ自分で見比べてくださいね。この休み方が右肩上がりの形が、一番強いのですね。ケネディクスは、ほぼ横ばい、J・TECは押し目を形成しています。通常はJ・TECも良い形なのです。長くて…何れも2週間程度でしょう。場合によれば一気に、再び駆け上がることもありますが…休みを入れた方が、株価は、より強固になります。

考えてみると、カタル3兄弟は全体株に先駆して上げてきましたからね。当然、全体に上昇ムードが広がっているので、ここで一服しておかしくありません。カタルもよく分かりませんが…、7月前に山を形成する確率もありますね。故に新規資金を、ここから投じるのではなく、引き上げる準備をしておくといいですね。でもこの考え方は…保守的すぎるかもしれません。相場の夏枯れはなく、日本株は上昇を続けてもおかしくありません。この所の値動きは、明らかに国内年金ファンドの動きが存在するようにも見えます。大手銀行株や商社株など…の動きから見て、そう感じます。つまり底上げの広がりが存在すると言う事です。故に小型株も下がらずに、休むことが出来ますね。

既に何度か述べていますが、主流は貸借銘柄の筈です。市場のボリュームが上がると、小型株では資金を吸収できません。株価だけが乱舞する結果になるからです。年末は新興御三家の小型株と、日経レバレッジを初めとする指数売買の演出でしたが、今回は実弾投下の可能性がありますから、相場は2012年11月からの1段上げからの調整が完了し、2段上げに移行している可能性もあります。だから夏枯れ相場を、過度に警戒感する必要がないかも知れません。この辺りは判断が難しく…もう少し様子をみないと分かりません。

この間に上手く、貸借銘柄の人気株に流れをスイッチできると良いのですが…。東電は嫌いですがシャープは好きです。でもカタルは、やはり「1300兆円の逆襲」と言う相場のスケールが、大きなバックボーンを抱える信用創造が、主体になるべきだと思いますね。そうなることにより、国内投資が増え、設備投資に一気に火が付きます。そうなると…100円台の銘柄、「M」の活躍になります。もう補修ばかりで乗り切った、目先の小手先は通用せず、本格的な設備を一新するクラウド管理を用いた設備投資を行う事で、少子高齢化の壁を…、労働の効率化で補うのです。IVIの開発は自走式車に繋がり、物流の仕組みを、根底から変えますね。007は、やはり魔性の魅力ですね。この感情は困ったものです。それでは…また明日。

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投稿者 kataru : 2014年06月06日 11:00