今日の市況(2014年06月12日)
かたる:NY市場は珍しく一服している様子。NYは日本のように下がってないからね。でも日本株の1―4月は、ほぼ全滅でした。此処は、大きく下がった個人好みの小型株が、少し値戻ししたに過ぎません。でも昨年末の株価に届いていませんね。007は代表的な事例でしょう。良く戻りましたが、残念ながらカタルの買い値まで戻らずに、お休みモードです。何処で止まるか…下値を確かめる動きですね。通常は1500円まで上げて1000円まで下げて、1800円手前ですから1500円を挟む展開で推移するのが普通です。今の株価は1460円で、この水準を少し割れていますね。あまり下げずに保ち合うことが出来るなら、次のステップは期待できます。更なる上の頂に向かう準備であり、山登りのベースキャンプのようなものでしょう。
山頂を目指すためには、いくつかのポイントを構築しなくてはなりません。何しろ、4週間連続の陽線です。少しぐらいの休養は必要でしょう。同じことがJ・TECにも、ケネディクスにも言えます。休めば相場の腰が強くなりますね。うどんのようなものです。足踏みをして「こし」を強くする作業に、似ていますね。多くの素人は、少し株が休むと途端に腰は引けます。それは自分が投資している会社の内容を理解していない為ですね。サーフィンのような波乗りは、いつまでも続かないでしょう。小手川君がテレビに登場し、みんなが簡単に、彼のようになれると錯覚しているのかも知れません。彼は一種の天才に近いのでしょう。でも最近は話題になりませんね。どうしたのかな? バフェットのような存在になってくれれば、うれしい限りですね。何れ彼も、経済学を勉強し景気循環の意味を理解するようになるでしょう。
カタルは昨年、何度か、ケネディクスの619円抜けを思い描き、何度か挑戦しましたが失敗しました。時間の壁ですね。業績の推移と相場の関係を、何処まで読むか? 通常、株の場合、企業業績に先駆して動くことが良くありますが、遅れることはありません。割安株は、永遠に割安なのですね。仮に市場で見直される場面があったとしても、一時的な存在であるケースが多いですね。例えばこのページでも紹介しましたが、ホンダや日産向けのダイカストメーカーの「アーレスティ」5852ですが、なかなか株価が上昇しませんでしたね。良い会社だけれど、地味な会社でした。安全を求めれば、リターンも少ないのですね。007のような高揚感は、全くありません。
今週、お休みに入っているケネディクスは…なかなかですね。おそらく今週だけ…だと思いますが…、昨日のアイフルのような節操感はありません。アイフルはリファイナンスが絡んでいるから…やり方が、少々、強引に見えますね。ただそれだけ自信があるとも…言えるかもしれません。なかなか増えない売買代金ですが、小型現物株をいくら乱舞させても、一時の景色に過ぎません。上手く個人の力を誘導し、正しい流れに導かないとなりませんね。結局、最後は企業業績の推移なのです。007は村田との量産効果がもっと出ると期待していましたが、空振りに終わりましたね。時代の流れと製品の売れ行きがマッチしなかったからでしょう。だから調整を迫られ、一度、株価が大きく下がりました。しかし村田に続き、ロームからも高評価を受け提携に至りました。つまり時代が、だんだん007の得意分野に追い付いてきたのです。
ソニーのように4Kテレビと騒いでいるようでは、ゲームの利益と、利益の質が同じで一過性です。しかしクラウド環境を利用したゲームや映画、金融サービスなどのシステム構築が出来れば、その利益は無限の蓄積を生みます。007の魅力は、自社開発だけでなく、新しい技術を見つける「見識眼」にあるとも言えます。他社開発の導入品も多いですからね。いや、たいしたものです。町工場のレベルで、大企業相手に資本提携や数々の提携を引き出すのです。やはりピカ一の存在です。まさに魔性の女ですね。
J・TECの現状に、臓器製造の第一人者との評価は全くありませんが、STAP細胞で世の中は揉めていますが、何れES細胞から人工臓器の製造に繋がる訳で、フィルムが開発した培養技術は、実用化へのステップですね。ジャックの200万円は高いから、何れ薬価改定で引き下がります。でもその分、適用患者はドンドン増えるでしょう。実例検証が増せば、大学病院だけでなく、小さな街の整形外科でも手術が可能になるでしょう。高齢化は日本が先駆しており、このノウハウは世界に通用します。夢は広がりますね。
ケネディクスの魅力は、何と言っても「1300兆円の逆襲」の考え方ですね。現状の地価推移は、まだまだ序盤の序盤、入り口に過ぎません。やがて100円台の利益が継続的に出るようになります。信用創造は、金融機能に欠かせないアイテムです。考えてください。皆さんは株が上がらないと、その株を買いませんね。カタルがいくら事前に、この株はやがて上がるだろう…と述べても、実際に株が上がらないと、なかなか出来高が増えません。でも実際に株が上がると、慌てて買い始めるようです。昨日、「N」のストップ高は、大きな流れの中での水準訂正の一環に過ぎませんが…、クラウド環境の時代推移をみれば、何処かで売り上げの伸びが、大きく伸びる筈ですね。現状の伸びは5%程度かも知れませんが…、富士通やNTTの好調な売り上げの伸びが確認されるのは、クラウドと言う分野ですね。まぁ、株屋のクラウドの概念が、正しいかどう変わりませんが、ネットの遠隔操作などは、一般的なサービスになりつつあります。
来週からか、再来週からか…時間の概念は分かりませんが、間もなく、前から述べている貸借銘柄のアイフルとケネディクスの人気株の座は、確定されるものになるでしょう。休んでいる今が、チャンスですね。確りと下値を拾っておくことです。株価が上がってから慌てて上値を追わずに、下値を丹念に拾えばいいのです。下がったところ丹念に買えば、良いのですね。最初の参加が100株なら、1000株を買う気持ちが必要です。007をみてくださいね。3000円台で株を買っても、また1000円を割れれば、買えば良いだけの話ですね。カタルは2000円程度が、今の妥当株価だと考えています。1000円は会社側が自社株買いをした株価位置で、ほぼ下値水準なのでしょう。もう少し様子を見て株価が下がらなければ、またボツボツ買い始めれば良いのです。休みは相場の質を上げるのです。
カタルは買い増しの準備をしています。何しろ貧乏人で、次のステップに行くための準備作業に時間が掛かります。もっとお金があれば、こんなに苦労する事はないのです。確かにカタルも、夏枯れ相場を一度は考えました。可能性がないとは言いません。しかし…チャートの形など見ると、ここで下がるのは、やはり不自然ですね。まもなく次のステップ・アップへ移行するのでしょう。つまり全体のボリュームは上がります。
故にケネディクスは、そんなに下がらない筈ですね。450円割れがあるかどうか…その程度の認識でいます。従って今日は、再び買いました。でも無理をすることはありませんよ。今日も、新規かたる銘柄候補は、高いようですね。打診の段階で上がると…大変だ。カタル君は軽業師ではないし、そんなに器用に、次々にタイミングよく売り買いなどはできませんからね。何度も、言っています。自分の力量を見極め、負担の無い程度の株数を買えば、何度でも買う事が出来ます。相場の動きなどは、神様じゃあるまし…分かるものではありません。だから何時も、ユトリを持って行動すると良いのでしょう。下がっても良いし、上がっても良いのです。どちらでも対応できるように準備をしておくことが、大切なのでしょう。慌てて売り買いをすると言う事は、自分の心構えが出来てないのですね。
事前に幾つかのシナリオは存在し、その景色図になったら前もって決めた行動を取ることです。株価が上下する値動きに惑わされては駄目ですね。売った株が更に上がっても良いのです。もしその価値がその株にあるなら、また高値を買えば良いだけの話ですね。株価に拘らずに売り買いすると良いのでしょう。常に市場は正しいとも言えるし、間違っているとも言えます。自分自身の選択眼を磨いてほしいものです。ほぉ、ほ~。アイフルが大台替わりか…慌てているね。節操がない連中だな。でもリファイナンスがあるとすれば仕方がないのでしょう。相場的には、やはりケネディクスの方が良く見えますね。休めばいいのです。
投稿者 kataru : 2014年06月12日 10:49