今日の市況(2014年06月16日)
かたる:いや、残念でしたね。折角、ACミランでワーストMFと批判されている本田が先制ゴールを挙げたのに…。その後は、この1点のゴールを守る様な戦いぶりでした。デフレ社会の日本を象徴するようなゲーム内容で、「気持ち」で負けた内容のように感じました。サッカーに限らず、運に見放されているヤンキースの黒田君もパスボールに泣き、「勝利の女神」を手に入れる難しさは、何も実力だけではありませんね。この最後の運命は、天性のものなのかどうか…。一体、どうやったら味方に出来るのでしょう。
読売新聞に、面白い記事が載っていましたね。理化学研究所の外部有識者でつくる理化学研究所改革委員会の西川氏が、自由に発言したいと辞意を漏らしたと言うのです。「改革委の考えに賛同したのではない。顧問の立場では、理研の側にたって発言することになる。自由に発言する意味でも顧問を辞めることにした。日本のメディア、政府、研究者のもたれあい構造を厳しく分析し、提言したい」と述べた…となっていました。おそらくカタルの推測は正しいのでしょう。日本村論理は複雑です。医学界などは保守的な村論理で動き、大学教授の力は絶大ですからね。一度、睨まれれば…一生の冷や飯を覚悟する世界です。
一方、日経のネット版かな? 此方は「官製相場の匂い」と言う文字が躍っていましたね。懐かしい響きです。消費税の再引き上げもあり、あり得る推測ですが、もともと時代の流れと言うのは、自然に発生するものではなく、誰かが最初は仕掛けるのです。だから相場も「相場操縦」と言う認識の判断は難しいですね。批判されているサッカーのブラジル、クロアチア戦のPKを巡る西村審判の判断のようなもの。まぁ、いろんなものを含め、この解釈は、時代と共に変化していますが、所詮、人間がジャッチするわけで、主観が入るのは仕方ありません。みんな運命の神さまの悪戯だと思い、諦めるしかないのでしょう。正しいとか間違っていると議論しても、主観は人それぞれで様々なのです。
カタルは何度も述べていますね。企業業績だけが、株価を決めるわけではありません。例えば、よく話題にするステートストリート信託の株価は、米国でPER14倍ほどです。もし三菱UFJを、この目で見るなら、株価は一株利益が70円で14倍だと…980円ですね。どう考えても安いのです。必ず、正常な経済情勢になれば、このような評価になります。だから定期預金だと思い、暫く、放って置けばいいのです。日本のデフレ社会の低迷は、何度も述べているように、江戸幕府から明治に移行する改革の時間感覚で流れています。既にスマート・コミュニティーの入り口なのです。既に一般化しつつあるスマフォが開発され、まだ僅かな歳月ですね。車もどんどんハイテク化し、我々の生活にロボットが、いずれ溶け込むようになります。
安倍政権は「運命の女神」に愛されている強運の持ち主でしょう。もし尖閣問題で日中間だけの問題なら…ここにベトナム、フィリピンと輪が広がりましたね。北朝鮮の拉致問題も、今秋に予定されるプーチンの来日は、注目されますね。クルミア問題で米国への橋渡しが出来るかもしれません。ソビエト経済は混迷しています。時代の流れとは…面白いもので、一度、その流れが生まれると…最初はチョロチョロ流れる小川でも、やがて大河になります。だからカタルは何度も、細かい企業業績より、経済の流れを見極めようとしている訳です。今日は此方のホームページのコラムを読んで置いてください。カタルが「1300兆円の逆襲」と言うスケールの大きな話をしている意図が、だんだん理解されるかと思います。
日本は「失われた時代」と言うエアポケットから、間もなく脱出するのです。その時代背景を考えると…。一番、恩恵を受ける銘柄は、やはり1兆円以上の不動産を、右から左に動かせるケネディクスなのでしょう。単に不動産だけの価値ではないのです。金融デリバティブを利用した日本の財政問題の切り札なのです。リートは介護リートだけに留まらず、官から民への橋渡し役になります。この壮大な相場を考えるだけで…、カタルが政策次第で「1万円相場」も、可能だと言っている根拠が、勘のいい人なら分かると思います。僕は確実にそうなるとは、言っていませんからね。可能性があるだけの話です。でもおそらく…その方向に進むと思います。でも誰も、未来は見えませんからね。
あまり高値を買い進まないでくださいね。でもカタルは、今日もケネディクスを寄り付きで1000株だけですが、買い増ししました。代わりに株価が急騰している三菱化工機を1000株売りました。でも化工機も仕手化するかもしれませんね。良い素質を持っていますから…。だから本当は売りたくないのです。でも貧乏人は仕方ありません。カタルは色んな銘柄を推奨していますが、高ければ売ります。下がれば買います。ただ最近は「まさか、魔坂の用心」に資金を引き揚げ始めています。何しろ貧乏人で、追証を何度も請求されましたからね。皆さんも、無理をすることはありません。自分の力量に合わせ、楽しんで投資をして欲しいのです。通常、企業業績は、2年や3年程度は一定の方向性を保つものです。景気循環は短いものでも、そんな時間感覚です。
中には…歴史観的な動きもあります。よくカタル銘柄の第一弾、日揮の話をしますが、長らく低迷していた原油価格が上昇し始めたのですね。20-30ドル前後で推移していたような記憶があります。今ではすっかり水準訂正され100ドル前後になっています。この背景には、欧米だけの市場経済に、BRICsなどが金融デリバティブの発達から、市場経済に参入でき、この動きが加速した背景があります。時代的な大きな流れの背景の場合は、10年以上も続くのです。普通の景気循環の3年程度の設備循環とは違いますね。カタルは、日本株の10万円説を述べています。
信用創造が円滑に実現され、スマート・コミュニティーが構築されるなら、SFマンガの世界に一気に突入します。スーパー・コンピュータの活用など…時代を加速させる話は、幾つも動いていますね。新聞や雑誌をみれば、直ぐにその流れが見えてきます。先ずは信用創造なのです。お金がないと新しい事業が進みません。だから土地の価格は上がり続けます。失われた時代の反転が、始まったと思えばいいのでしょう。カタルは営業マン時代の「第一中央汽船の相場」で、一度は財を成したお客様の再現をしたいと考えています。たった1000万のお金が10億円に変化するのです。それが株式投資の世界です。最初は1000株でも100株でも良いのです。そうして株数を増やし続け、やがて100万株の持ち株に…。株価は10倍の4000円台へ…ケネディクスで、その夢を実現させたいと…今は思っています。
丁度、1年前、500円を割れる場面をみて、再推奨した時間になってきました。今度こそ、今年こそ、年末は笑って過ごせると良いですね。果たしてどうなるか…。こればかりは、神のみぞが知る世界です。それではまた明日。
投稿者 kataru : 2014年06月16日 10:03