今日の市況(2014年06月20日)
かたる:昨日はなんと、あのトヨタが、かたるがデータを集めいている高値更新リストのトップに躍り出てきました。このリストは、過去2か月間の高値を更新してきた人気株の時価総額上位の順に、ランキングされるように設定されたリストです。早くに、キャノンが欧州景気の回復から登場し、最近はNTTがリストアップされ、とうとうトヨタの登場です。カタルは小型株現物株では、資金が吸収しきれずに、「貸借銘柄」を人気株に持ってくる努力が必要と…これまで、何度か説いて来ました。その橋渡し役としてアイフルとケネディクスを選別してきたのです。目先の表面上の利益が良かったリファイナンスが絡むアイフルは、仕掛け筋が存在しているからですね。
ケネディクスの相場のスケールは大きいのですが、実際のピークは来年以降です。ただ現在でも、一株利益が3倍増に膨らむ変化率があるので、ある程度の人気は確保できると考え、今回も抜擢しています。実はカタルは、年末に買い増した玉の期日を、もうすぐ迎えます。12月30日に、来年はいよいよ始まると…全体相場が上昇する中、ケネディクスも619円を抜くかもしれないと…昨年末は考えていたので、買い増ししたのですね。この買値は540円台です。これが時間的に最後の打ち返し玉になりますね。だからこの所、買っている筋は存在していましたが、売り物も多く株価がもたついていたわけです。今日のガソリンスタンド売却は、サインかも知れません。反騰相場の狼煙になるのかどうか…。
さて全体相場が強い中での…、株式コード後半で「な行」の新規かたる銘柄候補の発表です。ジオフェンスと言うのは、GPSの位置情報を利用したスマフォへのソフト提供ですね。指定されたエリアに、スマフォを持った人が入ると、お買いもの情報やクーポンが自動的にスマフォに送られ、消費を刺激するサービスです。今秋に上場が予定されるリクルートが、熱海で実証実験を行っています。まだ実験の段階ですね。実はこのサービスは、大きく伸びると考えており、渋谷での取り組みに注目しています。外国人が渋谷に来ても複雑化する地下街は分かりにくいものです。そこで地域の地理案内(おそらくKDDI)や、お買いもの情報を提供する会社(NSW)です。その中で登場してきたのが、この新規かたる銘柄候補の会社です。NSW「日本システムウエア」(9739)です。
比較的に新しい会社で、クラウド絡みのサービスを多く提唱しているようです。故に近年の企業業績は好調ですね。変わったところでは、橋などのデータをセンサで集めクラウド上で管理するアイディアなども注目されます。何故かと言えば、戦後の高度成長時代に建設された多くの公共財が劣化しており、補修が急がれている背景があるからです。しかし全ての橋を直ぐに改築するわけに行かず、順番を決めねばなりません。その準備にも需要は生まれますね。NSWは、既に渋谷の観光協会と組んでブルートゥースを使った「あいりっすんNavi」を提供しています。カタルはこのようなサービスが、どんどん広がると思っています。
こんな未来の付加価値を多く有するのに…。なんとPBRは1倍割れ(BPS=846円)で、しかもPERは10倍(EPS=60円)前後です。配当も15円配当を実施しており、どうして、こんな株価で推移しているのでしょう。昨日の株価はなんと614円ですね。確かにカタルが最初に良いと思い買った株価は、500円ですから2割程度は上昇しました。しかし…いくらなんでも時代背景にあり、割安なこのような株が存在すること自体が珍しいのですね。故に何処かで急速に、このギャップを埋めに行くと考えています。今日、発表するにあたり、二つの条件がありました。一つは株価が下がる事。もう一つは我慢しきれずに、上昇の兆しが生まれることです。今回は後者のケースです。
カタルは約束を、必ず守ります。男が一度、約束すれば、最大限の努力をして、その約束を実行しようとします。しかし世の中は、なかなか思うようになりませんが…ね。ただ気になることは、過小現物株で、板が非常に薄い事です。だから読者の皆さんが買うのは自由ですが、信用取引ではなく、現物で先ずは100株程度に留めておいてほしいのです。資金の大きく余力のある人でも、1000株程度に留め、株価が安い時に買うようにしてくださいね。ここ数日間、何度も同じことを述べていますね。株価の上を追ってまで買うことはありません。下値を丹念に拾っていれば、素質のあるいい銘柄は、必ず株価が上がってきます。僕らは目先の売買をしている訳ではありません。時代性をみながら、将来性のある株を、買っておけば良いのです。
残念ながら、NSWは非常にいい銘柄ですが…仕掛け筋は存在してないようです。何れ誰かの関心を生み、外資系のファンドの参入もあるでしょう。三菱化工機などは、明らかに欧州系だろうと思いますが…外人ですね。このNSWはITバブル期に12890円の高値を付けています。その後株式分割です。だから高値は6445円ですね。この内容からみると…下値ボックスの高値1430円を抜くのは、時間の問題だろうと思いますが…株は何が起こるか分からないものです。
だから、先ずは打診程度に留め様子を見ながら、安ければ、また買うように慎重に行動して下さいね。目先、株価は上伸しており、残念ながら下値位置での推奨とはなりませんでしたが…心配はいりません。何れ1430円を抜く事でしょう。先ずは打診買いをして、時間をかけながら買ってください。高値を追わないようにしてください。原稿を書くにあたり、カタルも本日、少し買い増ししました。皆さんと一緒に儲けましょうね。ただしカタルは貧乏人なので、株価が上がると思っても高くなれば売ります。先日の三菱化工機はまだ上がると思っていても、ケネディクスを買い増しするために売りましたからね。
昨日はトヨタ以外にも、注目点がありました。カタルがM&A絡みで注目していた板ガラスと古河電工が、日経平均採用銘柄の中で、出来高変化率リストで「ワン・ツー」を決めました。以前に紹介していますね。相場が良くなれば、必ずカタルの選択眼は活きてきます。ほら、とうとうケネディクスは、500円台を回復しましたね。カタルは何度も株数を揃えられるかが…勝負だと述べています。皆さんがこれまで、いくら儲けましたか?100万円ですか、200万円ですか? 良いですか…、株式投資の本当の醍醐味を、一緒に味合いましょうね。25年も失われた時代を、僕らは強いられてきたのですね。この怨念相場は、まだまだスタート段階です。わが国は失政の選択を連発したために、国民が明治維新から近代国家実現の為に、築き上げた尊い財産をすべて失ったのです。
明治から三菱グループが、積み上げてきた財産ですよ。丸の内の再開発にあたり、明治時代に基礎工事された材木が腐らずに出てきましたね。大きな丸太が何本も打ちこまれ、レンガ造りの建物を建てて、培った尊い財産を、この25年間ですべて失ったのです。政策の選択は、非常に大切なのです。実にその富は1300兆円ですね。この失った富の影で多くの命が失われました。家族で自殺した人、うつ病になり追い込まれた人、社会に失望し命を絶った人が、どれ位いるのでしょう。日本の自殺者の数は非常に多いのです。僕らの友達は、息子が東大に合格したと喜んでいたのに…自殺しか選択できなかった仲間も居ました。その1300兆円の怨念の相場が、いよいよ始まりますね。「1300兆円の逆襲」には、様々な意味が隠れています。ケネディクスは、そんな時代背景を表現するスター株に育つとカタルは思っています。小さな事は言わず、1万円に向かって買い増しあるのみです。
安倍政権の精神力に、期待する限りです。どんな勝負も…最後は、自分との戦いであり、精神力が最も大切なのです。
投稿者 kataru : 2014年06月20日 10:20