未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年06月25日)

かたる:残念ながら日本の敗退になりました。でもワールドカップは面白いですね。流石、世界のレベルは違います。昨晩と言うか、夜中ですね。イタリアとウルグアイの試合をみながら、テニスの錦織君をみると言う…楽しみをしていましたが、途中で日本戦をみる為に眠りにつき、早起きをして日本戦の応援をしていました。ワールドカップでの日本戦の感想は、若者の精神力の弱さを改めて認識したと言う事に尽きます。まぁ事前予想通り、決勝リーグに進めなかったわけですが…、カタルには精神力で敗退したと言う思いがあります。ムードと言うのは、非常に大切ですね。日本には、長く続くデフレ環境が存在し、完全に、負け犬意識に日本人は染まっています。

昨日、日本の成長戦略が正式発表になりましたが…市場の評価は具体性に欠け、落第点に近いイメージで、印象度は悪いようです。故に、今日の市場は、きっと安いのでしょうね。確かに、目玉の法人税改革でも、数年かけて20%台と言う歯切れの悪いものです。本来なら、具体的に来年度は2%下げて…と言うように、時限を明確に区切るべきです。これじゃ、小学生の「夏休みの課題」より劣る作文です。しかしカタルは、安倍首相の「今日より明日はよくなる。努力する人が報われる社会を創りたい」と述べた意欲、そうしてJA改革は骨抜きになりそうですが…、村社会構造の本丸にメスを入れた意義は、大きいと思っています。何しろJAは自民党の選挙地盤の本丸ですからね。確かに、これから手術が成功するか、どうかわかりませんが、何しろ村論理の本丸なのです。TPP交渉でもコメ問題は聖域です。米国の中間選挙が終わる晩秋から、年末にTPPの進展があるかどうか…注目されます。

基本的に安倍政権のキーポイントは、株価です。歴代の政権で、これほど株価に関心を抱いている政権はなく、市場主義を理解している政権ですから、カタルは大丈夫だと思っています。一応、株屋なので、あらゆるシナリオに対応できるように、様々な展開を想定していますが、「夏枯れ相場」と言っても、仮に、かりに…の話ですが、例年のように夏枯れになったとしても、ここでの押しは「絶好の買い場」だろうと、判断しています。基本的に昨日、カタルの実体験の「鰻騒動」を採り上げたように…、ようやく世間が動き出したのですね。異次元緩和が当座預金の滞留だけでなく、実社会に回り始めています。問題は日本の緩和資金が海外投資に向かっており、内向きの投資が加速するかどうか…。此処に焦点があると考えています。

丸紅と組んで革新機構がポルトガルの水道事業の買収に動くようですが…。カタルには小さな政府目標から、離れているように映ります。国内の投資先は、いくらでもあります。地方財政にインフラ整備はお荷物で、利回り採算に合うものをリートと言う形で民営化すべきですね。何故、海外のインフラ整備を、優先させねばならないのでしょう。丸紅独自なら分かりますが、政府系の資金が入っている革新機構が、行う事業ではないと考えます。この辺りが…総資産経営の源なのですね。だから三菱UFJなども、効率化に舵を切れないのですね。ROEの考え方が、市場に定着しない所以だと考えています。

成長戦略も良いのですが、メディアは、この時期に、衆議院議員の定数削減など…。忘れ去られている小さな政府に向けた、行動を政権に促すべきでしょう。攻撃は誰にでも出来ます。ディフェンス部分が重要で、必要ない組織なら解体すべきです。サッカーと同じですね。必要ないなら、小泉・竹中改革の副産物を残す必要はないのでしょう。だから時限にすべきなのです。この辺りの感覚が、デフレ社会を…失われた時代を、延長させている根幹でもありますね。まだ「半沢直樹」の池井戸君の出番は終わってないですね。しかし、そろそろ池井戸君の時代は終わって良いはずです。

今日はきっと全般市況は安いのでしょが…、このような場面は重要ですね。今日の株の動きは注目されますよ。後場から上がると良いのですが、どうなりますか…。

さてケネディクスについて、昨日は「もう直ぐ、喪があける」と述べました。株価と言うのは面白もので…在庫の価格管理が重要なのです。考えてください。あなたが経営者で、倉庫にある商品が全て、市場価格より安く仕入れてあり、どれを売っても利益が見込めるのと…倉庫にある商品が市場価格より割高で仕入れてあり、どんなに頑張って営業しても損をする商売なら、経営者の心理状態は、どう違いますか?

昨日、喪が明けるとか…梅雨明け宣言が近いと述べた背景は、その事を意味しています。これは何もケネディクスだけに言えるは話しではなく、007も同様です。丁度6か月前の期日が間もなく通過します。年末に新興御三家から指数先物を利用した株高演出からの熱は、カタルの場合、大発会に芽生え、1週間でこりゃ駄目だと…と感じましたが、市場で明らかになるのは1月末ですね。つまり7月末には絶対期日を超えます。今週末にカタルはケネディクスの信用期日を迎えます。007は現引き対応、ケネディクスはクロスか現引きですね。もう見える…場面になりましたね。霧が晴れる効果は大きいのです。

昨日は、たまたまエーザイの材料が出て、市場が反応しました。ナノキャリアの話です。カタルは1000円割れから注目し、900円前後でJ・TECと共に、今日の市況で語っています。本当はナノキャリアだけれど…業績を勘案しJ・TECを…と述べていたはずです。過去に遡って読み直してくださいね。例えば4月9日の今日の市況ではJTECの事を書いていますが、同時に「相場環境が良いならナノキャリアでしょう。」と述べていますね。事実、カタルは、仲間の証券マンに900円前後でナノキャリアも良いよ。と薦めています。覚えているかな? K君。まぁ、証券マンなら資金は豊富ですから…通常はヒントを与えれば、買っていた筈ですね。昨日はストップ高ですね。007よりもJ・TECよりも値上がり率は良いですね。これは市場性とリスクですね。基本的に、恐いものほど、よく株価は上がるものです。

今日は注目していた3Dマトリックすが、増資を発表しましたね。止血剤の会社です。道理で…動きがおかしいと思っていました。値動きをしっかり見ていると…ヒントはたくさんありますね。自分でデータを集めることですね。そうすれば、見えないものが見えるようになってきます。ただ、市場人気を追うような姿勢では、いつまで経っても負け犬ですね。

最後にメールで質問を頂きました。この読者はケネディクスと007を高値で持っているようです。その相談ですが…ブツブツが、何度もこう言っていたのですね。「10万株を買えるお客様なら、先ずは1000株を買わせ、その後様子を見ながら、毎日買えるようにすればいい」…と述べていました。此処なのです。相場の先行きは、誰にも分かりません。安値だと思って買っても、下がることは良くあります。だから下がったら、いつでも買えるように心がけるのですね。例えばNSWもそうです。一昨日の高値743円を買っても良いのです。今は9円安の684円です。また買えば良いのですね。何度も何度も下がったら買い続ければいいのです。

ケネディクスはどうでした? カタルだって580円台を買って投げ、もう直ぐ期日を迎える玉は、540円の買い値かな? 流石に全部現引きは出来ないから、300円割れは買いませんでしたが、320円前後の玉は、たくさんあります。でも昨日も497円でも買いましたね。時間をかけて、買うことなのですね。NSWも同じですよ。下げたら買えば良いのです。みんな同じですね。皆さんの相場に臨むスタンスが間違っているから、株で儲けられないのです。だからカタルは、何度も、ブツブツの名言である「株価が安くなることが、どんな悪材料より最大の好材料」という言葉を紹介していますね。後は読者が実践できるかどうかの話しだけですね。

なんでも、一緒ですね。オリックスがアークを買収し、普通株は50円の評価で、昨日はストップ安になったようですが…確かに優先株の希薄化は、背景にあります。でもオリックスは金利を払い、何れ売却するのですね。もう少し下がれば、きっとカタルも、再び、買い参加するかもしれませんね。こんな事は常識ですね。今日のケネディクスは注目されます。何故かと言えば、時間が見えるのです。もし高くなるようなら…人気化は近いですね。007もそうですね。基本的な相場循環から言って…先駆した株が休み、また人気化する循環が、相場の輪が広がる論理なのです。それでは、また明日。高くなったババ抜きに参加せずに…丹念に下値を拾えばいいのですね。下がらなくなれば、株は上がるのです。

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投稿者 kataru : 2014年06月25日 09:53