今日の市況(2014年07月04日)
かたる:米国の雇用統計値が発表され、順調な回復にみられますが、金融当局の訴訟は続いており、膨大な罰金が金融機関に科されています。最初は米銀に始まり、今は欧州ですね。先日はパリバの際は、首脳会談にも罰金が重すぎると話題になったほどです。米国の仕組みは面白く、懲罰的な罰金刑と言う社会的な制裁を印象付ける制度もあります。以前、マクドナルドが提供したコーヒで火傷をしたと言う裁判があり、本来の火傷は損害賠償を16万ドルとしましたが、この判決で懲罰的な損害賠償金として270万ドルの支配を命じた判例がありました。結局、最後は60万ドルに落ち着き和解したようですが…。実に面白い制度です。日本でも、今度、司法取引が認められる流れにあるようです。
集団的自衛権の憲法解釈の容認で、ようやく日本は普通の国になったとの評価もあるようですね。グローバル時代になると、様々な仕組みが世界基準に変化していくのでしょう。昨日、話題にしたROEの話が、本日の日経新聞にも載っていましたね。ニュースと言うのは面白いもので、誰かが…何かのヒントでカタルのように、ネットでその意見を公開します。そうすると、その記事をみた人が同調し、その人も掲載するのですね。カタルはロイターだったかな? 「共済年金の買いかな?」…と、株式教室にロイターの見方を支持したレポートを載せました。本日に日経新聞にも、同じような解説が載っていますね。このようにして…人々の見方は統一され、一つの流れが生まれるのでしょう。
市場の銘柄選別の流れは、この様に構築されていきます。最初は、ほんの小さなレポートへの同調者が増えると…その見方が一般化していくわけです。カタルは007をピカ一銘柄と評価しています。実に切り口が豊富で、魅力ある銘柄に見えるからですね。このカタルの考えを支持する勢力が存在し、だんだん信者に変貌していきます。こんな時に減額修正では人気が冷めますが…、たとえ赤字でも、改善が見込まれるようになると…だんだん信者の輪が広がって行きますね。もともと、この手の小型現物株は市場に出回っている株数が少なく、株価を上げようと思えば、少し資金のある人なら簡単に上がることが出来ますが…そんな事をしても無駄ですね。その価値を、誰もが認めるようにならなくては駄目なのです。
でも時代は、社名のようにユビキタス時代が、ようやく到来しています。だからこそ、次々に大手企業がユビキタスと資本を含む提携をするようになって来るのです。だから時代の潮流に沿った銘柄を手掛けることが必要なのです。時代が求めるなら、その流れは増幅して行き、利益が生まれるようになって来ます。クラウドのNSWもそうです。たとえ最初は赤字でも、正しい時代の潮流に乗っているかどうかが、一番大切なのですね。そうして利益の高ではなく、方向性が一番大切だと言う事に、気付くと思います。カタルは早ければ、この8月、遅くても11月にはボトムアウトが確認できるのではないか…と考えています。故に昨日は1500円で少し買いました。相場論からみると…、007とJ・TECは、他の株に先駆して株価が反転し高騰しました。調整がそろそろ一巡する頃ですね。つまり地相場に近づいていると思っています。
皆さんは…目先の人気株ばかり追いかけていませんか?
僕らは目先のディトレをしている訳ではありません。時代の流れに沿って有望な銘柄を探し、可能性のある銘柄に…投資をしている訳ですね。例えばケネディクスですが…最近、動きが鈍くイライラしていませんか? しかし…、カタルには非常に強く映りますね。このレポートで、何度か…まもなく、500円割れが買えなくなると述べていました。実はカタルも…500円割れを、ずっと待っていましたが、最近はこの気持ちが変化していますね。板状況をみると…オーバーの売り物が、これまでの500万上限から700万に変化していますが、昨日はなかなか下げませんでした。本来は、もう少し下がっても良いと思っていました。だからカタルは、510円は買えるだろうと…高を括っていましたが、3日間連続で512円まででした。
しかも昨日の値動きは小さく、最近のチャートをみれば分かるように、小さなコマが並んでいますね。つまり強弱感が拮抗している現象です。もういい加減に下がっても良いだろうと思い売りに出す人と…カタルのような見方をしている人間との綱引きですね。その現象が、このようなコマを形成します。しかし実線(場中の高値や安値ではなく、寄り付きと引け値の幅)は、少しずつ高値を更新しており、下値を切り上げているように見えますね。今日は522円ですね。今日の動きはどうなるのでしょう。512円を…割るのでしょうか? それとも4日間も割らずに、取引を終了するのでしょうか? 非常に興味があります。全体相場は夏枯れの…様相も生まれているようですが…、意外に相場は堅調で、好調ですね。例えば…増資が噂されていたシャープです。先日、何処かの新聞で…社長が増資観測を否定していましたね。どうにか再建も、軌道に乗り始めているようです。カタル好みの会社なので、応援しています。
今日も化工機は高いですね。昨日、隣の浜ちゃんから電話を貰い…本当はカタルの方から掛けるつもりが…向こうから電話を貰ったのです。そうしたら…偶然の一致か、浜ちゃんも化工機を3万株持っていたのだそうです。彼は僕よりお金持ち、何しろ年金生活者だからね。彼は水素ステーションの事を、よく知っていましたね。人気の切っ掛けは、NHKの報道にあったようです。彼はカタルより、いろんな面で歴史を知っているので…詳しいですね。仲間と久しぶりに話すと、色んなヒントが生まれます。でもその浜ちゃん、その3万株を上がる前に売ったようです。いつも彼はそうですね。着眼点は良いのですが…なかなか、そのチャンスをものに出来ずに終わっています。折角、チャンスを手にしても、ものにできる人と、出来ない人が存在します。不思議なものですね。まぁ、黒田君のようなものですね。先日は8回まで2点で抑えているのに…負け投手ですからね。
今日は田中君が投げており、今、テレビをみたら、5回まで2失点で抑えており、4―2で勝っていますね。こんな事をしている場合ではありません。応援をしなくちゃ…故に原稿は此処までにします。
どっちに転んで良いように…万全の準備をしておくことです。そうだ…言い忘れました。ケネディクスですが、小さなコマも良いのですが…出来高も重要なのですね。オーバーの売り物が現在は735万株あります。此処は重いのですね。でも昨日の動きをみていると確実に拾っている筋はいる様で…、やはり今日の後場からの動きは注目されますね。512円を割れるか、割れないか…面白い見所です。
投稿者 kataru : 2014年07月04日 10:38