未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年07月07日)

かたる:ひぇ~。あの化工機が遂に500円を超えましたね。カタルは、つい先日169円で、この株を買ったばかりなのに…。ケネディクスを買い増すために…利食いして切り替えたのに、この有様です。如何に下手糞か…。本来なら、ケネディクスを売り、化工機を買い増すべきだったのです。そうすれば、あっという間に3倍です。まさに「こんちくしょう」の世界です。下品でごめんなさい。何しろ蓮子様のように「ごきげんよう…」などと育ちが、良い訳ではないのです。私の履歴書のインドの財閥、ラタン・タタ氏のような坊ちゃん育ちじゃないし…所詮は、貧乏人の壁に囲まれた人間ですからね。隣の浜ちゃんの悔しさは、きっと、僕以上でしょうね。

まぁ、こんな事は良くある話です。カタルはミクシィや日本通信から、アイフルやケネディクス、最後は化工機も加えましたが…、貸借銘柄から、新しい人気株が生まれると述べていました。彗星のように現れた化工機ですが、あっという間に、新規売り規制です。これじゃ、相場に厚みが生まれませんね。小型現物から、何故、貸借銘柄なのか? 高値の「極み」が違うのです。利食いは比較的簡単ですが、損切りで踏む行為は、なかなか決断が出来ません。だから遅れるのですね。早くに踏めばいいのですが、通常、それが出来ないから大相場になります。カタルのお客様ではありませんが…、現役時代に隣の課のお客様が、宮地鉄工を空売りして、大変な目に遭っていました。期日が来て反対売買で買いを入れても、買えないのです。毎日、毎日、ストップ高です。まぁ、そんな事が過去にあり、最近は直ぐに、新規売り規制が掛かるのですが…。慢心と言うのは恐いものです。

相場の世界は、何が起こるか分からないのです。ある日突然、ストップ高やストップ安になることも、良くありますからね。だから常に細心の注意が必要です。

順調な米国経済の回復も一般認識に変わりましたが…、カタルは金融規制の流れがやはり気になりますね。ボルガーから最近はイエレンFRB議長の規制に変化しているようです。日本はバブルの反省で竹中・小泉改革を敢行しました。この影響により、日本経済の立ち上がりは長引いているのでしょう。何も民間で処理が出来るものを、最後の最後で、産業再生機構がしゃしゃり出て、バラバラに解体することはなかったのです。鐘紡などは代表事例ですね。結局、アークも民間の手に委ねています。化粧品の白斑問題で処理が遅れた原因は、社内体制の問題でしょう。スタップ細胞で揺れている理研ですが…同じような土壌があるように感じています。社内の意識改革と言うのは難しいものです。何年も何年も赤字から脱出できない企業は、必ず何かしらの経営問題を抱えています。

最近はようやく、サントリーに、ベネッセなど、外部から経営者を招き入れるようになり、外部取締役の導入も始まりましたが…折角、外部取締役を招き入れても、お飾りのケースも多いようです。経営者は自ら真剣に意識改革に取り組まねばなりませんが…通常は仲良しクラブです。村意識の強い日本人ですからね。最近は機関投資家も意識改革が進んでいる様で、スチュワードシップ・コードの影響からか、反対投票をするケースもあるようですね。カタルが現役時代の法人部員は、株主総会に顔を出し、大きな声で「異議なし、議事進行」と叫んだものです。何しろ、毎年、投資信託を買ってくれるお客様ですからね。この機会に経営陣に、ご恩返し…とばかりに、総会回りで忙しかったのです。

さて金曜日は、場の空気が悪化しましたね。先週末程ではなかったですが…、やはり1月の期日通過の影響があるのでしょう。割れないかな?…と原稿を書いたケネディクスの512円は、あっさり割れましたね。アララ…下手糞だな。僕なんか、あの日は521円、520円、515円と3本も買い増しをしているのです。アララ…今日まで待てばよかったな。あの日は、売りから入るべきだったのです。間もなく跳ねるかな?…とも考えていた訳ですね。8月の発表は、若干の増額程度なのでしょうね。やはり11月からが本番なのでしょう。このチンタラ感が、また堪らない。人間だれしも儲けの玉は外したくなります。

でも同時に、やはり夏枯れ相場も気になっている訳で…その対処も必要です。今日はミクシィが安いですね。相場の流れの基軸は、人気株の動向が重要です。日本通信も値動きを見ておかねばなりません。明らかに買われ過ぎですが…まだ伸びています。このような状態なら、全体相場も大きく崩れることはありませんね。化工機もそうですね。

アイフルはお見事ですね。既に最も重いボックスを抜けました。今、ケネディクスはその重いゾーンに位置しています。だから板の売り物も多いのです。でも今日は、今の所は500円を割れていませんね。かなり強くカタルには感じるのですが…、皆さんはどうでしょう。先日も述べたように…既にケネディクスは、戻り売りの期日通過を終えています。全建玉が利益圏に入っている訳です。ただカタルもそうですが…1月27日に窓を開け下げ始めていますから…、この辺りの期日は、かなりまだあると思われます。通常、儲けのクロスって振りませんね。大概はその前にヤレヤレの売りです。

カタルの今期の一株利益30円の予想は…来年の2月に明らかになりますね。仮に30円なら500円の株価は違和感が生まれません。だからその前に仕掛けるのが、ヘッジファンドの常套手段の筈ですね。でも実際の企業業績は、来年から再来年辺りにならないと本格的な利益の誕生にならないとも…考えて居ます。理由は2006年の外資系金融の「浮かれ」が、今回はないからです。アベノミクスの成果の浸透は、時間が掛かりますね。今だって…日銀への追加緩和期待が、市場でよく指摘されます。つまりデフレの脱却に疑心暗鬼なのですね。

現在の人手不足と同じような時間経過を辿ると考えて居ます。あっという間に、空気が変化するのでしょう。日本人は、あまりにデフレ環境に慣れすぎました。GPIFが株式投資を既に増やし始めていると言う話ですが…、日銀があれだけ国債を買い切っているのだから、0.6%割れが常駐化しています。3%以上に回る株式投資に、資金を振り向けざる得ないのでしょう。日銀のETF買いも、当初は僅かな量でしたが…、ムードが変化すると、一気にマインドが変わると思っています。

カタルの考えている展開が訪れるとすれば…何処かの時点で、株価の上昇スピードは上がり、一気に2万円台もあり得ます。その時は、野村などの証券株や三菱UFJも大幅に水準訂正をするでしょう。もう直ぐですからね。建設業界の人手不足は震災直後から発生していました。既に日本は構造改革を終えているのです。不動産は、収益還元法価格と言う採算利回りに合った価格に落ち着き、通常は下げないのに…金融庁が過度の減損会計を求めたのですね。だからダヴィンチが消えました。

サラ金の武富士が消えJトラストやアイフルが育ったように…この減損会計の強引な手法は明らかにやり過ぎだったのです。だから2006年時点まで不動産も、急速に真空地帯を改善するのですね。1300兆円の逆襲の第一歩が始まります。この真空地帯の駆け上がりが、第一歩です。リートはPFIだと言う夢の部分はもう少し後になります。だからケネディクスは1万円なのでしょう。まぁ5年は、覚悟しなくちゃ…駄目でしょうね。でも5年で10倍から20倍なら悪くありませんね。その第一弾がこの年末年始に訪れます。期日面からみると…やはり8月にも始まるそうに見えるし…。一所懸命に、その相場の下準備をしている印象です。

相場のリズムは、007やJ・TECへの循環に移りそうにも感じています。両銘柄は他の銘柄に比べ先駆しており、既に目先の売り物を吸収し調整を終えているように見えます。この辺りが…動き出すと、夏枯れなんか…なさそうにも見えますね。でもカタルは甲子園に頃に、良い思いをしたことがないのです。サマーラリーと言いますが…そんな経験があったかどうか…。夏は毎年、閑散としているのが、今までの経験なのですね。やはり分かりませんね。今のところは調整の兆候は見られませんね。ただ人気株に追随できない銘柄が多くなれば、やがて調整は訪れると考えて居ます。今日の日本通信や化工機(富士通も同じです)だけの動きは、ある意味で危険信号とも言えます。先駆し、調整完了組銘柄にリズムを戻せるかどうか…。果たして、どうなるのでしょう。七夕なのに…東京は雨が降っています。

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投稿者 kataru : 2014年07月07日 10:58