未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年07月08日)

かたる:今日の寄りは面白い現象ですね。日本通信や化工機は買い気配、アイフルは売り気配でケネディクスも窓を開けて下げています。まぁ、直ぐに寄るでしょうが…。アイフルも、ずいぶんと上げましたからね。300円割れからのスタートですから、既に短期で2倍以上ですね。通常、この棒上げ状態なら…何処かで調整局面を迎えます。でも此処からが…面白い筈ですね。カタルは当初から4ケタ級を想定しています。でも現状の相場がアイフルに劣るケネディクスの方が「資質」は、上だとも述べています。アイフルの方が相場は綺麗に立ち上がりましたが、その理由は、昨年の夏以降の展開にあります。昨年夏以降、カタルは、何度もケネディクスの619円抜けに、賭けていましたからね。最後はご丁寧に、年末の540円台も買っていたわけです。しかしアイフルのチャートをみると、それほど、しつこくないですね。この違いが200日移動平均を超えてからの…値動きの違いですね。もう一つは、仕掛け人である参加グループの力の違いです。

確かに…アイフルは休みを欲しており、少し休むのでしょうが…。この程度じゃ、カタルが述べたミクシィや日本通信からの…バトンを受け取れませんね。人気株のバトンの意味を感じるのは、もう少し後でしょうが…。この休みの過程を丹念に拾うのが正解だと思っています。アイフルは、相当の人気株に育つだろうと考えています。相場を知らない輩は、目先の値動きに、一喜一憂するわけです。確かに、「夏枯れ相場」をカタルは懸念しています。しかし、果たして起りえるのかどうか…定かではありません。いくつかのパターンが考えられます。最も強いのが、前から言っているように一旦、アイフルからケネディクスに繋ぎ、やがて野村証券などの本格上昇に繋げるパターンです。

この発想の可能性は高いのです。つい先日まで、雇用の確保が優先され、派遣社員の処遇が問題化されていましたね。たしか昨年の話ですよ。ところが、今日の日経新聞には「内定学生 引き留め躍起」の文字が躍っています。つまり日本人は、完全にデフレマインドに侵されているのです。このアレルギーは、金融政策の追加緩和を求める声が、市場にあることからも…分かりますね。人手不足なのに…追加緩和? 今の危険ファクターは、明らかに「人手不足」ですね。その為に収益が悪化し…資材高なども加わり、マンション価格の高騰が心配され、売れ行き不振になると言う危惧が生まれています。こんな間違った論法がまかり通りなんて、馬鹿な…単純に考えれば分かります。市況が上がれば…既存の物件の価値も上昇します。だから持っている資産価格は、上昇しているのですね。何十年もかけて、住宅を供給してきた量と、新規に売り出す経済価値は…どちらが多いのですか? 単純な回答ですね。

識者は、来年に日経平均株価18000円などと…常識的な事を述べていますが…。どうでしょう。マインドの変化が、秒読み段階に入っているようにも見えますね。カタルは述べています。やがて三菱UFJが、4ケタ相場に突入すると…。この手の大型株が、いよいよ人気になる場面が「内定学生、引き留め躍起」の見出しを見て想定できますね。野村証券でも構いません。証券株の方が値動きは良いでしょう。4ケタを…あっという間に超えると思います。一体、その現実は、いつなんだ? と問われるでしょうが…、人間心理の変化など読めるものではありません。言えているのは、日銀当座預金には110兆円ほどの資金が眠っているのです。そうして10年物国債の金利は0.56%と言う事実ですね。まるで弾薬庫で、たばこを吸いながら散歩をしている様な感覚ですね。日本人は完全に自信を失い、萎えていますね。男は立たねば、使い物になりません。ハハハ…。

ITバブルのような、馬鹿な様相にはならないでしょうが…今から相当のスケールの相場が見えるようで…楽しみですね。この主役がケネディクスになると…カタルは思っていますね。スターに相応しい株です。でも…ね。相場はそんなに簡単に、イメージ通りに移行しませんね。故に調整の時期も下値も読めません。神様ではありませんからね。おそらくアイフル、ケネディクスから、本流の流れに復帰するパターンが、可能性も高く本筋でしょう。異次元緩和の意味を、市場関係者は、もう一度、噛みしめさせられる事でしょう。

どうして、株で儲けられないのか? 多くの人はデッサンを描くことが出来ず、そのシナリオを信じることが出来ないからです。通常、僅かな調整でも心が揺れますね。少し株が下がると、売れば良かった。…とか、心が揺れますね。以前、マイクロソフトで大儲けした、名前はSさんだったかな? OLの話をしました。彼女はマイクロソフトの株価も知らなかったのです。担当のセールスも米国株なので、年寄りだし…全く知りませんでした。だから、数年以上でしょう。10年近く株を買ったら…放って置いたのですね。土地が下がり、そろそろ自分でもマンションが、手の届く値段になってから、それを頭金にしてマンションを買おうとしたのです。ところが換金化してビックリするのです。青山の一流高級マンションを買っても、お釣りが山のように来たのです。知らない方が良いのですね。

20年以上に及ぶ、デフレは様々な構造変化を日本に迫りました。あのJAが組織改革ですよ。驚きますね。人手不足は良い事ですね。だから付加価値(GDP)が上がらないと…錯覚していませんか? 確かに人口が減ればGDPの成長は、稼ぐ人が減りますからドンドン増えませんが…、一人あたりのGDP水準を上げればいいのです。労働集約型の産業は要りませんね。スマート・コミュニティーを発展させ、単純な労働産業はなくせばいいのです。それこそ、中国などの新興国に生産を移転させ、彼らにやってもらえばいいのです。スマフォの購入などで、貿易赤字? 我々は、もっと高付加価値商品を高く売ればいいのですね。カタルが007に、惹かれている理由が分かるかと思います。この手の組立ソフト産業は、年率15%程度の成長分野ですが…もっと日本人の生活にスマート・コミュニティーを取り入れれば…、世界をリードできますね。

NSWのジオフェンス(GPS利用ではありませんが、同じことです。)は、渋谷観光協会を通じて、実験しているアイディアはなかなかですね。人々の購買意欲に直接、訴えるわけです。橋梁の安全度をデータ管理できれば…地方自治体は効率的な資金運用を出来ます。古い順に建て替えしなくても、使用度を加味した耐久度を合理的に計算でき、効率的なお金の使い方が出来ます。電子カルテを整備すれば、無駄な投薬が減り医療費の増大を防げます。セブンイレブンの弁当廃棄コストは、一体、いくら掛かっているのでしょう。クラウド管理を徹底すれば、生鮮食料品の効率化に繋がります。物流管理もそうですね。クラウドの進展は、我々の生活効率を圧倒的に高めます。だから富士通やNECが買われる根拠があり、NSWは4桁なんてもんじゃ…株価は収まらないでしょう。

カタルは何度も述べています。高い所は買う必要はありません。下げてきたらポツポツ買えば良いのです。一度に買わずに1000株買うつもりなら、まず100株を買いなさい。そうして10回に分けて、時間をおいて買い続ければ、失敗の確率は大きく減りますね。ケネディクスも同じです。一度に買わない、一度に売らないのです。我々は神様ではありませんね。所詮、馬鹿な欲に駆られた人間です。目先の欲に振り回される哀れな動物なのです。

自分を過信せず、自分の力量に溺れず、粛々と行動すればいいのです。非常にいい相場ですね。残念ながら目先筋が多すぎて…投資と言う観点を持っている投資家が、日本には少ないですね。だいたいGPIFの年金運用者が素人です。簡単ですね。日経平均採用銘柄からROEが高い順に並べ、業績動向や配当利回りの観点から吟味して、銘柄を組み入れればいいのです。ROEが高いと言う事は、効率的な運用をしているのです。0.56%の国債運用益より、ずっと効率的な運営をしている会社は、たくさん存在しますね。そうして、その株を下げたら買い続ければ、あなた方の資金量なら、確実に日本全体が浮上しますね。だって常識で考えてください。0.56%の資金が、15%以上の効率投資に向かうのですから…何倍の資金効率になりますか? 社会全体が変わり始めますね。

株価が上がったROEの高い企業は、もっと高い効率投資をめざし投資を行います。だんだんROEを基準とした、産業変化が日本国全体で加速されていきます。そうなると、そこで働く人はみんな高給取りになります。一人あたりのGDPは、自然に上がります。国債偏重の投資を、金融庁はこれまで強いて来ました。「株は危ない、減損会計だ!」だから日本は、非効率になったのです。GPIFを初めとする効率投資の輪が広がれば…やがて日本のスマート・シティーに、一直線です。世界は日本モデルを続々と採用するでしょう。人類は宇宙に、投資をするようになります。カーボンナノチューブを用いた宇宙エレベーターも、やがて開発されるでしょう。スタートレックの世界ですね。その第一歩が…信用創造なのですね。

確かに、目先は夏枯れ相場は予想されますが…。そんなに落ち込まない筈です。何故なら僕らは、既に免疫を持っているからです。だから既に、抗体が出来ているのです。仮に下げる場面が在ったら、今回は絶好のチャンス場面になるのでしょう。下げないかな…。楽しみですね。暴落は予期してないから、困りますが…ある程度の下げなら大歓迎ですね。遼君は優勝できて、ステップ・アップできるでしょか? 通常、調整は、次のステップ・アップするための壁でしか、過ぎません。

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投稿者 kataru : 2014年07月08日 10:41