未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年07月14日)

かたる:果たして…今週は落ち着くでしょうか? 昨日、書き忘れたのですが、重要なことは1月の下旬は、株価が急落しており2月4日に、一発目の下値を叩きます。その後、ほぼ2か月間は、下値で株価は低迷しており、4月11日、12日には全体の調整が完了したのでしょう。この期日絡みの動きから見れば、仮に、夏枯れ相場に入っても…10月の半ばには、一連の動きは終了しますね。米国は決算動向を気にした展開でしょうが、日本の場合、この1Q(4―6月)の発表段階では、通常は足元の業績がどんなに好調でも、通期の増額修正をしません。概ね、3Qの場合は、既に期が終わりに近づいているので、通期の見通しを引き上げるケースは多くなります。ただケネディクスは、12月決算なので、今回は米国同様に2Qになります。

日本の稼ぎ頭の自動車は、既に米国需要回復も株価に織り込まれ、大きな変化率が生まれません。世界一の市場である中国市場の動向が、一番、注目されます。マツダはフォードから独立し、生産体制が確立された頃です。トヨタは、PM2.5問題からHV車の需要が多く見込まれ、税制優遇なども期待されているようです。今、急ピッチで量産体制を整備している段階ですね。ただドイツはサッカーと同じで、強いですからね。

シャープは、注目されますね。増資懸念は、依然、残りますが、社長は否定しています。ヨーロッパの太陽電池絡みで、特別損失を計上するように…足元も業績は好調です。サムソンの減益がよく話題になりますが、基本は中国の携帯各社が、立ち上がっています。格安スマフォを含め、中国勢の技術水準も高く、アップルとサムソンの二強体制が崩壊しつつあります。小米科技(シャオミ―)は、なんと倍増ペースで伸びていますね。ツガミの決算を見ても好調さが窺えますね。このスマフォには、シャープのIGZOが使われています。このような背景があり、シャープはアップルの出資分を買戻し、自由に液晶を量産し、販売したいわけです。財務内容は弱く、脆さがありますが…シャープには仕手化する芽がある訳です。

冒頭に書いたように、8月に入れば…株価は、落ち着くでしょう。押し目買いを狙っている人は「夏枯れ相場」が本格化する可能性もあり、慎重に行動すべきでしょう。でも概ね、最初の一発目が、下値となる可能性は、高いのですね。残念ながら、外人投資家も夏休みに入るので、例年、夏相場は大きくなりません。これがこれまでの経験則です。全体が力強く上昇するような相場は、期待できないと思っています。あるとすれば、小型現物株か。一部の仕手化した銘柄に限られるでしょう。先駆した007やJ・TECも候補の銘柄で、アイフル、ケネディクスも、チャンスがあり得ます。ただ大きく株価が上昇した日本通信などは、相場も終わりに近づいています。絶対に下がったからと言って…値惚れで買わないことです。買いたいなら6か月以上待ち、来年になってから買えば良いでしょう。

今週は何処で株価が落ち着くか…を、観る局面でしょうね。カタルは下値を提示していますね。アイフルの先日の25日線移動平均株価は575円近辺でしたが、今日の段階では584円になっています。1日4円程度、上昇していますね。おそらく、この初押しは買い場になると考えています。この銘柄もケネディクス同様に、天井は高いですね。だから買わなくても良いですが…空売りだけは、避けられた方が良いでしょう。ケネディクスとチャートは良く似ており、共通項も多いですね。

ケネディクスは、どんどん支援材料が表面化していますね。国際金融都市構想は、前からありますが、東京都知事が表明し、具体化するのは初めてです。舛添さんは仕事が出来ると言う評判でした。カタルの個人的に知り合いの「言葉」です。彼は優秀な官僚ですから…それも直接、舛添さんの仕事ぶりを見ています。だから期待しています。この構想を少し補足しなくてはならないでしょう。カタルは日本も移民を、ある程度、受け入れるのだろうと…思っています。カタルのマンションにも、インド人が住んでいます。家賃はカタルの場合、17万円ほどでしょうか? 故に、インド人も会社の社宅扱いなのでしょが…家族で生活をしているのです。

カタルは娘が、ロンドンで生活するようになり、ロンドンの生活事情も関心を持ってみています。イギリスは欧州景気に先駆して、地価が上昇し始めたのです。最近は利上げを指摘されていますね。ロンドンは優秀な移民が集まった国際都市です。世界中から色んな人種が集まり生活をしています。おそらく東京の地価も、ロンドンと同じように急上昇する素地を持っている訳です。オリンピックの工事が本格的に始まる頃、かなりの需要が見込めるでしょう。東京駅周辺を1日かけて歩けば…、その辺りの事情の実態が、よく分かると思います。このような現実が、やがて株価となって表面化するのです。株価が10万円になると言う事は、人件費を含め、全ての物価水準が、二倍以上になるのでしょう。何も税金を払い直接、東京の不動産を買わなくても、ケネディクスを買っておけば…同じ効果が得られますね。NISAで、株を買っておくことです。100株でも良いのですよ。毎月、100株ずつ買えば良いのです。積立預金のつもり…でね。

労働で得た対価より、資本取引で得た対価の方が、7倍の効率があると学者先生が述べていました。目先の値動きに、一喜一憂するのではなく…時代の流れを感じた投資を心掛けてください。大河ドラマも面白くなってきましたが…、必ず、誰にもチャンスはあるのです。そのチャンスを自分の物として、生かせるかどうかは…その人の運命です。信長が死に、この好機を生かせるかどうか…。秀吉にそのチャンスを生かせる度量があるかどうか…なのですね。でも多くの人は、チャンスを迎えても現状維持なのです。結局、何も行動をしない人が、多いのですね。だから一生、普通の人なのです。チャンスを迎えたら、行動しなくてはなりません。その時は、がむしゃらに…猪突猛進ですね。どうせ人間、いつか死ぬのです。ロマンに賭け、生きるのは…人間らしいと思っています。失敗しても…その過程が、また面白いですからね。

勿論、どんな行動にも…リスクはあります。ある日、突然、車に撥ねられ、死を迎えるかもしれません。末期がんの宣告を受けるかもしれません。でも一所懸命に生きれば、いいのでしょう。後悔をしながら、死を迎えたくないですね。まぁ、人生観は、人それぞれです。自分が選択すれば良いのです。選択は自由ですからね。株で儲けるのが難しいのは…自分の力量を推し量ることが、難しいからです。どんなに良い情報を手にしても…人それぞれ成果は違います。それは自分が持って生まれた器の違いでしょう。小さいころから培われた生活感は、人それぞれ違います。ソフトバンクの孫氏は、おばあちゃんの残飯集めのリヤカーに乗った年少時代があるから…、現在のように、大会社の社長に成れたのでしょう。彼は、最初の1億を糧にして飛躍できたのですね。シャープの佐々木さんからのプレゼントです。あのヌルヌルとした感覚が、彼の人生観となって、活かされているのでしょう。

株式投資も同じですね。所詮、自分自身との戦いなのです。

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投稿者 kataru : 2014年07月14日 10:48