未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年07月18日)

かたる:もともと予想していた夏枯れ相場、しかしカタルはあまり下がらないと…と考えて居るのです。その理由は売り物が、一旦、今年前半の下げで消化されており、あまり残ってないからです。最大懸念のアゲマゲドン・リスクが消え始めており、人手不足が懸念されるほど…需要は回復しています。昨日は「鉄建建設」などが、品川開発やJR羽田新線構想など…を背景に、賑わっていたようです。基本的にカタルは、建設株は、長らく相場らしい相場がないから、買いだろうと思っています。失われた時代で淘汰されましたからね。しかし今日の日経の商品市況欄の鉄スクラップの買い取り記事を読むと、建設従業員の不足から、建設用資材の需要が低迷していると述べられています。つまり利益が直ぐに増えないのでしょう。

ここ半年程度の話し、じゃないでしょうか? この人手不足の話が台頭したのは…。それまでは契約社員の条件闘争の話しでしたね。それが、いつの間にか…正社員化が加速してきて、一気に人手が足りないと…変化してきましたね。この体制に日本全体が対応できていないのです。今まではデフレギャップがあり、需要不足・供給過剰と散々宣伝され、経営者はその対応に追われました。おそらく日産自動車のマーチの生産移転は、きっと、やり過ぎだったのでしょう。輸送費がどれほど、かかるか分かりませんが…利幅が少ない車を、タイで生産して日本に逆輸入するほど…日本は物価が高いのでしょうか? だんだん中国企業と日本企業の人件費ギャップは、なくなっていますからね。村田、ファナックなど国内生産組なんか、円高の悪環境下でも利益を計上していました。

カタルは土地などの資産上昇が、急激に起るのではないかと…考えています。この人材不足と同じように…既にボトムを叩き、日本全体が完全に変化したからですね。日本人と言うのは、画一化教育を受けているので、一斉に動き出します。だからイワシ民族と揶揄される訳です。株式市場もそうですね。人気株の動向など見ると…、一つに群がり…群れを外れた銘柄は、一気に人気を失います。カタルは空売りをしませんが、きっと儲かるでしょうね。でもそのような一時的な変化で、企業業績の動向は変わりませんね。だから、その銘柄が買われる背景を、よく理解して置く必要性があるのですね。そうすると…株が下がっても買いたくなるばかりなのです。問題は自分の力量を見極め、無理をしない事なのです。どの銘柄が良いか?とか…の銘柄選別など、あまり意味がありません。どの銘柄も1年の内には、2割や3割は上下します。

ここ2日間のケネディクスの出来高は、1000万株を割れてきました。この銘柄にしては珍しい現象です。実はカタル君は、既に評価損の段階になりましたが…未だに利食い水準の買い値のものを抱えています。でも買いコストは400円台の前半ですが…。流石に、300円台の買いは、既にありません。今では儲けと言っても、ほとんど儲けらしい儲けはありません。その玉も、あと僅かしか残っていません。このような点を考えると…当初、考えて居たカタルの夏枯れ予想は、値幅的には良い所に来たかな…と考えて居ます。問題は日柄なのですね。カタルの想定では、8月上旬にも整理を終えることになります。アイフルも本日は25日線乖離が、初めてマイナスになりましたね。ただ75日線や200日線の乖離は、まだ、だいぶ開いています。まだ2週間ですからね。本格的な夏枯れ相場の可能性も残っていますが、そんなに心配はいらないと考えています。だって1―4月まで下げ相場で、5月21日辺りからの上昇ですからね。この上昇の意味は、上がる為の下準備でしょう。この次の上昇波動は、今回の下準備が出来ていますから、スピードが速くなる筈ですね。

良いですか…。今から提言しておきますが…、次に利食いになるようになったら、ヤレヤレと売るのではなく、逆に買い増しですからね。おそらく日経平均株価も、新高値を大きく更新する場面が、近づいてきていると思っています。野村証券や三菱UFJなども水準訂正をする筈です。かたるは現時点で、かなりのボリュームアップの相場を想像しています。リズム的にみると、意外にサマラリー的な感覚で来るようにも思いますが…。カタルは、これまで経験があったのかどうか…。夏はいつも駄目という概念は、完全に植え付けられていますが…。サマラリーの概念は、全くないですからね。

実は15日の日に、カタル君はケネディクスを479円の指値と488円の指値を朝から入れていました。両方とも売れましたね。この488円が売れた意味は面白いですね。7月8日の寄り付き値です。その為に、昨日は467円を買い、今日は455円を買っています。まぁ、基本的に持ち株数を増やしている訳ではありませんが、ひょっとすれば…今日の454円の買い物は、筋に近い買い玉ではないかと考えています。きっと、まだ買いたかったのでしょうが…意外に売り物は、切れているのでしょう。最近は板状のみせ玉も薄いですね。100万も買えば…あっという間に飛ぶような錯覚さえ感じます。

実は昨日、久しぶりに007のIRを覗いたら…会社説明会の様子がアップされていました。34分だったかな…。皆さんも聴いておくといいですね。カタルの印象は、新社長、佐野さんの印象は、好感が持てるものでした。おそらく、この8月で業績の底入れを確認できるのでしょう。HEMS関連の「電力の見える化」は、都心のマンションでは差別化できる「ウリ」になります。カタルに5人程度の営業員が居れば、売り上げ計上10億程度なら、直ぐに達成できるように思いますね。簡単ですよね。東京のマンション業者を、セールスすればいいのです。社長は経産省に行き、補助金を獲得に動けばいいのです。政治家も絡め…そうすれば、一気にHEMSは実用化の段階に入ります。実は東京電力がスマートメーターを設置し、効率的な電力配分の実証実験を、エナリスと共にやっています。佐野さんは営業活動がしやすいように、バックボーンの整備に動けばいいのです。補助金を取り付け、東電との共同実験を進めるのですね。もし東電との間で電力料金のサービスが受けられれば…更に営業活動がしやすくなります。東電も実験データが豊富に欲しいのです。佐野さんが、そのような器かどうかは分かりませんが…。

先日、新聞を読んでいたら東芝が、冷蔵庫の中身が見える製品を発売していました。スマフォで冷蔵庫に、何が入っていたか…カメラ画像を通して、きっと見えるのでしょう。これに関与しているかどうか分かりませんが、説明会でも、同じようなことに触れていましたね。QBも順調に広がっている様子です。自動車分野の参入障壁は、安全性を求められるために高いのですが、一度、採用されれば、半永続的に採用が続くものです。実はこの説明会で、カタルが考えていた事にも、触れていました。クラウドサーバーにデータをアップロードする際に、データの事前処理する可能性を指摘していましたね。ここで、おそらく007のSQLが力を発揮するのでしょう。更に、収益化は遠いのですが…やはりカタルの心を動かしたのは…気象データの話です。007が持っているクラウドプラットホームを利用していると述べていましたね。東大、KDDI、ウエザーニュースなどとの共同作業ですが…。まさに魔性の魅力です。何か、ワクワクしますね。もっと買いたいけれど…カタルの力量じゃ、寝かせるお金を、どんどん増やす訳に行きません。でも惹かれますね。カタルは知れば知るほど…虜になって行きます。これは既に、「病気の域」です。今日は安いから買おうと思ったけれど…自重した次第です。何しろ貧乏人だからね。

カタル銘柄に指定したものは…基本的に安くなったら買っておけば、また必ず上がります。だから株が下がれば、チャンスなのですね。下がれば下がるほど魅力は増します。問題は自分の力量を知っているか…どうかなのです。下値などは神様じゃないから、分かりませんね。そんな事が分かるなら、とっくに南の島の王様です。だからカタルは何度も分けて、売り買いをするのです。カタルだって本当は…520円前後のケネディクスを、もっと売りたかったですね。あの時の評価益は、みんな幻に消えました。下手糞ですね。夏枯れを予想しておきながら…。まぁ、こんなものでしょう。ウクライナのマレーシア航空機撃墜は不幸な事故ですね。「全ての道は、ある程度ロシア人に帰結する」との報道もありますが、どうなるのでしょう。米国はこの事故を利用するかどうか…。欧米の対応は割れており、日本も北方領土が絡む話になります。安倍政権にとってチャンスになるかもしれません。「災い転じて福となす」と言う諺もありますからね。それでは…また明日。

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投稿者 kataru : 2014年07月18日 11:05