未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年07月22日)

かたる:このところ深夜遅くまで、全英オープンをみていました。遼君は残念ながら久しぶりの勝利にも拘らず、予選落ちでした。不思議ですね。松山君の方が既に実力も実績も上なのでしょうが…、何故か、人気は、遼君の方が依然、高いようです。昨日は今場所、金星二つを獲得したエジプト出身の「大砂嵐」と、新星のように現れた人気力士の「遠藤」が対決しました。勝敗は遠藤らしい勝ち方でしたが…、最近では大砂嵐にお株を奪われる場面が多いですからね。勝てなければ、何れ、人気も冷めます。既に、「逸ノ城」(十両三枚目)と言うモンゴルの新星も登場しています。モンゴル勢は相撲界を支配しそうな勢いですね。幕内六枚目の「照ノ富士」と言うモンゴルのお相撲さんも強いですからね。

株式相場も同じです。スター株が登場しないと…人気の持続はなくなります。みんなが心惹かれるスター株の存在が必要なのですね。本当は誰もが参戦できる大型株のスターが存在すれば、株式市場の活気も高まります。昨日、バブル相場に突入する前段階でNTTの上場と言うイベントがあったと話しました。誰もが参加する「政府お墨付き」と言う誤認が生んだ結果の人気だったのでしょう。このNTTが、バブルの切っ掛けに一つになり、歴史的なバブル相場に突入したのです。その相場が、今回の…日本の「失われた時代」に繋がりました。NTTの上場は1987年ですが、その前から下準備はありましたからね。しかしNTTが、市場に火を付けた印象は、否めません。

市場は今年前半のスター株、日本通信の後釜を探しています。日本通信では小さ過ぎますからね。今日から一部の銘柄で、呼び値が変更されました。銭の単位に戻るとは…。誰の為の仕組みの変更なのか…。残念ながらカタルには、この制度改革は理解できませんね。異常なプログラム売買は、増長させるのではなく制限すべきだと考えています。小手先ではなく、本物の改革を求めたいものです。先ずは、実質的に倒産している東電を上場廃止にすべきですね。辛い選択でも筋は通さねばなりません。しかし東証は役人組織ですからね。取引時間の延長が話題になっているようですが…ネット・トレイダーの増殖かな? 夜間にすれば、株式取引の一般化が進むのでしょうか? 松井など…は、業績アップになるでしょうが…流動性問題などを、どう考えるのでしょう。今でも一部の勢いを、抑えることが出来ないですね。多くの銘柄が「オモチャ」にされて終っています。新規上場株をみれば分かります。

カタルは値動きだけの売買動向をみると…悲しくなります。昨年の新興御三家など…僕には理解できないことが、最近の相場には良くありますね。今日は鉄建ですが…、鉄建建設の過去最高利益は1996年の27億87百万円です。一株利益17円ほどしか行かない株式をおもちゃにしても、上値は知れていますね。仮に高採算の受注を獲得でき、2倍の34円としても、PER10倍なら340円で、PER15倍なら510円ですから…成長性を加味しても、上値は知れていますね。モノには、全てに常識と言うものがあります。だから四季報をみただけで、大概、上値は想像がつきますね。そんな成長が見込めない株が、スター株になる道理がありません。だからカタルは、鉄建は「パス」ですね。良くやる奴が居るな…と冷ややかな目で見ています。

むしろ読めないのは…富士通の方ですね。此方は既に過去最高を更新する可能性がある会社ですが…、クラウドは何度も言うように、これから時代の波がやってきます。問題は捨てきることが出来るかどうかです。先日、半導体から撤退していました。でも富士通も保守的なカラーですからね。カタルはIRの時に訪問したのは、ずいぶん昔の話ですが…社風が変わったのかどうか…。まだまだ上値が期待できますが…、カタルは、今は、調整が必要だと考えています。しかし、コマツ型に成長する可能性は…非常に高いのです。コマツは2005年春から、株価の上昇角度を変えました。富士通も、来年か再来年には、きっとコマツのような…人気株になるだろうと考えています。でも今は、休むべきだと思っていますが…。

鉄建も、確かに追い風の時代的な要素はあります。まぁ、建設株全般にそうなのですね。だから、カタルはある銘柄に注目していますが…どうも確信が得られませんね。株が大きく上がるためには、いろんな要素が必要です。可能性が存在するだけでは、どうかな…と考えるのです。その株は100円台なのですが…先日からチラチラしています。時々、こうやって原稿を書いていると、新しいアイディアが閃くときがあります。この株は、先週だったと思いますね。確か…。証券マンなら既に買っていますが、貧乏人のカタル君には手を広げるユトリもありませんからね。今の所、やはり「1300兆円の逆襲」に勝るものなど、見当たりませんからね。「信用創造」は日本経済の発展に、絶対、必要なのですね。人間の気持ちが変わるのです。

今の日本は、買ったものを、買った値段で売れない時代なのですね。土地は特にそうです。流動性が全くありません。これじゃ設備投資も、なかなか起りませんね。1000億円かけて新工場を建設した瞬間に、1000億円の損失を抱えるようなものです。日本人は木造の文化の為か…、「レストア」と言う概念がありませんね。古い建物を一部は残しますが…姫路城などは例外の部類でしょう。丸の内周辺の古い建物は、ほとんど全部を変えますね。あの歴史的な郵便局も、大半が壊されました。でも欧米は文化遺産として守っていますね。日本は中古市場の売買も余りありません。でもグローバル基準は、ものを大切にしますね。最近、車のレストア番組をみていると…特に、そう感じます。

今週は、既に、年初めのご祝儀気分も冷め、一気に売り物が減ります。2月4日に最初の下値を叩きましたから、8月上旬には、新しい動きが生まれるかもしれません。その次は…3月20日ですかね。そうすると9月の下旬になりますね。さてここは、無理をせずに様子見が、正解でしょう。余程、余力のある人は、下値を丹念に拾えばいいのですよ。カタルは当初から、この程度の調整幅しか…念頭になかったのです。ほぼ、値幅での調整は終了し、この程度だろうと踏んでいます。…がしかし、日柄整理がまだ必要なのですね。だからボックス相場に入るのでは…ないかと思っています。今年は1―4月まで下げ波動でしたから…、既に「夏枯れ相場」と言っても、大きな値幅調整はないと思っています。むしろ秋から予想される新波動に向けた準備が、そろそろ行われるはずですね。見ていれば分かります。強い株価は、必ず下値が切り上がります。だんだん玉が吸い上がるのですね。しかし上値を追うような買い方はしないでしょう。

今日は書きだしが、遅れました。最近パソコンがおかしいのです。毎日、更新プログラムをダウンロードするのです。他はすべて正常に動くのですが…最初は大きな変更があり、分割して更新プログラムを読み込んでいるのかな…と思ったのですが、こう毎日続くと、やはり、どこか異常なのでしょう。原因がサッパリわかりません。ネット上で調べたのですが…なかなか参考になるのが載ってなく、困っています。トホホ…何しろ素人ですからね。それでは、また明日。

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投稿者 kataru : 2014年07月22日 11:52