今日の市況(2014年07月24日)
かたる:今日はダルビッシュがヤンキースと闘っています。既に、珍しいボーグとホームランで2点を取られましたが、今は雷雨により試合が一時、中断しています。昨日は、豪栄道が白鵬を破り、相撲も面白いですね。何でもそうですが、興味を持ち真剣に見ていれば…どの競技も、面白いものです。先日、昔のお客様に誘われて…わざわざ、2時間ほどかけて横浜郊外の鮨屋まで飲みに行きました。その彼が、最近、凝っているのが大学野球だそうです。贔屓の大学が勝ち負けするたびに、一喜一憂するわけです。今度、海外遠征の合宿まで参加するとか言っていましたね。もう完全に一体化しています。
でも面白いものですね。対象は…何でも良いのでしょうね。カタルは、基本的にNHKのBS放送しか見ませんが…まだ中途半端ですね。それでも最近は、MLB関連の番組を見るせいか…少しは日本人以外の選手も知るようになって来ました。何でもそうですが、仕組みを知れば知るほど、面白くなってきます。歴史もそうですし…趣味を持つのは、きっと良いことなのでしょうね。これまでの人生は、株の事しか考えてこなかったので…違う世界があるんだな…と思うようになって来ました。
株も奥が深いのですね。最初はチャート論を勉強します。カタルも証券マンの若年社員の頃は、株価チャートの勉強をよくしました。本屋さんに行けば、必ず、株の本を買いましたね。だんだん景気循環と株価の事を知るようになり…、今度は基本的な政策、金融政策や財政政策が、どのように株価に影響を与えるか?その事を勉強するようになります。こうなると、発表される統計数字が気になるようになります。この辺りまでは一般の証券マンレベルでしょうか…。カタルは、既に10年以上、毎日、レポートをこうして書いています。文章にすると言う事は、自分で調べて納得しないとなりません。
だから日経新聞の記事の裏を取るようになります。新聞が使っている資料の元を探るのですね。大概は官庁の統計資料がニュースになっています。その統計資料を自分で検索し、エクセルに落とし、グラフを作成すると…掲載された記事との違和感を覚えることが良くあります。何故か? 採用する時間軸が、違うからですね。同じデータ数字でも、時間軸を変化させると受ける印象が大きく変わります。つまり作者は、自分の主張に都合のいいデータを探してきて、こじつけているのです。この作業を10年以上、毎日続けると…それなりに…見える景色も違ってきます。
例えば、今日はアイフルが下値を切り下げて、当初予定していた25日線を下回っていますね。571円を簡単に割れて、今日は558円まで入っています。カタルはケネディクスと共に取り上げていましたから、当然、アイフルが下げればケネディクスも…と、連想するわけです。しかし3つの相違点がありますね。アイフルの方が強かったのですね。故に乖離も広がっていました。もう一つが、先日(15日)の反発です。あの反発はシコリを深くしました。更に最近、ケネディクスには、いくつかの支援材料が表面化しています。皆さんには分かりにくいでしょうね。例えば、今日の日経新聞には不動産会社の起債の記事が多いですね。不動産開発が重なり、資金が必要なのでしょう。つまり市場にはどんどんと資金が流入し、活性化している訳です。このような現象は、株価に直接関係なく目立ちませんが、重要な要素ですね。業績の根幹にかかわる現象だからです。果たして452円を割れずに、ボックス相場を継続できるか? それとも水準を切り上げるか? 非常に興味があります。
おそらくアイフルは、筋の仕掛けでしょう。仕掛け人、本人が買いながら、空売りしていたのでしょう。往復で値幅を取ろうとしているのでしょうね。チャートをみると、次は540円処は、一つの節目、更に500円割れラインもそうですね。日々線では75日線が毎日、3円ほど上昇していますから、この上昇を待つ形になるのかも知れません。
一方、ケネディクスは200日線ラインの攻防で、次の変化日は75日線が200日線を下から上に突き抜けるGCが変化日になります。その辺りが狙い目なのでしょうね。調整は需給バランスを改善させ、手替わりを呼びます。投資家層が拡大するわけですね。昨日、J・TECが、何故か大幅高しましたが…カタルは先日、買ったばかりなのですね。もう少し買おうと…下値に指値を入れていたのですが…。突然、株価が跳ねました。007も最近は、強く見えますね。なかなか下げません。おそらくケネディクスも更なる下値を買えるかどうか…仮に買えずに上に行くようなら、今度は、上を追わねばなりません。500円を超えた辺りから…買う株数を減らしていましたが、今度の上昇は増やす番ですね。
でも、カタルの現状は、依然、夏枯れ予想なのですね。クラウド絡みの株価は強いですが…もっと休めばいいと思っています。節操がないですね。短い休みだと天井は低いですよ。うどんは、こしを強くするために、何度も足踏みを続けますが…株も相場の腰を強くするためには、調整過程を確りと経験した方が、相場の天井は高くなります。昨日、書いたように、日本は失われた時代を経たので、今回の相場の天井は、非常に高いのでしょう。間もなく、グランド整備が終わり試合再開のようです。11:05から再開です。
良いですか…。この調整過程を、よく観察する事です。下値が切り上がるようになれば、買い出動せねばなりません。なかなか変化のポイントは、分かり辛いですが…、先ずは持ち株を利食う事ですね。何度か利食いしても、更に上に行くようになれば…姿勢を転換して、買い展開すべきですね。1度や2度、売ってみることです。買いたいのですが…利食いをするのです。利食い玉が切れて、損切りの買いばかりなら、空売りでも良いですね。そうして調整過程を眺めていれば…いつか分岐点が来ますね。まぁ、一応は、先ほど話したように変化日も頭に入れておきます。ポイントになったら買い参加することもあります。ケース・バイ・ケースで、投資家それぞれの力量により、売買手法は変わりますね。何も株が、棒上げに上がるのが一番という訳でもないのでしょう。それでは、また明日。
投稿者 kataru : 2014年07月24日 11:09