未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年08月21日)

かたる:お盆が終わり…間もなく日本は秋風が感じられるようになるのでしょう。昨日は広島の方で不幸な災害があり、ご冥福をお祈りします。しかし朝日新聞の報道によれば、1999年にも31名が死亡、1名の行方不明者を出したと言います。この事件を切っ掛けに、土砂災害防止法が制定されたのにも拘らず…再び犠牲者を出していると言います。問題は此処ですね。住民の避難訓練などの行動規範が、おそらく潜在意識に刷り込まれていなかったのでしょう。訓練不足なのですね。日本は戦争もそうですが、多大な犠牲を出しても過去の検証が充分になされていません。人間は間違いを犯し…選択のミスをすることは良くあります。この事は仕方ないでしょうが…、同じ間違いを、二度も、三度も冒す事が問題ですね。ただ犠牲者には申し訳ないですが…、カタルは、決して行政の責任ではないと思います。雨が降れば…1999年にも同じ事故があったわけで…当然、自分の身は自分本人が守るのが当たり前です。行政に責任転換するメディアの報道は慎むべきでしょう。

同じように、シリアで日本人が拉致されたと言います。彼には申し訳ないですが…本人が危険を承知で行っている訳で…大使館は当然、日本人の生命を守らなければなりませんが、努力しても失敗したら仕方ありませんね。あくまでも自己責任です。日本人の危機意識が如何に希薄か…。我々の生命や財産は、先ずは自分自身が守るべきなのです。決して他人の責任ではありません。健康管理も含め、全て自己責任です。メディアの大衆迎合主義は、いい加減に…ウンザリします。安倍首相の危機対応が問題化されていますが…まったく問題はないと思います。程度が低い政治家ですね。それよりも重要なのは、消費税の引き上げで、景気の回復が遅れていることが問題です。今日もコンビニ売上の数字が出ていましたが…現在は非常に、際どいですね。

カタルは1%ずつの段階的な引き上げが正しい選択と述べていました。デフレからの脱却は大きな流れの体制転換ですから…方向転換するまで、巨大なエネルギーが必要になります。しかし一度、軌道訂正できれば…かなり長い期間、確りした成長を遂げることになります。今は、長い「失われた時代」からの体制転換期ですから…、なかなか簡単に方向転換できないのですね。だからアベノミクスとアゲマゲドンの綱引きが、必要以上に行われます。日本人の意識転換が起こるかどうか…。問題は日本人の意識変化です。お金はあります。キャッシュ・ポジションは、空前の規模で積み上がっています。後は行動を起こす為の原動力である、人間の「希望」であり「夢」を、如何に育むかです。

この意識転換が、株価でもあります。どうしてバブルが発生したか…NTTの上場が切っ掛けになったのです。119万7千円だったかな? 抽選で当たったNTT株が、いきなり160万から200万、300万円と上がる成功体験が、人々の大胆な行動に火を付けた訳です。本来、政策当局はこの現象を見て、引き締めに転換しなくてはなりませんでしたが…澄田元日銀総裁は、浮かれていましたね。資産価格の上昇を見逃していました。それも借り入れによる資産上昇です。今はお金があっても資産が下がっているのです。利回り採算にも合うのですよ。株式だって3%台に回る株が、ゴロゴロしています。それにも拘らず、0.5%の国債を買うのです。イールド・スプレッドの感覚が、全くありませんね。本来なら、これほどの利回り格差があるなら、当然、資金移動が起こります。それを拒んでいるのが、長い失われた時代の間違った認識が、日本人に刷り込まれているからですね。

連発して間違った選択をする政治の決断が重なり、どんどん景気が悪化します。実力もないのに…縁故などの村論理で人事が決まり、適任者が排除されました。その為に大胆な行動が必要なのに…誰も責任を恐れ、挑戦しませんでした。その清貧思想を増長させたのは、冒頭の事件などに対するメディアの報道姿勢にあります。新聞やテレビの責任者は、本来なら監獄入りですね。どれだけ、彼らの報道姿勢が日本人を苦しめているか…。良く自己反省すべきです。まぁ、カタルも、似たようなもので他人批判は出来ませんが…。株式投資も自己責任ですからね。切っ掛けは、カタルが与えたかもしれませんが…選択したのは読者本人ですからね。でもカタルも、反省はしています。カタルの発想は、常に、これしかない…との発想です。今、展開している筋書きも…日本が復活するためには、先ずは信用創造の復活が必要で、それからスマートコミュニティーへの投資が、不可欠だと述べています。この路線を外せば…再び低迷の時間が長引くことになります。問題は未来の政策の選択なのですね。

カタルの描いた主張が正しいかどうかわかりませんが…ミスのない選択をして欲しいと願っています。さて…ケネディクスの5000万株に迫る信用買い残は、必ず大きく減ります。株式投資の基本は、少数派しか儲けられないのです。大衆が儲けられないように、株式相場の仕組みは構築されています。だから基本は人気の逆の行動をすればいいのです。カタルは、年初ではありませんね…。あれは3月以降ですね。日本通信を買い、ソフトバンクの空売りを提唱していました。…が、しかし、今は逆の行動を支持していますね。大きく評価された日本通信を売り、評価を下げたソフトバンクの買いを支持しています。今日は、余程アイフルを買おうかどうしようか…迷いました。しかしカタルの選択は、ケネディクスの買い増しでした。

実は18日に寄り付きから買い増しに転換しました。…いや、こんな事を書いている場合じゃありませんね。今、郷里の新潟選出の日本文理が、富山商業を破り9回の逆転ホームランを決めました。シーソー・ゲームの展開で、ラジオを聴きながら、株価ボードを見て原稿を書いていたのですが…。富山は、隣の浜ちゃんの出身です。ライバル対決ですね。浜ちゃんは、きっと悔しがっているでしょう。これは運が向いてきたかな…。人間の感情と言うのは、面白いものでしょう。高校野球とケネディクスの株価は、全く因果関係はありませんが…、カタルはこんな風にも、運命を感じるのです。

実は…今日はケネディクスにとって、大切な日なのです。その為に無理をして買い増ししたのです。寄り付きと、昨日後場の攻防のポイントの459円の指値を、寄り前からしていました。此方の指値も買えたようです。これで株価が上がれば…カタル君も、再び自画自賛が出来ます。8月7日だったかな? カタルは一度、下値が見えなかったけれど…418円で買いを入れようかどうか迷い、結局、買いを見送った経過があります。担保率の関係で見送ったのですね。でも結果論ですが…良い選択眼でしたね。このまま上がればの話ですが…。

どうして、本日の株価が大切か?
カタルは大量の信用買い残が消えるためには…棒上げの相場が、必要ではないかと思っているのです。丁度、最近では…化工機のような展開ですね。あのような棒上げに、人間心理は買い増しをする事が出来ず…、逆に空売りしたい心理になります。これが人間です。だからカタルの予測のように…、全体もそろそろ転換、早ければ、ソロソロと述べていた所に…、生まれたケネディクスに、期待がかかりますね。鉄建建設は駄目ですが…ケネディクスなら、チャンスがあります。カタルは未練たらしいのか…未だにアイフルにも執着しています。ソフトバンクと共に、この3銘柄を中心に関心を持って相場を見ていますね。当たる訳がない、勝手な推測ですが…希望的な観測を持って相場を眺めています。

さて、おまちどうさまです。昨日の三菱UFJが、どうしてケネディクスの大株主になったか…。当然、買っている当事者に聞かなければ、真相は分かりませんし、当事者が真実を語るか、どうかも分かりません。しかしカタルは、三菱UFJが本格的に動き出したと考えています。三菱は基本的に、明治の時代に土佐の出で、政商とも言えるでしょう。つまり、今の政策当局の中枢に位置している銀行です。日本が政策転換する時のリーダーなのですね。この歴史観は揺るぎません。最近の海外のM&Aの主役の座に位置しています。ソフトバンクやサントリーなどを含め、タイのアユタヤ銀行への出資など…基本的に日本経済を引っ張るリーダーです。本来なら、三井住友銀行がケネディクスのメインだと思いますが…、三菱UFJは総資産経営を実施しており、日々の商売も絡んだ行動を取りますね。サントリーのジムビームの買収は、単独では明らかに博打です。しかし三菱UFJには、米国のユニオンバンカル銀行が子会社にあります。つまり総合的に採算が合うから、融資で利益を上げなくても、複合的に利益が上がると判断したのでしょう。

ケネディクスへの投資も、同じ発想なのでしょう。ケネディクスは過去の失敗から、ノンリコースでの融資を増やしています。本来は時代背景から考えれば、レバレッジを高めるべきなのでしょうが…慎重ですね。ノンリコースは対象担保の権利を諦めれば…元本の返済は免除されます。つまり値下がり損失は、銀行の負担になります。勿論、エクイティーを最低20%以上は…?取るのでしょうが…、あるいは30%程度かも知れません。しかし…この事は、ケネディクスのバックに、三菱UFJが融資すると言う証に、カタルには感じられます。ほら…ここで、先日の報道を連想してください。自民党が預貸率の低い銀行に対し、ノルマを掛けると言う報道がありましたね。銀行が、銀行として役割が機能してないのです。糸は繋がりますね。つまり信用創造機能が復活するのですね。分かりますか?

ずっと、カタルはケネディクスが歴史的な相場に突入する時代背景を解説しています。地銀のリートの購入から、実際の利益が、どうして生まれるか? 企業業績の読みは時代の先読みですね。しかし…未来の政策の選択が違えば…当然ですが、カタルの選択も誤りになります。こんな事は常識ですね。ベンチャリは見事に失敗し40億円を失いました。カタルは時代背景を語っており、後は、読者の選択なのです。三菱UFJが母体になれば、もっと有利な条件で、ケネディクスはいくらでも資金を得ることが出来ますね。あとの業績数字は、レバレッジの掛け方次第です。年率20%は確実でしょうね。しばらくは…。やがて10%に落ちるでしょう。しかし当面は、20%でしょう。何故なら、レバレッジを掛けるからです。不動産などは環境さえ合えば、100億円単位で、いくらでも利益を作れるのです。そうじゃなければ…、米屋の倅が、日本の大会社まで成長は出来ませんね。森ビルの前身は…たかが米屋の倅なのです。

カタルは現在、都市整備公団の賃貸暮らし…。だから、マンションは買う金がないから…仕方なくケネディクスを買っている訳です。同じことなのです。ケネディクスなら5万円からオーナーになれます。しかし実際のマンションを買おうとすれば、最低5000万円程度の資金が必要ですね。同じ効果なのです。果たして、今日は関門の472円をクリアできるかどうか…。ケネディクスの当面の関門は472円ですね。これをクリアしたら、次は488円です。この3つの壁を一気にクリアする事が出来るなら、棒上げ相場に突入ですね。株価が上がれば、上がるほど、信用買い残は、激減していきます。その為の下準備に時間をかけて、昨年から、永遠と準備してきたのです。カタルはステートストリートと同じ間違いをしましたが…日本再生のためには、信用創造は不可欠の課題なのです。野村証券も三菱UFJも同じことですね。読者それぞれが、自分のリスク許容度の範囲で銘柄を選択すれば良いのです。それでは、また明日。

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投稿者 kataru : 2014年08月21日 11:08