今日の市況(2014年09月02日)
かたる:流石だな…と、自画自賛したくなるほど、相場が見えているのかもしれませんね。…と言ってもカタル自身は、売り買いに参加していませんが、ここ数日の化工機の「売り残」からみた相場の二段上げを、事前に予想していました。熊谷組型(昨年9月の揉み合い)を想定していたような、展開になって来ましたね。ただ目先筋は構いませんが、普通の投資家は避けるべきでしょう。単に空売りの踏み狙いの展開か…と思われます。日経新聞を読んで、今日は跳ねるんだな…と思いましたが、信用取引の解除基準は、色々あるのでしょう。たぶん公平だと思うけれど…、日本は分かりませんからね。前から作為的と思っていましたが調べた事もありません。勉強家なら…僅かな儲けのチャンスが、此処にもあるのでしょう。空売りの恐怖は尋常ではありませんからね。買いはゼロになれば、お終いだけれど、売りは無限です。この心理が恐怖(パニック)を生むのです。
さて、こんなバカ株の事例は、どうでも良いのです。確かにカタル君は150円の時に、カタル銘柄候補として推奨したことがあるので、まだ持っている人が居るかもしれないからフローしているだけの話ですからね。読者の人は、もう終わりにして下さいね。そりゃ、相場だから4ケタまで行くかもしれませんが…この跳ねで終わりにして下さいね。何故、カタル銘柄としなかったのか? 理由は、株価に見合う業績が期待できないからですね。遙か遠い未来ならいざ知らず…。少なくとも、今回の相場が終れば、2年から3年程度はお休みでしょう。カタルの知らない何かが…潜在的にあるなら、話しは別ですが…。
カタルは先日、鉄建とケネディクスを比べ、チャート論を展開しました。鉄建は、その後も右肩上がりで…最後の飛びが、きっと、あるのでしょう。やはり4ケタの可能性は、否定できませんね。空売りの人は、注意した方が良いですよ。この株も業績面の裏付けは、決して生まれないでしょうが…、なかには、こういう事例もあるのですね。「空売り」を、どうしてもしたいなら、今は…避けられ、完全に相場が終ってから、やればいいのです。
さて読者の中で、小野薬を手掛けられた人も居るようです。この株は博打ではありませんから、鉄建のような相場は期待できませんが…、昨日、一昨日、大幅陽線の後の小さなコマが連続しています。1週間程度続く可能性がありますが、追撃買いですからね。怯んでは駄目です。もう新高値は決まっているのです。のんびりやれば、いいのですよ。近いうちに、もう一段高しますよ。きっと…。誰も、未来の事は分かりませんが…、チャートはそう述べています。このチャート論は、キャリアがものを言いますが…、いくつか確率の高い上昇パターンの形が、あります。あくまでも確率論の話ですから、中には例外もあるので…絶対と言う訳ではありません。例えば小野薬と共に注目しているS君も、良いチャートの形をしています。この右肩上がりの下値の切り上げは要注目です。
今日、相場が強く見えるのは…おそらく「見える手」政策への期待なのでしょう。既に自動車販売に観られるように、明らかに消費増税の反動減が確認され、これから在庫調整が本格化する可能性も、指摘されています。果たして、市場の期待に、日銀は応えるかどうか…。この3日、4日と、日銀の金融政策決定会合が開かれます。一昨日の滝田レポートの思惑は、如何に…。と言う所ですね。
賃上げされたボーナス商戦は、既に結果が出ています。明らかに賃上げを上回る物価の負担が大きく、消費は手控えられていますね。カタルは見せかけの回復と述べましたが、自動車販売も、軽自動車が中心なのです。一度、試乗してみればいいのです。高級車に…。やはり1千万以上の車は、300万程度の車と比べ、乗り心地が格段に違います。車などせいぜい1億円止まりですが…、高級車が地方で売れるようになれば、バブルでしょうが、人手不足と言っても、昔のイメージの人手不足と違うのですね。デフレ・モードの人手不足なのですね。通常の経済下での人手不足と…明らかに違うのです。この辺りの見方に於いて…、カタル自身の解釈も、今まで…間違えていました。メディアの報道が、片手落ちですね。コンビニの売れ残り商品を、アルバイトに押し付ける行為などが、完全に消えていないのです。おかしいですね。日本全体が、明らかに狂っています。
やはりニトリではなく大塚家具で、量販店ではなく百貨店ですね。以前、話しましたね。高島屋で、高級ワイシャツを作った話を…。サイズが合わなかったので、文句を言ったのです。普通はいくら高級シャツでも…手直しして持ってきますが、高島屋の対応は違いました。寸法を間違ったシャツを手直しし、更にもう一着、新しいシャツを作って、二つ持ってきたのです。これには…カタル君も驚きました。糸の細い高級綿のシャツは、まるで絹と同じ肌触り…確かにシャツで3万円を超える値段は高いですが…。やはり良いものは、良いのです。車も軽より高級車です。きっと、景気の波にも、ランクがあるのですね。デフレ下に、慣れ親しんだ日本人は、感覚が完全にイカレテいます。バブルが、何故、悪いの? 世界の文化遺産は、みんなバブル期に造られているのです。経済が栄えた絶頂期に、文化の華が開くのですね。モーツァルトも貴族に生活を支えてもらったので…名作が生まれたのです。
先ずは金融力です。金融が栄えないと、経済は発展しませんし、文化も生まれません。今は時代の変遷期です。SFの世界に向けて、馬鹿をやる環境が必要ですね。いい加減に、清貧思想を讃えるのを止めて、みんなで馬鹿をしましょうね。カタルのような馬鹿が、豊かにならないと、新しい文化は生まれませんね。何をやるにもお金がかかるのです。だから金融株が上がるパターンが、本物の相場ですね。三菱UFJは、今でも4ケタの実力が充分にあるのです。年金担当者は、金融株だけ買って置けばいいのです。利回り採算に合う株を買って、損をする道理がありません。
日経を批判するわけじゃないが…日経と野村の結びつきは強く、今日は「すかいらーく」を持ち上げていましたね。馬鹿高に思えます。外食でPER30倍? 明らかにどうかしていますね。きっと、あの記事は、書かせられたのですね。なんらかの「借り」があるのでしょう。僕らは、自分の価値観をしっかり持って、その考えを貫かねばなりません。社会が…市場が気付くまで…じっと耐えるのです。我慢と言う教育こそ、子供に一番、必要な教育なのでしょう。親は子供を甘やかしてはいけませんね。人間も犬と同様に、完全にルールが身に付くまで、訓練が必要なのですね。ドック・トレーナーのシーザー・ミランの番組を見ていると、実に学ぶことが多いですね。最近のお気に入り番組です。孫が出来たら、我慢の美徳をしっかり、諭したいと思っています。
良い相場環境が続きますが…これからですからね。例えば、昨日の日経新聞の夕刊に「リートは物件取得が鈍る」と報道されています。リートは利回り採算を求められます。東京では、既に4%を割れているのでしょう。しかし地方は、依然10%台が、ゴロゴロしています。更に20%台もあるかもしれません。しかし流動性はなく危険なのです。でもこの動きが、正常な動きなのですよ。湖面に石を投げ入れれば、波紋は静かに広がっていきます。やがて波は岸に達し、また戻りますね。今の現象は、まだ、ほんの…はしりですね。それでは、また明日。
投稿者 kataru : 2014年09月02日 11:21