未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年09月03日)

かたる:昨日は組閣に絡む市場観測もあったようですね。厚労省の大臣に塩崎さんが起用されると噂され、彼が年金改革に積極的なので、GPIFの運用姿勢が変わると言う読みがあったそうです。株高の背景を解説する方も、いい加減ですからね。しかしカタルの日銀説の方が的を得ており、塩崎説の方は、大衆受けの眉唾報道に感じられます。誰が買うとか…と言う需給の話しは、本来は意味がありません。確かに需給バランスにより株価は動きます。しかし株価の価値を決めるのは中身ですからね。素人が躍るような解説は慎むべきですね。でもそれが市場ですからね。それに官僚の結束は固く、政治家を見下しているのが実情です。やはり優秀な人間には敵いませんね。最後は論理で勝てるかどうか…。ただ官主導の選択は、これまで間違い続けて来ました。なかなか時代観と言うのは、余程の経験を積んでないと磨けないものなのでしょう。更に組織を逸脱する行動は、とれませんからね。行動が伴わなければ、意味はありません。更にその行動を、軌道に乗せるのは、もっと難しいのです。

このGPIFに絡む記事が今日の日経新聞にも載っており、今年前半の買いがGPIFの買いと言う観測記事が…間違いであったと日経新聞は、自ら認めていましたね。カタルは、あの時は、「共済の買い」を支持していたのでしたが…。結局、新聞記事も観測記事が多く、いい加減だと言う事です。良いですか。日本人はロボット教育を受けているので、根が正直者と言うか、従順なのです。悪く言えば単純なのです。だから自分でよく考えないとなりませんよ。カタルの原稿を含め、「疑いの目」を持って、読むことが大切です。なんでも…そうですね。こんな事は、改めて述べることではありませんし、常識ですからね。自分の身は自分で守るのです。生命も財産も…。国なんか、信用しては駄目ですね。人間は弱いもので、追い込まれれば、なんでもします。殺人だって、人肉だって食べるのです。所詮、動物ですからね。

今日の報道で、サブプライム・ローンの話が報じられていました。米国の自動車ローンの話ですね。この話は重要なのですが…感じて貰えましたでしょうか?2面の掲載でしたね。日本は現場に踏み込み、徹底した清貧思想を強要しました。UFJ潰しは、その事を示しています。あれで、心ある金融マンも、全てイエスマンに変身しました。だってUFJが潰されるなら、みんな例外はないと思いますね。意見対立が生まれる余地がなく、あなたの考えはおかしいと…物が言えなくなりました。金融庁の強権政策ですね。

しかし米国は経営方針を巡り、自己資本比率などの問題提起をし、ルールの厳格化を迫りますが、自主的な行動まで縛ってないようですね。この報道はその事を示しています。日本ではあり得ませんね。採算に合おうが、合うまいが、金融庁基準に反すれば、全て不良債権認定です。ダヴィンチの退場は、その事を示しています。しかしサブプライム・ローン復活は、たとえ自動車ローンでリスクは低いと言っても…金融サイドに決定権があるのでしょう。市場経済の国らしい選択ですね。

カタルは金融危機時のルールを巡る課徴金の追徴が続いており、米国経済の立ち上がり度合いを心配していましたが、このような報道をみると…あまり懸念をする必要がないかも知れませんね。だからFRBが引き締めても…米国金融の打撃は少ないかもしれません。むしろ正常化へのステップ・アップへ、転向できるかもしれませんね。カタルは米国も日本と同様の間違いを犯す可能性を、非常に気にしています。故に、このような記事に過敏に反応しますね。通常、記者のような反応を示すのですが…、この記者の論調は間違っていますね。多くの人が間違うのと…一緒の考え方です。大相場の後で、値惚れで株を買うような物事の考え方です。こんな表現で、どれだけの人に、カタルの真意が伝わるかどうか…少し難しい問題だから、基礎知識が必要ですからね。

さて皆さんの関心は、ケネディクスかな…。いくつかのパターンが考えられますね。昨日の動きで、一気に488円の壁をクリアしました。故に、完全に上昇波動に入っていますね。更に「立ち上がり型」の様相も見せています。先日来、板状況が枯れていると指摘している様に、玉が沈んでいるから、昨日のような動きになります。今日もそうですね。カタルは公約通り、先日、貧乏人の為にリスクヘッジした玉を、買戻ししています。今日は495円の始まり…と読んでいましたが、イワシ民族らしく501円で買っちゃいましたね。仕方ありません。カタルの読みは495円でしたので、490円にも、485円か、480円か迷いましたが、結局、480円にして、買い指値を朝から入れてあります。また買えなければ、上を買うしかありません。どっちでも良いのです。所詮、株数勝負ですからね。あまり下にブレルことは想定していません。

一気型の立ち上がりが一番強いのですが、ヘッジファンドの関与の仕方が分かりませんからね。更に、明日、結果が分かる日銀の動向も見えません。何しろ…日銀様は、景気回復に自信を持っていらっしゃいます。しかし自動車販売をみると…在庫調整のパターンに動く可能性もあり、反動減が長引くことになります。でも、どちらかと言えばカタルは、日銀派です。既に日本経済は大丈夫だと思っているのです。この辺りがケネディクスの相場だけではありませんが、全体の市況にも影響を与えます。

結果は分かっていますが、途中のプロセスの読みは難しいですからね。一気型にすれば、信用買い残は、激減して行きます。しかし他の形もありますね。日本通信のイメージですね。丁度、今年4月に、その形が生まれています。500円台から619円の壁を抜けるまで、時間をかけながら緩やかな上昇もあり得ます。今のところは、この二通りを考えています。勿論、こんな予想は、なかなか当たりませんし…あてになりませんよ。こんな事は常識ですからね。カタルは、神さまではありませんからね。貧乏人だから保険料を払わされるのです。…と言う事は、相場が下手だと言う事です。

今日はJVCケンウッドも上げていますね。でも、やはり野村などの金融株も上げています。何度も述べていますが、本格的な二段上げの上昇パターンも、あり得るのですよ。野村証券をはじめとする証券株から、三菱UFJなどの銀行株ですね。カタルは、この年末年始、本格的な株価上昇パターンも想定しています。保守的な人は、三菱UFJで充分ですね。更にこれまで飽きるほど…カタルの戯言を聴いて、金融株を持っている人は利食いを急いでは駄目ですよ。今回は大きく飛ぶ可能性があります。基本的に2012年11月からの相場の再来をイメージすると良いのでしょう。果たして政策支援があるかどうか…。明日、結果が分かります。日銀が動かなくても、大きく下がることはありません。

確かに黒田さんが指摘するように、日本経済は既に上昇し始めています。消費増税をもう2%引き上げても、おそらく大丈夫でしょう。理由は、既に資金移動が始まっているからです。その流れの「スピードの度合い」だけの話しなのですね。大きな潮流は、既に変わっています。保守的な投資家は、三菱UFJを買って置きましょうね。間違いなく、3年以内に4ケタになります。早ければ…来春にも、あり得ます。そんな展開になるかどうか…。すべては政策の選択により、決まりますね。信用創造の復活とは、そういう事ですね。金融機関にユトリが生まれると、様々な活動が活発になりますね。007も必ず来るからね。心配しないでね。J・TECも、007もチャートは上昇気配です。007の業績は確実に底打ちしていると思われます。だから下に振れないと思いますが…、何処で買い増すか…割高株だけに悩みますね。

カタルは、何度も貸借銘柄の行方を…気にしていました。そうです、ソフトバンク、アイフル、ケネディクスですね。空気電池の古河電池などの小型現物株では…所詮、市場を引っ張ることは出来ません。やはり三菱UFJなどの大型株が上がるのが筋なのです。そうしてケネディクスなどは、「裏銘柄」と呼ばれる相場の華の一つですね。カタルが本当の金持ちなら、表の銘柄で勝負ですね。野村や三菱UFJを100万株単位で買いますよ。そういう時代観なのです。値動きに魅了されるのは、人間だから仕方ありませんが…根底にある相場観は、確り持っていて欲しいと願っています。カタルは明治維新の話をしており、黒船来航から西南の役の時間経過を指摘しています。同じ時間感覚なのです。

サムライの社会が崩れ、富国強兵に向かう、あの時代感覚のパラダイムショックなのですよ。スマートコミュニティーの進歩は、目覚ましいですね。スパコンが社会の進歩の時間を一気に早めます。臨床など…ネズミの迷路のような実験をしているのと同じですね。スパコンは、遙か上から迷路の道筋が見えるのですね。5年が1時間、2時間に縮まるのでしょう。一気に人類は、宇宙開発に向かうのです。こんな風に考えると…007も有望でしょう。その基礎が、信用創造なのですね。だからケネディクスは大きく上がり、大人気になるのです。こんな事は、もう決まっている事実なのだと…カタルは考えています。

問題は自分との戦い、自分の欲との戦いですね。自分の力量は、自分しか判断できません。証券マンの甘言に乗せられて…などの言葉を良く聴きますが、彼らは商売ですから、当たり前の行動をしているだけの話しです。全ての決断は自分自身がするのです。力量の無い僕は、イヤイヤ…先日、保険料を払ったのです。貧乏人だから…どうしても保険料は必要です。相場観ではありませんね。売買手法の問題です。

最後にファナックの新工場の件ですね。人手不足なんか…問題ではありませんね。おそらく新しい時代が始まるので、少子高齢化の日本は、意外に、環境が恵まれているのかもしれません。若い人が多い国は短絡的ですが…年寄りが多いと冷静な変化になりますね。暴動や革命は起きません。そうして最近は、高齢者に偏っている社会保障費の見直しにも、年寄りは、一定の理解を示しています。

スマートコミュニティーの確立に向かい、医療の情報化、教育の情報化は、二大成長分野ですね。クラウドの考え方は、情報の扱い方に価値が生まれるのですね。例えば…一例を掲げますね。小野薬品の「PD-1モノクロ―ナル抗体」の薬ですが、遺伝子データとレセプト管理を結び付けることにより、医療の効率化が出来るようになりますね。膨大な遺伝子データと組み合わせると、無駄な治療をしなくても良くなり、効率的な医療に結びつき、無駄な医療費を削減できます。ジェネリックがあれば…保険適用なら、全てジェネリックの選択にすれば、良いのですね。クラウド化からの情報管理は、無限の効率化が生まれる宝の山ですよ。塩崎さんは、此処に重点投資しなくてはなりません。果たして仕事が出来るのかな? 教育もそうですよ。タブレットから教育ソフトの開発に力を入れ、はやくモデルケースを作る必要があります。教育のクラウド化が進めば、教育の質の差が生じませんね。それに個人の理解能力に合わせた、的確な教育が実施できます。

日本はスマートコミュニティーの実験の場なのです。その為にはお金が必要ですから、先ずは信用創造なのですね。すべては、それからの話です。それでは、また明日。

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投稿者 kataru : 2014年09月03日 11:20