未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年09月18日)

かたる:先日来、度々登場させているイーロン・マスク氏、昨日は大きく採り上げられていました。NASAがボーイングとスペースXを、次世代の宇宙開発に指名したのです。彼は火星に移住する為に、テスラなどをステップアップにすると言うのです。良いですね。かたるが語る「信用創造」とは、こういう事を意味します。日本の若者に聞いてみれば分かります。うちの息子は現実的な話しかしません。しかも…小さいのです。まぁ、親父が夢を抱く夢想家ですから仕方ありません。きっと、その反動でしょう…。でも社会が追い風なら、多くの若者が夢を抱き、挑戦する筈です。アメリカンドリームは信用創造の賜物ですね。

金融危機と言う壁を乗り越え、未来にステップアップする社会と、りそなの様にバブルの後処理に沈む社会の違いです。日本は黄昏の「3丁目の夕日」に染まる社会ですからね。やはり007のような、夢のある銘柄が大きく評価され、たとえ眉唾でも、チャンスを与える市場が、新たな展開を生むのだろうと考えています。今の日本は何か、やる前から危険を考え、事前に行動を制御する社会です。

昨日のクローズアップ現代で、公共データが持つ夢を描いていましたが…日本は個人情報がどうのうこうの…。個人情報保護法案などと言うバカなデフレ社会を創り出したのは、誰なのでしょう。明らかに社会の阻害要因です。大きな前進の為にはリスクがあるのは当然なのですね。株式投資は、損を覚悟で臨むのです。こんな事は常識なのに…儲かる銘柄を追い求める姿は矛盾しますね。儲かる銘柄を探せば、当然、相対する位置にいるのは、損をする確率が高いと言う事です。だからカタルは様々な銘柄を提示しています。お金を損したくないが、儲けたい人は、三菱UFJ一本で良いのです。これなら配当利回り銘柄ですからね。

でもカタルはハイリスク派だから、今期復配予定のケネディクスを取り上げています。何をやるにも、先ずはお金が必要です。その為には正しい裁定概念が働かないと円滑な資金の流れが生まれませんね。理論通りに投資をして社会から排除される仕組みがおかしいのですね。ダヴィンチの金子さんの悔しさがよく分かります。多少のやんちゃを…どうして社会は許容できないのでしょう。ライブドアの堀江さんは、せいぜい執行猶予でしょう。

それを…村論理で若者を潰すのが、正義なのか? 僕にはさっぱり分かりませんよ、関電の内藤元副社長が91歳になり、1972年から18年間にわたり、盆暮れに1千万円ずつ政界に配ったお金は、国民から搾取したものです。国民をだまし、電力料金と言う形で巻き上げたのですね。この仕組みを守ることが、日本の正義ですか? 本当に呆れます。ソニーの出井さんもスッカリ、村社会に染まり、今では、無配だそうですね。折角の経営資源が…能力のない人間たちのエゴの為に、埋もれています。哀しい現実ですね。キャッシュレス社会を構築すれば、効率的なのは分かっているのに…出来ないのは、きっと村論理の力学が働くのでしょう。

せめて、夢のある企業の株価を、馬鹿高値にして…公募増資と言う形で応援したいと願うのは、株屋の浅はかな夢でしょうか? スペースXにチャンスを与える米国は、日本政策銀行などが蔓延る社会と、明らかに違うものですね。あらら…今日は昨日の株価より、007が安く買えるのに…。ストップ高で買えない時は買い物が集まり、それより安く買える時は、買い物が集まらないイナゴタワー族さんは、どうしたのかな? 早々に息消沈ですか? まぁ、この形の方が良いですね。昨日は、そんなに信用買いは無かったようですね。でもあれは狼煙ですね。何故なら、次の決算で確認が取れると思いますが、明らかにボトムアウトしています。

株の基本を多くの人は、知りませんね。一番大切なのは、「方向性」なのですね。業績と株価の関係ではないのです。現状の株価が割高でも、一番大切なのは方向性なのですよ。これが市場経済の原則です。その伸びる角度を計るのです。「包括的金融政策」の採用で、既に日本の方向性は、大きく変化したのです。2010年10月の事です。そうして2012年11月に、「異次元緩和」でアクセルを踏み込んだのですね。既にかなりのスピードなのです。問題は、エンジンのレッドゾーンまで、回転数を上げるかどうか…。当然、ガラガラポンのリスクが高くなります。今だってカタルは、ルビコン川を渡ったと表現していますね。日銀が国の借金を肩代わりしているのです。この意味を、よく噛みしめなさい。銀行預金や国債は紙くずですよ。しかし株式は残りますね。世界共通のルールです。円はドルに対し劣化しても、資産が裏付けにある株式は円が消えても残ります。ましてや日本の土地は、小松左京の世界の様に日本沈没にならない限り、大丈夫ですね。円が劣化すれば反比例して不動産価値は高まるのですね。こんな事は、小学生で習う「やじろべい」や「梃子の原理」のようなものです。金融緩和は支点を、何処にするかを決めるものです。異次元緩和は、力点を更に強く押したのですね。作用点は経済そのものです。不動産に喩えても良いですね。

株式の上がる銘柄は、上がる前から既に決まっているのです。問題は人間の欲との戦いですね。これが難しい。自分自身との戦いなのです。昨日、007をストップ高で売らなかった人が多いと思います。もし売っていれば、また買えますね。カタルは、証券マン時代、何度もお客様に説得し、昨日は売っていますね。商売も絡むから売っていました。当然、今日は、また買っているでしょう。商売が絡むからです。しかし自分が投資家の立場に立つと、どうでしょう。まぁ、カタルの場合、どっちでも良い株数なので、売らなかったのですが…でも結果が分かっていれば、きっと売っていたでしょう。そうして、今日は買い戻しますね。はい、1か月分の生活費が浮きました。…となりますね。ケネディクスでも同じです。

最終的な目標値を掲げていますが…途中は山あり谷あり、様々な場面があります。そうして、やがて目指す山頂に着くのですね。J・TECにIPS細胞の培養があるとは、カタルは知らなかったのです。だから7万円だった株価が、あの時に88万円にもなったのですね。きっと…。今の株価に直すには1/200ですか…。別にカタル君は、株価高くなったから推奨している訳ではないですね。みんなスタート時点からの付き合いです。最近、J・TECを見直しています。IPS細胞が絡むとはね。細胞培養技術は、野菜工場に似ていますね。人間の臓器製造会社になるかもね。壊れたらパーツを変えれば良いのです。益々、社会保障費が増大しますね。ロボットに働いてもらわないとなりませんね。

当たらない予想を立てれば、007もJ・TECも同じ形に見えます。小さな動きを経過し、確かめながら、目先の高値を再び抜くのでしょう。だから高値を買った人も待っていれば安心ですよ。出来れば…安くなれば、買い増しすると良いと思います。カタルが何度も、「一度に買わない、一度に売らない」と言っているか…その意味が、分かると思います。僕らは神様ではないのです。さてカタルが批判しているソニーをお持ちの人が居るなら…基本的に、ずっとウリです。資産を切り売りしている会社に、明日はありません。一度なら分かります。パナソニックの様に…たしかにパナソニックは松電工があります。でもソニーだって、ソニー生命などがありますからね。まだ豊富な資産があるので、いきなりおかしくはなりませんが…非常に危ういですね。優秀な人は、どんどん離れていきます。経営者が馬鹿だと…サラリーマンは苦労しますからね。社の方針を批判して戦う方法もありますが、末端社員の場合は、時間が掛かります。

ヘッジファンドは、通常、何年も待ちませんね。無配になると…社内規則で株を持てない投資家が多くなります。値惚れで買わないことです。無配転落するソニーと復配途上にあるケネディクスと、どちらが良いのでしょう。基本は裁定取引が出来ますね。ソニーを売りケネディクスを買う、配当と言う観点からみた裁定です。先日の日本通信買いのソフトバンク売りの裁定は、通信料金の変化と言う観点の裁定で、その効果が市場で綺麗に発揮されたので…、ポジションの修正で、今度は、ソフトバンク買いの日本通信売りを述べたのです。事実、その通りになりましたね。ヘッジファンドは、基本的に何でも関連性を餌に、裁定を実行します。市場経済は、このような裁定を実行するヘッジファンドの力で、効率的な社会を模索する為に成り立っていますね。イナゴタワーも、それなりに市場経済に役立っています。

市場には、様々な意見があり、それが見えない形でぶつかり合って、資金配分を決めているのですね。そうして最良な配分を決めているのです。日本の様に官僚様が配分しているのではないのですね。少し、官僚様も、市場経済の力を信じたらどうでしょう。三菱UFJの株価をみれば、明らかに、あなた方の力が、市場経済の力を削いでいますね。だから「流動性の罠」と言う、底なし沼のような状態が続いているのですね。先ずは、信用創造であり、ケネディクスの株価が注目される所以です。007もJ・TECも頑張れよ。

調整の形をテーマに、語ろうと考えていましたが、今日はイーロン・マスク氏の話になっちゃった。明日は、新興御三家と富士通の調整の話しでも…書こうかな…と考えていますが、女心と秋の空とも言いますからね。約束はできませんが…。調整にも色々あります。それでは、また明日。

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投稿者 kataru : 2014年09月18日 10:36