未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年09月25日)

かたる:それにしても…皮肉なものです。前回の時と同じで、このままケネディクスが上がると、前回と同様に買い増し分を投げた瞬間に上がることになります。昨日の投げた分を買い増しすべきかどうか…悩みますね。結果は分かっているのですよ。ケネディクスと言う株は間違いなく、最低4桁から2000円は既に確定しています。問題は上場来高値の4000円台、更にその上の「リートはPFI」と言う日本の構造改革に貢献する成長株のイメージが、好業績時に生まれれば…株価は1万円の掛け声がかかります。それくらいに魅力的なのですね。経営環境は…間違いなくそのレベルです。ただ経営者の努力や市場の環境、つまり政策が株価を左右しますね。でも、その思いを抱き続け既に1年と1カ月を過ぎようとしています。思い返せば…昨年の夏は、何度も619円奪回を夢見て挑戦していました。その度に投げさせられました。今回はこのラインで3回目のトライになりますが…、考えてみればケネディクスは、買って投げ、買って投げの繰り返しです。つまりカタル君は全く相場を見誤っている訳です。トホホ…いつまでも3流域を抜け出せませんね。

多くの皆さんが、良い株は上がると思っているでしょうが…確かに業績が向上する銘柄は上がりますよ。しかしそう単純ではないですね。

カタル銘柄のほとんどは…正常な評価です。小野薬品は高株価の為に選出から外れていますが、どちらかと言えば…割高の部類で正当な株価評価でしょう。現時点では…免疫型の他の制癌剤は、認可を受けていませんからね。今の株価はオプジーボ(ニボルマブ)単独の評価を超えています。007も、残念ながら現時点では、充分に将来性を評価したものでしょう。J・TECも然りです。日本通信と同じで、確実に企業業績は好転するが…見えない利益の伸び方を、確認する必要がありますからね。でも株の魅力はどれも…ピカイチラインです。ケネディクスだけが「見えない利益」の理想買いの段階から、現実的な利益を買う相場の段階に、間もなく入ります。既に三井不動などから見ても割安水準ですからね。

三井不動は、日本でもトップグループの「デベロッパー」です。三菱地所より開発力は評価されるべきでしょう。日本橋界隈に…あれは日本橋室町と言うのかな…。三越前に丸の内に対抗して、都市開発を実施していますね。おそらくオリンピックに絡み、あれは隅田川かな…。日本橋の上を走る高速道路も、地中化されるのでしょう。ララポートと言うのかな…。豊洲のショッピングモール開発も見事です。「キッザニア」など…見事な演出ですね。都市づくりは、非効率に見える文化を如何に育てるか…。新しい価値観を創造しないとなりませんね。基本は食を中心に教育などでしょう。何故、美術館に行くのか? 何故、本物を観るのか…。本物と言われるものばかり見続けていると…、贋作には違和感を覚えると言いますからね。カタルには本物を観る力はありませんが…専門家は良くそう言います。

この三井不動産の企業業績の推移をみると分かりますが…変化率は大きくありません。一株利益の推移は87.5円~91.1円~96.1円との予測ですね。一方、ケネディクスは8.3円~15.1円~18.8円となっています。つまり11.7%-10.5%ですね。201%-25%と四季報予想を元にしても…三井不動を上回っています。それにも拘らず…PERの評価は三井不動産の株価は3340円ですから96.1円を元に34.7倍です。ケネディクスより、3か月も先の予想ですよ。一方、ケネディクスは471円ですから、PER25.0倍ですね。論理的に潜在成長率の観点から見て、こんなバカな評価はあり得ません。通常は成長率が高いものの方が、PERは高く評価されるのです。つまりデフレ経済から脱却できていないことを示していますね。安全性が勝っています。

中には沈む銘柄もありますが…カタル銘柄の大半は、時間のズレを除けば…上がるケースが多いですからね。勿論、手痛い失敗も過去にはありました。トコトン拘りますからね。最後は政策が悪いと…世間を批判するのですから呆れる次第です。常に最善を考えるとそうなりますね。此処の中だるみは…既にルビコン川を渡っているにも拘らず…その認識が希薄だと言う事にあります。一昨日の日経朝刊だったかな…。日経新聞の記者は、日銀が買ったETF株の処分を、気にした記事を書いていましたが…。きっと、あの記者はドン底を味わったことがないのです。

昨日かな…中学生の少女を殺害した母親が、生活苦を原因に子供を殺したと言います。裁判所命令を持った執行官が、家賃未納の立ち退き命令を持って行った時に発覚したと言いますからね。基本は…弱者も生活が出来る社会が望ましい筈です。一方で、一流企業を退職した年金生活者は、一部ですが50万円以上の年金を毎月、受け取っている訳です。彼らは現役時代に積み立てたと言いますが…、実際は現役世代が払っている訳です。JALが倒産する時に、この年金の扱いで揉めましたね。カタルのお客様にもJALの出身の年金生活者が居て…自分達が積んだお金だから…貰うのは当然だと言っていました。しかし、これは誤解ですね。

公的年金は、生活保護費以下の人に限るべきでしょう。企業年金などで50万も貰う人にあげる必要はありません。意外に教職員も…良い年金額を貰います。夫婦ともに教職者と言う人は、大勢いますからね。田舎で裕福な年寄りは、このような世帯です。まぁ、異論は色々あるでしょうが、カタルは基本的に、公的補助は弱者に限るべきだと考えています。医療費もそうです。

おかしな話に飛びましたね。そうです。ルビコン川です。日銀がここまで国債を買い入れたと言う事は…必ず、国は返済しなくてはなりません。買い替えは基本的にご法度ですね。満期を迎えたら…償還せねばなりませんね。途中で経済が改善し国債を市場で売れれば、一番いいのですが…おそらく不可能でしょう。満期償還も怪しいものです。

だから今日の日経7面の「試練の中央銀行」米量的緩和出口の先に…の記事ですが、家計の純資産が、55兆ドルから80兆ドルと1.5倍に増えたように…資産を持つものと持たざる者の格差は開くのですね。もともとベルリンの壁崩壊から新興国の発展は決まっており、それを緩和するために貨幣価値のステップを高めたのでしょう。今度は技術進化を求める温暖化規制、自動車の排ガス規制と同じで…技術進化を促します。中国に成長のコストを負担させるわけですね。戦争による技術進化はご法度ですが…こちらも静かに進んでいます。米国の技術進化の多くは軍事技術開発から生まれていると言われています。

話しが逸れていますが…中央銀行が量的緩和に踏み切ると言う事は、片道切符なのでしょう。必ず、良くなるのです。一気に資産価格は上昇しますね。新興国が追い付いてきたのでステップ・アップするのでしょう。賢い中国人は…台湾人も含め日本の土地を買っていると言います。世界で一番魅力的に見える筈ですね。日本人はなかなか買えませんが…今度、日本人は中国人がオーナーのマンションを借りて、家賃を払うことになるのでしょう。実際に既にオフィスビルなどでは…間接的ですが、外人に家賃を納めていますね。

日経新聞の記者も誤解をする程なのです。それくらいに、僕らはデフレ下に洗脳されているから、なかなか流動性の罠から抜け出せないのです。でも時代は明らかなのですよ。声を大にしている三菱UFJも、既に誰かが玉を拾っていますね。勿論、このグループは、先頃、開かれたG20の合意を知っての行動です。オバマは馬鹿ですね。金融のレクチャーを受けるべきです。きっと余程の頑固者なのでしょう。確かに自己資本比率規制はある程度は必要ですが…10%を超えると言う事は、貸出なら、1/10の確率ですね。全部が無担保ローンと言う訳ではなく、大半は担保を設定している訳です。カタルには十分すぎる…と思っています。

米国も日本同様に…、小泉・竹中改革の強硬論のしっぺ返しを受ける確率は高いですね。カタルは、あの行動が長引く流動性の罠を培っていると…疑っているのです。金融庁は方針転換したそうですが…なかなか数字に現れませんからね。日銀がETFやリートを買うのですから…借金をして資産投資するのが自然の考え方です。故に貸出比率は前年比で5%以上伸び続けるのが正常な概念ですね。ところが…潜在成長率と言われる3%にも満たないのですからね。ケネディクスの株価がもたつくのも…仕方ないかもしれません。

一方、謎は残ります。なかなか減らない信用買い残です。大株主名簿を観ると…明らかに大口が増えており、三菱UFJはまだ載っていませんが…浮動株比率は薄れている筈です。それにも拘らず…買い残が高水準なのは、どういう事でしょう。ヘッジファンドが信用取引を利用して買い入れている可能性も考えられます。5%ルールは厳格に適用されていると思うのですが…実態は分かりませんからね。馬鹿は馬鹿なりに考え、いろんな推測を並べています。あぁ~。馬鹿も考えると、それなりに疲れるのです。パズドラの開発者に悪いですね。僕は、彼らに正当な報酬を払っているのか疑わしいのです。ガチャも…友達分しか回さないし、魔法石も買ったことがありません。それなのに既に1カ月ぐらいになるかな…。ガンホーの株価は537円ですね。今の株価に直すと…20円未満でしたからね。やはり25倍はたいしたものですね。個人投資家がミクシィーなどの二番煎じに溺れるのも分かりますね。

一方、カタルの好きなDENAやグリーは模索を続けていますね。完全に割安株の範疇ですね。カタルは思うのです。ICT教育に特化すべきだと考えています。学研や三省堂などと組んで、世界の子供を相手に商売をすれば良いですね。カタルが田中さんの立場なら、間違いなく成長分野の教育にインターネットを利用しますね。ベネッセと組んでも良いですね。今日も与太話で…ゴメンね。今日のポイントは、成長率とPERの関係ですね。それでは、また明日。

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投稿者 kataru : 2014年09月25日 10:45