今日の市況(2014年09月29日)
かたる:流石…と、言う印象を持っています。孫さんの行動認識ですね。ガンホーの成功に続き、フィンランドのスパーセルを傘下に収めたと思ったら、今度はアニメ作品を手掛けるドリームワークスの買収に乗り出したとか…。ただゲームや映画などの文化的な価値は、個人の能力によるところが大きく、企業価値の評価は難しいですね。所詮は一過性の利益なのです。継続的に同様の人気コンテンツが生まれるかどうかの見極めは…個人差の問題です。カタルはコンテンツ取得に前向きなKDDIを大きく評価していましたが、現状は中途半端な形で推移しています。豊富なコンテンツを、如何に確保するか…。NHKは受信料の法令化により安定した収益確保の基盤が確立し、素晴らしいコンテンツを作り続けています。今日から始まった朝ドラも、その一つ。「おしん」と言うコンテンツは、アジアの人々を魅了しましたね。
最後は、携帯電話もネット、テレビも…文化的な付加価値を、如何に、生み出すかにかかっている…と思っています。優良なコンテンツは無限の資産です。NHKなどの受信料は、もっと安くできるでしょう。NHKの資産価値は、相当なものだと思っています。日本郵政の上場が準備されていると言われますが、国には、様々な資産が眠っていますからね。ソニーは、映画にゲームと…条件がそろっていると思っていましたが、意外にソフトバンクは、一気にこの差を縮めるかもしれません。携帯ビジネスの現状の料金設定は高過ぎると考えていますが、豊富なコンテンツが無料なら安いものです。もっと日本人は、このようなソフトウェア資産に対する価値を、再認識すべきなのでしょう。
やはりNY市場は、気になりますね。乱高下する事に…嫌な空気を感じます。通常、このような形での大幅な上下の繰り返しは、強弱感が対立している現象です。もともと金融機能を軽視しているオバマ政権の認識は、砂上の楼閣に映ります。カタルが証券マンだったためなのか…故に、過剰に反応している可能性はありますが、カタルは追証を通じて「信用力」の意味を、嫌と言うほど…見てきました。昔は信用取引の開始基準が厳格に設定されていました。現物取引が1年以上の実績あり、且つ、多くの証券会社では、預かり資産残高を2000万程度に設定し、投資家保護を謳ってきましたね。年金生活者などの信用取引は、絶対に認められませんでしたね。今では、自己責任原則が常に指摘され、法令の規制である最低保証金30万円が基準になっているようです。
お金と言うのは、いくらでも生むことが出来ます。問題は信用力があるかどうか…。孫さんが、今の様に成功した切っ掛けは、たった1億円の銀行融資のおかげです。その当時は、支店長決済が認められていたからですね。今の時代なら、彼のような形は、どんなケースでも、融資は認められません。本来の銀行融資は、人物本位でお金を貸すのですね。相手を信用しお金を貸すのです。でも今の時代は、厳しいマニュアルがあります。今日の日経新聞に、金融庁の方針転換が書かれていましたが、簡単な事ですね。
銀行の貸出ノルマをかけ、融資の審査基準を緩めれば、いいだけの話です。あくまでリスクは、銀行が背負うもので、国が関与するのは、数千億から兆円単位の融資事案でしょう。それを…たった100億円程度の融資まで、いちいち口を挟み、ケチを付けてきたから、みんな怯んだのです。ある意味、きっと金融庁は人員が過剰なのでしょう。減らせばいいのですね。そうすれば…細かいものは素通りです。
日本には、役目を終え必要がなくなった組織が生きつづけ…壁になっていますね。JAなどの組織は、何の為の存在しているのでしょう。高齢者を集めた農業に、未来があるのかどうか…今まで、何をしてきたのでしょう。要するに、日本には、このようなぶら下がり団体が、大勢、存在するのでしょう。○○協会って、一体、どんな仕事をしているのでしょう。証券界にも、存在します。官と民との橋渡し役なんか…必要なのでしょうか。
今、484円が入りましたね。ケネディクスの話です。今日は、流石に我慢しきれずに、またポジションを戻し始めています。これで今回は3回目の挑戦ですね。今日は寄り付きの490円と、今の所の安値484円に、朝から買い指値を入れていました。484円は入ったかな…。勿論、お約束の500円越えでも、買い増しを続けますよ。
カタルは貧乏人なので、余裕が生まれれば買い増ししますが…。本当は買い下がり、3連騰以上の今日のような場面からは、売り上がりの投資姿勢が正しいのですよ。カタルは貧乏人なので、株価が下がると、大丈夫だと考えていますが…、保険料の意味を込めて、余分に買った分を、損切りしたりしています。仮に、どんどん株価が上がり続けると、更に余裕が増えますから、もっと、株を買い増しする事が出来ます。4ケタ以下なら…、いくらでも、買えるだけ買い続けるつもりです。本当は、このような株価のブレは、金持ちにとってお金を増やすチャンスですね。幾らでも増えます。これが信用力の創造ですね。
株式投資は、基本的に企業業績の動向を見極めて、市場が正当な株価評価するまで買い続ければいいのです。お金持ちにとって、三菱UFJはリスクが少なく、配当利回りで買えますから、しかも…いくらでも資産投入が可能です。100億円程度の資金なら簡単に吸収しますからね。1000億円を超えると…、三菱UFJでも、流石に株価が動くと思いますが…。要するに、理論価格と市場価格のギャップの大きな株を、時代観に沿って投資すればいいのですね。今の時代の主眼は、信用創造とスマートコミュニティーの創設です。
今日だって、金融庁の査定方針の転換が伝えられていますが、国は必死になって信用創造機能の回復に努めています。日銀もそうですね。政策がその路線なら、その政策に乗ればいいのです。世間の人気推移と言うのは、最初は小さな灯で…誰も、その行動を信じないのです。「流動性の罠」とは…そういう事です。しかし、やがて世間一般の認識も変わってきますね。
一例を、掲げましょう。カタルの息子は、一度だけ、学校から呼び出しを受けました。なんと、その理由が、当時、禁止だった携帯電話を学校に持ち込んだと言います。まだ携帯電話が普及してなくて、赤色の公衆電話の時代でした。カタルは学校の先生に学校の方針が間違っている…、NTTは公衆電話を撤去しており、どんどん減っている時代だと言う時代背景を述べ、職員会議で、携帯電話禁止を見直してくれと言ったのを覚えています。何しろ…高校生ですからね。
時代は変化するのです。テレビが始まった頃、役者の中では、俺はテレビには出ないと…映画に拘りを持っていた人が、大勢いたと言いますが…やがて映画は廃れ、時代は変化しました。国が、必死になって信用創造をしようと、株や土地を買っているのです。これで資産価格が上昇しない訳がありませんね。日本郵政の上場は…昔のNTTのような存在になるかもしれませんね。七つ星で収益性を確保したJR九州も上場準備に入っていると言います。
昨日は「税収弾性値」の話を展開しました。確かに、現状は…スタグフレーションと言うアベマゲドンリスクが、まだ存在します。カタルは息子に「借金は財産だ」と述べたのです。そうしてマンションの購入を薦めました。親父は、未だに貧乏しており賃貸暮らしなのに…、トホホ…。はやくケネディクスが1万円になり、息子より良いマンションを一つぐらい買えると良いですね。先ずは、その前に借金を返済しないとなりませんが…。はやく上がって来いよ。貧乏人の戯言は、今日も続くのです。…それでは、また明日。

投稿者 kataru : 2014年09月29日 10:36