未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年10月03日)

かたる:トホホ…。今日も…損切りを強いられ、これで買い増し分より、少し余分に売る羽目になりました。この3回の買い増し分の投げで、3か月分の生活費が飛び…消費意欲が減退するわけです。信用創造とは…こういう事を示します。株や不動産が上がれば、消費支出は増えますが、デフレ環境は全てが縮小モードですからね。逆に株が上がると、含み利益を実現利益に変えなくても手持ち資金で買い物をしますね。当然、旅行もするでしょう。経済全体が膨らみます。「税収弾性値」(コラムで解説)を見ても分かるように…、当初はGDP成長率以上に、かなりの増収効果が見込めます。当然、この弾性値は成長が続けば下がるでしょうが…、それでも損益分岐点の考え方と同じように、経済成長率より改善が悪い訳がありませんね。つまりプライマリーバランスの目標に向け、名目成長率の嵩上げが必要だと言う事です。実質の成長率ではないのですね。物価は上がっても、名目成長率を重視しなくてはなりません。だから国会質問の民主党の実質賃金を主張して生活が苦しくなったから、安倍政権の政策は間違っていると言う論理には矛盾があります。

一部で在庫整理の為に減産調整が始まり、日本経済は岐路に差し掛かっています。一方、米国はサブプライムローンの心配をしているようですが、車は大きな問題にはなりません。自動車販売が9%も伸びているのは、例え借り入れでも…マズマズの形なのでしょう。日本の場合は軽自動車ですからね。既に4割以上だそうです。ただ日本経済は岐路に立っていますが、それほど深刻ではありません。もともと…ドン底の限界値まで落とした岩盤なのです。この意味が解るかな…非常に重要な点です。2009年のマーチの生産移転の決断から、自動車各社は挙ってタイに生産基地を移動させました。これは雇用の空洞化が限界点に到達したのですね。だから日本の銀行が優遇され、免許が下りているのですよ。タイの成長は、日本のおかげです。話がまた逸れますね。

もともと2009年~2010年の生産基地の移動は、行き過ぎだったのですね。だから為替が110円と…この水準まで戻ったとも言えます。日本の構造改革は、完全に終了しているのですね。むしろ行き過ぎたのでしょう。今度は、この水準を起点としてスマートコミュニティーの世界に移行します。ロボットが生産活動をするわけです。問題はお金の掛からないスマートコミュニティーへの環境整備の政策支援のスピードが遅過ぎることです。アベノミクスの弱点ですね。このSFの世界を、よく理解していないように見えます。

もう直ぐ、東京の中央環状線が開通するそうです。昨日のWBSで報道していました。羽田―新宿間のバス運行が、現状は40分だったか、45分だったか…かかるそうですが、この環状線の完成により20分に短縮されるとか…の発言がありました。これを受け、大和の熊谷さんは、年間4兆円の経済効果があると言っていましたね。まぁ、この数字は怪しいものですが…かなりの効果があることは、事実でしょう。仮にクラウド上で交通渋滞情報を管理し、カーナビが空いている道路を選択し、運転者に指示したら…いったい日本全体の経済効果は何兆円になるのでしょう。

先日、久しぶりに皮膚科に行ったら、お薬手帳は…と聞かれました。いちいち貼るのですね。もし健康保険をICカードにすれば…これまでかかった病院の記録から、投薬、健康診断の数値など、直ぐに分かる筈ですね。クラウド上で管理すれば…良いですね。この経済効果は、一体、どの程度なのでしょう。いちいち問診をする時間もなくなります。スマートコミュニティーの経済効果は、計り知れませんね。だから先ずは信用創造の復活で、それからスマートコミュニティーだと…何度も述べています。株の選択は、そのラインが主軸ですね。

まぁ、どっちにしても…基本は、あまり心配いりませんね。在庫調整が広がろうと…一時的な現象です。もともと在庫も、消費税の引き上げを懸念していましたから、そんなに多くはありませんからね。ホンダは…最近の経営者は素質がありませんね。昔は、米国=ホンダだったのですが、今ではすっかり富士重工ですからね。中国にも早くから進出しましたが、日産の後塵を拝しています。きっと経営者の手腕が劣るのでしょう。GMが中国に多額の投資をしますが、車は、やはり中国ですね。米国ではありません。だからスバルは銘柄選別から、当然、外れます。今は儲かっていますが…。

何故、株価の大幅安を心配してないかと言えば…基本であるマネタリーベースを、日銀は増やし続けているからです。桶から溢れる水は…どうなりますか? 必ず周りに零れて…辺りを潤わせますね。これは原理原則です。一時的に株が下がっても…何ら心配は要らないのです。日経平均株価は三尊天井のかたちを形成し、今週は大幅な陰線ですから…、まだ株価が多少は下がり、下値はあるのでしょう。おそらくリクルートじゃないのかな…。募集はどの程度か…、調べたことはありませんが2兆円近い上場規模ですから、10%で2000億円ですね。リクルートはダイエー傘下で、不良債権扱いの担保になっていたので…株式が流動化している筈ですね。これが負担に、ならない筈がありませんね。最近の個人の持ち株が弱く見えるのは…おそらく、この影響でしょう。たしか16日だから…ソロソロ売り物は切れるのでしょう。

心配なのは…前から述べている様に、米国なのですね。カタルは乱高下する現象を見て、明らかに大きなファンドが換金化しているのでしょう。資金の流れが変わり始めているのですね。先日はピコムの創業者がビル・グロース氏の移籍が発表されていました。彼も馬鹿ではありませんからね。なんらかの理由があるのでしょう。小さなファンドに行くそうです。大きいと資金運用が難しいのです。政策の影響をかなり受けますからね。ECBはデフレが深刻化し、量的緩和に乗り出すとか…。経済の基本ですが…、先ずは金融相場がどうして起り、銀行、不動産、証券が3点セットのコンビになっているか? 良くその事を考えて置く必要があります。

日本経済は、湿った枝ですから…なかなか種火の炎が枝に移行しませんね。でも確実に日銀は量的緩和を実施しています。中途半端な形ならスタグフレーションもあり得ますが、不退転の決意なら、絶対に…株と不動産は大幅に上がりますね。これは原理原則の理屈なのです。お金は紙くずで…ハイパワーインフレに見舞われたドイツ、最近ではジンバブエのようなものです。皆さんも預金を下ろし、収益性のある不動産物件を買いましょうね。直接、購入すればいいのですよ。リートなどは貧乏人がやる方法です。金持ちは東京の不動産を買って置けばいいのです。

カタルは貧乏人だから…ケネディクスを買い増し続けます。でも今回は見込みを少し外れ…慌てすぎましたね。でも今回の下げが最後でしょうね。ようやく光明が見えて来たように感じています。追証懸念で投げている人間が言うのは説得力に欠けますが…この形はある程度、想定していました。今日は…今のところ、朝高の後、値段を消し先日の窓を埋めましたね。442円だったと思います。今の株価は…あらら439円ですね。これで窓埋めが完了ですね。形は完成し、もう直ぐ旅立ちですね。また買い増しを…しなくちゃね。此方も日銀同様に不退転の決意で臨めば…必ず、想像以上の成果が得られるのでしょう。

人生は楽しく、冒険をせねばなりません。今日までカタルは玉を外し続けましたが…、仮に400円割れがあるなら…何とか金策をして、現状の株数の2倍から3倍程度の買い増しをしたいものです。お金が用意できるかな…。問題は此処です。トホホ…。午後から天気は崩れるとか…早めに行動をしないとなりませんね。株と同じです。また明日。

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投稿者 kataru : 2014年10月03日 10:41