今日の市況(2014年10月09日)
かたる:米国株はFRBの行動予測で振幅が大きくなっており、日本は在庫調整からアベマゲドンリスクに脅え、欧州は日本化現象のデフレリスクに晒されています。基本的に金融危機の後遺症が続いているのですね。金融機関の内部留保が薄いのです。この点、日本は、早くからバブルの整理を続け、世界で一番強い筈ですが…日本村論理に縛られているのですね。昨日は中村さんと赤崎さんの二人の対応で、この問題を考えましたが、この解釈は難しいですね。現在のアジア戦略へも、政府主導で官民一体の動きにあります。
日本の企業は、どちらかと言えば受け身です。重工が良い事例ですね。昨日は「じんりゅう」の進水式がありました。「そうりゅう」型と呼ばれる原子力潜水艦以外では、世界最大級の最新型の潜水艦です。7隻目の潜水艦ですね。低速走行では2週間以上も水中持続力があると言います。現在は武器輸出三原則が解除され、オーストラリアへの輸出が水面下で進んでいるようです。川重との受け持ち生産は、まるで官製談合を見ているようです。燃料電池の開発も検討されたようですが、資金力の問題で先送りされています。いつも技術進歩には資金力の問題がネックになります。
今日はシャープの8Kの記事が日経に載っていますが…、ハイビジョンからの移行に際し、4Kと8Kのどちらの開発に力を入れるか…経営判断に揺れた訳ですね。ソニーはこの判断ミスが引き金になり、薄型テレビの参入が遅れ、凋落の切っ掛けになりました。経営判断は難しいですね。マクドナルドを見ると…良く分かります。原田さんは良くやりましたね。ベネッセがどうなるか…見ものです。
社長が変わると…社風はガラッと変わります。カタルは現役の頃、社長交代があり、前社長から可愛がられました。辞める時、後任社長に挨拶に行きましたが、彼の将来構想に期待されていただけに…逆の対応でしたね。しかしカタルが歩合生活で大変だと…何処かで聴いたようで…、一度、「社員に戻ってこないか…」と打診されました。しかしカタルの性格ですから、丁重にお断りしたわけです。カタルは社員として、二人の社長しか仕えてないから断言はできませんが、社長の交代は、社内に大きな変化を生みます。だから株式投資にとっても、大きなイベントですから注意してみなくてはなりません。007もそうですね。今回はマズマズの印象です。資生堂は変化をみせるでしょうか…興味がありますね。
今日の新聞を見ると、このシャープのほか、新興御三家のエナリスが日経に載っていましたね。昨日は1100円を割れていたのですね。記事掲載は…実に絶妙なタイミングです。この会社は昨年の新興御三家の中では…カタル好みの会社ですね。ただ今回は兆しでしょうね。たぶん…。省エネ意識が薄れていますからね。同時にSIMロックの解除の話が報道され、日本通信も高いですが、此方は整理が全く進んでいません。一度、人気の灯が消えると…、1年程度で戻る場合は、余程の業績面の裏付けが、必要になります。理想買いから現実買いが、一気に進んだケースとしては、やはりマツダでしょうね。急激な円安が収益の劇的変化を生みました。
ケネディクスに期待しているカタル君の予想が、この辺りの解説をみると…、皆さんにも分かるでしょう。ケネディクスは今期から来期にかけて劇的な数字が出せる形にあります。内部留保と言うか…社長の意向と言うか…。出そうと思えば、いくらでも出せるし…セーブしようと思えば、いくらでもセーブできますね。1兆円を超えるAUMの厚みがありますから…。故に決算数字は、恣意的なのです。一昨年から始まった異次元緩和からの相場は昨年実施と共に理想買いが終わり…二段上げが期待されますが、実態は消費税の引き上げも吸収できないのですね。
原材料費の高騰からの円安倒産が増えていると言いますが…カツカツの状態なのですね。この程度の時間経過を待つユトリが、中小企業にはないのです。円安倒産は基本的に価格変化の対応時間が経過すれば…転嫁されます。丁度、今、話題になっている実質賃金と名目賃金の論争と同じですね。正常な過程への痛みです。名目成長率重視の成長に、異次元緩和で初めて転換したのです。この辺りの認識が、国会議員も株式投資をしてない為か、ないですね。勉強不足ですね。人間の本質を理解していません。今日より明日はよくなると言う希望は、名目成長率重視の政策から生まれるのですね。
ケネディクスの株価がもたついているのは…ここに焦点がありますね。でも追加の金融緩和を日銀が実施すれば…一気にスタートダッシュするのでしょう。500円台は壁らしい壁ではありません。やはり昨年、何度か、チャレンジした619円でしょう。此処を破ることが出来れば…一気に4ケタ奪回に走ると考えています。時間推移や信用動向を考えると、そろそろだと思っていますが…神様ではありませんからね。的確なタイミング予測が出来るなら…、株式投資は、簡単なんですがね。ポイントが分からないから…基本的にドル平均法なのですね。所詮は資金力の問題なのです。
小野薬品の減額修正が伝えられていますが…、この事は、事前に筋は了解済みの話しでしょう。株価との関係です。カタルの好きなパターンは、何れも割高評価になっています。以前は、ケネディクスと株価が横並びか…上だったアイフルの株価が、なかなか止まりません。減益修正を受け…信用買い残が重荷になっているためですね。サラ金規制の緩和の話は、どうなっているのでしょう。冒険できる金を創る為に信用創造は必要で、経済再生にとって絶対な必要条件です。しかし日本は村論理、失われた時代の論理が優先されます。リクルートの上場は、そんな最後の形に見えます。ダイエーの後始末ですね。だから希望溢れる企業で、カタルも好きですが…株価の需給バランスは最悪でしょう。ジャパンディスプレー6740の形が連想されます。まぁ1か月と言う所でしょう。
最後にカタルが、8月の上げを批判していたように…基本的に指数からの先導はないのですね。演出に過ぎないのです。今日の日経新聞に、この事が解説されていました。裁定買い残が積み上がったのですね。僅かなズレなのですが…。仕掛け人もタイミングを外すと失敗する実例ですね。基本路線は三菱UFJの株価だと思ってください。カタルはハイリスク派だからケネディクスを取り上げていますが…、三菱UFJのチャートの形は、今の日本経済の状態を良く表しています。しかし日銀が量的緩和を継続的に実施している以上、確実に実体経済に効いているのです。おそらく黒田さんのインフレ目標は達成できませんから…追加緩和をするのが筋ですが…彼の心の中で葛藤がある訳です。ガラガラポンのリスクですね。これに怯んでは駄目なのですが…早くした実施した方が良いですね。
取りあえず、追加緩和は付利金利の撤廃か、マイナス金利誘導、更にETFの買い増し増額ですね。リートは市場が小さいからね。一応、盛り込んでも飾りでしょうね。ホンダの在庫調整は、早晩、終了でしょう。あの情報メールは、その事を示唆していますね。ひょっとすると…アジアからの生産移転も視野に入っているかもしれません。タイは洪水がありましたからね。追加の設備投資は、この円安では考えにくいでしょう。中国の不動産市況の悪化から景気減速がたびたび指摘されていますが、自動車生産は拡大を続けています。
世界の過剰マネーは、やはり日本ですよね。オリンピック開催も控え、日本が変わり始めている印象を持つのが普通ですからね。だから8月の指数上昇は、単なる打診かも知れませんね。ケネディクスもそうなのです。昨日は、久々にVT指数が5338となりました。3月のラインは此処から1か月ほど叩かれましたね。小さいグラフですが…イメージを掴むために載せておきましょうか…。果たして、どうなるでしょう。それではまた明日。


投稿者 kataru : 2014年10月09日 10:45