未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年10月14日)

かたる:NY市場は大丈夫だと思っていましたが…まさかの大幅安に怯えています。理由は世界景気の減速との事ですが…、カタルはG20の過剰な金融規制が…気になります。同様の発言をシカゴ連銀のエバンズ総裁が『「歴史を振り返ると、流動性のわなに入っている、または入りそうな経済から金融緩和措置を早まって取り除くことは好ましくなかった」と指摘した。その上で、米経済が平常に戻ったと時期尚早に判断して利上げを行えば、すぐに再び引き下げられなければならないという「極めて気まずい状況」に陥る恐れがあると警告した。』と発言されています。大恐慌の立ち上がり後の低迷の指摘ですね。流石、米国です。日本の場合は、実力者が配備されてない為か…金融知識のある責任者の発言は弱いですが、やはり市場原理の米国は違いますね。まぁ、大丈夫だと思いますね。何故、断言できないか? 未来の事は誰も分らないからですね。

一つ言えるのは…このような環境の中から生まれる人気株は当面のスター株に成りえると言う経験則ですね。ケネディクスにも可能性がありそうですが…仕掛け筋が存在するかどうか…。基本的にカタルが注目しているほどなので…同じように考えている業界関係者は多い筈なのです。そんな時に誰かが仕掛けると…仲間がどんどん湧いてくるのです。湧くと言う表現が正しいかどうか…。みんなおんなじことを考えている訳で、相場と言うのは美人投票ですからね。自分だけの好みで決まるものではありません。今朝もグリーに人気が集まっていますが…背景が存在しないと駄目なのですね。LINE関連程度の材料では相場は持ちません。

通常、これほどの信用買い残があるなら…もっとドラスティックに下げ、出来高が膨らむかとも思うのですが…あまり大きな売り物がありませんね。やはり信用買い残の中にはヘッジファンドの買いも相当数あるのでしょうか…。演出…?

まぁ、下手な詮索をしても仕方がありませんね。寄り付きが415円で408円まであり今は413円ですね。414円に売り仕掛けが20万株ほどあります。これを買い切り上に行けば…スター株の資質が生まれてきますが…果たして、どうでしょう。全体の調整度合いは通常の相場なら、いい所に来ました。日経平均株価は15000円を割れ、現在は14993円です。10:06現在ですね。人気株だった富士通は667円ですが、今日は657円台まであり、10月2日に648.4円と…200日線(660円)を割れています。高値817.9円から20%を超える下げですね。日本通信は…案の定、500円を割れの490円までありますね。昨年末の人気株アドウェイズは1200円を割れ1190円です。前回は1177円です。2番底になるかどうか…。

どれをとっても…通常の調整幅なら、この辺りから強気に対処しても良さそうに感じます。カタルが予想していたリクルートの上場は16日ですね。ただNY市場は、前回8月の安値を割れました。この辺りは…やはり気掛かりです。エボラ出血熱の二次感染を心配しているのかどうか…。昔なら、富山化学の活躍で仕手性を発揮するところですが…フィルムですからね。まさかJ・TECを取り上げるのは筋が違うように感じますが…どうなのでしょう。こんな事を書いていたら…。アレレ…途端にJ・TECがプラス転換から上がって来ましたね。まぁ、見所のある会社ですから、買う所ですが…。「すかいらーく」は、如何にも手前勝手な値付けでしたからね。この低迷も仕方ないでしょう。

果たして…、リクルートなどの影響を受け、相場が沈んでいるのかどうか…。株と言うのは複合的なのですね。市場は一般的に、欧州などの景気低迷から世界景気の云々と解説していますが…理由など誰にも分からないのです。8月の指数買いの上げは、如何にも筋が悪く、このような下げの演出効果を高めるための準備だったかもしれませんね。しかし基本的にFRBは量的緩和を止める寸前ですが…ECBも、日銀もお金の供給は続いています。先走るマネーの減速を、今から織り込むのは…やはり早過ぎます。仮に既に、その傾向は始まっていても…いきなりは下げません。通常は1年程度の高値保ち合いをするものです。此処から極端に、弱気に傾くのは慎んだ方が良いでしょう。

金曜日も感じましたが…今日も買ってみたいのですが…何しろ貧乏人ですからね。どうせ、上がるのですから、買い下がりが一番ですが…ドル平均法投資は金持ちがやる手法です。貧乏人は貧乏人らしく、準備をしておいて…周りが落ち着いたら買い始めれば良いのでしょう。もっとも大きな懸念材料は、今のところ新聞には掲載されていませんが、カタルはG20で発表された金融機関への規制強化の動きが、気掛かりなのです。休みに解説したように、失った流動性を中央銀行が補い、ようやく…景気が改善して来たところです。この中央銀行の供給したお金を、民間の資金に置き換えねばなりませんが…民間の規制強化では、その補完現象が妨げられます。おそらく大恐慌後の動きも同じだったのでしょう。2006年の日銀は、マネタリベースを削っていますからね。総額ではないのですよ。前年比の伸び率が問題なのです。

まだメディアは、この指摘がありません。先ほどシカゴ連銀のエバンズ総裁は、その事を指摘しています。この認識は、非常に重要だと思っています。でも日銀は増やし続けていますから…やがて日本も資産効果が生まれてきます。だから、そんなに心配はないと考えています。まぁ、通常は安値を付けてから2週間です。日本通信の様な下げをする株が出てきており、一般株の富士通も2割を超えています。いくらやり過ぎでも…値幅的には良い所でしょう。後は時間ですね。何度も言いますが、ここから生まれる人気株は買いですからね。どんな株が、選ばれるか楽しみです。出来ればケネディクスであって欲しいものですが…果たしてどうでしょう。それでは、また明日。

「案ずるより産むがやすし」…て、言うからね。ドーンと構えれば良いのでしょう。アイフルは370円でケネディクスは414円をクリア…現在は415円ですね。この違いを、感じてくださいね。買いたいなぁ~…でも貧乏人は自重しなくては…トホホ。。。

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投稿者 kataru : 2014年10月14日 11:00