未来かたるが語る

今日の市況

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2014年10月31日

10/31

かたる:予想通りの減額修正を実施したJ・TECは、あく抜けをしたのか…。それともフィルムの子会社化を歓迎したのか分かりませんが、今日は買い気配スタートでした。しかし、それにしても…ジャックの売れ行きは悪く、軌道に乗せるまでの医者の研修が急がれます。ジェイスの方は保険適用範囲が広がるかどうか…。現状の保険適用範囲は死ぬか生きるかの患者を対象にしている様で、出荷前の無駄が多いようです。でも心配は要りませんね。この現実を見越し、株価はこれまで下げてきたのです。故に、IPS細胞培養の網膜治療の時も株価が大きく動かなかったのだろうと思っています。

昨日、カタルは打診買いを実行し株数を増やしていますが…赤字からの脱出は延びますが、確実に輪は広がっています。まぁ、のぼりの坂道が緩やかになっているイメージで良いのでしょう。本日もテルモの自己細胞培養の話が載っていましたが…やはり細胞培養と言うのは、かなりの技術が必要なようですね。安価で出来るかどうかが実用化の壁でしょう。きっと、ここが将来もネックになるのでしょうね。J・TECの技術は世界最先端ですからね。この事を見越し…フィルムはオプションを転換したのですね。1900円の行使価格だそうで、損失覚悟の株式転換はフィルムの業績が好調なためもありますが、なにより親会社のフィルム自身が、J・TECの株価価値を、良く知っている為でもあるのでしょう。3流会社なら間違いなく新規に第三者割当です。でもフィルムらしく紳士的な対応ですね。このような企業姿勢があるからフィルムは、良い会社だと…以前、述べたのです。現状の評価はフィルム同様に1900円程度が妥当なのでしょう。少し割負けていますね。

カタルは007も本日、買入れをしました。なかなか買えないので買い指値を上げて予定数を買ったのです。まぁ何れも僅かですが…。そう言えば…長らく触れてなかったNSW(9739)も、本日、少し買いました。この株は、ほとんどを急騰過程で、一度、売ったのですが…タダになった現物株を残していました。また買い始めましたね。基本的にJ・TECにしても007にしても、このNSWもそうですが、このような小型現物株は、人気のない時に買って人気を待つのですね。そうして人気になったら…売り上がる姿勢が必要だと思っています。ラオックスを手掛けている人が居たら、肝に命じてくださいね。日本通信の事例を見ても分かりますね。みんな一緒ですよ。でも日経平均株価採用のような大型株とは少し違います。

その採用銘柄の富士通は、企業業績が思うように伸びてないのでしょうね。今日は売り気配スタートでしたね。もともと、このような大企業は、関連分野も多くクラウドが伸びていても、そんなに直ぐに、全体に比べ利益貢献が期待できるものではありませんね。カタルは自動車のカメラモジュールで、SMKにも注目していましたが、他の分野を補いきれず、全体はマイナスでしたね。このようなケースは多くあります。日本通信も数字が出ていたようですが…良く観てないのにコメントをするのは、どうかと思いますが…売り上げ増の利益減となっていたように…感じていました。

通常、よくあるケースです。一時的にではありますが、売り上げが大きく伸びると、関連設備の投資が必要になり、利益が落ち込むケースですね。イメージは少し違いますが、アマゾンやフェースブックなどは、利益より売り上げ重視ですね。だから日本通信は、やはり先日の安値(430円)辺りが…下値じゃないかと考えています。富士通は大きな会社ですから…調整に時間が必要になります。しかし200日線を割れていますから、打診買いを入れても良いのでしょう。この打診買いは目先をやるものではなく、あくまでも株価を見るための打診です。カタルの述べている打診買いも、意味合いが色々あるのです。面倒だから、あまり詳しく説明はしませんが…。ケネディクスの打診は、買い増しを考える打診ですね。株価を見るためとは違います。でも連騰をしており…追加の買いをどうしようか思案中です。企業業績を確認し、株価が伸び始めてから、買っても…良いように感じています。何しろ信用買い残が多いですからね。

日経新聞に、世界株の混乱は収まったように書かれていましたが…、カタルは、依然、疑心暗鬼です。ギリシャ国債の金利が上がり始めています。しかしドイツの不振が欧州景気の全体の不振を象徴したように、報道されていましたが…フランスの自動車はマズマズですね。結局、ドイツはロシア制裁などの影響をもろに受け、輸出が大きく減った為の動きなのでしょう。カタルは、そう解釈しています。そのロシアはウクライナと和平交渉が進んでいるようですね。ルーブルが戻していると言います。つまりクルミア半島さえ手にすれば、他は譲歩する戦術なんじゃ、ないのでしょうか?

問題はFRBですね。買い入れ停止を決めましたが…利上げを急ぐようじゃ…市場は大混乱を迎えるのでしょう。2年物と30年国債の利回り差など…警戒が怠れませんね。今、2Qが発表されていますが…基本的に数字は悪くても事前に株価が下がっていますから…更なる下げを心配しなくても良いと考えています。日本の景気は消費増税を消化し始めている様子に思えてきました。具体的には車の数字を見ていると分かりますね。在庫のピークアウトを想定しています。カタルは消費増税をすべきだと考えています。ただ年末商戦に影響を及ぼす10月実施ではなく…4月実施と半年程度遅らせ、少しサービス・セクターに配慮すれば…それで充分だと思っています。

そんな事より、日銀さんですね。まぁ今日は…魔坂、しないとは思いますが、11月18日、19日の会合で、消費増税決定前にしないかなぁ~と淡い期待を抱いていますね。どっちにしても異次元緩和は効いているのですが…。アクセルを踏み込んで欲しいものね。皆さんが考えている様に、早くても12月かも知れませんね。問題は政治資金の揺れる国会運営ですね。国会議員の削減など…難しい問題は先送りになっています。改革意欲が乏しいね。こんな事で時間切れに、ならないと良いのですが…。株価がもたついていると心配が増しますね。

さて木曜日の日経新聞に、カタルが最も懸念している「G20の金融規制」の続報が載っていました。この記事の中で「国際スワップ・デリバティブ協会は、15年1月から金利スワップのなどの解約を、最大48時間凍結するルールの導入を発表した」は大きな影響はなく混乱を防ぐもので、必要なので良しですね。でもそれにしても…何故、G20は、欧州が対応できないルールを、直ぐに採択しようとしたのでしょう。かなり先の理想論を述べたのでしょうか…。それとも実際の混乱が背後に眠っている可能性があるのでしょうか。でも昨日、FRBは金融緩和停止を予定通り決めましたからね。これは考え過ぎかもしれませんね。

金融危機が実際に起ったので…改革は必要なのでしょう。しかし急ぐ必要はないと考えています。基本的に金融機関の弱体化は続いていますね。金融制裁の為のお金を引き当てたり…ロイズはリストラのようですね。だから実態経済も弱いのです。回復しているが…真の強さではないと考えています。株価を見ていれば分かりますね。でもカタルは、日本の異次元緩和は冷酒効果と読んでいます。緩やかか急な坂かの違いです。勾配が急なら一気に天国モードですが…今回は本物で初めチョロチョロの口ですね。オバマは、やはり嫌いですね。ひがみ根性があるように…感じられます。株価は正直ですからね。事前に下がっていれば…必ず、何かの問題を抱えています。逆に強ければ、必ず好転していますね。

ラオックスは180円台に入りましたね。買うなら早めが良いでしょうね。高くなったらやめてくださいね。因みにカタルはパスです。やはり中国資本は、何故か嫌いです。これから年末年始を迎え、高い筈ですが…何かインパクトが欲しいですね。今年は、現時点は若干のプラスですが…評価損を入れれば…若干のマイナスなのです。やはり正しい選択を政権が続けるのは、難しいのでしょうか?もっとアクセルを踏み込み、活動的な社会になって欲しいものですね。それでは、また明日。

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2014年10月30日

10/30

かたる:人間と言うのは面白いものです。どうなったら、行動に踏み切るか? 頭の中では理解していても、実際の行動に踏み切らないケースは、たくさんあります。今でもそうですが、カタルは、いつも数銘柄の上昇相場を予想し、事前に掲げています。カタル銘柄を除くと今回はラオックスとリクルートですね。まぁ、小野薬もその口ですが…。ラオックスに注目する切っ掛けは、さくらリポートでした。この報告書には観光客の増加の影響が随所に掲げられていました。日本は魅力のある国、先日、娘夫婦がロンドンから帰ってきてスマフォの会話ソフトを使ってみました。日本語で喋ると先ずは日本語が表示され、それが正しければ転換すると英語表示に変わります。残念ながら、現時点のソフト能力では日本語で話すと、直ぐに英語分が正しく表示されませんが、単語なら正しく表示されますね。それで片言の会話が成り立ちます。もっと技術開発が進めば…正しい転換がされ、言語の壁はなくなる筈ですね。オリンピックの開催までに…是非、ソフト開発をして欲しいものです。言葉の壁がなくなれば、もっと自由な交流が進みますね。

カタルのパズドラ歴は、58日となりました。今、レベルは…と書こうとしたら、メタドラが大発生して…ゲームに嵌り、暫く原稿を書くのをやめた次第です。カタルの性格として正確性を記す為に、キャラクターの名前を調べる為にスマフォのゲームを開いたのですね。そうしたらメタドラが発生していたのです。だから、しばしゲームに没頭した次第です。リーダーは「ディノライダー・ドレーク」の95レベルでした。まだ究極進化の素材が集まらず…苦労しています。何でも…自分で実際にやってみないと分かりませんからね。最近はミクシーのストライクモンスター(モンスト)でしたかね…あれも始めました。両者ともレベルが上がっていくだけのもので、ファイナル・ファンタジーのような物語性もなく、少々、物足りなさを感じていますね。

いろんなアイディアが考えられますね。位置情報から近くのエリアに行くとアイテムをゲットできたり、コンビニと組んで買い物をするとゲットできるアイテムとか…。単にお金を払ってアイテムを得るより経済的な相乗効果がありますね。モンストは位置情報から仲間と共同でゲームをクリアするのは、なかなか良いアイディアです。LINE繋がりもあるようですが…LINEは仲間がいないと駄目らしいのです。不特定多数の知らない人とゲームを出来ないのかな…。

昨日はNHKの「ためしてガッテン」でけん玉をすると集中力が増すとか…。話題にしていましたね。このパズドラは、老人にとってボケ防止効果はないのでしょうか?頭を動かし、組み合わせますからね。今度、おばあちゃんにアイパッドを買って、ゲームをしてもらおうかと考えています。最近、流石に83歳になると、興味があるのかどうか…。「何か、食べたいものはない?」と聞いても。「別に…」

「何か欲しいものは…洋服は、どう?」
「別にいらない」と応えます。
先日、散歩用のズックみたいな靴を買ったくらいです。かみさんが昨日、百貨店に行き洋服を何か買ったみたいですが…このように強制的に、何かをさせないと行動意欲がないようです。年老いた義理母を見ていると…人間の幸せは、なにか?…って、考えますね。多くの人はお金が欲しくて株取引をするのでしょうが…。普通の生活に、お金はそんなにかかりませんからね。昨日はフグの寿司をかみさんが買ってきたので食べました。初めてですね。寿司なんて…でもフグは、やはり鍋と雑炊ですね。

そうだ…また外れてきましたね。昨日、友達の証券マンから、何か、いい銘柄はない?…と聞かれました。でもこれだと…取り上げることは出来ませんでした。だってタイミングが悪いものね。エナリスがストップ安した翌日の700円割れとか…。先日の日本通信の500円を割ってからの7連続安の時とか…なら、ワンタッチも狙えましたが…。冒頭の行動の切っ掛けと言うやつですが…、おそらくラオックスのような気がしているのですね。カタルは事前に公開していますが、ラオックスは買いにくいらしいのです。日本通信のスタート地点と似ているのですね。あの時、カタルは1万円台で何度も取り上げていました。

通常は、一度は飛ぶものです。ただカタルは大株主が中国資本だから…嫌いなのですね。おそらく高値になるとぶつけると考えているからです。…でも観光客増加の良い銘柄って他にありますか?かたるはKNTCT(9726)やHIS(9603)なども見てはいますが…筋らしい動きはないですからね。筋が関与しているのは明らかにラオックスですね。でも株価が飛んだら、もう買いたくはないですからね。飛ぶまでが勝負かな…と考えています。リクルートの方がずっと正当性がありマシですね。へぇ…今、J・TECが買えましたね。1350円で指値をしていました。まぁ~、カタルは減益予想なのですが…何しろIPS細胞の培養まで手掛けていますからね。もともとこの細胞培養技術はフィルムのものですが…臓器製造の夢は大きいのです。だから、たとえ打診でも買って置かねばなりません。

007の方は、先日、また買ったのですが、此方はまだ入りません。指値が厳しいのかな…。まぁ、どっちでも良いのです。たいした株数じゃないし…。ケネディクスも400円割れを買った後、415円だったかな? 先週だと思いましたが…通常の株数に戻しました。まぁ、カタルの投資方法が正しい訳じゃありませんが…。基本は、緊急避難モードを解除した次第です。何処で更に買い増しをするか…難しいですね。本当は注意喚起がやはり気になっています。だから筋は慌てないで株価を連騰させず、現物での玉の吸い上げを計るべきですね。どうせ、目先筋は直ぐに上がらないとなれば…諦めます。でも意外に長いですよね。なかなか信用の買い残が減りません。既に1年半ですからね。ゆっくりやった方が良いようにも感じます。ほら、「はじめチョロチョロ…なかパッパ…」って言うからね。NTT都市開発との共同姿勢は大きいのです。

これで先が更に拓けましたね。商業リートに介護リート…それから資産管理の流れを作ることが出来るかどうか…。ターゲットはやはり日本郵政です。ケネディクスが、もしNTT都市開発と同じように…日本郵政も落とす事が出来れば、次は都市銀行や日立など総資産規模の大きな歴史ある企業の資産活用を、ビジネスとして発展させることが出来ますね。果たして経営者がその事に気付いてやるかどうか…。ROEの観点からも、非常な成長分野なのです。こう考えると潜在成長率の高さが分かりますね。ただ実際に企業が動かないと駄目ですが…。当たり前のことですが…。

昔、リロ・ホールディング(8876)と言う会社に、注目したことがありました。1000円以下だった時です。この会社は、まだまだ伸びますね。当時は国内だけだったように記憶していますが…アジア圏が商業圏になり、日本企業はどんどん進出を加速させます。先日、グリコのケースが、テレビで紹介されていましたが…、海外における社員の福利厚生は、どうやって維持するか? 住まいを、どう確保するか…? 

冒頭の…投資行動の「切っ掛け」ですね。事前に…このように語っていても、多くの人は行動に移さないものです。そうして前もって、言っている株が実際に上がってくると…だんだん我慢が出来なくなり、行動に踏み切りますね。だから日本通信の様に…1200円もの馬鹿高値を付けるわけです。今は投資世代が変わり、昔の経験則が変化しています。だからソフトバンクの19万8000円や光通信の24万1000円が、ITバブルの時に付いたのですね。昔ならあり得ないのです。社内規制が掛かり、制限されていましたからね。今はネット時代ですから、個人の自己責任が原則になっています。

さて…野球だね。忘れていました。こんな事を書いている場合ではありませんね。今は2―3で負けています。それでは、また明日。

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2014年10月29日

10/29

かたる:米国株が1700ドル台を回復し、カタルが懸念している特殊な売り要因は順調に消化されているのでしょう。所詮はポジション調整ですからね。コンファレンスボードの高水準を受け、株価は高かったと言われています。この消費者信頼感指数は景気動向が敏感に現れます。景気指数の中には、「雇用」の様に遅行指数もありますが、消費者信頼感指数などのアンケート調査は、タイムリーな人間の欲求の状態を表しています。だから景気の先行指数ですね。日銀短観などもアンケート調査で重要です。まぁ、短観の方がずっと重要ですが…。小さな一つの指数でも、株価が大きく上がると言う事は、懸念が薄れた背景があるのですね。ただ新高値を取れなければ…依然、警戒感は拭えません。先日、日経新聞に解説されていた横ばい予想のオプション取引は、正解だと思っています。おそらく、しばらくは大きな動きがなく横這いでしょう。

日本では、昨日は日銀関係者が参議院財政金融委員会に出席し、岩田副総裁は消費者物価目標を事実上、撤回したとか…。黒田さんは、追加金融緩和に消極的だったと報道されていました。はたしてガラガラポンの時間切れになるまで…現状維持体制で貫き、追い込まれるまで、今の調子でやるのでしょうか? ガラガラポンは大変ですよ。既に異次元緩和に踏み切ったことで財政規律が緩み、時限爆弾はカウントダウンされています。日銀が今買っている国債が償還されず、再び買うことになると、一気にインフレが加速しますからね。古くはドイツ、近年はジンバブエの世界です。極端な言い方ですが…ゆく道は既に一本道なのです。なだらかな適度のインフレを採用するか…。このまま消費者物価が上がらずに低迷し、ある地点から爆発するか…。新しいスマートコミュニティーの世界が、間に合うかな?

まぁ、ケネディクスにとっては、どちらでも同じことですが…。自宅にいると…会社にいるのと違い、情報の精度が鈍りますね。会社にいたころは友達の証券マンが情報を持ち寄り、お客様への解説を聞いていれば…自分の知らない情報も知ることが出来ます。しかし一人だと…情報の蓄積が減りますね。毎日、自分でデータや情報集めをしている訳ではないのです。昨日、友達の証券マンから情報を貰い、「何故、ケネディクスは上がらないの?」と聞かれました。「この材料は株価に響くと思ったけれど…」と言うのです。会社側はNTT都市開発との事業協力を発表していましたね。この内容だけでは、よく分かりませんが…、カタルは常々、ROEの話をしています。日本の会社は、兎に角、無駄が多いのです。必要もない分野にお金を使い、必要もない資産を持ったりしています。利益率が下がる所以ですね。

日本全体が高い成長をしていれば、資産拡大は利益の蓄積になります。しかしデフレ環境下で資産投資をしていれば…その減損会計に追われます。シャープを事例に考えると分かりますね。今度は変わりますが…大企業ほどそうです。NTTは一等地に、必要もない建物を多く保有しています。都心では重要な再開発が考えられますね。ケネディクスの持っている金融ノウハウとNTT都市開発がリートを組成するわけですね。これは非常に大きな材料ですよ。一等地の開発を手掛け利幅を抜けます。NTTの資産残高はいくらですか?あっという間に、AUMが急拡大しますね。あと残る大物は…日本郵政ですね。読者の人は気付いてくださいね。こういう材料が、未来の「見えない利益」を大きく増やすのです。27日に発表されています。此方をクリック…

あの日、大口ファンドの買いと…カタルは推測しましたが、同時に、日経産業新聞に小野薬品の記事が掲載されていたとか…。カタルは需給バランスを見て推測していたのです。おそらく、その記事に触発されたファンドの買いでしょう。カタルも、後で記事を読みますね。今日は野村の減益報道だったかな…日経新聞には大きく報道されていましたね。タイミングよく自社株買いを発表していたから株価が持っています。日経と野村とテレビ東京は同じお友達…作為的な報道シナリオが見えますね。

100兆円を超える預かり資産がありながら…僅かな利益しか取れないのは、社長に能力がないのですね。確かに国債金利は史上最低水準、消費者物価もなかなか上昇しないなど…環境は悪いですが落第ですね。野村の経営陣は、猛反省をしなくてはなりません。ROE営業をすべきなのです。要らない分野を売却させ、統合させM&Aを加速させて、グローバル競争に耐ええる体質強化を図るべきですね。そのような営業姿勢になってないから、3流のままなのです。豊富な社内資産を活用していませんね。ソニーと同じです。

しかし日本は3流レベルの寄せ集めが目立ちます。孫さんレベルの経営者が少ないですね。孫悟空の世界です。フジテレビの日枝さんの様に、お山の大将に胡坐をかく輩が、きっと多いのでしょう。日経新聞は経営者を再教育しないとなりませんね。まぁ、日経自ら経営改革をしなくてはなりませんが…、少なくとも優秀な記者が居るわけだから…是非、ペンで日本を改革してほしいものです。ようやく商社も自社株買いを始めていますが、商社は、もっと自社株買いをすべきですね。

欧州のストレステストが発表され、G20の決議実行が遠退いた可能性も高いですね。まぁ、水面下で動いている話だから…友達が現役で勤務してないと実態は分かりませんね。歩合の世界は、大手にも友達が多く居り、誰が売っているかも分かっていました。売りが切れると教えてくれるとか…内部情報が分かるのですね。その為に、普段から飲み会などの付き合いが必要でしたね。この銀座の飲み代が高いとか…と言い、税務署は経費と認めないのですね。言い訳をしても仕方なく、全部、税理士にお任せでしたが…。国会議員も正当な主張をすればいいのです。仕事が出来れば、付き合いも広くなり…お金がかかります。そんな事は常識ですね。でも税務署員は、自分が仕事をしてないから、実態が分からないのです。何でもそうです。自分で体験するのと、してない差は「天と地」の差ですね。

最後に…コラムで掲載したグラフは適用範囲が少しずれていました。僅かですが…正確さを期すために、もう一度、掲載しておきます。昨日までのデータが組み込まれています。このようなデータも株価の底入れを暗示するものだと思っています。まだ来週の月曜日辺りまで安心はできませんが…今は大きく株価が上がるように感じられないかもしれませんが…異次元緩和は景気上昇に不足とは言え…確実に時間推移で効いて来ますし、GPIFの買い入れも控えていますね。だから日本株は下がらないと思っています。打診買いを実行すべきタイミングでしょう。出来れば株価が安い時に…今の所、ケネディクスは高いですが007やJ・TECは安いですね。それでは、また明日。

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2014年10月28日

10/28

かたる:今の相場は底値圏の確認の段階ですね。概ね、底打ち…と、誰もが考えています。ただ追証の整理は終わったのでしょうが、どの個人好みの株も下値圏で推移しており、懐の浅い個人は買い余力がありません。同時に売り物も相当減っており、買い勢力の僅かな打診買いで株価が上昇しやすい環境にあります。ケネディクスを見れば分かります。一方、一部の銘柄にファンドの介入が見られます。小野薬品はついに1万円の株価を付けましたね。リクルートは、きっと外せない銘柄でしょう。よって再び高値を切ることは明確です。でも担保になっていた株が、どの程度あり、売り意向なのかどうかは、関係者しか分かりません。通常は上場直後に売ることはしないものですが…。今の金融環境は悪くなく、銀行筋は余裕がありますからね。

昨日は日本村論理代表の東電が人気になっていました。グローバル・ルールでは倒産企業です。日本基準は二重制度が採用されており歪んでいますね。国際金融都市を目指す以上、東証は上場廃止にすべきです。石川島じゃなかったIHIと、ライブドアは一体、何が違うのでしょう。もっと言えば、明確な犯罪であるオリンパスがルール変更で助かり、玉虫色のライブドアが、アウトで上場廃止になった事を、東証はどう説明するのでしょう。このような日本村論理がある限り、東京の国際金融都市への道は厳しいですね。政治資金の外国からの資金提供問題の対応もマチマチで日本は難しい国です。

このような体制だから、我々は北朝鮮も中国も批判できません。五十歩百歩です。メディアの歪んだ報道姿勢が、暗く沈む国を作ります。昨日も各社が一斉に、微熱があったくらいなのに…大げさにエボラ感染疑惑を伝えていました。結果は陰性だったらしいのですが…フィルムを持っている人は、がっかりですね。せめて検査に2日間ほどかかるなら…相場が盛り上がっていたのでしょう。しかし、そもそも大げさですね。確かに致死率が高く怖い病気ですが…空気感染ではなく大げさ過ぎます。隔離を決めたNYも対応の見直しが決まるかも…とかの報道を見ました。イワシ民族らしい報道姿勢です。

WSJは日銀が消費者物価の1%割れの認めたと報道しています。何故、この小さな記事を、何度も追加報道するのか…。金融関係者は黒田さんの力量を見ているのですね。まだ異次元緩和実施から1年半ですから、待つ姿勢も分からなくはありませんが、インフレターゲット論を主張し、2年程度で2%の物価目標を掲げたのですから、時間切れを誰もが意識しています。だから日銀の金融政策決定会合への注目度は、俄然、高くなります。国債相場の価格形成が歪むほど、流動性不足なので追加買入れは困難でしょう。よってカタルが推測している付利金利撤廃とETFの買い入れ(リートの買い入れ)などの追加緩和が予測されます。

もしこれで「原油価格が下落して…」と、言い訳をするようでは、市場経済の世界では及第点を取れませんね。黒田さんは落第です。金融政策が実体経済に与える影響は鈍っています。流動性の罠を言われ、適正な手を、日銀はポーズだけで打ってきませんでした。確かに日銀は金融庁などの足を引っ張る輩が居ましたから…環境は最悪ですが…どんな条件下でも、日銀は絶対なのですね。デフレが長期化している言い訳は通りません。日銀は何でもできるのです。政治が動かなければ…、自らファンドを組んで資産を買い入れ、再開発を実行しても良いのです。カタルは100兆円構想を…以前の述べたことがあります。その内、いくらイワシ民族で、馬鹿な国民でも、劣化する日銀券が目に見えるようになれば…大転換しますね。劇薬(良薬)は口に苦し…こんなところで、言い訳をしている場合ではありませんね。

さて東電もフィルムも駄目です。ラオックスでお茶を濁すか…リクルートで単発営業を続けるか…。全ては、政策次第なのです。ざっと今の相場内容を解説しましたね。くだらないゴタクも毎日読んで言えれば、皆さんも、その辺の証券マンより上の知識を得ることが出来ます。毎日、読まないから007などの隠語も理解できないのですね。必ず、何処かでカタルは解説しています。流動性の罠も、CDSなどの経済用語も解説していますね。今はネット時代ですから、分からないことも何処かで解説されていますから、自分がその気になれば、調べることが出来ます。証券マンの人は相場の勘所を捉えてくださいね。どうやって底値を推測するか?今回の下げでも解説していますね。そうして外人投資家の餌食にならないようにして欲しいのです。

昨年末批判した新興御三家の相場を見てください。アドウェイズ、エナリス、コロプラですね。コロプラだけはどうにか利益の背景がある為に大幅に下がっていませんが…でも人気の3銘柄を全部買っていたら…やはり負け組です。この3銘柄をカタルは、事前に予測していませんでした。しかし今年春の富士通や日本通信は、何れもスタート地点から何度も取り上げていましたね。富士通は500円台…日本通信は1万円台、つまり100円台からの推奨でした。でも、もうしばらく駄目ですよ。日本通信は底値の確認作業の段階で…富士通も同じ背景にあります。ケネディクスの失敗が生きています。日本通信は、まだまだ時間が掛かりますね。

おそらく…日銀は追い込まれます。このままでは…メディアの餌食になりますね。10月が無理なら、11月の政策決定会合で決めねばなりません。黒田さんの思惑は政府が消費税の引き上げを発表してから、その時に落ち込めば…動けば良い程度の認識だろうと思いますが…市場経済下では、あらゆる指標が既に悲鳴を上げ始めています。だからそろそろ動かねばなりません。カタルの予測は日銀の発表で…二段上げのスタートです。勿論、銘柄は「1300兆円の逆襲」ですね。初めてカタルのページを読む人は…何の銘柄か分かりませんね。でも毎日読んでいる固定ファンなら、耳にタコの銘柄です。

今日は、まだ日経新聞を読んでいませんが…おばあちゃんが読んでいるのです。カタルはおばあちゃん優先ですからね。日経からの批評は、今日はなしです。さて…これから野球観戦と思ったけれど…今日はないのですね。昨日はエース登場に、手も足も出ませんでした。青木も先発じゃないからね。アメリカって面白い国ですね。3億を超えた辺りですが…やはり層が厚いですね。中国は粛清の嵐から…まだまだ低迷するでしょうが、マイナスではなく、プラスなのです。成長率が鈍ると言っても、日本を遙かに超える7%を割れる程度ですからね。人口比では単純に考え、日本の70%分に匹敵しますね。大変な金額ですよ。

インドネシアも低迷しているとは言え、アメリカにつづく大国です。2億5000万人ほどの人口を抱えますね。トヨタグループが根を張っている理由が分かりますね。日本は米国のようなシェールガス効果はありませんが…立ち回り方次第で市場は無限に広がります。人口問題がネックになるとは思いませんね。もう一つ、経営者にROEと言う利益率重視の意識改革が浸透すれば…その利益増大効果は、無駄が多いから絶大です。これだけで日経平均株価は倍増でしょう。日経新聞さん、今日は書きましたか? 毎日、ROEを書けば…、あなたは日本に貢献できます。何しろ、すべての企業経営者が日経新聞を、毎日、読んでいます。経営者を世界基準に洗脳しましょうね。そうすれば…やがて日本も変わります。たゆまぬ努力が不可欠です。それではまた明日。

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2014年10月27日

10/27

かたる:カタルが懸念しているG20の新金融規制の問題だけれど…、本日の日経新聞報道に見られるように、基本的に欧州は日本の周回遅れに位置しています。世界の金融機関の中でも、清貧思想のおかげで…邦銀は健全度に於いて世界NO1ですね。つまり16%以上20%未満の自己資本増資や金融デリバティブのCDSの制限規制などは…直ぐには、実行は出来ないでしょう。たぶん清貧思想論者のオバマは時間切れで退任、新政権はおそらく共和党でしょうから大丈夫だと思います。水面下でCDSの残高が3000兆円とかの規模だと思いましたが…、現在はどの程度か分かりませんが、非常に大規模の契約が、水面下にあると言う事は事実です。これが「シャドーバンキング」と指摘され非難されています。当たり前の事ですが、あくまでカタルの認識で話を進めています。真実を捉えているかどうかは分かりませんからね。

この縮小は経済の発展にマイナスです。基本的に中国の場合もそうですが…粛清や規制などと言うのは、市場経済にとってマイナス要因ですね。プラス要因は、技術革新などが進むことですね。金融危機のおかげで、金融デリバティブも進化している訳です。排ガス規制のおかげで、車は技術進化しましたね。戦争のおかげで、飛行機やロケットの開発が進みました。常に、そのバランスの中で人類は進化を遂げています。大恐慌から立ち直りましたが、結局は…戦争による破壊から需要を生み出したように…、一度、底入れし立ち直った後が、最も恐いのです。

株も同じですね。日本通信は、おそらく底入れをしました。先の安値16日、17日の安値430円は、おそらく底値です。通常は、もう一度、下値を確かめに行きますね。それを確認した後に、相場は立ち上がります。昨年末の人気株だったエナリス(6079)が金曜日に、ストップ安しましたが…この動きは、他に波及しませんでした。小野薬品は明らかに…新規筋かどうか分かりませんが、ファンドの介入ですね。一部で新安値を付けたものがありましたが、三菱UFJなどは、春の安値を割っていません。昨日、見て頂いたように日経平均株価は、春以上の下げだったかもしれないのですね。それにも拘らず…素質のあるものは、春の安値水準より、上で株価が止まっています。まだ下値保ち合いが続くでしょうが…下値が堅いと言う事実を…確認することになるのでしょう。

色んな現象が、株は横這いか、上を暗示しています。まず、大丈夫でしょう。余裕のある人は、そろそろ打診買いを入れるべきですね。どれを取るかは…投資家それぞれの自由です。ラオックスは博打ですが、リクルートは、おそらくもう一度高値を奪回します。この公募の打ち返しが、何処まで続くか分かりませんが…、何れ、日経平均株価にも採用されます。ただ大型株故、株価妙味は乏しいですね。カタル銘柄の3兄弟も底入れしたのでしょう。ただJTECだけは、最近は目先筋の参入もあるようで…些か不安定ですが、株価水準は心配いりませんね。

ケネディクスは、今日の日経商品市況欄に、地方のオフィス需要は鈍いと報道されていますが…こんな事は当たり前の話しなのです。先ずは東京、それから地方です。先ずは金持ちが株で儲け、一般庶民は、その「おこぼれ」にあずかるだけですね。だから格差が広がるのは自然の動きなのです。正常な社会では、格差はどんどん広がるのですね。だから累進課税制度があるのです。所得税を50%以上も取られるのです。おそらく多くの人は、税金で苦しんだことはないでしょう。貧乏人になったカタル君は、未だに分納しています。住民税を…中央区は良いですね。早く返さないとなりませんね。借金も多いし…トホホ。でも、なかなかケネディクスは上がりません。だいたいアクセルの踏み方が足りませんね。だから消費増税の延期など…と言う話題になるのです。ガンガンやる時に、やらなくてはなりません。カタルが黒田さん批判するようになったら…お終いですね。そのポストに相応しい器の人間か、どうかが試されているのですね。

日本村社会は、異端児を排除しましたからね。興銀は昔、二通りのタイプの人間を採用しました。官僚肌とバンカラのタイプですね。普段の経済の時は官僚肌の人間が…異常時にはバンカラが…改革をするわけです。しかし日本は温室が長すぎましたね。戦後の復興は特攻崩れのバンカラタイプが、リードしたのです。リクルートが上場しましたが、亡くなったダイエーの中内さんが、戦った戦地は激しい戦闘だったのです。たぶん10%以下の生存率だったと記憶しています。その反動と言うか、バイタリティーが、ダイエーを作りました。城山三郎の「価格破壊」だったかな…、中内さんがモデルとなって描かれていましたね。カタルを拾ってくれた興銀常務の杉下さんも、バンカラタイプでした。故に社外に出され、和光、いや今は新光かな。…の社長になりましたね。辞表を胸に相場を張ったのです。基本は、その様な馬鹿をやるタイプが社内には必要なのです。でも日本はみんな排除しました。

リクルートの江副さん、ライブドアの堀江さん、東京地検の論理は、分からないでもありませんが…バランスが歪んだのでしょうね。だから失われた時代が、何年も…何年も続くのです。最後はガラガラポンなのです。日銀が、今、買っている国債の再保有をし出したら、あっという間に、円の価値は下がり、最後は紙くずになります。その時は、株式と土地しか価値がありませんね。強制的に、その時を迎えるか…それとも、節度を持って困難に耐えるか…消費税の引き上げは、もう受け入れねばならないのです。個人と企業が、国の借金を肩代わりする番なのですね。

だから、好むと好まざるにかかわらず…行く道は、異次元緩和を決めた時点で、既に一本道なのですね。その道を歩むスピードが、どの程度か…という問題のだけの話。ケネディクスは、間違いなく4桁から2000円は確定しています。最後は1万円もあり得ると考えていますね。ただ、ここに来て経営者は前回で懲りており、共同投資が多いですね。しかもノンリコースの多用です。今は金利が低い為にノンリコースも低金利でしょうが…通常は、保険を掛ければ金利は高くなりますね。皆さんにはこの話は難しいかな…。

カタルは、概ね今回の下げが終ったと思っています。何故なら、今日の一面に自動車の販売不振、欧州の金融不安が書かれていますが、今の所は、株価は高く推移しています。今日は、このまま高く引ければ…もう大丈夫だろうと思いますね。水面下の不安が一般化されても、市場は反応しなくなったと言う事は…すべてを消化したのでしょう。ここ1、2週間、ソフトバンクの株価など…色んな観点から底入れを推測しています。皆さんには、カタルの思考パターンを、分かりやすく公開している訳ですから活かしてくださいね。ただカタルが貧乏人の様に…絶対ではありません。3流域だから貧乏人なのですね。その事を考え、最後は自分で判断しなくてはなりません。あと1週間待って、大丈夫なら、動いて大丈夫でしょう。

今日のロイヤルズは、現在、負けているのです。先ほどは0-1でした。昨日は4―1で勝っていましたが、最後は負けましたからね。株と同じで、利食いしてなんぼです。お金は実際に手にしてみないと…ないのと同じですね。使って…なんぼなのです。それでは…また明日。

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2014年10月24日

10/24

かたる:全人代の様子を見ると…、相変わらずの粛清体制は堅持との事。これでは基本的に経済はマイナス方向で減速は続くのでしょう。自由で浮かれる社会がインフレの世界だとすれば、息の詰まる規制強化の動きは、デフレの象徴です。日本は個人情報保護法案など…悪法とも思われる運用が厳格になされ、デフレマインドの増長から失われた時代に拍車をかけました。同じことですね。大震災後の日本を見ても、食品の偽装表示など清貧思想の動向が見られます。交通事故の刑罰強化もそうですね。時々、カタルも、かみさんに指摘されます。「あなたの感覚が大雑把過ぎるのよ」と…良く言われます。

昨日の日経新聞の夕刊の記事を読みました? 4面のラウンドアップと言うコラムですが…西村さんの視点は、なかなか面白いですね。シティーバンクが、何故、日本の個人取引から撤退をするか?…と言う理由の解説ですね。彼は一つの考え方として、儲からないから…撤退すると言うROEの利益率の選択を述べ、もう一つが日本の銀行の壁が強すぎて成長の余地が乏しいから…と述べていたようです。日本は難しいのです。村論理が強く必要以上のコストが掛かるのでしょう。

中国社会も高官の子弟採用が必要条件…とかの見方がありますが、日本は村論理の解釈が難しいですからね。社内でも浮いていると、空気が読めないと…村八分になります。シティーがリストラで閉鎖するのは、コスタリカ、エルサルバドル、パナマ、ペルー、チェコ、ハンガリーなどの後進国、その中でGDP3位の経済規模を誇る先進国グル―プの日本が閉鎖されるのです。これをどう見るかは…重要なサインですね。西村さんも…流石ですね。カタルも書こうと思っていたのです。

ROEの戦略が徹底すれば…日本企業の収益力は格段に上昇する筈です。だから日経新聞は今日の様に…連日、ROE、特に資本にスポットをあて、営業利益率重視の記事を掲載すべきですね。養命酒が太陽光発電事業に進出するなら、自社株買いをするか…MBOをすべきです。むしろ、これまでの技術蓄積を生かし、漢方サプリ等に進出するのなら分かりますね。日本で高価な漢方薬の栽培をして中国に売るとか…。本当に…経営者は何を考えているのでしょう。

SMバーなど…、くだらない問題を突っつくようじゃ…民主党も地盤沈下が鮮明になりますね。宮澤喜一の甥っ子なので…好きではありませんが…姿勢が間違っていますね。日銀総裁を呼び、インフレ率のターゲット論の成果を、突けばいいのです。資源価格の下落、円安の一服など…追加緩和条件は揃っています。金融政策が実体経済に与える影響は、かなりの時間がかかります。ましてや流動性の罠でマイナス金利ですからね。もともとマイナス金利まで追い込んだ責任を…政策当局に追求すればいいのです。通常の経済なら金利が下がれば、生産活動が活発になるのです。それを…ここまで金利が低下させ、しかも長い期間に及ぶ矛盾を、国会で追及すべきですね。実質賃金が上がらないとの追及は、的が外れています。先ずは物価高で名目成長率が、実質より問題にされるのです。賃金は必ず後追いするのです。だから借金をして資産投資をするのですね。

今日もくだらないゴタクのスタートで…、少しは皆さんの関心事の解説もした方が良いでしょうか…。昨日のオンコセラピー(4564)ですが、シカゴ大の中村教授が発表したターゲット療法の制癌剤ですが…時間が掛かります。株価位置が安く大きく反応しましたが…仕掛け人の関与が、あるかどうかですね。同じ博打なら、カタルは観光客が増え企業業績も改善方向にあるラオックス(8202)に軍配があげます。今は動きが鈍く見えるでしょうが…この株安の中で高値圏を堅持していたと言う事は、確実に仕掛け人が存在していると言う事ですね。観光客は増え続け、折に触れ仕掛けが入りやすくなっています。一方、オンコセラピーは、臨床に向かうまで相当な時間を要しますね。余程、浮かれの状態にならないと…相場は手が入ってなければ…ババ抜きに終始しますね。

もう一つ注目しているリクルート(6098)ですが…、現在は株価の下降波動と思われます。この程度の大型株は、しばらく売り出し株の消化に時間をかけるのが一般的でしょう。先日のサイバーダインは2か月程度でしたかね。小型株で…その程度です。でも3300円台かな? 初日の終わり株価3330円ですね。その辺りから買い下がりをしてみたいと思いますね。でも新規上場株は、どれもそうですが…かなり無理をして業績を作りますから、余程の成長が見込めないと…、必ず、反動の減額修正が見込まれます。詳しく調べた訳ではないので、何とも言えません。所詮、野村証券の意向次第ですね。

人気になっている新規上場のオプティム(3694)も、サイバーダインのケースは、参考になると思います。目先も…余程、うまく立ち回らないと怪我をしますからね。一時、一般的だった年末の17000円説や18000円説は、完全に影を潜めたようですね。カタルは日銀の政策次第だと考えています。今日のWSJには…日銀はインフレ率が1%を割り込む可能性を考え始めていると言います。通常は、この表明と共に…QE2(QE3)の実施ですね。政策が確実に実行されるなら、異次元緩和効果も既にあり、やがてマイナス金利で応札している機関投資家も、重い腰を上げ始める筈です。

確率は高いと思っています。だって既に相続税やら…法人税の引き下げでも条件付きの政策を考えていますね。安倍政権は、完全に名目重視の政策を採用していますね。もっとスピードを上げれば、良いと思いますが…アクセルを踏み込んでいることは事実ですね。だから曲がりなりにも…、高値圏を株価が維持しているのです。ケネディクスは、春の300円割れから、今回は400円割れで止まりましたね。なんと100円程度、下値が切り上がっているのです。率にすれば、かなりの成果ですね。ただカタルは不満です。黒田さん、はやくアクセルを吹かしましょうね。

そうしてオリンピックを契機に、WiFi環境の整備を始め…衛星の打ち上げを前倒しにしてスマート・コミュニティーへの環境整備を加速させましょうね。佐川の物流管理など…ビジネスモデルが大きく変わり始めています。アイディアが世界を変えるのですね。個人が優れたアイディアを実現させやすい環境になりました。相場は、まだ一連のガラから、完全に立ち直ったわけではありません。おそらく下値模索に終始すると考えています。GPIFにしても…本格始動は、来年からでしょう。最も期待されるのは…日銀さんですね。10月31日は無理かな…、だから11月18日、19日の辺りが…期待されますが、黒田さんも、分からない人ですからね。果たしてどうでしょう。もう、ほくそ笑む時期は過ぎていますね。付利金利の撤廃か…マイナス金利の採用。更にETFの買い入れ強化、リートも含めて…ですね。

それで年末の株価は17000円~18000円に向かうのでしょう。先ずは日経平均株価2万円奪回が、名目成長の…確実な成長定着の必要条件でしょう。否応でも、お金は動き出しますね。ケネディクスの4桁から2000円は最低条件です。正常な経済なら4000円台の最高値奪回でしょう。怯むことはありません。もう路線は確定しているのです。日銀が、既に、これだけ国債を買い入れているので引き返すことは出来ませんね。ルビコン川を渡ったので…既に方向は一つなのですね。問題はスピードなのです。それではまた明日。寒くなりましたね。でも今日の東京は青空です。せめて年末の懐具合は暖かくなりたいもの…ね。

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2014年10月23日

10/23

かたる:サード・ポイントは…ソニー株を売却したと言います。まぁ、いろんな投資方法があるから他人が売り買いするのを、とやかく言うのはおかしいですが、時間切れの恐怖を覚えたのでしょう。流石に好内容のソニーも資産売却の利益で、体裁を取り繕うのは時間の問題ですからね。それにしても、よく売れましたね。貸借銘柄の大型株だからでしょう。確かに小型現物株は値動きが激しく、魅了されますが…基本的に貸借銘柄は、空売りの買戻しもあり、動きがマイルドになり、一方通行の動きになりませんね。鉄建などを見てもその事が分かります。

通常、企業業績が立ち上がらない時に、環境(期待感)だけで買う相場が、金融相場ですね。金融相場は企業業績の変化が見られない時に株価が上昇を始めます。だから空売りが入りやすいのですね。赤字の企業が…何故、こんなに株価が上がるの?…との疑問を多くの人が持つからです。先日、小野薬品が減益決算を発表しました。更に悪化すると言うものですが、株価の反応は限られました。昨日は大幅高していましたね。おそらく現物での買いのようですから、何処かのファンドが買い増しをしたか…新たに買ったのでしょう。小野薬品の企業業績の変化はしばらく見られません。特許が切れた薬は、ジェネリックに置き換わりますからね。でも潜在的な成長力は大きく魅力があります。何しろ免疫機能を利用して癌を叩く薬ですからね。既に大きく評価されていますが、カタルは、このようなケースが好きですね。007もJ・TECも同様の感覚です。

ケネディクスは、間もなく利益が目に見えるようになって来ますから、少し007とJ・TECとは、時間のズレがあります。マツダは綺麗に上がりましたが…この理想買いと現実買いの間の…時間の間隔が短かったのですね。…と言うより、ほぼ同時に起りました。カタルが注目していたのは、2010年ですからね。マツダの開発チームは魅力があるのです。でも市場が認識すれば、株価は、既に終了で…興味は失われます。007などはいつも理想買いのままで…なかなか現実的に企業業績の変化が現れないので、相場がポシャリます。でもようやく黒字が見える所まで、来ましたね。J・TECも同様の感覚です。

問題は環境が整い、発車の時期が来ても…仕掛け人が登場するかどうか…ですね。こればかりは市場を見てないと…手が入っているかどうか分かりません。何故、サード・ポイントがソニー株から手を引いたのか? 大きな理由は、彼らの見込み違いですね。あの時期なら、他に、いくらでも儲かる株はあったはずです。しかしソニーに賭けたけれど…ソニーは期待通りのV字型回復が出来なかったのですね。だから追随のファンドの買いが見込めませんでした。ソニークラスになると…年金などが運用対象になりますが…無配では保守的な年金は、社内ルールなどに縛られ、株を持つ事が出来ません。

相場は明らかに…新たな政策待ちの様に感じています。昨年末から一貫して大きく上がる銘柄は、全て小型現物株ですね。貸借銘柄を大きく上げるエネルギーもないようです。GPIFの買いが期待されますが、年金基金はジワジワですからね。兆円単位の買いが期待される需要予測は、大きな安心感を誘います。たとえGPIFが買わなくても…これから買うよ…と言う期待だけで、相場は維持されますね。この期待感は希望であり名目の世界の考え方です。実質の世界の人は、こんな発想をしませんね。人間はポジティブな人と…いつも、良く言えば、慎重派の人と分れます。でも時代を切り拓くのは前向きな人ですね。安倍政権は良くやっています。しかし日本の経営者の多くは、保守的で変化を嫌いますね。だから日経新聞が、しつこいぐらいにROEの記事を、連日、報道する必要があります。これはメディアの責任です。そうすると…日本も底辺で利益率重視の経営が進み、常に新陳代謝が進み、躍動感が溢れる時代に移行できますね。

さくらレポートに見られるように…観光客は増え続けていますから…ラオックスは分かりやすく、株価がおそらく上昇するでしょう。でも僕は、あまり好きではありません。この買い方から見れば、相当の上値が予想されますが…その株価に企業業績が追い付くのかどうか自信がありません。でも環境は良いですね。仕掛け人の力量が優れていれば…きっと人気株に育つでしょう。証券マンなら手掛けねばなりません。でも株価が200円、300円になってからは…止めましょうね。100円台ならでは…の株でしょう。でも人間と言う動物は、日本通信の様に…株価が上がると買うんだよね。

下がるケネディクスは、良い素質を秘めており、いつでもスタートできますが…、今の所は、新規の参入筋の動きは感じられません。地相場を探る動きを続けている様に感じています。昨日の出来高推移を見れば、きっと下値は堅いのでしょう。今日は下値で買いを入れましたが…買えるかどうか。まだ成り行きで買う時期ではないのでしょう。地相場と言うのは自然体の株価ですね。通常なら、これだけ信用買い残がある訳ですから…放って置けば…株価は下がります。でも下値になれば…僕だけでなく、多くの人が魅力を感じている筈ですね。これが時代観ですね。異次元緩和は続き、全ての政策は資産効果を狙っているのです。だから、何れ、放って置いてもジワジワと株価が上がるようになります。

ソニーとは全然、次元が違いますね。今日は日経新聞に大成建設などが載っていましたが…鉄建はどうなのでしょう。今日は高いですね。でも何れも…大きな業績の変化率は見込めませんからね。建設需要は底堅くても、未来の利益は急増しません。環境は素晴らしいが…変化率が足りないのです。リクルートは注目されますね。押し目は良いと思っています。ただ野村の意向次第です。昔の野村なら間違いなく、やります。でも今は時代が違いますからね。組織的に動く時代ではなくなりました。

さて肝心の全体相場ですが…、昨日のNY市場は下げていますが、基本的にG20に絡むポジション調整は峠を越え、様子見でしょう。此処から半年から1年の間に、NY市場が新高値を更新できるようなら…順調にこの問題は消化されていると考えて良いでしょう。逆になかなか高値を更新できずに、ボックス相場を形成するとなると…また新たな対策を考えねばなりません。日本を見れば分かりますが…生産活動による人員増からの景気回復は駄目なのでしょう。NY市場をみても、好調な筈なのに、とうとうナスダックは2000年の高値を更新していませんね。つまりスマートコミュニティーへの移行がスムーズに進んでないのです。そうカタルは、勝手に理解しています。グーグルやアップル、フェイスブックが、GEなどの古い体質の企業を凌駕できないのですね。あと一歩ですが…新時代の壁は、なかなか拓きません。自動車なんかでは…ないのでしょう。IVIを搭載した自動運転の車は、まだ登場していませんね。007は魅力がありますね。ワクワクします。この時代の壁を破れる企業が登場し、旧体制を打破できないと…人類は新しい時代の壁が開きませんね。きっと「スペースX」の時代なのです。

日本はその手前の信用創造で、もたついています。本当に…イライラしますね。日銀がもっとガンガンやれば動くのですよ。簡単なんですね。世界中が…新しい時代の為に、流動性を供給している訳です。ECBも日銀も、FRBは間もなく停止しますが…本当は続けるべきなのでしょう。でも人間と言うのは、戻りたがりますからね。郷愁を誘う訳です。新しい時代との認識が広がるのは、いつなのでしょう。現状は新興国の減速が進み…資源価格が下がっていますね。この現象は旧態体制の蔓延ですね。先進国から新しい情報投資が始まるのです。こう考えると…「リクルート」と言う会社は、魅力があるでしょう。情報産業に経営資源を投じていますからね。今日は安いですが…そんなに下がらないと思います。僕のような考え方をする人が、きっと居ますからね。

ここから2週間程度…と言うより、あと10日程ですが…、おそらく大丈夫でしょうね。こうやって市場経済と言うのは、新しい政策を拒否したり、受け入れたりして進化して行くのですね。株価の上下は、証券会社が食うための戦略ですね。だっておかしいでしょう。中国の減退は、粛清が始まった時に…既に分かっていたのです。もっと習近平が就任した時に、彼の履歴を見れば…おおよそ予想は付いたはずですね。米国の好調さは続きますね。シェールガス効果は絶大なのです。すべての産業に恩恵をもたらします。

昨日のニュースで関東知事会か…経産省に対し、自然エネルギーの買い取りを円滑にするように要望したと言うのを聞いたように思っていますが…、ネットで検索しましたが…記事が見当たりませんでした。国は電力会社の安定供給を逆手に取った買い取り拒否より、自然エネルギーの買い取りを、優先させるべきだと考えます。このシェアを20%、30%程度まで、伸ばすのが国家戦略だったのと…違いますか? 行き当たりばったりの政策など立案するな!…と言いたいですね。国民も電力料金の負担が上がるのを承知していたはずです。いい加減ですね。原発反対派は、何故、声を上げないのでしょう。みんな…いい加減だね。真剣に日本国の先行きを考えているのかどうか…。

さてなかなか予想通りに動かない株価を見ていると…政策批判が溢れますから…いい加減にして、MLBのテレビ観戦にしましょう。それでは、また明日。

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2014年10月22日

10/22

かたる:概ね…今回の株安騒動は終焉を迎えたように感じています。まぁ、この程度で済めば…当初からの予想に近いものです。日経平均株価の15000円割れ、ケネディクスの400円攻防、だいたい読みの範疇かな…と感じています。でも最低、あと2週間は様子を見るべきですが…。堅調な株が「ラオックス」(8202)じゃ、触手が動きませんね。やはり中国人は信用できないと言う潜在意識が、何処かにあるからかもしれません。でもおそらく…これだけの下げでも高値圏を維持したことを見れば、明らかに手が入っているのでしょう。手と言えば…期待しているケネディクスは、全く筋の動きは感じられませんね。良い素質を持っているのに…。動きに躍動感がありません。今の所は…の話ですが。

多くの人は、企業業績が好調なら株が上がると…思っているかもしれませんが、そんなことはありませんね。株が上がるためには、仕掛け人の存在が、必要条件です。黒子が優れた演出をしないと…、なかなか人気を獲得することは出来ません。だから強烈なヘッジファンドなどの関与が必要になります。株が大きく上がる時は、複数の機関投資家が株を保有する時です。企業業績や時代背景などのバックボーンは必要ですが…、後は演出家の腕次第です。

昨年末の相場は、新興御三家(小型現物株)と先物主導です。今年5月も、日本通信などの小型現物株と先物ですね。富士通などの動きもありましたが…所詮、富士通が、いきなり4ケタに向かうような器ではありませんからね。NECにせよ、好調には違いありませんが、株価に大きなインパクトを与えるほどではありません。本来はMRJの重工とか…人気に出来るようになれば、良いのですが…。国債金利や短期債の札割れの現実を見れば、明らかに、政策の舵は切ったけれど…力不足です。車なら排気量が足りません。異次元緩和は確かに優れていますが、長いデフレマインドに浸った日本人の心に響かなくなっています。そろそろ強引に力を見せつけないとなりませんね。でも黒田さんは、ほくそ笑むばかり…既に、あらゆる指標は力不足を指摘しています。

市場経済の米国は、QE1からQE2、更にQE3と不退転の決意をみせたので…どうにか、シェールガス効果もあり、景気は浮上してきました。しかし日本はシェールガスの効果はありません。あるのは地理的に近い中産階級が激増するアジアの商業圏だけです。あとは日本への信頼と憧れですね。意外に日本ブランドの信頼性は高いものがあります。中国のまがい物が横行する時代です。この時間優位を如何に活かすか…。日本企業のグローバル化意識が試されています。

昨日は中国の落ち込むGDPで、日経平均が下がったと言いますが…粛清の動きが、まだまだ、これから効いてきますね。やがて6%台、5%台と成長率は鈍ります。固定資本形成による資産効果も薄れてきました。不動産の値下がりは、その事を暗示しています。ただ中国は日本の宮沢さんの様に、馬鹿ではありません。日本の失敗を活かしますね。賢いですね。今回の成長も日本を見倣っての政策を、真似ていましたね。丁度、金権政治に揺れた田中角栄の時代が、終った印象でしょうか…。そんな印象を持っています。しかし世界景気の減速を、嫌気して下げた世界株同時安ですが…。基本はG20などの金融規制強化でしょう。今日の日経新聞には、横這いをイメージしたオプション取引のポジション整理と…日経新聞は片付けていましたが、その動きは一部でしょう。複合的に作用したのでしょうが、基本的には、金融デリバティブに対する当局の姿勢が原因でしょう。ポジションの見直し程度で、これほど大規模に連鎖安は起りませんね。商品から全てが動いていました。

GPIFの運用枠への憶測が、いろいろ伝わっていますが…疑心暗鬼の方が良いのです。こんなものは分からないから良いのですね。相場を見ていれば分かります。既に株式持ち合い解消売りも完全に終わり、基本的に株式の需給はタイトになっています。日銀のETF効果を指摘したほどです。僅かな先物買いで大きく動きますからね。実弾買いの効果は非常に大きいでしょう。問題は企業家の頭の構造ですね。昨日の日経新聞でも指摘されていましたが、ROEの考え方が非常に重要です。利益率の低い事業は、売り上げ規模が大きくても捨てる覚悟が必要です。はやく日経新聞は経営者を洗脳しなくてはなりません。そうしないと世界競争に大きく後れを取ることになります。

そもそも失われた時代は、このような村論理から発生した縄張り意識に縛られたせいですね。海外に目を向けず、国内だけのシェア争いを念頭に置いていた為にソニーも凋落しました。いつ投げるのでしょう。あの有名なファンドは…持ち株を上手く処分できますかね。この連日の下げの中を高値圏で強かったのはラオックスですが…007も意外に強かったですね。流石に目先筋は、飽きが来たのでしょう。小さなコマが連発していましたね。J・TECも陰のコマが並んでいます。通常は高値圏も下値圏もそうですが…このような動きは転機を暗示していますね。

日本通信のストップ高、ソフトバンクの7000円割れ、富士通の200日線タッチなど…一連の動きは、どれも株価が良い所に来たことを示しています。所詮、転機、相場の変わり目などは、予測できるものではありません。しかし、このような一連の動きを見て多くの人は気持ちが動かされる訳です。これが市場原理ですね。このような「湧き出る動き」と言うか…、大衆の動きと言うのは、絶対なのですね。分かるかな…無限なのですよ。こんなところで、「売り仕掛け」を強引にしても…絶対に失敗しますね。

相場観とは総合的な判断で、何となく感じるものなのです。でも日本通信も、今日、ストップ高しているサニックスも、駄目ですねよ。新しい動きでないと…駄目です。だからリクルートやラオックスは、証券マンなら、買って置く銘柄の対象になります。今日は久しぶりに007に打診を入れました。まだ1210円は買えていませんが…。寄り付きの1220円は買えましたね。トホホ…貧乏人だから、資金がなく大きく買えません。まぁ、高値で既に持っているから、買っても売らない株だから…ね。大きく増やすわけに行きません。J・TECも考えましたが、ケネディクスの買い増しも、しなくてはならないし…。しかしカタル君は馬鹿でした。ケネディクスは300円前半の買いが現物であったのです。下がると思い信用を外したのだから…つなぎ売りをすべきでしたね。すっかり忘れていました。

カタルは打診買いをしていますが…余裕がある人はドル平均法で買い下がればいいのですが…あまり余裕がない人は、無理をすべきではありません。何度も言いますが、2週間は駄目です。20日に大幅高しましたから、11月の3日まで待つべきですね。この程度の時間では株価は大きく動きません。上手に買おうとせずに…機が熟すまで待つべきなのです。本当は、上げ始めてから買い出した方が良いのです。こんな場面で、逆張りを狙い僅かな幅を狙うのは…馬鹿がやる戦略です。

日経新聞はオプションの戦略解消と解説されていましたが、そんな事で、この度の全面安を説明できませんね。そりゃ、一部でそのような動きはあったのでしょう。だから、その報道も事実でしょうが…原油価格や銅価格などの推移をみれば…もっと根は深い動きでしょう。だからカタルはサブプライムからCDSに発展した2006年の連想が働いているのです。だいたいオバマは貧乏人の出です。発想が貧困なのですね。

金融規制より、グローバルな税制を早急に確立させ、平等な世界ルールの構築が必要ですね。だって、おかしいですもの…これでは市場原理が、正当に働きませんね。ハンデ戦は限られたものであるべきです。さてゴタクは兎も角、だいたい底値圏に来たと思っています。まだ揺れますが…総合的な判断では下値圏ですね。リクルートやラオックスの株価の動きを見ていれば…相場の強さが、分かると思います。ロイヤルズは負けていましたが…今は、どうかな…。いい加減に…当たらない解説などを書いている場合ではありません。株取引は、慎重に行動した方が良いですからね。それでは、また明日。

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2014年10月21日

10/21

かたる:だんだん明らかになって来ましたね。カタルはこの度の下げはG20の金融規制にあると考えています。本日のWSJによれば…ECBのコンスタンシオ副総裁は「シャドーバンキング」のシステム内で行われる活動の規制について検討すべきとの考えを示したそうです。この「シャドーバンキング」問題は、中国のモノとダブりますが…急速に拡大した金融デリバティブ取引を、健全な取引に移行させると言うものだそうですが…。現状はこのシャドーバンキングが、世界経済の金融システムを支えている訳です。どうもこれを「正常な形」に変えようとしている様なのですね。

9日のWSJの記事に「金融システムのリスク、影の銀行に移行=IMF」に、IMFの発表文が載っており、現在は「総資産の約40%に相当する銀行が景気回復を支援するうえで充分な信用供与を果たせるだけの健全性を確保していない」とか…。リスク商品は、影の銀行システムがカバーしている訳ですね。G20の意向は、このバランスを影の銀行システムから、表の融資に変えようとしているのでしょう。故に、自己資本比率を高めたり、CDSの規制強化に動いているようです。ECBのコンスタンシオ副総裁の談話で、「米国を見倣って…」となっていますが、果たして米国の清貧思想が正しいのかどうか…。この背景を探ると、景気回復とは言うものの…非常に怪しい状態ですね。嘗ての日本と同じ構造を抱えている訳です。

FRBは、直ぐに資金を引き上げられる構図にないことが、このような記事で分かります。メディアの認識と…ずいぶんと現状は、違うようです。かたるが考えている様に、中央銀行は、直ぐに拡大した経済に見合う資金を引き揚げたら…世界経済は一気に冷え込みますね。最近の原油安、金、銅など…流石、世界のヘッジファンドなどの動きは早いですね。カタルは金融デリバティブの発展で、新興国の躍進が始まったと思っていましたが…この巻き返しの動きは、当面、続きそうです。この話は難しく…しばらくは、課題として続きそうです。関心を持ってニュースを集め、考えないとなりません。

でも心配はないですよ。一旦は、激震は止まります。問題は中・長期的な動向なのです。売る方も馬鹿ではありませんからね。たぶん半年から1年の猶予はあります。来年の春から夏は警戒すべきかもしれません。ただ水面下の動きは見えにくいですからね。その間に新高値を更新するようなら…順調に問題が解消されている証になります。逆にこの間に新高値を超えられなければ…何れ、この第二段があると考えるのが自然ですね。それほど根が深い問題でしょう。おそらくFRBは金融引き締めなどを出来ませんね。ましてや利上げなどは論外でしょう。当面は資金供給を停止し、様子見が1年程度は続くのでしょうね。今回の世界株安は、その事を示している様に感じます。

さて難しい問題は兎も角…、昨日の日本通信などは駄目ですよ。単に行き過ぎた下落の戻りに過ぎず、だんだん、このようなリバウンドがなくなり…均衡点を探る訳ですね。そうして「企業業績の急上昇」が株価の改善に繋がります。問題は株価に見合う業績の改善があるかどうか…。これを見極めるわけですね。昨年、夏のケネディクスと同じ状態に入りました。今、ケネディクスは株価に見合う企業業績を出せるか…市場からの査定を受けている訳ですね。カタルは今期、一株利益が30円で、来期は60円か…と考えていましたが、AUMの増減がその目安になります。今の所、既に3Qは平凡な数字のようです。本当に4Qで1000億円以上も増やせるものかどうか…。ただ内部での益出しで利益はいくらでも調整可能です。何故なら、既に1兆円を超える物件の多くは、含み利益状態ですからね。

必ず、ヘッジファンドは見逃さないと考えています。政策の流れは、明らかに実質から名目重視に移り、資産効果を狙った政策に移行していますからね。今のままでも…株価は最低4桁ですね。カタルは上場来高値更新を視野に入れています。何故なら、2006年当時より、AUMは格段に増えています。つまり当時より豊富な含み利益が存在し、簡単に数字が作れますね。ただ米国金融は冒頭の説明の様に、当局の管理下にあり、あの当時より動きが鈍りますね。実態は大きく改善しているが…演出家の力が不足しているとのです。

今回は、まやかしの演出ではなく日本政府は後がなく本気ですから、息の長い大相場に入ると考えています。100円割れから10倍以上になった理想買いが、今度は実際の業績推移を受け、株価が上昇する現実買いに移行する訳ですね。まぁ、その分、強弱感の対立がなくなるので株価の面白味は欠けます。だから、まだ利益が計上されない時がチャンスなのですが…。ようやく、日本の過度の清貧思想による二番底の損失が、今期で一掃され綺麗になりますからね。この事を市場は知っているから、春の安値より100円以上も上で株価の底入れが確認されるのでしょう。まだ分かりませんが、今後2週間、下値394円を更に割れなければ…、このラインが下値になるのでしょう。通常、昨日の大幅高から2週間は注意が怠れません。11月4日まで待ってから買い増しでしょう。

さて…リクルート以外に、市場には、めぼしい銘柄が見当たりませんね。日本通信が昨日ストップ高したように…明らかに人気株は、底入れ模様です。富士通やソフトバンクも同じ形態ですね。ここから…力強く値上がりする銘柄がメインになります。だから背景がある強い銘柄は、絶対に空売りは避けてくださいね。むしろ買いでしょう。この背景があると言うのは分かり辛いかな…。要するに企業業績が伸びる株ですね。でもガンホーやミクシィーのような二番煎じは駄目です。カタルはどちらも経験しましたが、みんなパズドラを真似ているのですね。呆れています。ストライクモンスターもそうですが、モンスタは仲間との通信遊び機能があり、きっと小学生や中学生などのシェアは、高いのでしょう。でもカタルにとってはパズドラの方が上ですね。ガンホーの企業業績推移はどうなのでしょう。

日銀が発表している「さくらレポート」が話題になっていました。まぁ印象に残ったのは観光客の増加が、消費を刺激しているという内容ですね。意外に大きいのですね。東京の百貨店は、この需要を取り組んでいますね。いつだったかな…あれはずいぶん前です。3年ほど前かな…いや5年以上前ですね。新宿の高島屋に行ったとき、店内放送に中国語があったのに驚いた記憶があります。今では当たり前ですからね。店員も中国語・英語を話せるスタッフが常駐しています。中国企業傘下になったラオックス8202の株価は、確りしていますからね。(このような株が注目されるのです。博打ですが…。)カタルはKNTCT9726やHIS9603なども、株価が下がったので関心がありますが…。

今日はアイフルもグリーも高いですね。昨日に続き2日連続高です。まぁ大丈夫だと思いますが…貧乏人は安全重視で、あと2週間程度、待つことにしましょう。グリーは先日の予兆があり注目されますが…問題は背景ですね。LINE程度の話しじゃ…企業業績に大きく貢献できるのでしょうか? この下げの中で、下値を切り上げているのがサイバーエージェント4751ですね。藤田さんの所は…仲間がいますからね。既にかなり評価されており、あまり食指が湧きませんが…。フィルムは大きすぎてね。富山化学が存在していたら、ずいぶん人気化したことでしょう。まぁ、何か出てきますね。慌てることもないでしょう。最後に…株はいつもそうですが…魔坂の展開があるものです。故に常に慎重な対応が望まれます。それでは、また明日。


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2014年10月20日

10/20

かたる:さて外人投資家が期待するGPIF改革、公的年金を運用する資産配分の見直し作業が行われていますが、土曜日の日経新聞に、この比率を12%から20代半ばに引き上げると報道されています。本当かいな…と疑るような数字ですが、報道によれば、仮に25%を基準にして上下幅を6%とすると…30%程度まで最大限高めることが出来るとか…。新聞報道では、25%の基準で計算すると…8兆円の株式買い余力との試算が発表されていました。単純に20か月に分けて買うと…ひと月4000億円規模ですから、大変な数字になります。つまりこの報道通りなら、これからのGPIFの期待買いも見込まれますから、株価は大きく上がりますね。日本株は、下がらない計算になります。日銀は10月に入り、連日の買い入れを実施、既に9日間、147億円ずつ買っています。1323億円ですね。この3倍以上の金額を毎月、買うのです。

一連の政策官僚は、東大法学部でのエリートです。日本丸と言う巨艦は、政策の流れをみると、ようやく本気になって、実質重視より名目重視の流れを鮮明にしていますね。政策スタンスを変えることは、やろうと思えば簡単だったのですが…安倍政権になってから、確実に実質から名目重視に政策スタンスを変えています。既に中央銀行が国債を大量に買う異次元緩和を実施しており、後戻りが出来ません。この認識が日本国民もメディアにもありませんね。間違いなく5年、10年後の資産価格は大きく上がっています。つまり彼らも資産効果の重要性を認識している訳ですね。相続税の増額もその一環ですね。借金も相続できますから、金持ちは借り入れを興し、利益の生まれる資産の購入に動きます。この辺りの時代観をしっかり認識してないと…やれ日本株は1万円割れとか…と馬鹿な戯言に心が揺れるようになります。もう行先は決まっているのですね。しかし…その速度が分かりません。

日本は高度成長時代に、この資産効果を十二分に発揮し、活力のある社会を形成してきました。昭和30年代、東京オリンピックの頃の建設ラッシュは、すごかったですからね。今度は、既に社会インフラ設備は出来ていますから、嘗ての古いものを更新する需要と新しい社会インフラの構築が始まります。先日の「ひまわり8号」も…その口です。このような新しい時代の社会基盤を活用し、スマートシティーの構築が始まりますね。WiFi環境の整備もそうですね。日本は少子高齢化で労働力不足だから…付加価値が生まれない。と言う時代遅れの考え方をする人が大勢いますが、ファナックの工場見学をすれば良いですね。おそらく最新の自動車工場も、昔と比べれば…組立工は激減している筈です。

今度、賃金が上昇すると、ロボット購入に経営者は動くようになるでしょう。難しいとされていた建設業界のロボット化も実験が進んでいます。昔は2年以上かかった作業が、半年短縮されるとか…解体工事も色んな工法が開発されています。デフレの鬱の時代から活力が生まれる陽の時代のインフレの世界に突入しますね。今は日本化現象が進み、欧州なども世界経済の低迷が懸念されていますが…違いますね。スマート技術の躍進により文化の変換が進行します。学校教育もICT(情報通信技術)の活用が一般化され、教師の役割を大幅にサポートするでしょう。だって下手糞な教師に教わるより、優れた教師の授業を、タブレットを通じて受けた方が良い訳です。そのような世界に向かい、資金効率が上がるので…文化というか、人々の生活様式が大きく変化して行くのです。SFの世界を感じてくださいね。

その準備作業が既に始まっています。先ずは効率的な資金循環が始まっているのですね。日銀の国債買い入れにより、地銀などのローカルの金融機関は、国債の保持が難しくなっており、その資金が外債投資やリートに向かっています。今回のGPIF改革もその一環ですね。法令の改善など含め、強制的に国債から株式に資金を向かわせています。つまり、より活動的な資産が、更に活躍の場を求め膨らむわけですね。リートに資金が流れると…利益率に従い、先ずは流動性のある都心の物件が上昇します。今は先日発表された資料を見れば分かりますが、金沢駅の西口でしたね。このように地方に運用の輪が広がります。分かりますか? GPIFが株式を買うと言う事は…公募しても株が売れるので…会社経営者は資金繰りが楽になり、行動が大胆になります。ソフトバンクの孫さんは…サントリーの佐治さんは、どうしましたか?

安心・安全神話の流れが、変化しますね。日本は極端に清貧思想に傾いています。ニュースのレベルを見ると分かります。細かい犯罪をNHKが取り上げるようになり…不幸な交通事故の解釈も刑罰が重くなっていますね。被害者寄りに傾いています。社会の効率より個人の感情に法律が揺れていますね。細かいことは良いじゃないですか…。1億人も人口が居る国は、世界の基準で見れば大きな方なのです。冷凍技術の活用で農業の輸出も確立されていくでしょう。ようやく長く眠っていた日本の文化が動き始めています。この躍動感を感じてくださいね。

資源価格は下がる方向性にありますが…やはり商社株は安いと思います。とくにGPIF運用は当然のことながら、配当利回りも重視するでしょう。おそらく指数買いが中心と思われますが、個別株も取り上げるでしょうね。邦銀株や商社株に注目が集まると…カタルは年初に指摘しています。この株安はチャンスでしょうね。まだ米国の金融機関の新しいポジション調整が、一巡したか定かではありませんが…G20の動向もこのようにして市場で消化され認識されていくのでしょう。それにしても…よく下がりましたね。今年前半の人気株だった日本通信を見ると、その事が良く分かります。カタルは500円を超えた段階で高いと判断しましたが…なんと高値は1268円ですからね。その株が、あっという間に430円に逆戻り…通常は1年程度かけ、下げるものですが…最近の傾向は、きっと…どちらにも行き過ぎるのでしょう。

だから小型現物株から貸借銘柄に主流を戻せと…、何度も、何度も予測したのですが…駄目でしたね。大概、カタルの予想が外れる時は、株価が大きく下がる時ですね。今回もそうでした。小野薬に期待したにもかかわらず、株価は大きく反応しませんでした。今回の「リクルート」はどうでしょう。ただやはり腰が引けますね。ダイエーの担保にリクルート株は取られていたわけで、需給バランスは通常のモノより悪い筈、ジャッパンディスプレイ程ではないでしょうが…。一株利益を、あれは、「のれん代」の償却前を載せていたのかな? やはり作為的な「いやらしさ」もありますね。でもリクルート自身は、良い会社ですね。情報産業の雄であり、まだ上値は期待されます。今日も高いですね。でも大型株ですからね。

やはりカタルは、ケネディクスですが…AUMの3Qは大きく伸びておらず…本当に目標が達成されるのか怪しいものです。もしこの目標が達成されなければ…カタルの一株利益予想30円程度は、無理ですね。会社予想に毛が生えた程度になります。来春に順延になりますね。この辺りの利益の出し方は、会社側経営者の意向次第です。幾らでも決算数字は作れます。ただ株価を見ると…この程度で収まるなら、やはり相当、未来の数字は良いのでしょう。多くの株が年初来安値を更新しましたが、100円ほど上に位置して止まることになりますね。果たして実態はどうでしょう。何処で、再び買い増す事が出来るかどうか…。

今週のNY市場の動向は、注目される訳です。カタルが疑っているG20の詳細は10月11日の夕刊に載っていましたね。11月中旬に報告すると報道されています。仮にCDSに、解約凍結が盛り込まれるとすると…この手のポジション整理が敢行されます。やはりまだ安心はできませが…通常は第一段目が、一番、深い筈です。もし大きな影響がないとすれば…の話ですが…。まぁ、暫くは相場の動向を見るしか、一般人には手段がないですね。内容が厳しくまとまれば、市場はさらに揺れますが…今回の動揺は世界に広がり、過激な手段は取れないでしょう。カタルは基本的に楽観派ですからね。朝刊ではなく、この記事は、何故か夕刊扱いなのですね。作為的ですね。10月11日の報道ですね。つまり9月には、大筋が、関係筋には判明していたわけですね。今回の株安で、この懸念の一部が一般化したのでしょう。

今の所、ケネディクスは、二つの壁、9月29日の491円と3日の513円が目安になりますね。この二つの壁を超えれば、下値が確認されます。ただし時間経過により再び山が誕生すれば…話は変わりますね。まぁ、この程度で収まれば…若干の読み違いはありましたが、想定内ですね。果たして、どうかなぁ~。余裕のない人は、こんな時にリスクを軽減させないとなりませんよ。魔坂の坂は、いつも意外な形なのです。だから常に用心をせねばなりません。先の事は誰にでもわかりませんからね。このような上下を繰り返し…新しいポジションを探るのが、市場経済なのです。カタルは一応の目安としてオーバーの売り物の量を、常に見ていますね。ケネディクスの場合、600万が上限で100万割れが今までの下限です。今日は株高もあり、オーバー分は今の所は79万と…100万を割れていますが…後場から株価が下がると、あっという間に増えますからね。

三菱UFJが、今年春の安値519円を割れないか…と、実はヒヤヒヤしていましたが…546.2円で留まる事が出来るなら、マズマズですね。まだアベノミクスへの期待感は堅持されていることになります。今週も、NY市場がさらに揺れると心配になりますが…まぁ、彼らは市場経済の国ですからね。大丈夫でしょう。それでは、また明日。

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2014年10月17日

10/17

かたる:やはり、リクルート(6098)は、良いですね。揺れる株式相場の救世主になるかもしれませんね。昔の野村なら…確実にやるでしょうね。カタルが本部長のような立場なら…リクルートを救世主として仕掛けますね。理由は売り物がコントロールできること。何より肝心な事は、リクルートが「情報サービス」産業と言う分野で、成長企業としての「企業文化」を秘めていることです。カタルも何人かのリクルート出身者と付き合いがありました。みんな優れた若者集団です。35歳が基準になっており、皆が独立を目指し与えられた目標をこなしている印象を持っています。社内アンテナは抜群ですからね。でもそのリクルートも売上高営業利益率は10%程度と低く、改善余地は大きいのですね。この辺りの改善が必要でしょう。ユニクロやソフトバンクに追随する会社になる可能性は、充分にあります。株価が仮に4000円でも…そんなに割高を感じさせない魅力があります。ただ既に大きな会社ですから10倍とか…そのレベルは無理ですよ。せいぜい2倍程度かな…、3倍はどうだろう。あとは野村の手腕次第です。

さて…気になるNY安の原因は、やはり分かりませんね。ピコムのビル・グロス氏の移籍は、奇妙にも今回の下げと一致します。あの時と…同じです。嫌なものを感じます。サブプライムだけなら、大丈夫と踏んでいたのに…なかなか改善されず、半年後辺りにCDSが突如、表面化した金融危機の時と、イメージが被りますね。世界景気の低迷やドイツの輸出不振、これは、みんな事前に分かっていた事です。ドイツはロシア制裁の影響をかなり受けていますね。フランスの農産物も同じです。エボラ出血熱もそうですね。ただオバマの対応は鈍く、明らかに腰が引けています。みんなポーズだけのイメージですね。米国の大統領は、もっと決断力が高いものです。優秀なブレーンが居るわけですからね。最近は側近がオバマを見限っている…との報道に良く接しますが、実態はどうなのでしょう。

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さてカタルのテクニカル能力が、どの程度か分かりませんが…今日は日経新聞トップに株安報道、昨日のNHKもそうでした。だいたい…市場で言われている悪材料は一般化しました。通常なら、このように事態が一般化すれば、市場の要求が通り改善されるはずです。だから株価は戻りに入りますが…。当然、まだ揺れるのですよ。何度か揺れますが…一般化された辺りが「峠」なのですね。NY市場のチャートも、一昨日が「たくり足」に、昨日は小さな陰線のコマと言う形で…チャートから見ると、目先の売りが一巡している様子が窺えます。売る方だって、一旦、投げれば売り物は、切れますからね。ここから強弱感が再び対立するわけです。でも通常は底入れしてから、2週間程度、市場は揺れるので、まだ無理をしないことです。VIX指数も昨日は反落していたようです。

貧乏人のカタル君、昨日、ケネディクスの398円の指値は買えましたね。原稿を書いていた午前中は399円まででしたが…、昨日は後場から買い物に行っている最中に、買えていました。まぁ、全体相場も…ケネディクスも、当初の読みは、この辺なのですが…。当たらないカタル予想などしても、意味はありません。007も小さなコマの連発で、株価の下押しは止まっている様子、J・TECの14日の「きざし線」と言うのかな…「行って来い」の形でしたが、あのような形は、通常、下げ過程より横ばいから上げ過程によく出ますね。臓器製造は、まだ市場の認知を得ていませんね。ただ企業業績推移は、来年にならないと黒字化するかどうか…。007と同じイメージです。

まぁ、この程度の下げで留まるなら良いのですが…、果たして実際はどうなのでしょう。指導者がアホだと…市場は揺れますからね。市場は実体経済を映す鏡だと…良く言いますが、日本の場合、「株や土地が下がっても、実体経済に影響は及ぼさない」と指導者自ら、馬鹿な発言をするアホが居た訳です。オバマも、あまり優れているとは言えませんね。政策は半年から2年程度、先に、実体経済に数字となって現れることが良くあります。G20の方針は気になります。明らかにリスクポジションの整理が進行した現象ですからね。基本は此処ですね。金融デリバティブ商品の解消です。ドル高は、ばら撒いたお金の回収ですね。気になるのは中国です。粛清の動きが、どの程度、景気を減速させるか…。通常、習近平体制も鉄壁ではなく、内部抗争がある筈です。かなり強烈に粛清を進めたので、反動の表面化が、懸念されますね。自動車販売は伸び率が落ち始めたとの報道もありました。

今日の日経新聞には、値上がりが続いていたはずの建設資材の値下がりが報道されていましたね。なるほど…合同鉄鋼が途中でポシャるわけです。やはりアベノミクスは、明らかにデフレ圧力に押されていますね。さて黒田さん、どうやって、言い訳をするのでしょう。当然、彼の目標値は達成できない訳ですから、何らかの手を打たねばなりません。ただ小手先の改善では、意味がありませんね。既にこれだけ国債を買っている訳で…後戻りはできません。やる以上、トコトン、やらねばなりませんね。日銀は、何だって出来るのです。デフレ圧力を緩和させることは簡単ですからね。次の焦点は日銀の対応になってきましたね。

NY市場は参加種族が、イワシ民族の日本と違いますから…心配はしていません。基本は肉食の狩猟民族です。このあと2週間程度の動向を、注意深く観察して置けば良いでしょう。おそらく昨日が、日本株の本震だと思っています。後は余震に過ぎないと考えていますが…果たして、実態はどうでしょうか?

最後に本田宗一郎の夢だったジェット機が、いよいよ実用化の段階に来ました。日本はゼロ戦と言う名機を製造した世界トップメーカーだったのです。重工のMRJは自動車産業に匹敵する下請け産業を育てます。ブラジルやカナダ相手に、後れを取ることは許されませんね。多くの機能素材を抱える東レは、4ケタを目指しても良い筈ですね。この手の株は安心安全が売りで、年金生活者向けですが…。このような下げ局面でポツポツ買えば良いのです。本来の株式相場は、そんなものなのですね。毎日、目先博打をするものではありません。

今は不透明だから、良いのですよ。通常、NHKなどが大々的に株安報道するようになると…チャンス到来と言う訳です。これが一般的な投資家の投資姿勢でしょう。少子高齢化でGDPが減少する? 肉体労働など…ロボットが、やる時代に突入するのですね。少子高齢化だから、人間の知恵が働き、利益率の高い産業構造への転換が望まれるのです。ROEと言う考え方の浸透が、経営者の意識を変え、日本が成長できる原動力になります。J・TECは、IPS細胞培養技術で世界最先端に位置していますね。実験で技術が確立されても、費用が掛かり過ぎて実用化されない事例は、幾つもあります。例えば超電導の世界ですね。送電線の電力ロスなどもそうです。IPSで人工的に臓器が製造できても…安い単価で製造しなくては意味がありません。だからJTECの株価を押し上げ、技術支援をする使命を、株式市場は担っている訳です。

市場経済と実態経済は、鏡の様に…一心同体なのですね。市場の悲鳴を聴き、政策を自由に変化させる柔軟性が求められるのです。株価が下がる政権など…必要ありません。松島法相のうちわや、小渕経済産業相の観劇接待などの…低い次元のやり取りは、程々にして、本当の政策論論議を主体にすべきです。安倍政権の命運は、株価が握っているのです。果たして、どうなるでしょう。カタルは、そんなに心配はしていません。昨日は打診を入れましたが、今度は株価が上がってから、追撃買いする予定です。それではまた明日。

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2014年10月16日

10/16

かたる:本日はリクルート(6098)の上場です。公開価格は3100円との事らしいのですが…一株利益予想は189円と前期の196円より減益ですが…「すかいらーく」のような割高感は感じられません。PER20倍で3780円であり上値余地は大きいでしょう。何故なら、雇用問題は日本の課題でもあり、改善余地がありますから、その潜在的な成長力はかなり高いと思われます。気になるのは…ダイエーが転落し、リクルート株は担保になっていたのでしょう。故に需給面のマイナスが考えられます。ただカタルは当初から…リクルートの上場が市場全体の重石に働いたのではないかと疑っており、このリクルート株の資金が市場に戻るので、そろそろ全体相場も「戻りの切っ掛け」に成りえるんじゃないか…とも考えています。

しかし基本的に、G20の方針は非常に危ういと疑っています。金融デリバティブ…例えばCDSの存在ですが、保険機能があるから冒険が出来るのですね。その保険機能を働かないようにする規制は、冒険を制約しますから…世界経済の流動性が失われます。まだ世界経済は自立していないのですね。中央銀行と言うICUの管轄下にあります。病み上がりの病人に過酷な労働を強いるようなものです。2006年、サブプライムローンが問題化した時、カタルはこの問題だけなら大丈夫…と強気に構えていましたが、実際はその陰にCDSの天文学的な存在が隠れていたのです。日経報道だけでは分からなかったのです。このCDSの金融機能が働かない…として、AIGを米国政府は救済した経過があります。

理屈を考えると…ベルリンの壁崩壊で、共産圏の国々が市場経済に参入しました。代表事例はBIRCsなどの新興国ですが、中国を念頭に考えると、分かりやすいですね。この成長を支えたのは、米国で発展した金融デリバティブです。ブラック・ショールズ教授らが開発したオプション理論で、リスク計算が出来るようになり、リスクを分散する仕組みが開発されました。それがCDSですね。保険があるから、リスクの大きな中国などへ、積極的な投資活動が出来るようになったのです。その為に世界の製造物の単価下落が起きて先進国の空洞化が進んでいます。鄧小平は賢く、日本を手本にしたのです。内需振興で公的資本投資により社会基盤を作り、輸出で外貨を稼いだわけですね。当然、日本の失敗を見て、資産効果を政策に盛り込み加速させました。

日本はこの間、清貧思想を美徳だと…間違った概念が行き過ぎるわけです。儒教の教えのせいでしょうか…。不労所得と…資産効果で生まれる活力を、日本は極端に毛嫌いしますからね。日本人は戦後、GHQの支配下で教育制度が確立され、ロボット教育を施されたわけです。だからメディアの論理に、大きく支配されています。香港の学生のような「通識教育」と言う、自らが考える教育がありませんからね。基本的に日本人は働くロボットとして教育されました。実社会に出てみると良く分かります。学生の時間は…何だったのでしょう。まぁ、カタル君は受験勉強など…したことがなかったですからね。基本的入れる大学に、何気なく入っただけのアホンタラでした。ただ漠然と証券マンになれば、世の中の仕組みが分かるだろうと考えていただけの話です。その馬鹿も歩合セールスとして、世間の荒風に揉まれる訳です。その為か…新聞など大手メディアの報道姿勢に疑問を感じるようになるわけです。基本的にニュースは、作為的に創られていますね。インターネットで様々な意見が分かるようになり…見方が変わっていくわけです。

さてゴタクは兎も角、概ね、この辺りで株価の下押しは終わる可能性が非常に高いと思われます。リクルートやケネディクスに注目していてくださいね。此処からは少々、無理しても追証で投げることはせず、我慢できるなら我慢した方が良いと思っています。しかし無理をすることはありません。ケース・バイ・ケースなのです。それぞれ個人の置かれた環境が違う訳ですから、自己責任で判断をしなくてはなりません。しかしG20の金融規制の方針は、間違っていると思っています。この影がある限り…新時代への扉は開かないでしょう。よって…仮に戻っても超強気姿勢は…躊躇われますね。

おそらく…CDS規制のリスク解除の動きが、今回の下げだと考えています。原油価格を始め商品価格に流れていた資金が、引き上げられたのでしょう。ポジションを解約した動きですね。この形が正常なのか…カタルは理解に苦しみますが…人間と言うのは、故郷に帰ると言うか…郷愁と言う概念が誰にでもあります。新しい時代の入り口にあたり、戸惑っている様子が、この揺れなのでしょう。このような揺れを通じて、時代が変化して行くのでしょうね。つまり地震の波動と同じで、余震はまだありますが、基本的にリスクに敏感は人達がG20の動向を見て、ポジションの整理に動いたと思っています。

ただオバマ政権はレームダック化していますから…今日の日経新聞にも解説があったかな? 基本的に、直ぐに今回の新規制は無理ですから…先延ばしで、実行されないと考えています。仮に保守的に実行されたとしても、相当な時間がかかり非常に緩やかな移行だと考えています。だから地震だと述べたのです。本震に比べ、余震はだんだん弱くなっていきます。昨日のNY市場は「たくり足」になりました。実線(寄り付きと引け値)に比べ、髭はかなり長いですね。実線は172ドルの陰線で引け値から下値は286ドルです。本当は、もう少し戻ると…もっと綺麗でしたが…。

ただ日経新聞の解説は、世界景気の減速となっており、G20の金融規制の為のポジション整理と書かれてないので…、カタルの憶測なのか…、それとも日経の記者の資質問題か…分かりませんが、一般化してないので、もう一度、一般化するまで揺れる可能性は残っています。この辺りが見えるなら…既に億万長者なのですが…。カタルには残念ながら、見えませんね。ある程度の下げは、NY市場の上下する動きを見て…事前に解説しましたが、もっと早くすべきでしたね。カタルがケネディクスの3回目を諦めたのが…2日だったかな…? 実は、今日は買い指値を入れましたが厳しかったかな…今の所、398円は買えていません。

まぁ、担保余力も余りなく無理をしたくないから…どっちでも良いのですが。一応、皆さんには、カタル予想としてリクルートの上場日を掲げていたので、買い指値を入れただけなのです。そう言えば、昨日、友達の証券マンから、打診がありました。そろそろどうだ?と問われたのですが、「まだ、早いだろう」と述べたのです。その理由はG20の金融規制のポジション整理との…新聞報道が見えないからです。たぶん、カタルの予測は正しいと考えています。エボラ出血熱なども存在し、下げの原因は複合的なのでしょうが…。その会話の中で、J・TECの話が出て、あの突発高は網膜細胞培養の正式発表があった為なのですね。カタルは既に事前に理研との提携をレポートしていましたが…この材料は大きいですね。人工臓器製造の夢が、加わるのです。ジャックの浸透が遅れている様に感じていますが、きっと良い銘柄に育つでしょう。007も底入れ模様に見えてきましたね。

基本的に小さなコマが連発するようになれば、強弱感が拮抗している株価の様子です。全体市況の影響もありますが、買い場の一つのポイントです。まだ分からないのですよ。日経新聞がG20の金融規制問題を取り上げれば、一般化すると思うのですが…。きっと日経新聞のNY在住の記者人脈は、たいした付き合いをしてないのでしょう。内部情報は仲間だけしか分かりません。非常に親しくならないと…なかなか、何故、売っているかなど…教えてくれませんね。理由がわかれば、恐いものはなくなります。メディアの資質が表面的かどうか…。

朝日新聞などは、マズマズですね。でも先走るから誤報もあるのでしょう。吉田清治証言の慰安婦問題は大きな問題ですからね。ただ戦場ですから、似たような実例は幾つもあったと思います。だから悪戯に誤報だから…と言って、日韓問題の話題にしない方が良いと思っています。日本が侵略戦争をしたことは事実です。今の北朝鮮やイランと同じですよ。核開発を米国や中国、ソ連が出来るのに…何故、僕らは出来ないの?という理由と同じですね。イギリスも米国も、植民地支配をつづけましたが、日本は負けたのですね。

さて…長くなりました。需給面の問題は存在しますが、リクルートは注目されます。更にケネディクスは、当初、下値と考えていたポイントに来ました。此処から下値は、非常に美味しい場面になります。あとは自分自身の資金量の勝負です。基本は異次元緩和です。日銀の姿勢が、全ての資産価格を決めるのです。ラストリゾートは、絶対的な権限を持っているのですね。問題は黒田さんの心の問題なのです。それでは…また明日。

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2014年10月15日

10/15

かたる:まだ…先が見えませんね。日経新聞の記事の書き方も、筋が外れているように感じ、掲載場所も一面ではありませんね。通常、このような下げの場合、まだ下げ余地があるようにも感じています。昨日は人気株だった富士通、日本通信、アドウェイズなどみましたが、人気株ソフトバンクも、良い株価位置に来ました。当初からケネディクスでは400円前後の攻防を考えていましたが、昨日は完全に株価だけが下がるパターンで、美味しい真空地帯に入りましたが、しかし残念ながら底打ちのイメージは湧きませんでした。金曜日、連休明けの火曜日と…買ってみたいと思いましたが、株価の下げ途中で買って、良い思いをしたことは、これまで余りありません。今回は初めてのケースになりますが、上がり出してから買おうと考えています。お金が持つかなぁ~。少々心配ですね。

カタル自身は9月下旬の戻りを買いましたが…、直ぐに駄目だと思い3度目の投げに転じ持ち株を減らしました。しかし本当は買い増しをすべきなのでしょう。金持ちならドル平均法で買い下がればいいのです。もし400円割れがあれば、株数をさらに増やし買い下がります。今年の安値300円割れまで視野に入れて置けば、充分でしょう。今日の新聞に日本郵船の新安値(ケネディクスと比較して下さいね)が報じられていましたが…どちらかと言えば、負け組の海運会社ですが…、海運株は世界景気のバロメーターでもあります。

原油価格もシェールガス効果があるにしても同じですね。銅市況もそうです。だから世界景気の減速は明らかですが…G20の金融規制は、明らかに「的」が外れていますね。中産階級が増えるアジア圏の成長を促さないと需要は戻りません。問題は誰がお金を出すかです。金融デリバティブを規制し、リスクを取る人が居るのかどうか…。保険があるから冒険が出来るのです。ただ空売り比率が増していると言います。何か…出てきても良いですね。完全に市場マインドは変わっていますからね。

明日は、リクールトが上場されるのかな? 業界のイベントですから…今日の株価は持ちますね。この辺りで…一息ついて、もう一段下げで終了と願いたいものです。これから一年で、一番、投資効率が高い年末年始を迎えます。だからチャンスなのですね。必ず、下がる前には8月の指数高の様に上げ、上がる前もこのような下げを演出し投げてから、株価は上がり出します。肝心なのは異次元緩和が続きお金の価値は下がり、土地や株などの資産価値が上がっていると言う事です。米国景気が回復した…それ、出口戦略だ…と言う考え方は間違っています。インフレが蔓延していますか? むしろ流動性の罠が世界的に懸念され、デフレ圧力が止まりません。メディアの認識不足が、元日銀総裁の福井さんのような間違いを生むのです。イエレン女史の動向は非常に重要ですね。

そもそも自動車などの耐久消費財が、景気の主役と考えているメディアの認識は間違っています。今の時代は「価値観」の過渡期です。豊かな時間を与えくれるものに価値があるのですね。文化や芸術の世界です。ゲームの考え方も当初は弊害が色々言われていましたが、無駄な時間と解釈するか…楽しみな時間と解釈するか…。肉体を使い製造活動に時間を費やすのが人間の正しい時間の使い方なのでしょうか? 豊かな時間の過ごし方とは…なにか? 最近は義母(83歳)と一緒に生活をする時間が増え…考えさせられます。彼女の喜びとは何か? ここに成長の芽がありますね。カタルは、いつも思います。安楽死も認めるべきだと考えています。自立した生活が送れなくなれば…本人が望むなら、死の選択も自由だと考えています。

先日、台風19号が去り、安全優先で列車は止まり、自治体は早めの避難勧告などが連発していました。本当に必要だったのかどうか…それとも、これが正しい選択なのでしょうか?メディアが自治体の対応などを叩き過ぎるから…どんどん自己責任原則の意識が消え、公的介助を望む方向性に、日本は行き過ぎているのではないかという疑問ですね。まるで北欧のような福祉国家を臨んでいるようですね。個人の尊厳は消えて行きます。他人に迷惑をかけなければ、何をやっても良い…と思っていましたが、どうも最近は道徳観念まで揺らぎ始めています。

さて底打ちとは…どのような現象か? 基本は出来高推移ですね。そうして形ですね。例えば昨日のJ・TECは結局、「行って来い」の形でしたが、このような動向は、明らかな変化の兆しの一例でしょう。7月辺りから、何度か、このような動きがありますね。でもカタルは、「カタル銘柄」の中で、唯一、減益修正を懸念しているのですね。ジャックの浸透度合いが遅れているようにも感じています。ケネディクスも、007も…順調な推移だと考えています。ケネディクスの今日の寄りは若干高く、今は陰線で下押していますが、小さな陰線が並んで…出来れば、昨日の407円を下回らなければ…更に底入れの形に近づきます。小さな陰のコマが並ぶのですね。酒田五法などのチャート論は、ある意味、論理的なのですね。どうなるか…。

シャープも300円を割れていますね。今は274円です。関心のある株です。ソニーなんかより、余程、魅力があります。カタルは10銘柄ほど…継続的にデータを集めています。これまでも、カタル銘柄候補の銘柄はいくつかありましたが…「帯にたすき」の関係で、なかなか気に入った株は見つかりませんね。現在のカタル銘柄は、何れも再推奨銘柄ですね。企業業績は伸びている筈なのに…株価が下押す現象は、良くある事ですね。だからカタルは何度も政策批判をしてきたのです。本来、日銀はアクセルを踏む場面だと前回感じたのですが…カタルの推測は外れました。今、一番の懸念は、G20の金融規制です。オバマは嫌いです。

イラクの後処理はフセイン体制を崩した以上、米国に責任があり管理し続けるべきですね。それを途中で投げ出し、アフリカから中東の混乱に繋がっています。欧州からアジア重視に軍事配備を見直したから、ロシアが強硬策に転じたとも言えます。政治バランスは難しい問題ですが…彼の決断は、あまり優れているとは言えません。ただ今回は珍しく日本独自と言うより、世界の動向に揺れている感じですね。日本も決して順調とは言えませんが、異次元緩和の効果は多くの人が考えているより、非常に良い政策だと思っています。何しろ曲がりなりにも…地価は上がり始めています。資産効果が生まれ始めていますからね。実社会で生む出す現実の付加価値は、皆さんも関心があり分かりやすいですが、資産効果で生まれる付加価値は、非常に目に見えないから、分かり辛いのでしょう。しかし過去の歴史をみれば分かるように…実はこの資産効果の方が、我々、人類を前向きに押し上げていますね。

過去、日本の成長を支えてきたのは、この資産効果です。不動産は絶対に下がらない…との土地神話が生まれ、銀行は土地担保融資を続けてきたのです。だから日本は未曽有の成長を遂げたのですね。良くこの事を考えて欲しいのです。僅かな株の下げで、右往左往せずに、確りしたシナリオを持ち相場の臨まれることを期待する次第です。それでは…また明日。

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2014年10月14日

10/14

かたる:NY市場は大丈夫だと思っていましたが…まさかの大幅安に怯えています。理由は世界景気の減速との事ですが…、カタルはG20の過剰な金融規制が…気になります。同様の発言をシカゴ連銀のエバンズ総裁が『「歴史を振り返ると、流動性のわなに入っている、または入りそうな経済から金融緩和措置を早まって取り除くことは好ましくなかった」と指摘した。その上で、米経済が平常に戻ったと時期尚早に判断して利上げを行えば、すぐに再び引き下げられなければならないという「極めて気まずい状況」に陥る恐れがあると警告した。』と発言されています。大恐慌の立ち上がり後の低迷の指摘ですね。流石、米国です。日本の場合は、実力者が配備されてない為か…金融知識のある責任者の発言は弱いですが、やはり市場原理の米国は違いますね。まぁ、大丈夫だと思いますね。何故、断言できないか? 未来の事は誰も分らないからですね。

一つ言えるのは…このような環境の中から生まれる人気株は当面のスター株に成りえると言う経験則ですね。ケネディクスにも可能性がありそうですが…仕掛け筋が存在するかどうか…。基本的にカタルが注目しているほどなので…同じように考えている業界関係者は多い筈なのです。そんな時に誰かが仕掛けると…仲間がどんどん湧いてくるのです。湧くと言う表現が正しいかどうか…。みんなおんなじことを考えている訳で、相場と言うのは美人投票ですからね。自分だけの好みで決まるものではありません。今朝もグリーに人気が集まっていますが…背景が存在しないと駄目なのですね。LINE関連程度の材料では相場は持ちません。

通常、これほどの信用買い残があるなら…もっとドラスティックに下げ、出来高が膨らむかとも思うのですが…あまり大きな売り物がありませんね。やはり信用買い残の中にはヘッジファンドの買いも相当数あるのでしょうか…。演出…?

まぁ、下手な詮索をしても仕方がありませんね。寄り付きが415円で408円まであり今は413円ですね。414円に売り仕掛けが20万株ほどあります。これを買い切り上に行けば…スター株の資質が生まれてきますが…果たして、どうでしょう。全体の調整度合いは通常の相場なら、いい所に来ました。日経平均株価は15000円を割れ、現在は14993円です。10:06現在ですね。人気株だった富士通は667円ですが、今日は657円台まであり、10月2日に648.4円と…200日線(660円)を割れています。高値817.9円から20%を超える下げですね。日本通信は…案の定、500円を割れの490円までありますね。昨年末の人気株アドウェイズは1200円を割れ1190円です。前回は1177円です。2番底になるかどうか…。

どれをとっても…通常の調整幅なら、この辺りから強気に対処しても良さそうに感じます。カタルが予想していたリクルートの上場は16日ですね。ただNY市場は、前回8月の安値を割れました。この辺りは…やはり気掛かりです。エボラ出血熱の二次感染を心配しているのかどうか…。昔なら、富山化学の活躍で仕手性を発揮するところですが…フィルムですからね。まさかJ・TECを取り上げるのは筋が違うように感じますが…どうなのでしょう。こんな事を書いていたら…。アレレ…途端にJ・TECがプラス転換から上がって来ましたね。まぁ、見所のある会社ですから、買う所ですが…。「すかいらーく」は、如何にも手前勝手な値付けでしたからね。この低迷も仕方ないでしょう。

果たして…、リクルートなどの影響を受け、相場が沈んでいるのかどうか…。株と言うのは複合的なのですね。市場は一般的に、欧州などの景気低迷から世界景気の云々と解説していますが…理由など誰にも分からないのです。8月の指数買いの上げは、如何にも筋が悪く、このような下げの演出効果を高めるための準備だったかもしれませんね。しかし基本的にFRBは量的緩和を止める寸前ですが…ECBも、日銀もお金の供給は続いています。先走るマネーの減速を、今から織り込むのは…やはり早過ぎます。仮に既に、その傾向は始まっていても…いきなりは下げません。通常は1年程度の高値保ち合いをするものです。此処から極端に、弱気に傾くのは慎んだ方が良いでしょう。

金曜日も感じましたが…今日も買ってみたいのですが…何しろ貧乏人ですからね。どうせ、上がるのですから、買い下がりが一番ですが…ドル平均法投資は金持ちがやる手法です。貧乏人は貧乏人らしく、準備をしておいて…周りが落ち着いたら買い始めれば良いのでしょう。もっとも大きな懸念材料は、今のところ新聞には掲載されていませんが、カタルはG20で発表された金融機関への規制強化の動きが、気掛かりなのです。休みに解説したように、失った流動性を中央銀行が補い、ようやく…景気が改善して来たところです。この中央銀行の供給したお金を、民間の資金に置き換えねばなりませんが…民間の規制強化では、その補完現象が妨げられます。おそらく大恐慌後の動きも同じだったのでしょう。2006年の日銀は、マネタリベースを削っていますからね。総額ではないのですよ。前年比の伸び率が問題なのです。

まだメディアは、この指摘がありません。先ほどシカゴ連銀のエバンズ総裁は、その事を指摘しています。この認識は、非常に重要だと思っています。でも日銀は増やし続けていますから…やがて日本も資産効果が生まれてきます。だから、そんなに心配はないと考えています。まぁ、通常は安値を付けてから2週間です。日本通信の様な下げをする株が出てきており、一般株の富士通も2割を超えています。いくらやり過ぎでも…値幅的には良い所でしょう。後は時間ですね。何度も言いますが、ここから生まれる人気株は買いですからね。どんな株が、選ばれるか楽しみです。出来ればケネディクスであって欲しいものですが…果たしてどうでしょう。それでは、また明日。

「案ずるより産むがやすし」…て、言うからね。ドーンと構えれば良いのでしょう。アイフルは370円でケネディクスは414円をクリア…現在は415円ですね。この違いを、感じてくださいね。買いたいなぁ~…でも貧乏人は自重しなくては…トホホ。。。

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2014年10月10日

10/10

かたる:正直…迷いますね。買うべきか…買わざるべきか…。昨日は友達の証券マンから「泣き」が入りました。今朝、NY市場を眺めると…、案の定、300ドルを超える下げです。高値圏で乱高下する危険を「株式教室」で、事前に解説していますね。久しぶりに嫌なものを感じデータを調べたのです。本格的な下げ相場に移行する確率は、どの程度なのでしょう。しかし…昨年5月に、米国は予行練習をしています。そうして緩和停止間際の動きですからね。カタルの現役時代、通常は第一弾の引き締めは、買いでした。つまりFRBが実際に利上げして株価が下げても、一発目の下げは買いなのです。これが経験則です。今回は大規模な量的緩和なので状況が違うのでしょうか…。

原油価格の下げなどは、事前に分かっている話で、日本の商社株にはマイナスに働きますが、日本経済全体にとってはプラスですね。東京地区のオフィス需要の改善が続き、賃料はアップしています。つまりケネディクスのファンドの中身は好転しており、追い風状態です。機械受注も3カ月連続のプラスだと言います。工作機械も好調と言うし…悪戯に、アベマゲドンリスクに脅える必要はないと考えています。昨日、黒田総裁はNYかな…講演したそうですが、躊躇なく追加緩和を実施すると述べています。最近は僅かなETFの買いで相場が反応するようになっていますからね。確かに二段上げは遅れていますが…異次元緩和は、やはり確実に効いているのです。リートの利回り推移を見てごらんなさい。この手の利回りが1%下がると、どの程度の需要が生まれるのでしょう。何処かの経済研究所がデータを集め解説すべきですね。常識的に考え、物凄い需要が生まれているのです。

世界戦略に名乗りを上げたファーストリテイリングは、海外部門が牽引しているとか…。ソフトバンクは関門の7000円ラインに来ましたね。幻のアリババが現実利益に変わっているのです。彼の経営能力は、ピカ一ですからね。最近のコンテンツ重視の方向性はなかなか見事です。最後のサービスの違いは、此処ですね。カタルはN響で長く会員となり、かみさんと一緒に通いました。素人のカタルは指揮者により、あんなに演奏が変わるとは…思いませんでしたね。同じ演目でも、指揮者により解釈が違うのです。文化と言うのは奥が深いものです。昨日は村上春樹さんが受賞を逃し、出版社はガックリきたのでしょうが…僕は、あまり彼の良さは分かりません。山本周五郎などは…群を抜いていますからね。

映画になる「蜩ノ記」も…あれは周五郎ではなく、葉室麟でしたね。でも僕は同じような感じですが、「秋月記」の方が評価は高く、「銀漢の賦」は、もっと良かったですね。時代劇は好きです。最近は本を読んでいませんね。もっぱら、パズドラに嵌っています。こんな事を言っている場合じゃないですね。多くの人は追証になっているのでしょう。カタルは5月に資金を引き揚げたので、再び、その資金を戻した次第ですね。なかなか生活費が稼げません。これじゃ、かみさんの「ひも」生活から、抜け出せませんね。既に3年以上が経過…いい加減に賞味期限が切れ、三下り半になりそうです。トホホ…。

今日はグリーが高いですね。LINE関連ですか? アドウェイより調整が完全に終わっており可能性はありそうですが…最近は調べてもいません。今日のケネディクスは416円を割れましたね。やはり400円割れ辺りまで…あるのでしょうか? オーバーの売り物は200万を割れています。今のところ、寄り付き間際の叩きが安値で戻り歩調です。通常は、この辺りまでしか予想してないのですが…。日経平均株価は、まだ15000円を割れていませんね。ソフトバンクは7033円までで、此方も大台を割れませんね。まぁ、久しぶりの下げなのですが…、カタルが現役の頃は、こんなのは日常茶飯事の現象で…ここからが面白いのですね。通常、このような状態から、2週間です。だから今月後半まで無理をしない方が良いのでしょう。

でも、お金がある人は別ですよ。基本的にドル平均法を用い買い下がれば…どんな株も儲かります。1年に何度か…このような下げがあり、普段は現物取引だけにしておき…このような下げ場面になれば、信用取引を用いる手もありますね。カタル君、お金の用意ができたので、心にユトリがあるようです。もっと下げれば良いとさえ思っています。でも建玉を現引きできる道理もなく…評価損は膨らんでいるので気持ちは暗いですね。基本的に今年春のイメージより、高い位置で株価は止まりますね。何処が下値かはわかりません。出来高推移を良く見て置いて下さい。

このような環境から、新しいスター株が生まれます。グリーは、その候補の一つですね。更に…株価が高いのは、サイバーエージェントかな? こちらもLINE関連ですか? 相変わらず、スマートコミュニティー関連は人気がありますね。でもね。設備投資がらみの銘柄も、実は堅調なのです。既にかなりの乖離があり株価位置が高いのですが…。先日、人気リストを見ていたら、なる程と…思った銘柄が、リストアップされていました。スター精密7718ですね。この株価の動きをみると…ケネディクスではなかったのですね。黒田さんがアルマゲドンリスクに反論し、景気回復に自信を持った講演をNYで、したのも頷けます。(内心はカラ元気でしょうが…)まぁ、この株は万年割安株で、時々、突飛高をする株ですが…。今の状況を表しているとも言えます。

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やはり異次元緩和は、確実に実体経済に影響を与えていますね。何と言ってもファナックの大規模な国内投資には、力を貰います。カタルが少子高齢化は恐くないと述べ、スマートコミュニティーへの原動力である「象徴的な設備投資」がこれから始まり、2016年に稼働するそうですからね。昨日は…アルプスが下げていましたね。原因は何なのかな? まぁ、ずいぶん買われましたからね。利食い売りが入っても、当然ですね。部品株でPERが18倍ですか…。昔、1000円を、遙かに割り込んでいくアルプスを見て…ガックリしたものです。しかし、これが正常過程への一つの現象ですね。2009年の249円、日産マーチの生産移転が決まった時ですね。そうして異次元緩和が期待される2012年10月の347円が、基点になっています。日本経済の実態を、表現している様に感じませんか? 今日はアルプス電気の月足推移をみて…日本経済の力強さを感じて欲しいと思っています。円安はやはりプラスに働いているのでしょう。基本的に、そんなにアベマゲドンリスクに脅える必要もありません。

貧乏人のカタル君は、当面、追証を入れ続け、買い増しは株価が上がり、ユトリが出てきてからにしようと思っています。本当は買いたいのです。外した分を買い戻したいのですが…春の300円割れを、買わなかったのと同じ理由で、今回も見送りです。でも空を切っているだけに…やはり買ってみたいですね。3連休前でNYの大幅安なんか…条件がそろっています。興味はそそられますが…貧乏人は、貧乏人らしく…自重すべきなのでしょう。コンチクショウ!早く金持ちになりたいものです。それでは…また明日。

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2014年10月09日

10/09

かたる:米国株はFRBの行動予測で振幅が大きくなっており、日本は在庫調整からアベマゲドンリスクに脅え、欧州は日本化現象のデフレリスクに晒されています。基本的に金融危機の後遺症が続いているのですね。金融機関の内部留保が薄いのです。この点、日本は、早くからバブルの整理を続け、世界で一番強い筈ですが…日本村論理に縛られているのですね。昨日は中村さんと赤崎さんの二人の対応で、この問題を考えましたが、この解釈は難しいですね。現在のアジア戦略へも、政府主導で官民一体の動きにあります。

日本の企業は、どちらかと言えば受け身です。重工が良い事例ですね。昨日は「じんりゅう」の進水式がありました。「そうりゅう」型と呼ばれる原子力潜水艦以外では、世界最大級の最新型の潜水艦です。7隻目の潜水艦ですね。低速走行では2週間以上も水中持続力があると言います。現在は武器輸出三原則が解除され、オーストラリアへの輸出が水面下で進んでいるようです。川重との受け持ち生産は、まるで官製談合を見ているようです。燃料電池の開発も検討されたようですが、資金力の問題で先送りされています。いつも技術進歩には資金力の問題がネックになります。

今日はシャープの8Kの記事が日経に載っていますが…、ハイビジョンからの移行に際し、4Kと8Kのどちらの開発に力を入れるか…経営判断に揺れた訳ですね。ソニーはこの判断ミスが引き金になり、薄型テレビの参入が遅れ、凋落の切っ掛けになりました。経営判断は難しいですね。マクドナルドを見ると…良く分かります。原田さんは良くやりましたね。ベネッセがどうなるか…見ものです。

社長が変わると…社風はガラッと変わります。カタルは現役の頃、社長交代があり、前社長から可愛がられました。辞める時、後任社長に挨拶に行きましたが、彼の将来構想に期待されていただけに…逆の対応でしたね。しかしカタルが歩合生活で大変だと…何処かで聴いたようで…、一度、「社員に戻ってこないか…」と打診されました。しかしカタルの性格ですから、丁重にお断りしたわけです。カタルは社員として、二人の社長しか仕えてないから断言はできませんが、社長の交代は、社内に大きな変化を生みます。だから株式投資にとっても、大きなイベントですから注意してみなくてはなりません。007もそうですね。今回はマズマズの印象です。資生堂は変化をみせるでしょうか…興味がありますね。

今日の新聞を見ると、このシャープのほか、新興御三家のエナリスが日経に載っていましたね。昨日は1100円を割れていたのですね。記事掲載は…実に絶妙なタイミングです。この会社は昨年の新興御三家の中では…カタル好みの会社ですね。ただ今回は兆しでしょうね。たぶん…。省エネ意識が薄れていますからね。同時にSIMロックの解除の話が報道され、日本通信も高いですが、此方は整理が全く進んでいません。一度、人気の灯が消えると…、1年程度で戻る場合は、余程の業績面の裏付けが、必要になります。理想買いから現実買いが、一気に進んだケースとしては、やはりマツダでしょうね。急激な円安が収益の劇的変化を生みました。

ケネディクスに期待しているカタル君の予想が、この辺りの解説をみると…、皆さんにも分かるでしょう。ケネディクスは今期から来期にかけて劇的な数字が出せる形にあります。内部留保と言うか…社長の意向と言うか…。出そうと思えば、いくらでも出せるし…セーブしようと思えば、いくらでもセーブできますね。1兆円を超えるAUMの厚みがありますから…。故に決算数字は、恣意的なのです。一昨年から始まった異次元緩和からの相場は昨年実施と共に理想買いが終わり…二段上げが期待されますが、実態は消費税の引き上げも吸収できないのですね。

原材料費の高騰からの円安倒産が増えていると言いますが…カツカツの状態なのですね。この程度の時間経過を待つユトリが、中小企業にはないのです。円安倒産は基本的に価格変化の対応時間が経過すれば…転嫁されます。丁度、今、話題になっている実質賃金と名目賃金の論争と同じですね。正常な過程への痛みです。名目成長率重視の成長に、異次元緩和で初めて転換したのです。この辺りの認識が、国会議員も株式投資をしてない為か、ないですね。勉強不足ですね。人間の本質を理解していません。今日より明日はよくなると言う希望は、名目成長率重視の政策から生まれるのですね。

ケネディクスの株価がもたついているのは…ここに焦点がありますね。でも追加の金融緩和を日銀が実施すれば…一気にスタートダッシュするのでしょう。500円台は壁らしい壁ではありません。やはり昨年、何度か、チャレンジした619円でしょう。此処を破ることが出来れば…一気に4ケタ奪回に走ると考えています。時間推移や信用動向を考えると、そろそろだと思っていますが…神様ではありませんからね。的確なタイミング予測が出来るなら…、株式投資は、簡単なんですがね。ポイントが分からないから…基本的にドル平均法なのですね。所詮は資金力の問題なのです。

小野薬品の減額修正が伝えられていますが…、この事は、事前に筋は了解済みの話しでしょう。株価との関係です。カタルの好きなパターンは、何れも割高評価になっています。以前は、ケネディクスと株価が横並びか…上だったアイフルの株価が、なかなか止まりません。減益修正を受け…信用買い残が重荷になっているためですね。サラ金規制の緩和の話は、どうなっているのでしょう。冒険できる金を創る為に信用創造は必要で、経済再生にとって絶対な必要条件です。しかし日本は村論理、失われた時代の論理が優先されます。リクルートの上場は、そんな最後の形に見えます。ダイエーの後始末ですね。だから希望溢れる企業で、カタルも好きですが…株価の需給バランスは最悪でしょう。ジャパンディスプレー6740の形が連想されます。まぁ1か月と言う所でしょう。

最後にカタルが、8月の上げを批判していたように…基本的に指数からの先導はないのですね。演出に過ぎないのです。今日の日経新聞に、この事が解説されていました。裁定買い残が積み上がったのですね。僅かなズレなのですが…。仕掛け人もタイミングを外すと失敗する実例ですね。基本路線は三菱UFJの株価だと思ってください。カタルはハイリスク派だからケネディクスを取り上げていますが…、三菱UFJのチャートの形は、今の日本経済の状態を良く表しています。しかし日銀が量的緩和を継続的に実施している以上、確実に実体経済に効いているのです。おそらく黒田さんのインフレ目標は達成できませんから…追加緩和をするのが筋ですが…彼の心の中で葛藤がある訳です。ガラガラポンのリスクですね。これに怯んでは駄目なのですが…早くした実施した方が良いですね。

取りあえず、追加緩和は付利金利の撤廃か、マイナス金利誘導、更にETFの買い増し増額ですね。リートは市場が小さいからね。一応、盛り込んでも飾りでしょうね。ホンダの在庫調整は、早晩、終了でしょう。あの情報メールは、その事を示唆していますね。ひょっとすると…アジアからの生産移転も視野に入っているかもしれません。タイは洪水がありましたからね。追加の設備投資は、この円安では考えにくいでしょう。中国の不動産市況の悪化から景気減速がたびたび指摘されていますが、自動車生産は拡大を続けています。

世界の過剰マネーは、やはり日本ですよね。オリンピック開催も控え、日本が変わり始めている印象を持つのが普通ですからね。だから8月の指数上昇は、単なる打診かも知れませんね。ケネディクスもそうなのです。昨日は、久々にVT指数が5338となりました。3月のラインは此処から1か月ほど叩かれましたね。小さいグラフですが…イメージを掴むために載せておきましょうか…。果たして、どうなるでしょう。それではまた明日。

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2014年10月08日

10/08

かたる:今日は一応、NY安に敬意を払い、「いけにえ」として…また持ち株を少し減らしましたが…この動きは、先週からの予想通りの展開ですね。問題は…次の展開が読めないことです。昨日の日経夕刊の十字路は、価値のある見方です。中前さんの「中国からのデフレ圧力」と言う考え方ですね。この記事はカタルの予想している新興国から先進国への成長のバトンタッチが遅れると言う内容です。中国が最後の悪あがきをすると言うものですね。

NY市場の下げは原油価格などへの懸念です。5日のコラムで金や銅の市況推移をみました。このように明らかに需要が減っており、原油価格の下落は、中東のパワーバランスに変化を与えるものです。きっと…背景には、イスラム国の台頭があるのでしょう。中前さんの懸念は、為替の調整機能があるので…、いくら中国が作為的とはいえ、大勢を覆せるものではないでしょう。

ケネディクスの注目点は437円の壁ですが…今は9:11ですが、やはり400円の攻防になるかどうか…。でも、これだけの信用買い残を抱え、たった10円安の寄り付きは期待感が…溢れているように見えます。オーバーの売り物は300万を割れていました。

一応、カタル君、ある程度の資金は用意できたのですが…、あまり、いい気になって買っていると…まさか、魔坂の用心がなくなりますからね。株は遅れるぐらいが…経験上は、丁度いいのですね。底値を買おうとせずに…上がり始めてから買えば良いのです。カタルは、今までは…証券マンでしたから、このような場面は、必ず買っています。でも自前の資金になると、底が見えるだけにやはり慎重になるものです。投げずの対処も出来ましたが、一応、みんなと同じように生贄を、捧げた次第です。

さてこのページでも、良く採り上げる中村修二さんが、ノーベル物理学賞を受賞されました。彼は市場原理派で、日本村論理の打破に動きました。一方、赤崎さんは村論理での受賞の喜びでした。豊田合成と日亜化学の訴訟が日経に載っており、中村さんは社員での発明も、正当な評価を受けるとの認識を日本に広げましたが…、きっと日本人の武士道精神からは、少し外れるのでしょう。市場原理的な考え方ですね。故に彼は米国に渡りました。この両者の年齢差を考えると、時代の変化が良く分かります。同時に中村さんとカタルは同年代ですが…今の現役世代との考え方のギャップも、きっと大きなものがあるのでしょう。カタルの美学からすれば…赤崎さんに軍配が上がります。この辺に自己矛盾がありますね。

さて、くだらない話をしているより、今年は、昨年末から続いている「アベマゲドン」(所謂スタグフレーションか…)のリスクが、なかなか否定できません。ホンダの在庫調整は格好の的になっています。しかし読者からの報告によれば…ホンダは期間工を募集しており、しかも3年契約だと言います。半年の継続ではないのですね。(情報メールありがとうございました。御礼、申し上げます。)この事は日銀短観からも窺えます。先行き指数は製造業も非製造業も、何れも改善しています。だから日銀の黒田さんは、円安はプラスに働くと述べているのです。カタルも同意見ですね。投下資本の回収から見て…あと3年程度だろうと思いまいますね。この考え方は相場の見方を組み立てるうえで…非常に重要です。ファナックの大規模な設備投資と重なりますね。この求人広告もその事を意味しています。

つまり民主党が主張するアベノミクス失敗論は、あり得ないのです。ただし…ただし、一番怖い展開は、間違った世論に黒田さんの持論が揺れることですね。おそらく…日銀はこの後、物価目標を修正するのですね。そうして追加の金融緩和を発表すると考えています。この駄目押しが、決定的な後押しとなり…、一気に、成長路線に傾く筈です。この辺りの見方が、現在のカタルのメインシナリオです。だから株価は、そろそろ新しい展開をみせる筈です。良いですか…。必ず、転換点の前は、現在の相場の様に、弱含むのです。此処が基点になり、新しい相場に突入するのです。10月2日からケネディクスには打診が入り始めているのではないかと…推測しています。ここ4日間連続で、仕掛け筋の動きと見られる展開が感じられます。問題は、全体相場との兼ね合いですね。

皆さんの多くは、自分だけの銘柄しか見てないでしょう。しかしカタルは…最近、昨年末人気株のアドウェイズを中心に、馬鹿高値を付けた新興御三家を時々取り上げています。今日は1300円を割れましたね。ケネディクスとの違いを見てくださいね。確かに再推奨の500円からは、下げていますが…1割程度の下げですね。富士通でも良いですよ。富士通も日本通信同様に、やり過ぎです。故にアドウェイズのような調整の長期化は避けられません。でも新興御三家と違い、富士通や日本通信は、カタルが推奨していたように…見所があります。故に、今回は理想買い、次は現実買いの相場を迎えると…昨日、解説しました。

日銀の量的緩和は…絶対に効くのですね。問題は中前さんのような考え方も、一理あります。イスラム国との兼ね合いもあり、原油価格の下落が何処まで続くのか?…しかしこの現象は、円安が続く日本にとってプラスです。スタグフレーションの輸入物価高を軽減しますからね。消費税は引き上げるべきなのです。一部の経済界からの反対がある10月実施を配慮し、年末実施を避け、再来春ぐらいに実施の配慮をすれば…それで良いのでしょう。僅かな日銀のETF買いが、市場にとって効き始めている様に…、株式市場も浮動株の調整が終わっているようです。三菱UFJの事を述べているのですよ。

あらら…やはり437円を割れましたね。今は10:15です。しかし433円までで、現在値は高値近辺の441円ですね。案の定の動きです。生贄効果かな…。トホホ。まぁ、安全優先に、保険料をたっぷり…と払わされている訳です。400円の攻防になれば…買い始めますが、どうかな…微妙ですね。日経平均株価は211円安の15572円ですね。カタルは15000円割れ辺りしか…見てないのですね。確かに、先週は大幅な陰線でした。よって、本格反騰は1カ月ぐらい先ずれしているのかもしれません。でも5月の14000円割れの水準はなく、15000円割れ程度と…踏んでいるのです。

何故なら、量的緩和は、確実に効いているのです。故に、本日の日経新聞解説のリートの記事に繋がる訳です。日本経済の場合…中村修二さん独自では、青色発光ダイオードの開発に繋がらず、日亜化学の資金力があったから、今回の受賞に繋がったのです。だから偉そうに、功績を主張するのは…「禄を孕んだ」ものとして、大きな口はきけないのです。これが日本の武士道です。会社を辞めて自主開発なら文句は言いません。でもそれなら実用化は、程遠かったことでしょう。分かりますかね。新時代の扉を開ける鍵は…やはり資金力なのですね。

故にカタルは…なんども、先ずは信用創造機能の復権で…次はスマートコミュニティーの時代だと述べています。信用創造機能の目安を…カタルはケネディクスの4桁から2000円クリアは最低条件と考えています。本当は新高値更新、辺り…と思っており、三菱UFJの4桁から2000円の評価で、ようやく信用創造の復権が、あり得ると思っているのです。読者の中には、1300兆円の逆襲は、少子高齢化故、需要不足で無理だと思っているかも知れませんが、人間の欲は、限りないものです。さらに円安で、日本だけのマネーではないですね。海外からの投資が既に始まっています。相続対策もこれから加速しますよ。どう考えても…ケネディクスの株価は輝きますね。

ただね…。何でもそうですが…、自分自身に溺れては駄目なのですね。昔のカタル君なら売り物があれば…、自分で買っていましたね。ベンチャリの600万株かな…。100万程度の売り物は、自分で嵌めたものですが…。今は、たとえ証券マンでも、そんなバカな行動はとらないでしょう。故に、少しは成長したかもしれません。まぁ一応は、16日のリクルートが最初の山場と考えています。

最近はアドウェイやエナリスなんかにも、関心を持っていますね。もう少し大きいのは…シャープですね。300円を割れています。きっと年末年始から、来春には、シャープも復権の可能性がありますね。僕はマツダなどから資金を移すべきだ…とも考えています。最後に…、もし読者の中で、保守的な銘柄として。カタルが推奨していた介護の「ツクイ」を持っている人が居るとすれば、800円から1050円と、マズマズの上がり方でしたが外しましょうね。財務省の動きは嫌ですね。

今日のニュースで、白血病の画期的な新薬、免疫療法の話題が載っていましたが…、治療費が5000万円だと言います。この壁を打破するのが、J・TECの技術じゃないか…とも考えています。「ジェイス」にしても「ジャック」にしても細胞の培養技術は、世界トップですからね。何しろIPS細胞の培養の第一人者、故に潜在成長率の評価は高いですね。ユトリがあれば…100株ぐらい買っておくと良いですね。株は、安い時に買うものです。これは基本ですね。ドル平均法が基本的な株の投資法です。多くの人は、自分の資金力を良く知らないのですね。先ずは、自分自身を良く知ることが…投資の基本です。互いに、頑張りましょうね。それでは、また明日。

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2014年10月07日

10/07

かたる:イオンが「コメの栽培」を日本で本格化させると言います。昨年、イオンでは取引先の「三瀧商事」の産地偽装問題で「週刊文春」に叩かれていました。中国産米を国内米に混ぜて売っていたらしいのですが…。「中国猛毒米偽装」との記事ですからね。企業ブランドは取引業者の不祥事に揺れるわけです。しかし…週刊誌の見出しも派手ですね。本来はイオンも被害者だと思うのですが…確かに社内管理がずさんだったのでしょうが…。きっとこの事件が後押しし、今回の行動に繋がっているのでしょう。最近は野菜工場にも出資している企業も多いですね。レタス栽培など…効率生産に適していると言います。この分野はオランダが先端を行っていますね。日本もクラウド上で管理するアイディアなど溢れていますが…なかなか実用化段階に繋がっていません。007も関連していると思います。気象観測情報ソラテナの活用ですね。

基本的にお金がないと…様々なアイディアは実験の段階で留まり、実用化に繋がりませんね。カタルは清貧思想が大嫌いです。バブルが文化を育てるのです。人々の生活にユトリがないと、投資は生まれません。投資は…博打なのですね。株式投資はある意味で博打です。企業の未来の夢に協賛して、一緒に夢を育むのです。007も、J・TECも大きな夢を秘めています。最近、エボラ出血熱の拡大で、親会社のフィルムが注目されていますが…フィルムは良い企業精神を秘めた会社ですね。写真フィルムがデジタル化の時代の変遷で消えて行き、医薬分野や化粧品など…ディフェンシブな分野に的を絞り投資していますね。化粧品と言えば、資生堂も新社長の下で、変化する可能性がありますね。企業ブランドは確立されていますが…このブランドを、どうやって収益に繋げて行くか…。アジア戦略が注目されます。

香港の学生デモが話題になっていますが…、もともとイギリスから中国への返還にあたり、条件があり、1国2制度の堅持が義務付けられ、自主権の確立の解釈で揉めているようです。今回の混乱も日本にとってプラスに働きます。日本は海外から見ると村論理の解釈が難しく、参入し辛い国でした。しかし安倍政権でその壁が徐々に破られ始め、香港から東京に拠点を移す企業も出ています。国際金融都市の復権ですね。中間所得層が増える人口の多いアジアは、世界の企業の憧れです。この有望な市場を抱える日本は、地理的に恵まれている訳です。東西回廊などの道路整備も進み、アセアンは昭和30年代のイメージですからね。花王なども有望なのですね。

先ずは、個人金融資産をリスク商品に流さねばなりません。リクルートの上場はバブル期からの夢でした。江副さんが犯罪者とされましたが…ライブドアの堀江さんと、何故か、イメージはダブります。彼は結局、この晴れの舞台を見ることなく、失意のなかで消えて行きました。きっと彼の倫理観は、あの事件で歪んだことでしょう。彼は、逮捕後、直後から日本株の空売りに執念を燃やしていたと言います。その江副さんが昨年亡くなり、リクルートが今年、上場するのは、村論理らしい仕組みです。ノーベル賞の時期になりましたが…部下の手柄を自分の物にする大学制度のようなものですね。理化学研究所のゴタゴタは、ある意味で村論理の表面化なのでしょう。

このIPS細胞を培養したJ・TECは、カタルの内部評価を、更に高めましたね。大幅高の理想買いを演じた株の現実買いも、株式市場では期待されます。ケネディクスの理想買いは10倍以上です。73円の株が849円ですからね。J・TECも244円が4435円、383円の007は、3940円と…考えてみると、カタル銘柄の理想買いは、何れも10倍以上になった株ですね。しかも…何れも、再推奨となっています。現在は二度目の推奨で、株価はもたついている訳です。今年、理想買いを演じた日本通信は、来年後半か、再来年の再登場になる事でしょう。500円を割れる可能性がありますね。その事を念頭に、ドル平均法で買い下がると面白いのでしょう。ケネディクスは849円を付けましたが、今年初めは…なんと300円割れの289円ですからね。500円割れから再推奨したカタル君は、いつもフライングですね。

この理想買いと現実買いの時間間隔はケース・バイ・ケースで、企業業績の変化の度合いに影響されます。一般的に株式相場の四季観の中で、金融相場と言う理想買いが一番面白く、市場の強弱感が対立します。そうして実際の業績が表面化する業績相場の現実買いは、強弱感の対立が薄れますから…株価の振幅は小さくなっていきますね。何故なら、PERと言う基本的な概念が働くからです。先日、三井不動とケネディクスのPER比較をしましたが…この現象は明らかにおかしいですね。矛盾があります。通常は潜在成長率(サスティナブル成長率)に焦点が当たります。企業業績の変化率が問題なのです。水準ではないのですね。株価は変化を買うものなのです。此処が、一般の人には分かりにくい所です。

成長した大人は、所詮、希望溢れる子供に敵いません。朝ドラ「マッサン」が変化するドラマ展開だから、面白いのですね。人間は常に変化を求めるわけです。向上心がないと…世の中、面白くありませんね。デフレの世界、実質の世界など…糞食らえ!です。借金をして冒険をするユトリが社会にないと、閉塞感に包まれ、何れ衰退するのです。日銀の量的緩和は、その原動力になっています。国債に眠る資金を動かそうとしている訳です。今は安心に浸っている日本人の心に響くかどうかの瀬戸際なのですね。現状は在庫調整が始まりましたが…早晩、終わる筈です。

株式市場は、実態景気の半歩先を進むのですね。そろそろ指数の売買ではない、新しい躍動感が生まれる相場に突入するわけです。良いですか…ここから空売りは厳禁です。これから生まれる人気株は…絶対の買い場なのですね。ようやく1年で一番、希望溢れる時期に突入します。リクルートの条件が上限の3100円に決まったのは、借金のカタの為、村論理ですね。村論理のエゴですよ。カタルには…そんな風に見えました。でもこんな小さなエゴに怯んでは駄目ですね。中間所得層が激増するアジア市場を抱える日本は、世界の中でも米国のシェールガスより優位にも見えるのですね。楽しみな時間が…もう直ぐ幕開けです。所詮、日銀には勝てません。最後は…日銀の勝利が確定しているのです。皆さんも良くその事を吟味しておくと良いのでしょう。それではまた明日。今日は、朝のパズドラを封印し通常通りの時間でのアップでした。


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2014年10月06日

10/06

かたる:台風は東京を直撃しているらしく…雨が降っていますね。関西方面は、もう晴れているようです。最近は雨雲レーダーを利用する機会が増えました。買い物に行く時も、あと1時間ぐらい大丈夫だな…という活用です。便利になりましたね。江戸時代なら、このような雨、風は、恐怖を覚える事でしょう。日食も月食も、きっと神秘的な現象に感じられたのでしょうね。富士講という神事が、盛んだったのも頷けます。知識と言うのは大切なものですね。

先日、妻が、若い同僚との会話で…同僚が「テリーヌ」と言う料理を知らなかったと言って驚いていました。考えてみれば、二十歳そこそこで田舎出身では、フランス料理など…食べたことがないかも知れません。僕だって学生の頃は、ロクなものを食べてなかったのです。お金がなく10円玉と1円玉をかき集め、キャベツと食パンなどを、スーパーに買いに行き、「全部で1000円あります。」と言ったら、店の親父は、お金を数えもせずにレジに入れていました。そんな事が思い出されます。知識って大切ですね。

ただ株取引の場合、中途半端な知識は「命取り」になる場合があります。自分のキャリアに溺れるわけです。ロングターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)と言うヘッジファンドはノーベル賞学者を配し、ドリームチームと呼ばれましたが、ロシア危機で運用に失敗し、破たんしましたね。現実の世界は、まさか、魔坂の出来事が起こるものです。自分を信じることは大切ですが…常に細心の用心をするのが、株取引の場合、求められます。何が起こっても良いように…魔坂の用心が欠かせません。今日は米国高を受け株式相場は戻っていますが、相変わらずの指数による上昇と思われます。年末に続き、8月から9月も指数の上昇で、株価は上げましたが…春の日本通信のような主役は生まれず、個人投資家の実質的なマインドは、低下したままなのでしょう。

考えてみると…結局、異次元緩和で期待値が高かったのですが…、衆議院の解散と同時に、緩和期待で、株は上昇しましたが、2013年4月に行われた実際の金融緩和を受けて株価は天井を付け…そのまま横這いが継続しています。ケネディクスの株価を見ると、その事が良く分かりますね。基本的にアベノミクスは、未だに新しい時代の扉を開けていません。しかし水面下では、色んな現象が変化しています。国会論戦で注目されるように…名目と実質に焦点が当たっているのは面白い現象です。

人間は「モチベーション」で動くのですね。最近、意味のない「パズドラ」と言うゲームに嵌り、1日2時間から3時間程度、時間を費やしているようです。このゲームは基本的に階段を上り、達成感を求めるゲームですね。現実の世界ではなかなか達成考えられず、現実逃避しているとも言えます。デフレ社会のゲームかな…。カタルは負けず嫌いなので…壁に当たると…何度も挑戦しますからね。まるでケネディクスのようです。

でもこのような調整も良いものです。焦れれば…良いのです。これだけの信用残を抱えると…なかなか新しいステージに入れませんね。ヘッジファンドも怯むのでしょうか…? 僕は…丁度、良いくらいの売り物だと思いますが…。カタルは「コンチクショウ!」の相場に期待していますね。その時期は、年末年始から来年の春と睨んでいますが…果たしてどうなりますか…。アベノミクスは、なかなか目に見える形で、始動しませんからね。泥沼のデフレ状態から、一気の立ち上がりを期待する方が…酷と言うものかもしれません。何しろ25年ですからね。現役世代が完全に変わっている訳です。

楽天の三木谷さんなどの様に…最近は、村論理を無視する経営者も出てきています。しかし年を取ると…丸くなるものです。昔、お客さんがヤフーを買いました。しかしカタルは当時、楽天を薦めていましたね。結局、楽天の方が良かったのですが…。本当はカタルは楽天が好きだったのですが、大きくなっても嘗ての西武の様に、節税対策するやり方に、カタルは失望して行きました。きっと、三木谷さんの性格でしょう。最近、ソフトバンクの孫さんにも失望し始めています。日本の携帯料金を下げないからですね。それともコンテンツ・サービスに切り替え、もっと充実した環境を狙っている過渡期なのでしょうか…。まぁ、此方は世界挑戦だから、大目に見ています。

起業と言うのは…基本的に社会貢献でしょう。社会をどう変えるか…その為に自分が肥やしになれれば、これに勝る人生はありませんね。カタルは株屋なので、自分の信じる道、市場原理の素晴らしさを、皆さんに知って欲しい訳です。しかし最近は、日本はやはり、官主導の体制ではないと変化できないのではないか…とも、考え始めています。基本的に教育方針を変えないと駄目ですね。考える教育、創造性を養う養育に主眼を置かないとなりません。今は記憶力に主眼があるように感じます。やはり教師は良い職業ですね。

カタルは高校時代、唯一、赤点を取ったのが「古典」でした。でも、その古典の先生が好きでしたね。いつも「イワナ釣り」の話をしてくれるのです。熊と出会う話などは…今でも印象に残っています。彼のおかげで、モーツァルトのピアノ演奏者、リリークラウスを知り、今の音大出身の妻と結婚しました。もしリリークラウスを知ってなければ…最初のデートの話題もなく…結婚していたかどうか…。

カタルの戯言など…どうでも、良いですね。先日、予想したリクルート上場の影響だけなら…そろそろ新しい動きも見られると思うのですが…。なかなか新しいスターは誕生しませんね。昨年末の新興御三家の…、その後の動きなどをみていると、個人投資家の悲鳴が聴こえそうです。アドウェイ2489など…何が良いのか? 当時はサッパリ理解できなかったのです。その割に、よく上がりましたね。何しろ100円台の株が…3000円台まで伸びたのです。たいしたものです。仕掛け人自身、きっと、驚いていたのでしょう。あれだけ先を買うと…当分は、相場はないでしょう。今度、戻ったら外す事ですね。何れ、正常な株価に戻るのでしょう。たかが…ネット広告の会社ですからね。それとも、更に海外分野で伸びるのでしょうか?

このような…動きをみると、業績と株価のバランスが、如何に大切か分かります。「それじゃ、カタル銘柄は、一体どうなんじゃい…」と、言われそうですが、「まぁ、見ていなさい。必ず、何れも上場来高値を更新する」と信じています。ケネディクスは、既に業績面の段階に入りましたが、J・TECや007は、これからです。小野薬品もそうですね。

ただ過去の25年間、政策期待に夢を膨らませ続けましたが…何れも、討死でした。ただ今度は、条件が揃っていますね。空洞化の極みのマーチの生産移転、そうして異次元緩和です。ジワジワと…この異次元緩和は、実態経済に効いてきます。ただ100兆円程度しか…国債残高がありませんからね。今でも価格が入らないほど…流動性が枯れ始めています。日銀の不退転の決意が、試される可能性があります。これが一番怖いのです。既に途中での方針転換は出来ませんが…批判に耐えられなくなる場合が考えられます。それほど、「流動性の罠」の奥は、深いのですね。通常は正常な概念が働き、裁定活動が起こるのですが…三菱UFJの株価を見ても分かるように…、徐々に広がりはしていますが…、明らかに、これまでの失敗の経験が強すぎますからね。米国はアメリカンドリームが健在ですが、日本人は、なかなか…意識が変わりません。

もうちょっと…なのですが…。歯痒い思いを抱いています。それでは、また明日。今日は朝のパズドラに嵌り、書き出しが遅れました。ゴメンね。

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2014年10月03日

10/03

かたる:トホホ…。今日も…損切りを強いられ、これで買い増し分より、少し余分に売る羽目になりました。この3回の買い増し分の投げで、3か月分の生活費が飛び…消費意欲が減退するわけです。信用創造とは…こういう事を示します。株や不動産が上がれば、消費支出は増えますが、デフレ環境は全てが縮小モードですからね。逆に株が上がると、含み利益を実現利益に変えなくても手持ち資金で買い物をしますね。当然、旅行もするでしょう。経済全体が膨らみます。「税収弾性値」(コラムで解説)を見ても分かるように…、当初はGDP成長率以上に、かなりの増収効果が見込めます。当然、この弾性値は成長が続けば下がるでしょうが…、それでも損益分岐点の考え方と同じように、経済成長率より改善が悪い訳がありませんね。つまりプライマリーバランスの目標に向け、名目成長率の嵩上げが必要だと言う事です。実質の成長率ではないのですね。物価は上がっても、名目成長率を重視しなくてはなりません。だから国会質問の民主党の実質賃金を主張して生活が苦しくなったから、安倍政権の政策は間違っていると言う論理には矛盾があります。

一部で在庫整理の為に減産調整が始まり、日本経済は岐路に差し掛かっています。一方、米国はサブプライムローンの心配をしているようですが、車は大きな問題にはなりません。自動車販売が9%も伸びているのは、例え借り入れでも…マズマズの形なのでしょう。日本の場合は軽自動車ですからね。既に4割以上だそうです。ただ日本経済は岐路に立っていますが、それほど深刻ではありません。もともと…ドン底の限界値まで落とした岩盤なのです。この意味が解るかな…非常に重要な点です。2009年のマーチの生産移転の決断から、自動車各社は挙ってタイに生産基地を移動させました。これは雇用の空洞化が限界点に到達したのですね。だから日本の銀行が優遇され、免許が下りているのですよ。タイの成長は、日本のおかげです。話がまた逸れますね。

もともと2009年~2010年の生産基地の移動は、行き過ぎだったのですね。だから為替が110円と…この水準まで戻ったとも言えます。日本の構造改革は、完全に終了しているのですね。むしろ行き過ぎたのでしょう。今度は、この水準を起点としてスマートコミュニティーの世界に移行します。ロボットが生産活動をするわけです。問題はお金の掛からないスマートコミュニティーへの環境整備の政策支援のスピードが遅過ぎることです。アベノミクスの弱点ですね。このSFの世界を、よく理解していないように見えます。

もう直ぐ、東京の中央環状線が開通するそうです。昨日のWBSで報道していました。羽田―新宿間のバス運行が、現状は40分だったか、45分だったか…かかるそうですが、この環状線の完成により20分に短縮されるとか…の発言がありました。これを受け、大和の熊谷さんは、年間4兆円の経済効果があると言っていましたね。まぁ、この数字は怪しいものですが…かなりの効果があることは、事実でしょう。仮にクラウド上で交通渋滞情報を管理し、カーナビが空いている道路を選択し、運転者に指示したら…いったい日本全体の経済効果は何兆円になるのでしょう。

先日、久しぶりに皮膚科に行ったら、お薬手帳は…と聞かれました。いちいち貼るのですね。もし健康保険をICカードにすれば…これまでかかった病院の記録から、投薬、健康診断の数値など、直ぐに分かる筈ですね。クラウド上で管理すれば…良いですね。この経済効果は、一体、どの程度なのでしょう。いちいち問診をする時間もなくなります。スマートコミュニティーの経済効果は、計り知れませんね。だから先ずは信用創造の復活で、それからスマートコミュニティーだと…何度も述べています。株の選択は、そのラインが主軸ですね。

まぁ、どっちにしても…基本は、あまり心配いりませんね。在庫調整が広がろうと…一時的な現象です。もともと在庫も、消費税の引き上げを懸念していましたから、そんなに多くはありませんからね。ホンダは…最近の経営者は素質がありませんね。昔は、米国=ホンダだったのですが、今ではすっかり富士重工ですからね。中国にも早くから進出しましたが、日産の後塵を拝しています。きっと経営者の手腕が劣るのでしょう。GMが中国に多額の投資をしますが、車は、やはり中国ですね。米国ではありません。だからスバルは銘柄選別から、当然、外れます。今は儲かっていますが…。

何故、株価の大幅安を心配してないかと言えば…基本であるマネタリーベースを、日銀は増やし続けているからです。桶から溢れる水は…どうなりますか? 必ず周りに零れて…辺りを潤わせますね。これは原理原則です。一時的に株が下がっても…何ら心配は要らないのです。日経平均株価は三尊天井のかたちを形成し、今週は大幅な陰線ですから…、まだ株価が多少は下がり、下値はあるのでしょう。おそらくリクルートじゃないのかな…。募集はどの程度か…、調べたことはありませんが2兆円近い上場規模ですから、10%で2000億円ですね。リクルートはダイエー傘下で、不良債権扱いの担保になっていたので…株式が流動化している筈ですね。これが負担に、ならない筈がありませんね。最近の個人の持ち株が弱く見えるのは…おそらく、この影響でしょう。たしか16日だから…ソロソロ売り物は切れるのでしょう。

心配なのは…前から述べている様に、米国なのですね。カタルは乱高下する現象を見て、明らかに大きなファンドが換金化しているのでしょう。資金の流れが変わり始めているのですね。先日はピコムの創業者がビル・グロース氏の移籍が発表されていました。彼も馬鹿ではありませんからね。なんらかの理由があるのでしょう。小さなファンドに行くそうです。大きいと資金運用が難しいのです。政策の影響をかなり受けますからね。ECBはデフレが深刻化し、量的緩和に乗り出すとか…。経済の基本ですが…、先ずは金融相場がどうして起り、銀行、不動産、証券が3点セットのコンビになっているか? 良くその事を考えて置く必要があります。

日本経済は、湿った枝ですから…なかなか種火の炎が枝に移行しませんね。でも確実に日銀は量的緩和を実施しています。中途半端な形ならスタグフレーションもあり得ますが、不退転の決意なら、絶対に…株と不動産は大幅に上がりますね。これは原理原則の理屈なのです。お金は紙くずで…ハイパワーインフレに見舞われたドイツ、最近ではジンバブエのようなものです。皆さんも預金を下ろし、収益性のある不動産物件を買いましょうね。直接、購入すればいいのですよ。リートなどは貧乏人がやる方法です。金持ちは東京の不動産を買って置けばいいのです。

カタルは貧乏人だから…ケネディクスを買い増し続けます。でも今回は見込みを少し外れ…慌てすぎましたね。でも今回の下げが最後でしょうね。ようやく光明が見えて来たように感じています。追証懸念で投げている人間が言うのは説得力に欠けますが…この形はある程度、想定していました。今日は…今のところ、朝高の後、値段を消し先日の窓を埋めましたね。442円だったと思います。今の株価は…あらら439円ですね。これで窓埋めが完了ですね。形は完成し、もう直ぐ旅立ちですね。また買い増しを…しなくちゃね。此方も日銀同様に不退転の決意で臨めば…必ず、想像以上の成果が得られるのでしょう。

人生は楽しく、冒険をせねばなりません。今日までカタルは玉を外し続けましたが…、仮に400円割れがあるなら…何とか金策をして、現状の株数の2倍から3倍程度の買い増しをしたいものです。お金が用意できるかな…。問題は此処です。トホホ…。午後から天気は崩れるとか…早めに行動をしないとなりませんね。株と同じです。また明日。

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2014年10月02日

10/02

かたる:先ずはお詫びです。昨日の原稿の冒頭で、日銀短観についてのコメントで「6四半期ぶりの悪化」と書きましたが、あのコメントは前回のものを引用したために間違っていました。正しくは「2四半期ぶりの改善」ですね。訂正しお詫びいたします。

1四半期とは言わないのですね。でも面白いものですね。日経新聞の数字は「大企業の製造業」を見ています。だから6月の12から、9月は13となったので…2四半期ぶりの改善と用いたのでしょう。しかし非製造業を含めた全体は、6月の16より9月は13とさらに悪化しています。実際に非製造業だけを見ると、3月の24をピークに6月は19、更に9月は13となっています。消費の低迷が長引いているためですね。

一方、予測を見ると…製造業は6月の8から9月は15と…7ポイント改善し、一方、非製造業は13より19と…此方は6ポイントの改善を見込んでいます。GDPの比率は製造業より、圧倒的に非製造業の内需にあります。まぁ、当たり前ですが…。僕らの生活感は非製造業のイメージです。問題はこの水準を維持でき、更に上に持って行けるかどうか…現状は長引くデフレ環境の改善が、消費増税を切っ掛けにして起り、便乗値上げもあったように感じています。ガソリン価格を見ても分かるように…、最近の日本経済は、原料価格や為替水準の影響が、適時に、物価に反映されているようです。昔は中間に位置した問屋などの仲介取引業者が、価格変動のクッションになっていましたが、最近は流通の仕組みも変わり始めていますからね。

さて昨年末から述べているアベマゲドンリスク、所謂、スタグフレーション懸念ですが、今日のホンダの記事掲載で、この懸念が一般化しました。当初、メーカーは直ぐに景気が戻ると思っており、通常の生産活動を前提に稼働していましたが、しかし売れ行き不振で、在庫が積み上がったので、とうとう在庫調整の生産休止に追い込まれました。この動きは夏には分かっていました。だからカタルは日銀の追加緩和を述べたのですが…。実はこの動きの連鎖は、恐いのですね。

株価の上下に似ています。カタルは残念ながら…3回目の投げを、本日実行しました。折角、ケネディクスを29日に買ったのに…また投げたのです。本当は、買いなのですよ。相場観ではなく、カタル独自の資金力の問題です。安全装置が働いたに過ぎません。カタルは基本的に、ケネディクスは買い増し方針を堅持しています。4ケタ以下なら継続的に買い続けると述べています。しかし順調に上げればいいのですが、このように振られると…資金力のある人は、高くなったら売り、安くなったら買えば良いのですが、資金力のないカタル君にとっては…投げざる得ません。追証の制度があるためですね。

景気も同じ構造ですね。ホンダの減産は、当然、下請けメーカーに影響します。この輪が、湖面に石を投げ入れたように、徐々に湖面全体に広がります。カオス論理に似ていますね。NYの蝶の羽ばたきが、日本での台風被害をもたらす論理です。だから在庫調整が起こる前に手を打つ必要があったのです。8月の日経平均株価の上昇は、昨年末の動きに似ています。前回は指数の上げとアドウェイなどの新興御三家の活躍です。カタルはミクシィや日本通信などの小型現物株物色から、アイフルやケネディクスの貸借銘柄に力を移行させるべきだと述べました。徐々に、小さな手がかりを、さらなる信用創造の拡大に繋げて行くのが筋だと述べ、相場観を組み立てていましたね。しかし実際は、貸借銘柄には移行せず、小型現物株も、とうとう時間切れを迎えました。折角の灯を消したのです。

たき火をするときに、種火をおこしますが…、湿っていると、なかなか本格的な炎になりませんね。あの現象に似ています。今の日本経済は、種火は何とか確保したが…本格的な炎に移行してないのです。国会で実質賃金と名目賃金の論争が続くように…、生活感は改善してないですね。実質に主眼を置く民主党、名目数字を用い反論する自民党、実質は年金生活や公務員の政策、所謂、デフレ政策です。名目を重視するのは、インフレ政策との認識で良いのですね。インフレは働く若者にとっては、プラスに働きます。実質のデフレは年金生活者保護に働きます。どちらを選択するかは…それは国民の判断です。

この25年間、日本は働く若者を虐げて、年金生活者は若者から搾取を続けました。カタルが述べる「信用創造」は、若者向けの政策ですね。空き家が多くなり、地方はシャッター通りが横行し、日本は隙間だらけ…です。ポツポツと生活基盤に穴が開いていますね。その穴を埋めねばなりません。JAの…日本の農業の姿が日本の実態なのでしょう。平均年齢66.2歳の農業生産就業年齢に、明日はありますか? 

日銀が量的緩和に乗り出した以上、もう後はないのです。ルビコン川を渡ったのですね。だから消費税は、引き上げねばなりません。カタルは、何度も1%ずつ、毎年の引上げを提言しましたが、安倍政権の選択は違いました。彼は慌てましたね。その結果がホンダの在庫調整です。序盤は…火が大きく燃える前は、慎重に行動しなくてはなりません。

多くの人は、NY市場が下がったと言って慌てますが…日本化現象は仕方がないのです。人類が越えなくてはならない時代変遷の壁なのですね。ようやく、米国は温暖化改善に向け、舵を切りました。広島のような災害は、日本だけでなく米国でも起きています。中国も大気汚染問題で、成長のツケを払わされています。これは当然の経費なのですね。日本はどちらかと言えば、安全に拘り過ぎです。成長の概念が、個人情報保護法などの悪法に阻まれています。御嶽山のような自然災害は仕方がありません。これを人的被害に変えるメディアの発言は慎むべきですね。気象庁も反省する必要はありますが、彼らの責任を問うことは出来ませんね。原発訴訟を見れば分かります。メディアの論調が、日本をどんどん、清貧思想のドン底に落とし込むのです。

太陽光発電の経費が、一般家庭において、近々、月1000円近くに膨らむと…試算され、見直すと言いますが…我々はどちらを重視するか。その選択を考えねばなりませんね。原発廃止論者は、経済を犠牲にして雇用を失っても良いと考えているのでしょう。どちらを選択するかの問題なのですね。

日本人は長い間、オブラートに包まれ生活してきましたが、ようやく、その余裕がなくなり、真実を突き付けられ、選択を余儀なくされます。円安になれば物価高になるのが当たり前、実質の年金がどんどん減るのは、当たり前なのです。医療費もドンドン上がるでしょう。ところが…日本の多くの薬局には、ジェネリック薬が完備されていませんね。この現状を、厚生労働省の役人は知っているのでしょうか? 先日、カタルは久々に薬局に行き、その事実を知りました。おかしいですね。建前は選択できることになっているようですが…。保険適用患者は、ジェネリックしか認めないようにすればいいのです。貧乏人に選択の余地はありませんね。

維新の会は、国会議員の削減を国会で問うていましたが…国民だけに消費税引上げを強いるのは、明らかに間違いです。領収証が必要ない政務活動費って…どうかしていますね。税務署はカタルが実際に使った交友費を、多額だと…認めないのです。領収書が添付されていても、その中身を吟味し、それに税金をかけるのですね。これが現実です。株が下がると安倍政権の矛盾が…噴出しますね。だから株価は生命線なのです。日経平均株価は下げ始めていますが、多くのチャーチストは、3点天井を喚くでしょうが…、このチャートは、一旦は多少は下げますが…、一気に爆上げをするチャートでもあります。カタルは現役時代に、一度、実体験しました。任天堂が1万円前後の時に、このチャートを形成し、一気に人気株になりましたね。あれは1985年頃だったかな…。増資をした直後だったと思いますが…。あの頃は、自分で、毎日チャートを付けていたのです。グラフ用紙を買ってきて、鉛筆で毎日書きこんだものです。でも今は良い時代ですね。

今回の下げは、多くの個人の人気株が、下げています。おそらく時間概念から考えると…この下げが反動となって…、アベノミクスの二段上げが、敢行されると考えています。007にしても、J・TECにしても、中身はドンドン改善されていますね。株価が下がっているのは、かたるような貧乏人が多い為…です。こういう下げになってから、買い始まると良いのです。しかし、一度に買わずに、時間をおいて徐々に買えば、儲かるようになりますね。何れも、これから美味しい黒字化の局面を迎えるのですね。でも追証懸念があり、お金のない人はカタル同様に、早めに株を投げるしかありませんよ。これは鉄則です。

でもお金持ちは…このような局面から、更に下がることを前提に買い始めれば良いのです。株取引は金持ちしか儲からない仕組みなのですね。片山君のようなケースは、稀な事例なのです。彼もたいしたものですね。株取引は、自分自身の心理との戦いなのです。株が下がると、皆さんは心配するでしょうが…、日銀は、既に量的緩和を確実に実行しており、マネタリーベースは、増え続けています。だからこのような株安の現象は、ほんの僅かな「ブレ」の一環に過ぎません。もう一度、ルビコン川を渡ったと言う認識を、噛みしめればいいのです。それでは、また明日。

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2014年10月01日

10/01

かたる:昨日は鉱工業生産指数の影響で、株価は下げたと言います。今日は日銀短観が発表され6四半期ぶりの悪化です。今日から値上げと言う商品も多く、国会審議にも見られるように、実質賃金と名目賃金の論争が続いています。一般の人には実質、名目の違いは分かり辛く用いている数字により、論点は誤魔化せますからね。どちらも間違いではないが…用いる人間の都合で、いくらでも資料は変化をみせます。カタル自身、毎日レポートを書いているので、この差は良く分かります。採り上げる期間により同じ指数でも、人間の受ける印象は大きく変わるのです。このような錯覚を用い大衆を誘導する事は可能なのでしょう。

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このスタグフレーション懸念、所謂、アベマゲドンリスクは、おそらく杞憂に終わります。理由は、量的緩和と言うものは、確実に効くのです。安倍政権は良くやっています。多少の不満はあります。しかし歴代の指導者と比較すれば、ギリギリの及第点か…理由は株価ですね。不満は残りますが、辛うじて株価は眉唾相場でも、水準を維持していますからね。小泉・竹中改革の時は、外資が元気でしたので、上昇角度が、今より高かったように感じています。今回は明らかに、この上昇角度は鈍いのですが、本格的な広がりを感じさせますね。

例えば、朝日新聞の報道によれば、ウルグアイ大使に日産自動車の田中径子さんを充てるとか…。何となく…米国をイメージさせます。必要な人材を民間から引き抜き登用するのです。必要なくなれば、また民間に戻る訳ですね。

ここの中だるみが、一番、きついのでしょうね。OECD加盟34か国のCPI上昇率は1.8%で、7月の1.9%から下落したそうです。欧州も深刻な日本化現象が続いていますね。ここに来て爆食を続けた中国経済も、大気汚染問題など…必要経費を払わされ、成長率が鈍っている様子が窺えます。商品市況は、原油価格の様に緩やかな下降波動に転じています。国際商品市況が下落するのは、円安に移行する日本経済にとって追い風現象ですね。現在は在庫調整が始まっていると思われます。しかし落ち込みは小さい筈ですね。株価は現実の一歩、先を進みます。だから、そろそろ年末年始の新しい動きが見られると思うのです。この時期は、新しい動きに注意を払わねばなりません。昨日の一番人気はソフトバンク系列のブロードメディア4347ですね。たぶん…破談になったドリームワークスの関連ですね。でも、これは違うでしょう。

もともとカタルは、日銀の追加緩和策を先月だったか…? 忘れましたが、予測していたように、既にスタグフレーション懸念は、当初から予測されており、今年初めに、このアベマゲドンリスクを織り込む形で、一旦、市場は消化しています。現状程度の落ち込みは既に消化済みですね。カタルの株価予測と同じように、上昇時期が横ずれしているに過ぎません。カタルの場合は1年と…間もなく2か月ですからね。トホホ…。そうそう、昨日のWBSで片山晃さんと言う若者が、60万円を20億円に株で増やした話が報道されていました。決算短信から銘柄を決めると…なっていました。

カタルも彼に学ばねばなりません。要するに市場をリードする世代の考え方は重要ですね。カタルの時間軸を、もっと遅くすればいいのですね。例えば、ケネディクスのケースでは実際の増額修正は3Qのタイミングか、4Qのタイミングです。カタルはその先の来春に予定されるリートまで見据えて、相場に取り組んでいますが、彼らは、やはり目先的なのですね。今の市場参加者は、時代観から業績改善を読むのではなく、確実な数字を見て判断するのですね。

住友商事のシェールガスの損失は…前から分かっていました。あれは伊藤忠と大ガスかな…これもそうですね。まだ発表はないですが…。逆のケースでは構造改革が進むシャープは改善に向かい、ソニーはその改善が見えません。だからシャープは実際の数字は出ませんが、中味は改善されていますので…カタルはこの時期に仕掛けます。しかし片山さん達の世代は、違うのですね。結果を見てから始めるわけです。ケネディクスも同じでしょう。既に大幅改善が続くことは、分かっていても仕掛けないのでしょうね。でも世界のヘッジファンドの連中は、事前に仕込み、実際の発表から外し始めますね。

どうも…企業業績の推移と、市場参加者のマインドがマッチする時期も、相場の成熟度により変わるようですね。きっと、一律ではないのでしょう。この辺りの時間軸をしっかり見極めないと、待たされることになりますね。まぁ、下値を丹念に買う場合は時間をかけねばなりませんから、早めにやることになりますが…。僕なんかレベルでは、始まってからで充分なのですね。だから昔から、「休むも相場」と言う格言が存在するのでしょう。カタルはこれまでも上がる銘柄は、事前に決まっていると述べていますが…この時期が、なかなか特定できないのですね。ここ数年以上、この最後の壁が、破れていません。自分で仕掛ける器があれば簡単ですが、自分にその資金量がないから、あくまでコバンザメを演じなくてはなりません。

今日の出来高はどうでしょうね。今の所、247万で株価は469円ですが、465円までありますね。25日、26日の466円を下回っており、やはりこの水準の需給はそろそろ…と思っていますが、手を抜けない水準なのでしょう。株と言うのは下値を叩いても、叩いても割れない水準がありますからね。ケネディクスは、下期に1473億円もAUMを増やす…となっていますから、当然、既存の不動産を外部に売却するわけです。故に利益が増額されるのは、間違いないのですね。さらに来春に、商業リートと介護リートの上場予定がありますから、この時期から利益が膨らみ始めます。だからカタルは年末年始から来年夏の間に、大きな相場が展開されると読んでいる訳です。でも片山さん達は実際の数字が上方修正されてから、株式の購入を進めるわけですね。

まぁ、カタルもこの事は、事前に知っていますから、619円を抜いてから参加しても良いですよ。…と前から述べています。皆さんには、スケールの大きな本格的な相場を味わってほしいと…願っている訳です。事前に、何度も洗脳しておかないと、お客様は、なかなか行動を起こしませんからね。故に証券マンも苦労するわけです。だから取りあえず、1000株でも良いから、買わせておかないと駄目なのです。全てそうですよ、全く持ってないと…実際に株価が上がっても、お客様は、逆に拒絶反応を示します。「もう、こんなに株価が上がったんじゃ、嫌だよ。今度、下がったら買うから…」と言う反応を示しますね。ところが1000株でも買っていると、追加で買うようになります。だから口座に余っているお金で、実際に大幅に買う前に打診を入れて置く訳です。この努力の差が、手数料の差に繋がります。伊達に1000万円クラスの手数料を、毎月、上げ続けることは出来ませんよ。相場が動かない時に、目に見えない努力を積み重ねないと成果は得られないのです。

値嵩株から日経平均株価は先導されていますね。今は今のところ安いですが、後場から高くなる確率は高いですね。それでは…また明日。


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