未来かたるが語る

今日の市況

今日の市況(2014年11月05日)

かたる:いやはや…たった2日間で激変した株式市場ですね。日銀のハローウィン緩和に対し、内外から意見が分かれたコメントが聞かれます。しかし…日経新聞が報道しているFFの紹介記事の通りでしょう。黒田さんは様々な雑音に対し、立ち向かわねばなりません。不退転の決意が、未だに市場から承認されていないから、三菱UFJは4ケタに乗らないのです。彼の決意は、株価と言うバロメーターで評価されると考えて良いでしょう。GPIFや日銀が株式購入に走り、バブルを懸念する声が聞かれますが…。バブルとは…人々、みんなが浮かれる状態なのですね。懸念している段階では、絶対にバブルとは言わないのです。

よく中国の不動産価値に対し、バブルと固定概念を持って述べている日経新聞の意見が、正解の様に思っていますが…違いますね。正常な範囲を少し超えた程度との認識が正しいのでしょう。日本人はだいたい、中国人を馬鹿にし過ぎですね。12億人の1%が億万長者なら…1200万人の金持ちが存在します。この人達は、日本人の金持ちより桁外れの高額所得者です。1200万人の需要だけでも…すごい規模ですね。

大昔、まだサラリーマンとしての証券マン時代、投信をたくさん売ったご褒美で、会社がシンガポールに連れて行ってくれました。その時のガイドにチップを渡したのですが…びっくりしたのが、彼の資産ですね。シンガポールだけでなく、東京にもマンションを2つ持っていると言います。バブル期の東京ですから…5000万以上で、たぶん億ションでしょう。それを二つも持っているのです。たかがガイドの身分なのに…。そのガイドに僅かばかりのチップを渡したカタル君は、自分の浅はかさに…恥ずかしい思いをしました。

似た構図です。シャオミ(小米科技)が高成長を続け、今度はネットテレビに進出すると言います。このニュースからシャープの連想は…直ぐに思い浮かびます。ソニーに期待したネットテレビの覇権を、グーグルやアップルに先駆けシャオミが確立するかもしれませんね。ただ問題は「コンテンツ」集めです。情報が制限されている中国企業が成功するとは思えませんが…しかし一概に否定もできず、あり得る選択肢の一つです。

この中国資本のラオックスが、昨日はついに200円台に乗せてきました。日銀のさくらリポートで注目した時は160円前後だったのです。カタルは述べていましたね。日本通信の事例を引き合いに出し…人間の欲の話を語っています。株と言うのは高くなると買いたくなるように出来ています。そうして、いくら良い素質があると言って…、カタル銘柄に指定した007やJ・TECを推奨しても、安値圏に株価が位置している内は、誰も見向きもしません。これが株と言うものです。先日、カタルは自分の予測を信じ、先ずは400円割れのケネディクスを、打診買いしました。昨日は600円ですから、僅かな期間に5割高しています。

先が見えれば、金儲けなど…簡単なものですね。しかし人間には欲があり、これが正常な判断を妨げます。結局、何を言っても、何を述べても…本人の決断次第なのです。今日、カタルは再び、本文で述べている様に…「この程度の株価の上昇で、怯むな!」と述べています。ケネディクスの話をしているのですよ。本日も、寄り付きから560円、550円と10円刻みで…下値に買い指値を入れました。何れ…この水準では、株が買えなくなるでしょう。因みに、昨日の550円指値は買えませんでした。本日はどうでしょう。何処まで買えるかな? 500円の指値が入るでしょうか?

金持ちを見ていると…、みんな常人ではありません。使え切れないお金を残す人は…異常な感覚の人が多いですね。カタルにその精神力があるかどうか分かりませんが…最後は自分との戦いになります。今の所、ケネディクスは559円の4600万株ですね。一方、オーバーの売り物は857万株あります。この水準の現象は400円割れの時は100万を割れていましたから…、現在は、多くの人が利食い状態になっていることを物語っていますね。カタルは述べています。4ケタまで買い続けると…前から宣言していますね。果たして、有言実行が貫き通せるか…どうか。そんなにお金がある訳じゃなく、投資のマジックを利用しながら、お金を雪だるまにするのですが、どうなりますか…見ものです。

昨日買った007やJTECも、余力が出来れば…随時、買うことになるでしょう。但し株価が上がらなければ…の話ですね。あるいは企業業績の変化などの材料が出れば…話は別になります。他にも、いくつかの候補はありますが…貧乏人が手を広げても、ろくなことはありません。何処かのニュースで、外資系ファンドのマネジャーにインタビューしていましたが…、彼は、2016年まで日本株は高いと…宣言していました。そりゃ、日銀とGPIFが、本当に買うなら…この買い需要だけで相当な規模ですからね。こんなチャンスは、一生に一度のチャンスでしょう。野村証券が安く見えますね。いくら馬鹿の寄せ集めでも…曲がりなりにも、第一人者です。4ケタ以下の株価で推移している場合じゃ…ありませんね。

銘柄など…所詮は、なんでも良いのです。自分がどう考え、どう決断し行動するかに掛かっていますね。カタルは買い続けると言っても、ベンチャリの様に買い続けた結果、消える運命の銘柄もあるのです。カタルの戯言など…あてにしてはなりません。自分が多くの情報の中から、自分にピッタリくる意見のものを選択し、そうして、自らが決断をして行動するのですね。日本人が、最も苦手な部分です。なにしろ流れに弱い…イワシ民族ですからね。

この所…大勢観ばかり書いていますが、先日、買ったNSWの決算数字を見ていません。僅かしか買ってないから…見る気もしてないのです。ただラオックスと共に掲げたリクルートは、株価がもたついている様に見えるかもしれませんが…、カタルも余裕が出来れば…買ってみたいと思っている株の一つです。保守的銘柄ですが…日本の欠かせない会社に成長する可能性があります。今は分かりませんが…情報通信の分野なので、日本に最も必要なカテゴリーを有している企業に見えるからです。

ソフトバンクを長く応援していたカタル君、江副さんが作った企業文化は、彼が亡くなられても松下幸之助の様に生き続けるかもしれませんね。やはり応援したい企業の一つです。カタルの発想は単純ですね。日本に必要だから賭けてみたい…だけの発想ですね。10時30分ですが…、たった今、550円が入りました。果たして今日は買えたでしょうか…。如何でしょう? もし…619円を抜けるようなら…、悠長に指値などしている場合ではありません。成り行きで買えるだけ…買うことになるでしょう。

さて今日は、この辺にしましょうね。今の日本の焦点は、ハローウィン緩和の評価が…対立していることです。素晴しい対立構造です。金融相場らしく強弱感が大きく分かれるのですね。でもカタルは、この動きを25年間も待っていたのです。やっと訪れたチャンスなのですね。だから僅かな利食いに溺れ…怯むな…と、述べているのです。でもね。僕が正しい訳ではないのですよ。正しいかもしれないし…ベンチャリの様に間違っているかもしれません。要するに、誰も未来は分からないのです。だから自分で決断し行動するのです。それでは、今日は短いけれど…また明日。

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投稿者 kataru : 2014年11月05日 10:49