今日の市況(2014年11月07日)
かたる:いやはや…いい加減ですね。読者からのメールで、初めて知りました。ラオックスは貸借銘柄で注意喚起なのですね。ごめんなさい。小型現物株だと…ずっと思っていました。いつの間にか変わっていましたね。昔は店頭登録で…現役を外れるとは時代を錯誤するのですね。みんな貸借銘柄にすれば良いと思うのですが…この点は不明瞭です。日本通信も一部のファンドは借株をして、空売りをして儲けたのでしょう。しかし一般の投資家は、なかなか出来ませんからね。最近は証券会社の対応により、出来る所もあると聞きますが…実態はどうなのでしょう。皆さんも、カタルの間違いに気付いたら、教えてくださいね。教えてくれて…どうもありがとうございました。
この貸借銘柄になると…株価が上がると、当然、高いと思う人が居るわけで、空売りが入ります。これが値動きをスムーズにします。故に、基本的に貸借銘柄は、小型現物株に比べ値動きは重く、変動率は低いのですね。カタル銘柄候補に取り上げた三菱化工機ですが…貸借銘柄故、空売りの為に…、今回の下げでも高値圏で推移しました。ところが同じ時期の銘柄候補でも、NSWは急騰しそうして下げましたね。まぁ、下げたと言ってもカタルの推奨時の株価より、ずっと上の位置で止まりましたが…。この違いは空売りの存在です。先日、カタルは再び600円近辺で…NSWを買い始めました。株価を決める基本は企業業績ですからね。株価は乱高下しますが、実際の業績は、そんなに変わるものではありません。一旦、赤字から黒字に転換すれば…徐々に改善が進み、3年から5年程度は株価が上昇するのが普通です。
カタルは、いつも…と言うより、大概は、赤字で株価が低迷しているときに、時代の変化に合わせた銘柄を選別します。今、取り上げているケネディクスもそうですね。マツダもそうでした。マツダの様に…赤字から黒字、そうして一気に高収益に変貌するのが望ましいのですが…ケネディクスの今期は、せいぜいカタル予想の30円止まりでしょう。何故なら、今までの評価損を抱えた物件も、一気に減損会計を実施しているからですね。だから「利益の質」が高いのですね。故にカタルは、今期のPERは50倍の評価と述べています。それは企業業績が、立ち上がり期に位置しているためです。
しかし来期に一株利益が60円台に入るとしても、今度はPERの評価が30倍程度に下がるのでしょう。今期の利益と来期の利益は質が微妙に違うからです。シャープも同じですよ。シャープは赤字か…辛うじて黒字だと思いますが…この利益は、会社内部の膿を出してのものです。だからこの膿がなければ、もっと高いレベルだったのでしょう。だから仕手化の芽がありますね。来年、条件が揃えば…何処かで…人気化する事でしょう。減額修正をしたJ・TECですが、計画が遅れているとは言え…将来は非常に有望ですね。魅力帯びる銘柄です。007もそうですよ。しっかり…と、株価が動かない時に、下値で買って置けばいいのです。
このように…未来に株価が上がる銘柄は、もう決まっているのですね。基本的に赤字から黒字転換する銘柄を狙っていれば…大きな失敗はありません。中には見込みが変わり、ベンチャリの様に消えるものもあります。だから企業業績の推移には…注意を払わねばなりません。シャープは、実に際どいですからね。ソニーは、まだまだ売るものはありますが…、シャープは後がありませからね。同じ赤字から黒字を見込む銘柄でも、リスク度合いが違います。でも常識では、リスクが高い銘柄の方がリターンも大きい筈ですね。
三井不動などは…好経営環境にありますが、既に割安感もなければ…妙味は乏しいですが…質に問題を抱えたケネディクスは、業態が少し違いますが…同じ不動産株でも出遅れています。これは世の中が、安心安全を志向する世界から、未だに抜け出せないからですね。日銀は、「強引に…リスクを取り行動しろ!」と、異次元緩和に続きハローウィン緩和に乗り出しました。今頃、このハローウィン緩和に対し、出口戦略がどうのこうの…と日経新聞は言っていましたが、こんな事は異次元緩和を決めた時に、分かっていた事で…一本道なのですね。あるのは…最後はガラガラポンのリスクか…、正常な冒険をしながら成長する世界かの違いです。
ところが…本日の日経トップの石油化学の再編の様に…日本人のイワシ民族意識が露呈しています。官主導の横並び意識の経営者が、如何に多い事か…。住友化学の様にサウジでプラントを動かしたり…、東邦チタンのような計画も打ち出していない経営者は多いですね。結局、最後は追い込まれないと…決断できないサラリーマン経営者が多いのでしょう。カタルは1千万の年棒を諦めて…投資家の道を、探りました。その理由は様々ですが…、一所懸命に伝票を書いて仕事をしても、物理的にブローカーでは、手数料収入などが限られているためですね。年収は1億円止まりなのです。黒田君の様に10億台は不可能ですね。年収1億は、月間手数料が2000万円の世界です。1%として…20億円を毎月、動かす世界ですね。
30年以上も実戦で鍛えられれば…何か、できる筈。まぁ2010年の包括的金融政策は、ままごと気分で…白川さんはサラリーマンの域を出ませんでしたが、黒田さんは、本気かもしれませんね。本当は…夏だと思っていましたが、今回は原油価格が下がり、円高に振れた瞬間のタイミングでした。この原油価格、米国のシェールと、サウジの戦いですね。コスト的にサウジに軍配が上がりますが…この背景を突いての緩和政策です。なかなか良く考えられています。ただ5日の380億円のETF買いは、やはり驚きですね。この意味は実に大きなものがあります。
これまでの日銀は株価が下がると…ETFを買ってきたのです。しかし今回は高値圏ですね。面白いですね。この辺りにも…日銀の姿勢が感じられます。市場関係者はこのような行動を見て、総合的に相場観を形成させていくわけです。株は下がりませんよ。ただ不可解なのは…何故、野村証券や三菱UFJクラスをやらないのか? それほどの需要が発生してないのでしょうね。日経新聞には、黒田さん批判が溢れています。疑心暗鬼になっていますね。昔から、よく言ったものです。「強き相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育つのですね。」この懐疑の部分に…今の相場は位置しています。だから、その際に位置しているケネディクスは…ひょっとすると…スター株の座が…、既に確定しているかもしれませんね。
これは…いくら強気のカタル君でも、今は自信がありません。カタルは減らない信用買い残を見て…実は背景を疑っています。この信用残の大半は、ヘッジファンドの買いではないか…と言う淡い期待か…、真実かは分かりませんが、低金利だから…この見方もあり得ますね。信用買い残があるうちは、信用規制が入りませんからね。空売りが入り取り組みが拮抗すれば…直ぐに規制の対象です。このケースは非常にレアです。カタル経験があるかどうか…記憶を探るのに苦労しますね。
昨日の相場は、為替がぶれたので…先物から流れが変わったようです。535円は入りませんでしたが、540円まで買えました。これで予定数は完了です。あとは、どうやって更に株数を増やすか…。テクニックを利用しないと駄目ですね。貧乏人は…欲しい株があっても、気軽に買えません。トホホ…。300円を割れているシャープも…面白そうですものね。
通常、ケネディクスの高値保ち合いの「放れ」のパターンですが…、強弱感が対立して右肩上がりの小さなコマが普通ですが…、ケネディクスのケースはどうも…。カタルの予測がよく外れます。でも昨日の大幅な陰線は…合図かも知れません。今日は高寄りし…下に行き539円で止まり、現在は559円ですね。一気に575円を抜ければ…相場のスピードアップも…考えられます。残った輩を振い落すには…スピードを上げると、腰が引けますからね。カタルは当初から年末年始、ピークは来春から初夏にかけて…との読みをしています。それは企業業績の推移の読みから来ています。その後はお決まりの調整を入れて、再び年末年始の相場に突入するパターンを描いています。天井は高く、4桁は最低ラインと確定しており、2000円辺りが妥当株価と考えています。あとは政策が炸裂すると…一気に4000円から1万円と…最初から予想していますね。皆さんには…本当の相場を…、味わってほしいと願っているのです。
資産効果…つまり信用創造とは…このようにして、人々の心が変わると…時代観を感じて欲しいのです。そうして大儲けしたら…また気に入った先に、寄付をしましょうね。1億なんて言わずに、10億円単位で寄付が出来れば…それなりに、社会貢献ができるでしょう。ほら…カタルは楽天家でしょう。先日まで追証で苦労していたのに…。こんなバブル人間が浮かぶ世界が、本物の躍動感がある成長の世界ですね。二宮金次郎の清貧思想は嫌いです。因みのカタルの祖父は米吉、曽祖父は文次郎です。金次郎なんて名前も面白いですね。
ハローウィン緩和を受けた…スター株の誕生が…待ち望まれます。買わなくても良いですが…この時期の空売りだけは避けた方が良いですね。だって無限の資金を誇る日銀様が5日の高値圏で、株式購入しているのです。株が高いとか、安いとかと言う次元の低い問題ではありません。国家戦略で株価を上げるのですね。先ずは信用創造と…カタルは日本の立ち直りのキーワードを掲げていた通りの政策の実行なのですよ。これでガンガンの強気にならずに…いつになったら、イワシ民族の日本人は強気になるのでしょう。
何故、野村や三菱UFJの株価が暴騰しないのか…不思議な気がします。ようやく、カタルが述べていた世界が、実現されるのです。金持ちは保守的に三菱UFJと外債投資をすれば間違いはありません。当然、不動産も買いましょう。貧乏人は次元の低い位置で円安の物価高を批判すればいいのです。その陰でトヨタは2兆円ですね。トヨタはその余資をロボット開発にぶち込めばいいのです。重工はMRJからロケットですね。クラウドが開花しますよ。目先、富士通は業績が低迷していますが、NECと共に飛躍期を迎えますね。こんな事は決まっている話です。問題はスピードなのですね。007もJ・TECも忘れないですね。
それではまた明日。年がら年中、同じことを言っているなんて…馬鹿にしないですね。馬鹿は馬鹿なりに…精いっぱいの努力をしています。僅かな揺れに怯んではなりません。儲けるとは…人を信じる者と、書きますね。
投稿者 kataru : 2014年11月07日 11:21