今日の市況(2014年11月11日)
かたる:APECで日中首脳会談が実現したと言いますが…「凍て付いた握手」と表現されているような関係です。きっと根強い相互不信感が背景にあるのでしょう。カタルもラオックスは買う気にならず…どちらかと言えば嫌いですからね。中国資本と言うだけで怪しいものを連想します。でもGDP2位と3位の経済大国なので…関係の修復が急がれます。同時に未来に向けたステップ造りの為に、中国共産党幹部の若手と日本の官僚の相互留学制度を設け、たゆまぬ努力が必要かと思われます。日本が若手官僚を米国に派遣するように…中国からも共産党幹部の若手を招き…相互理解を促進させるパイプ作りが欠かせないように感じますね。東京に上京して間もなく…中国の留学生を支援する自転車屋さんをお客にしようと…何度か通いました。彼は日本での中国人の身元引受人になり、中国の留学生を支援していましたね。このような草の根レベルの活動も重要ですね。
ハローウィン緩和の波及度合いが、意外にも弱く感じるのはカタルだけでしょうか…。なかなか人気株が誕生しません。野村証券の動きも鈍いですね。まぁ、このクラスの株ですから、仕方がないと言えばそうなのですが…。政策状況をみると、カタルが上京して初めて…の好環境ですね。問題は日本の経営者の意識レベルの改善です。未だに、この意識改革が浸透してないように感じます。あの三菱電機も不採算部門を切ろうとはしていませんからね。取捨選択の難しさを感じます。だいたい重電各社が家電部門を持っている意味が理解できません。日立、東芝、三菱電機…。日立なんかは…鉄道車両から自動車部品など幅広い展開ですからね。世界レベルで見れば…どれも中途半端な展開に見えます。
東京に住んでいると…都内には空地の多い事。利用もされない広大な都保有の土地が眠っています。その反面、東京都は債券も発行しています。今度は外国通貨建てのものを計画していると言います。いい加減に…国もそうですが、資産売却を進め借金を圧縮すべきですね。ROE経営は、何も民間だけに限りません。総資産経営の意識改革は、法人税引き下げに見合う財源確保の為に、考えられている外形標準課税の導入で変化するかもしれません。西武型や楽天方式の経営が通用しなくなります。
昨日、ケネディクスは、3Qの決算を発表しました。数字は作為的なものですから…経営者次第なのですね。しかし本来、円安で儲けている企業もそうですが…儲かっている企業ほど…内部留保を優先させるものです。表面上の利益計上など…あまり意味を成しませんからね。素人は表面の数字しか見ませんが…。それより驚いたのが、10月31日現在で1兆4773億円のAUMを達成してと言います。9月末現在のAUMは1兆2392億円ですから、2381億円も、僅か1か月で組成したことになります。豊富な在庫があるから成せる業ですね。しかも消費税は引き上がっているのです。決算短信にもコメントしてありますが…予想通り外資系資本の動きが、円安で活発化しているようです。
ハローウィン緩和の影響は、これから出てきます。地銀各社が統合されている様に…効率化が重視されますね。昨日も、日銀は380億円のETFを買っているのです。余程の馬鹿でない限り、不動産投資と株式投資に力を入れるわけです。このペースはどんどん加速されますよ。不動産に入れ替えを進めるだけで…膨らむAUM残高ですからね。
新規の買い入れもしますが…証券マンは、この意味が分かりますね。ケネディクスのAUM残高は、証券マンの預かり資産残高になります。3億程度の預かり資産で、月間の株式手数料1000万円を叩き出すのは大変ですが、10億、20億になれば…そう難しい事ではなくなります。カタルはコンスタントに1000万円を叩き出していました。それは預かり資産が、儲けでどんどん膨らんだからです。100円割れのケネディクスを買って置けば、3億が、5倍の15億ですね。今からでも遅くありません。10億円ある預かり資産が、5倍、10倍になる可能性は、非常に高いですからね。50億、100億あれば…手数料の5000万程度は、達成できることになります。カタルの最高レベルは此処でした。売買代金が増すと…上限の手数料は打ち切りですからね。昔とは違います。2700万の手取りが最高でしたね。当然、月間の話ですよ。先輩の記録の1億を目指しましたが…達成を出来ませんでした。所詮、3流なのでしょう。
何故、僅か1か月で、2000億円規模のファンドを組成できるのか?
この背景を、よく考えると分かりますね。5%の利回りが、現在は2~3%だと言います。まぁ、Sクラスの物件の話しらしいですが…、世の中の仕組みは、みんな一緒です。先ずはトップが動き、だんだん輪が広がります。SクラスからAクラスへ…更にB…と、輪は広がるのですよ。ハローウィン緩和から、ケネディクスの売買出来高が落ちないでしょう。それは適度に、新規のお金が入っているのでしょう。しかし重く感じますね。当たり前ですが…カタルは昨年、何度も、この壁を目指し、挑戦し、そうして敗れています。ようやく…日銀はアクセルを踏み込んだわけです。イメージ通りになって来ましたね。
株はみんなそうです。初めは、チョロチョロ…なのです。やがて弱火も継続すれば…沸騰しますね。皆さんの多くが…この沸騰している株に、手を出すわけです。日本通信の4ケタを買うようなものです。だから…火傷をするのですね。そうしたら「ジェイス」があるから、J・TECに頼み、人工皮膚を培養してもらい、移植しましょうね。そうすれば…生き延びられます。多少の火傷なら治りますよ。だから心配せずに、ガンガンと最後までやればいいだけの話です。今はディーリングの影響でしょうが…557円の3694万株で、やはりオーバーの売り物は842万株あります。外資系ファンドには、丁度いい売り物ですが…新規のファンドの参加があるのでしょうか?
50億円程度の組み込みですからね。2億6500万株程度の発行済み株式済み株式総数なので…、少し規模は小さいですが…、序盤相場の手掛かりとしては…良い対象ですね。スター株に、育てましょうね。後場から100万株単位で、何度か買いを入れれば…引けにかけ、走り出す可能性はありますね。勿論、現物ならどんどん玉を沈めることです。1000万株程度なら、個人の証券マンでも、玉を沈めることが出来ます。証券マンの器を大きくさせる切っ掛けになるでしょう。業績分析は、週末にしようと思っています。株価は下げません。たぶん横ばいか…間もなく上昇でしょう。別に619円を切ってから買っても構いませんよ。このラインは重いでしょうから…スピードを重視する人は、待てばいいですね。
毎日、ケネディクスばかり取り上げるわけに行きませんが、もう道は決まっていますからね。どうでも良いのです。昨日も日銀様が380億円を組み入れていますが…年間3兆円ペースと言う事は…2500億円規模の株を、毎月、買うのです。営業日は20日ほどでしょうから、3日に1回は、買い入れを実施しなくてはなりません。なかなか下がりませんよ。これに加え、今度はGPIFですからね。嫌でも、日本株は上がりますね。バブル当時、1000円以下の株が市場から消えました。円安は続き…低位株も市場から消えますね。これがヒントです。300円以下の株は、何でも構いません。「みずほ」などは安いですね。長く200円を挟んだ攻防を続けています。しかも…低位株なのに…7円配当だって…。「どうしよう。こんなに儲けていいのかな?」と…呟く場面が、きっと来ますね。
おじいちゃん、おばあちゃんの定期預金を解約して、みずほ株を買いましょうね。3年程度で、500円ラインが見えるでしょう。3年定期だと思って、現物で買って置けばいいのです。こんな事は常識ですよ。最後に、日揮のケースも1年以上…待たされました。今回のケネディクスに、非常によく似ています。その当時の日揮のチャートを掲示しておきますから動きを参考にして下さい。今日はこれを作っていたので…アップが遅れました。それでは、また明日。
投稿者 kataru : 2014年11月11日 12:00