今日の市況(2014年11月14日)
かたる:多くの人は素人のレベル、ディーリングをやって、儲けている若者もある意味で素人です。理由は巨額の資金になると、目先のディーリングが通用しなくなります。先物などを利用するのでしょうが…所詮、情報力では大手ファンドに負けますからね。ヘッジファンドが強いのは政策当局に近い人脈があるからですね。今回の解散はどうなるか分かりませんが、下準備は、小淵さんのゴタゴタがあった時に、既に構想が練られていたのでしょう。
昨日述べたように…市場は消費税の順延を歓迎しているようですが…。カタルは計画通り実施するか、又は半年遅らせ、サービス産業に配慮すれば…それで充分だと思いますね。更に、選挙には反対です。日銀の追加対策が遅れたのですね。だから数字が改善しなかったのでしょう。カタルは夏にも実行と思っていましたが…。この3か月程度のタイムラグが、どう響くか…。やはり株価は正直です。
ただハローウィン緩和を実施したのにも拘らず…指数絡みの銘柄だけの総花的な展開になっていることが、少し気掛かりです。この背景は…金融政策だけでは、日本の再建は難しい…との見方もあるのでしょう。ただカタルは、この考え方には組しません。ラストリゾートは、何でもできるのですね。昨年の4月から…相場は基本的にボックス相場です。今年春に日経平均株価は大きく下がりましたが…消費税引き上げの腰折れを懸念していたのでしょう。カタルは1%ずつの引上げを主張していました。ただ…ようやく異次元緩和効果が、実態経済に波及し始めているように感じます。その動きがダヴィンチなどの不良債権物件の処理加速ですね。
本日の「あおぞら」、おそらく「りそな」などの最終ランナー組も、バブル期の処理を終えるのでしょう。実に25年ですからね。政策当局は、猛反省をしなくてはなりません。やはり、りそなは「破たん処理」をすべきだったのでしょう。あの時に救ったのは間違いだったのでしょうね。この考え方は大震災にも言えます。フクシマの原発被災者に諦めてもらい、第二の人生を歩んでもらった方が、どれだけ経済的な効果はあったか…分かりませんね。おそらく被災者自身も、精神的にも救われたはずです。成田闘争と…同じ発想の政策概念が存在しますね。ストーカーも…心理的なアドバイスをして加害者に対し、精神科医に強制的に受診させ、法律で治療を受けさせるようにすれば良いのですね。人間、諦めることが、大切なこともあります。失敗したら…その失敗を認め、やり直せばいいのですね。カタルがベンチャリから、学んだ教訓でもあります。カタルはしつこいですからね。まるで韓国人の血が混じっているようです。おそらく…先祖は、大和の時代の渡来民族なのでしょう。
007は、2010年春からの注目銘柄ですからね。完全に外れていましたからね。そりゃ、あの時、任天堂に見捨てられるとは…考えても、いませんでした。でもこの厳寒時代があったので…これから始まる黄金時代に繋がるのでしょう。今回は何故か、株価の反応は乏しいですが…ルネサスは、車のマイコンでは世界トップですからね。その会社と組んでIVI対応にQBが採用されたと言う事は、それなりの評価を受けたのでしょうね。何しろ命を預かる車の部品ですからね。タカタのエアバックが大問題になっていますが…車に採用されるのは、大変な事なのですね。しかも一度、採用が決まれば…長く収益化します。ゲームの利益と、自動車部品の利益では、利益の質が格段に違います。
もう一つ…J・TECですが、予想通り悪材料出尽くしの展開になりそうですね。IPS細胞での培養技術は…大きな広がりが見えてきました。本日の記事もそうですが…遺伝子操作するうえで、問題の細胞を培養できるかどうかで…薬の開発スピードが大きく変化します。この評価が、今までのカタルにありませんでした。なにかJ・TECは、宝物に見えてきましたね。もともとはフィルムからの技術移転ですが…きっと、良い会社に育つでしょう。
そう言えば…、しばらく株価も見てなかったホトニクスですが…。株価位置が、いつの間にか大きく変わっていましたね。昔は2000円から3000円前後の往来相場だったのですが…最近は光絡みの技術進化があり、需要が増しているようです。研究開発型の会社で、儲けに疎い企業ですが…カタルが歩合セールスとして、株価を大きく持ち上げようと思っていた会社です。トヨタを蹴った学生は、今もホトニクスに勤めているとすれば、そろそろ部長クラスでしょうか? トヨタが、ホトニクスの株を持つ切っ掛けを作ったエピソードを、いつか紹介しましたね。007はホトニクス型かもしれません。何か共通項を感じますね。
さて、ハローウィン緩和から2週間が経過します。基本的に大きく跳ねた株価位置が地相場に変わる時間推移ですね。この意味は、少し解説が必要かもしれませんね。カタルの経験則では追証の時もそうですが…相場が上でも下でも、新しい株価位置が市場から信任されるまでの時間が、概ね2週間程度…必要だと言うものです。だから株価が急騰したら休まねばなりません。無理して仕掛け続けると、一時的な株価位置になります。日本通信も富士通もやり過ぎです。無理をすれば、その咎めを受けるのが常識ですからね。だから高値保ち合いも、また楽しいのです。ディーリング派には申し訳ないが…僅かずつ下値を切り上げるパターンが最も強いとも言えます。
そうそう、最近、グリーに変化の兆しが感じられます。カタルは自分の見方の誤りからこの銘柄を諦めましたが…、まだ読者の中には、諦めが悪く持っている人が居るかもしれません。おそらく、一連の騒動から、新しいステップに入り始めたと考えています。この株も謎ですね。何が謎かと言えば…空売り残ですね。ひょっとすると、田中さんのヘッジか、彼からの貸し株か…何か背景があるのでしょうね。おそらく次の株価上昇は地相場での相場になると考えています。地相場とは地に足がついた本当の実力での株価上昇と言う意味ですね。フロックではない筈です。動きがあるから楽しみですよ。
シャープもそうですね。既に300円割れから卒業しそうですが…この辺りなら大きなリスクはありませんからね。応援したい企業の一つです。さて最後に、定番のケネディクスですが、なかなか抜けないでイライラしているかもしれませんが…ボックスを抜けないようでは…、一度、下げるのも手です。500円割れを演出してから、急騰シナリオを選択するかもしれませんね。まぁ、仕掛け人の意向次第なので…、どの道を採用するか分かりませんが…、僕なら、その選択肢も考えます。そろそろ玉は吸い上がっている筈です。カタルも、もう直ぐ期日なのですね。カタルは継続的に買っており、300円前半のものは全て現物化しましたが…。500円前後で買った信用の期日を、これから迎えます。でも振るなら…、一度、600円辺りまで持ち上げてから…振った方が綺麗ですね。どの道を選択するのでしょう。まぁ、既に4桁は確定していますが…。途中経過は、いろんな道がありますからね。このモッタリ感も…なかなかの魅力です。
リクルートの減益報道ですが…、再建主の意向を反映した創られた数字だったのでしょうか? よくあるのですね。上場する為に数字を作ることは…でも良い企業でしょう。もし大きく下がれば、カタルも参加します。でもおそらく下がらないと思っています。本当に解散をするのでしょうか? この大切な時期に政治の空白をするのは…どうも頂けません。黒田さんのハローウィン緩和が霞みますね。彼は消費税引き上げのお膳立てをしたつもりだったのでしょう。遅れたとはいえ…彼の選択は正解だったと考えています。しかし安倍さんも、切れが鈍ってきましたね。きっと反対勢力の巻き返しが強いのでしょう。日本って…本当に、自ら思い切った改革が実践できるのでしょうか…。やはり危ういですね。
先ずは信用創造で…夢を与え、行動を促さないとなりません。だからデフレから脱却のシンボル銘柄は、25年の積年の恨みが爆発するのですね。やはりケネディクスは、「1300兆円の逆襲」銘柄としての器を、備えている様に感じています。楽しみです。
錦織君は良かったですね。フェデラーには完敗しましたが…楽しみが増えました。相撲も楽しいし…相場なんか観ているより…今日は青空だから、お散歩でもして、空を見上げましょうね。流星群はどうだったのでしょう。「火の玉」流星なんか…観てみたいですね。それでは…また明日。
投稿者 kataru : 2014年11月14日 11:11