今日の市況(2014年11月25日)
かたる:人々の心は目先に揺れます。本日は太陽光などの買い取り再開報道を受け、サニックスが人気になっていますが、世帯当たりの1000円負担が現実に向かうと、世論も変わり、原発廃止論者は、どう論理を展開するのでしょう。電力は経済活動に欠く事の出来ないコストですからね。ドイツでは負担増に耐えかね、方針を転換しつつあります。基本方針としてカタルも自然エネルギーへの転換は賛成ですが、現実はなかなか理想通りには進みませんからね。太陽光発電業者は国民の負担による収益なので、その利益構造を公に示すべきですね。会計開示が基本でしょう。儲かるからと…異業種から参入した人達は、経営者としての資質を疑います。(ソフトバンクは擁護ですが、ハハハ…。)
同じように、日経新聞の効力は大きいようで、カタル銘柄のJ・TECが、今日は再生医療で株価が飛んでいましたね。こんなところは買わずに…下げたら買えば良いのですね。もともと人工臓器製造の時代は、必ずやってくるし…そこでネックになるのがコスト問題です。技術的には出来ても、コスト負担に耐えられず現実化していない技術は、山とあります。超電導線など…も、その一つですね。細胞培養を如何に低コストで成し遂げるか…これが決め手のなるのでしょう。カタルが見ている中では、やはりJ・TECは人工皮膚や人工骨、ジェイスやジャックを既に実用化していますからね。今度は網膜です。このようなスマート・コミュニティー分野の技術進化は、目覚ましいものがあります。とくに遺伝子治療の分野では、続々と解明が進んでいますね。面白いのは腸内細菌が自閉症患者に影響を与えているとの報告もありました。
でも先ずはお金が必要なので…日本にとって必要なのは、清貧思想からの脱皮ですね。三菱UFJは野村証券の比べ、自社株買い効果からか…株価波動は強いですね。みずほも必ず、上がってくるでしょう。サニックスの様に仕掛け筋が残っている株は、時々買われます。以前カタルが推奨していたJVCKWなども…その口ですね。多くの人は株価が上がらないと、「買う」と言う行動に出ませんが、上がる銘柄は事前に決まっているのですね。問題はタイミングなのです。仕掛け人が動いても成功するとは限りません。このJVCKWなどは失敗事例ですね。先を見込んで仕掛ける訳で…数か月先の経済動向や相場環境に成否が掛かっているからですね。
ただこのような仕掛け銘柄を、安値の時に買って置けば、必ず復活するものです。一例を掲げるとグリーなどは、その候補でしょう。最近、カタルが時々、採り上げるシャープなども、そうでしょうね。本日の日経新聞に登場したJ・TECなど、カタルは事前に買い増しを薦めていましたね。今日の株価なら、007もそうですよ。カタルは先日、1400円の所から、何度か買い下がっています。そう言えば、来月期日を迎えるとか…。前回も1800円ラインの買いも現引きしましたね。トホホ…。カタルも、高い所で買っているものです。
基本的に移動平均線からの乖離には、注意を払わねばなりません。乖離が開くと言う事は必ず調整があると言う事です。だからケネディクスに、ガンガン強気のカタル君も、今はおとなしく…時間調整を望んでいます。あと2週間程度、投票明けに動けるように…。今は、そっと…暖かく見守って欲しいのです。カタルはボックス予想の下で行動しています。高くなれば売るし、安くなれば買います。何しろ、年がら年中買っているものですから、信用の期日は、ドンドンやってきますね。基本構想はクロスをして利益を出して、買い増しを続けているイメージです。
ほら…株価が上がって来たでしょう。ラオックスに、リクルートは、今回のカタルの注目銘柄です。カタルは資金力がなく両者とも見送っていますが…証券マンなら、二つとも手掛けていますね。ラオックスは160円からだから…100円幅を超えましたね。効率の観点ではケネディクスを上回りますね。まもなく2倍ですからね。あの時に、何度か述べましたね。200円、300円台に成ったら買いたくないが、今なら買えると述べています。つい最近の話ですよ。別に実績を、ひけらかすつもりはありませんが、ブツブツが良く言っていましたね。「最大の好材料は、株価が下がることだ」…と、よく述べていました。カタルもその通りだと思います。
来年はきっと長く休んでいた大手銀行株中心に、野村証券などが賑わう相場展開になるでしょうね。異次元緩和からハローウィン緩和は、その事を示しています。やっと儲かるから…と言って、ヤレヤレと銀行株を売っては駄目ですよ。逆ですね。ようやく順番が来たと…買い増しをすべきです。ケネディクスと同じですね。おそらく多くの読者はようやく儲かると…昨年後半に買った600円割れの580円前後の買い値のケネディクスを売っているのでしょう。この揉み合いが長ければ…長い程、痺れを切らし売ることに成ります。
今日も19日の669円を、クリアできませんでしたね。20日も667円まで、今日は今の所は、662円までです。このイメージは良い感じです。でも600円を割れるかどうか…。上がる直前に、一旦、仕掛け筋が、600円割れを演出するかもしれませんが…恐いものは、何もないですね。多くの条件が好転しています。でも選挙は魔物ですからね。やはり結果を待ちたいのです。
NSWの様に、一旦、株価波動が変化すると…しばらくは慣性の法則で株価は動きます。だから転換点を見極めるのが、大切なのですね。どの株でも原理は一緒です。今日は日経新聞の報道で高く始まりましたが…J・TECのこの決算を受けての上昇は、意味があります。もともとカタルも減額修正を予想していました。今の所、J・TECは6月19日に付けた1977円を抜かないと、株価波動は転換しません。短期投資をする人はそれまで我慢です。ケネディクスは既に619円の関門を抜きましたね。だから新しい株価波動に突入していますね。此処で、もたつくのはセオリー通りの展開です。選挙結果後に…、一気にストップ高になると良いですね。そうして849円の壁を抜きます。
ようやく25年に及ぶデフレからの脱却が始まるのです。ケネディクスは、まさに「デフレ脱却」の象徴的なスター株の素質を、秘めていますね。何しろ来年は2兆円ですからね。このように多額の積み増しが、可能になる経済環境なのですね。ブラックストーンは世界を代表するヘッジファンドです。1000億円規模で行動を起こせるのですね。ケネディクスの株価650円として、時価総額は、たった1726億円ですね。これで2兆円もの資産を動かせるとなると…。やはり魅力的な会社ですね。時代はアベノミクスの主眼、デフレからの脱却です。
三菱UFJを保有の皆さんも…長くお待たせしましたね。ようやく日本の成長路線の始まりです。選挙が終わると…一気に野村を始め、一斉高する展開をイメージしている今日です。既得権勢力からの茶々を、選挙により一掃できますから…。一気にTPP交渉も加速するでしょう。やはりケネディクスに、死角は感じられませんね。ただ株式教室に書いたように、来年は米国のマネタリーベースの減少が、現実となって現れます。この点への配慮が、やはり欠かせないのでしょう。しかし今は踊る阿呆に、軍配が上がると考えています。
最後にNSWは、なかなか良い株ですが…板が薄いので、下値になったら買いを入れてくださいね。無理して上値を買わないようにしましょうね。この手の株は売り物がある時に買わないと買えません。もし買いたい人が居たら、売り物が出たら買えば良いのですね。人間は面白いもので、株価がもたつけば…必ず売る人が出てきますね。勢いが止まれば、必ず、株は下がるのです。既に方向転換していますから、株価が大きく下がることはありませんが、多少は緩むものですね。この考え方は全ての株に共通しています。ケネディクスだって…売りたい人は大勢いるでしょう。おそらく、しばらくはボックスの筈です。
今日はくだらない、個別銘柄の動向を多く採り上げました。多くの人はチャート論などに関心を向けますね。しかし株価の本質は「時代の考察」に尽きます。今の流れが、どのような時代を反映しているかですね。株式投資の本質は「時代の先読み」なのです。更に…ブツブツは、述べていますね。株価が下がることが最大の好材料だと…、故に新しい相場の芽は、常に下値圏の株価から生まれます。何を述べたいか…分かる人には理解できるのでしょう。それでは、また明日。
投稿者 kataru : 2014年11月25日 10:55