今日の市況(2014年11月26日)
かたる:野党勢力の自滅から組織票を持つ自民党有利が聴こえてきますが…本当なのでしょうか?前評判と言うは、余り、あてになりませんからね。「これしかない、解散」と言う言葉は、その通りだと思いますね。理屈上、マネタリベースを増やし、資産効果から貨幣価値を下げ、流動性の罠から抜け出さないとなりません。結局、社会主義と資本主義が戦い、資本主義が勝利したのは、市場原理による当たり前の理屈ですからね。それを無視して給料を上げる道より、地価を下げる道を選んだ重大なミスを、過去に宮澤や橋本などの政権が行ったことが、間違いの元でした。「りそな」を見れば分かりますからね。もう米国は、あの深刻な経済危機から立ち直りつつあるのです。それに引き換え、日本の清貧思想は…やはり農耕民族の血でしょうか?
安倍政権には不満もあります。でも今までの政権のなかで、最もまともな政策の選択を実施しているように思います。政策論を論じるのは簡単ですが、実行は数々の抵抗があり難しいのでしょう。利害関係が対立しますからね。ましてJA改革などは、組織そのものを否定している訳です。でも当たり前ですよ。此処まで日本の農業を食い物にしてきたのです。きっとクラウドが発展すると、様々な中間的な組織は必要なくなるのでしょう。日本の物流システムは優れており、ヤマト運輸や佐川は(非上場ですからね。)素晴らしい成長企業かな?…とも考えていますね。トラックはその内、みんな自動運転の対象でしょうね。人など必要なくなりますね。だから…少子高齢化は、飛躍のチャンスに見えますね。
証券マンは、SF映画を観たり、漫画を読まなくてはなりませんね。未来産業にマッチした企業を探し、夢を託せばいいのです。そう言えば…アップルの時価総額が7000億ドルだそうですね。すごい規模です。小さな国のGDP総額より、大きな時価総額ですね。上位20位のスイスのGDP総額は6500億ドルですからね。アルゼンチンやスウェーデンより、大きな価値なのです。国家の壁って言うのは、何れ崩れるのでしょうね。
昨日、再生医療関連で、カタル銘柄のJ・TECが高寄りをして、そうして沈みました。仕掛け人が存在してないのですね。でも良い素質を秘めている銘柄は、限られるのです。自分で調べてみるとよく分かります。みんな「帯にたすき」の関係です。100点満点の会社など…ないですね。
例えばカタルが力を入れているケネディクスも、今回はノンリコースの選択が目立ちます。カタルは現場に居るわけではないので…どの程度の金利負担が上乗せされるのか分かりませんが、理屈上は保険機能を貸し手が負担しますから、金利は高い筈ですね。更に単独より共同投資が目立ちます。故に安全性は増していますが、上昇力は単独に比べ鈍ります。これは前回の学習効果ですね。魔坂の金融庁の方針が、ダヴィンチを消えさせ、ケネディクスを残しましたが…本当に紙一重だったのでしょう。あと数か月、あるいは金融庁の担当者の気持ち次第で、簡単にアウトの領域だったのでしょうね。まさに運命ですね。このような瀬戸際の経験が、今回は安全性を考慮する方針に変わっています。でも保険料を払うから当然、利益は削られますね。もっと積極的に動いて欲しいのですが…。人間と言うのは、やはり気持ちで動く動物なのですね。
ソニーが売り上げ目標を引き下げたとか…。この方針をどう見るかは意見が割れますが、何か、つまらない会社に見えてきたのは、カタルだけなのでしょうか? のれん代の一括償却とか…、安全弁を二重にも三重にも張り巡らしている様な格好です。その点は燃料電池車を一般販売するトヨタに「遊び心」を感じますね。あのボンボンは、なかなかですね。でも日本の在り方は少し異常です。例えば道路です。この度、京都では車道を減らし歩道を広げたようですが…、東京などは車を排除し自転車と歩道だけにすれば良いとも思っています。日本の政策って…どちらかと言えば、生産者有利に作られていますね。地方は車が必要でしょうが…都会は必要ありません。一律に飲酒運転を厳格に取り締まるのもどうかと考えています。田舎で運転代行などのサービスはないですからね。誰もいない道路なのに…。きっと中央集権体制の考え方も変化するのでしょう。地方創政の中で自由度のある予算配分を公約に掲げていましたからね。
相場は途中経過も大切なのですね。相場の形と言うか…。休み方と言うか…。カタルはケネディクスに対しては、ガンガンの強気を堅持しており、今日は安いので多少買っていますが、この休み方が問題でもあります。どのような休みの形を示すかにより、参加者の動向が推測できるからです。チャート論になりますね。J・TECもそうですね。通常、仕掛け人が存在しないと大幅高の後は、必ず下がりますが…もし高値保ち合いをして右肩上がりになると…新たな参加者の参入もあり得ます。だから休んでいる最中のチャートの形も重要なのです。007もそうですよ。現在は、1300円以下は、なかなか買えません。どうも値固めが進んでいるようです。
全体相場は崩れませんからね。何しろ日銀様が、3日に1回の割で380億円ずつ買いに来ます。これでは下がりようがありませんね。既に日経平均採用銘柄は、割高に見える銘柄が増えています。カタルがNSWを、ここに来て再び買ったのは、この手の株は希少価値の存在になってくるからですね。4ケタ以下に放置されている株には、見えませんね。来年には確実に4ケタの水準でしょう。NECは良い会社ですよ。クラウド環境の好調さは持続しますね。三菱UFJも良い形になって来ましたね。大手金融の株が上がると、全体相場が大きく変化します。ケネディクスと三菱UFJは、一緒のグループなのですよ。ただリスク度合いが、違うだけの話です。この理屈は、古くから読んでくれている読者の方は、いちいち解説しなくても分かりますね。
本当に、良い相場になりました。苦節25年、丁度、カタルが和光証券に入社して、今年で25年ですからね。カタルは…確か11月13日が歩合セールスのスタートでしたね。1989年の話です。あれから下がる、下がる、「♪毎日、吹雪ふぶき、氷の世界…」陽水の世界ですよ。今はバラ色相場ですね。こんな環境で儲からない人が居たら馬鹿ですね。確かに今年前半は消費税の引き上げを懸念し、大きく株価が落ちましたが…ハローウィン緩和で息を吹き返しました。カタルはケネディクスを取り上げていますが、世間一般は、三菱UFJが基準になります。
デフレ脱却の成否は、三菱UFJのPBR1倍の奪還です。おそらく来年は、一株あたり950円前後になるのでしょう。つまり4桁奪還が表面化して、初めて、日本はデフレからの脱却が成功するのです。これが一般的な基準ですからね。その時に、ケネディクスはいくらになっているのでしょう? 2000円かな…それとも4000円? まぁ、デフレ脱却のスター株ですからね。もっと高いかもしれませんね。そう考えると…現在の株価は安いでしょう。今なら600円台で…買えるのです。でも高値を買う必要はありませんよ。しばらくボックス相場なのでしょう。この「休み」が、未来の「高値」を生むのです。今は悪戯に…動かさない方が良いのですね。それでは、また明日。
あらら…。中国資本だから嫌いだって言ったけれど…やはり中国パワーは、すごいですからね。ラオックスは296円だって…。ほら、言ったとおりに300円台乗せは指呼の間ですね。600円台のケネディクスも負けないからね。選挙が終われば…爆発高だ!
投稿者 kataru : 2014年11月26日 11:11